コメディー映画のおすすめ作品を紹介
洋画コメディー映画おすすめ10選 映画ライターと編集部が厳選
映画ライターと編集部がおすすめする、洋画の中で面白いコメディー映画を紹介します。

パントマイムが特徴的なサイレント映画不朽の名作
チャップリンの映画は、文化の違いも時代の違いも乗り越える力がありますよね。台詞のないサイレント映画ですが、そのセンスは古びることなく、普遍的なおもしろさと感動に満ちています。
チャップリンの神業的なパントマイムで笑わせてもらった後、最後には感動のエンディングが待っています。笑いと涙が見事にブレンドされた一級の娯楽映画。映画史上の不朽の名作なので、一度は観ておいて損はありません。

ユーモアあふれる会話がただただ面白いラブロマンス
ロマンティック・コメディーの女王といわれたメグ・ライアンの全盛期の頃の代表作。共演はトム・ハンクスで、全編ユーモアにあふれた会話がたくさん。女優のメグ・ライアンがとにかくびっくりするほどかわいい!
トム・ハンクスは妻を亡くして男手ひとつで息子を育てるパパ役ですが、息子との掛け合いが微笑ましくもおもしろいです。最後はとびきりロマンティックな結末を迎えるので、カップルで観るには最高のハートフルコメディーでしょう。

独特の身のこなしで笑いが止まらない海外コメディー
「ミスター・ビーン」ことローワン・アトキンソンの代表作です。言葉ではなく身体を使ったギャグタイプのイギリスコメディー作品において、現代ではこの人の右に出るものはいないのではないでしょうか。
この人にしかできないドタバタの身のこなしや表情は、一度観たら病みつきになります。
ストーリーもわかりやすいですが、わからなくてもこの人を観ているだけでおもしろい作品なので、子供向けでもあります。なにも考えずに心から爆笑したい人にもおすすめですし、友達などと一緒にツッコミを入れながら観るのもいいですよね。
世界中で大ヒットのドタバタコメディー
本国アメリカだけでなく、世界中で大ヒットを記録した爆笑コメディー。親友3人組が結婚式前夜祭でバカ騒ぎをした結果、ひどい二日酔いに。翌日目が覚めると、とんでもないトラブルが起きているという内容。
トッド・フィリップス監督による作品で、続編の『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』、完結編の「ハングオーバー!!! 最後の反省会」もあります。
ジム・キャリー主演のヒューマンコメディー
ジム・キャリー主演、ペイトン・リード監督のコメディードラマ。主人公のカールは「ノー」が口癖になっていたが、出席したセミナーでどんなことにも「イエス」と答えることが良い人生を送るルールだと教え込まれます。「イエス」と言い続けているうちに好転してはきたものの……。
本作以外にも「マスク」「トゥルーマン・ショー」など、多くのコメディー映画に出ているジム・キャリーの名演が見どころ。
邦画コメディー映画おすすめ6選 映画ライターと編集部が厳選
続いて映画ライターと編集部がおすすめする、邦画の中で面白いコメディー映画を紹介します。

センスが光るホラーコメディー
ゾンビものの自主制作映画の撮影中に本物のゾンビが乱入。ハプニングをくぐり抜ける撮影スタッフたちの涙ぐましい努力が、おかしいやら勇気づけられるやら。
上田慎一郎監督はこの映画で一躍有名になりましたが、映画監督になるか、お笑い芸人になるか迷った時期もあるそうで、笑いのセンスが非常に高い人。そのセンスは海外でも絶賛されています。
最後には家族愛も盛り込んだ、ホラーコメディーの最高峰。登場人物が多いのですが、みんなアクの強いおバカなキャラばかりで観ていて飽きませんし、何回観ても新しい発見があります。

笑いと感動のバランスが絶妙なギャグコメディー
日本を代表するコメディー作家といえば三谷幸喜でしょう。三谷監督の映画作品ではこれが一番おもしろいです。ラジオの生放送ドラマのストーリーが、俳優のワガママやトラブルで次々と変わってしまうのがおもしろく、それを知恵と機転で乗り切る作り手たちの情熱が感動を誘います。
子供にもみせたい映画として親世代の人気も根強いです。人生もドラマ作りも思いどおりにはいきませんが、諦めずにやればきっと活路は開けると、笑いと一緒に勇気ももらえる元気が出る映画です。
キャストも豪華で、今ではハリウッドスターの渡辺謙が、泣き上戸なトラックの運転手役でコミカルな芝居を見せているのも注目です。
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コメディー映画の選び方
それでは、コメディー映画の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】年代で選ぶ
【2】ジャンルで選ぶ
【3】洋画か邦画か
【4】俳優で選ぶ
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】年代で選ぶ
よく知る年代の作品を選ぶのがおすすめ
笑いのセンスは、時代を反映します。コメディー映画は映画黎明期のサイレント時代から人気のジャンルで、数多くの名作が作られていますが、昔のコメディーと現在の作品を比べるとそのセンスは明らかに違いますよね。
ネタにされるものも、その時代の時事ネタや社会背景であったりしますし、自分が詳しい年代の作品を選ぶのがいいでしょう。
しかし、よく知らない年代の作品を観ることは新しい知見を得ることにも繋がりますので、たまには挑戦することをおすすめします。
【2】ジャンルで選ぶ
コメディー映画にはいろいろなジャンルがある!
ひと口にコメディーといってもタイプはさまざま。たとえば、ラブコメディーと『Mr.ビーン』のようなスラップスティック・コメディー(激しい動きや誇張した演技、発作的展開などを特徴とするくだらないドタバタ喜劇)はまったく別物です。
また、アクションコメディーやホラーコメディー、シュールな要素の強いブラック・コメディーなど、多くのジャンルがあります。
自分の好きなジャンルがなにかを見きわめることは大事ですが、どんなジャンルも一度は観ておくと新しい発見があるかもしれません。
【3】洋画か邦画か
洋画と邦画では、笑いのセンスが大きく異なる
文化が違えば、笑いのセンスも当然変わります。笑いはなにかしらの共通の知識を持っていることを前提にしたものが多いですから、文化の違いは重要。
もちろん文化の違いを乗り越える普遍的な笑いのセンスもありますが、アメリカのコメディーと日本のコメディーでは違いが明確にありますから、邦画か洋画かで選ぶのもありです。
文化を知れば知るほど、コメディー映画は家族で笑い、楽しめるもの。「アメリカのコメディーは苦手だな」と最初は思っても、徐々におもしろく観られるようになりますので、少しずつ観ながら学ぶといいでしょう
【4】俳優で選ぶ
輝かしい個性的で面白い俳優が勢ぞろい!
コメディーセンスは役者によっても変わるもの。映画史のなかにはきらびやかなコメディー俳優が数多く存在するので、役者によってコメディー映画を選ぶのもいいでしょう。
パントマイムの天才チャップリンはもちろん、その意志を現代に受け継ぐローワン・アトキンソン、マシンガントークならエディ・マーフィとロビン・ウィリアムス、顔面軟体動物ことジム・キャリーなど、それぞれの個性を映画でも存分に活かしていますよね。
最近ではシリアスな役も多いトム・ハンクスですが、実はコメディアン出身で、初期の出演作『ビッグ』でそのコメディーセンスをいかんなく発揮しています。
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未知のジャンルに挑戦! おもしろさに気づくことも 映画ライターからのメッセージ
多種多様なコメディー映画。自分好みを見つけよう!
コメディー映画は、古今東西たくさんあります。笑いのセンスは人それぞれで、時代や文化によっても異なるもの。ジャンルもラブコメディーやアクションコメディー、ホラーコメディー、ジョークコメディーなどさまざまです。
どんなジャンルも一度は挑戦してみて、自分の好きなタイプを探ってみましょう。今まで観たことのないジャンルでも、新鮮な発見があるかもしれません。
NetflixやAmazonプライムでも多くのコメディー映画を見ることができます。苦手なタイプの作品でも、観ていくうちにお約束のようなものがわかってきて、おもしろさに気づくこともありますよ。
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日本映画学校(現:日本映画大学)出身。 神奈川県のミニシアター「アミューあつぎ映画.comシネマ」の元支配人。 映画.com、ハフポスト、リアルサウンド映画部、シネマズPLUS、FILMAGA、アニメ!アニメ!など、ウェブの様々なところで映画について書いています。 好きな映画監督はケン・ローチとアッバス・キアロスタミ。