収納ボックスの選び方のポイント
まずは収納ボックスの選び方をチェックしていきましょう。ポイントは以下です。
【1】サイズと容量
【2】ハードタイプかソフトタイプか
【3】素材
【4】フタの有無
【5】デザイン
整理収納アドバイザー・佐倉玖弥さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりの収納ボックスを選ぶために参考にしてみてくださいね。
【1】サイズと容量から選ぶ
限られたスペースをうまく活用しながらものを保管するためには、収納したいものやボックスを置きたい場所に適したサイズを選ぶことが大切です。
そのため、あらかじめ収納したいものと収納ボックスを設置したいスペースの幅・奥行・高さを測っておきましょう。リビングや狭い場所なら奥行41cmまでが、インテリアにもなじみやすいでしょう。クローゼット内なら53~55cm、押し入れには66~74cm前後の収納ボックスが適しています。
また、ベッド下などにおくときは高さが低いものを選ぶなど、高さも確認してから選びましょう。
【2】ハードタイプかソフトタイプから選ぶ
収納ボックスには、大きくわけてハードタイプとソフトタイプがあります。
ハードタイプ:硬くて丈夫なため、収納するものをできる限り衝撃から守りたいときにぴったりです。耐荷重量が大きい商品や、積み重ねて使えるタイプのものがそろっています。
ソフトタイプ:軽量なのがメリット。高い場所に置きたいときや、さっと手早く動かして使うシーンに便利です。
【3】素材から選ぶ
収納ボックスにはさまざまな素材が使用されています。
プラスチック製は、中身が見えやすいクリアなタイプが便利でしょう。水・汚れに耐性がある商品も多く、アウトドアなど屋外でも使いやすいです。
ファブリック製の収納ボックスは軽くて扱いやすいのが特徴。折りたたみできるタイプが多く、通気性にすぐれているのがメリットです。
また自然素材を使ったものは、ナチュラルであたたかい雰囲気が魅力です。
【4】フタの有無から選ぶ
シーズンオフのアイテムなど、しばらく使わないものを収納しておくときは、ほこりや虫が気になることもあるでしょう。そういった場合は、フタつきの収納ボックスを選んでください。フタがあれば汚れが防げるほか、外から見えないよう隠して収納できます。
また、毎日のように使用するアイテムを保管するときは、フタなしの収納ボックスが便利です。サッと出し入れできて使いやすいでしょう。
【5】デザインもチェック
収納ボックスを選ぶときは、設置したい場所の雰囲気に合うデザインかどうかも大切なポイントです。インテリアと統一感のあるデザインの収納ボックスを選べば、おしゃれなインテリアにもなります。
ホワイトやブラック・グレーなどのシンプルな色味のものであれば、幅広いテイストのインテリアになじみやすいでしょう。またナチュラルな雰囲気を出したいときには、ベージュやブラウン系のカラーがぴったりです。
収納ボックス選びは用途と置く場所がポイント 整理収納アドバイザーがアドバイス
日常的に出し入れするものを収納するときは、少ないアクションで取り出せるものを選びましょう。
保管がメインの目的なら、ボックスの中の整理のしやすさも重要です。また、収納ボックス自体の移動時を考えて、中身を入れた時の重さや持ち手があるかなどもチェックしてください。
どちらの場合も、置く場所の寸法を確認し、設置可能なことを確認してからの購入が必須になります。
収納ボックスのおすすめ商品
おすすめの収納ボックスをご紹介していきます。
おすすめ9選【ハードタイプ】
ここからは、ハードタイプのおすすめ収納ボックスをご紹介します。
フラップ式は引き出しより省スペースで収納量があります。『カバコ』はフタを開けっ放しでも使え、閉めても半透明なため中身が一目瞭然です。衣類・雑貨・食品から、こどものおもちゃまで使いやすく収納できます。

たっぷり入るフラップ式
フラップ式の収納ボックスです。半透明になっているため、なかに入れているものが見やすくなっています。
奥行きが42cmあり、リビングに設置しやすいサイズ感です。
またじゅうぶんな高さがありトレーナーであれば7枚まで入るので、冬物やシーツなど、ボリュームのあるアイテムを保管したいときにも使いやすいでしょう。
アウトドア用品やDIY用品などを収納したい『トランクカーゴ・ロータイプ』。浅いため、入れたものが取り出しやすいのが特徴です。別売の仕切り板を使えば、小物の整理がしやすく使い勝手がアップします。

高さが低めで積みやすい
大きいサイズのトランクカーゴで、高さが24cmと低めに作られているのが特徴です。車内にも重ねて積みやすいほか、ラック下など、狭いスペースにも収まりやすいでしょう。
また、フタにはベルトガイドが設けられており、車の屋根に積むときもベルトでしっかり固定できます。
頑丈で耐荷重が100kgあり、アウトドアシーンではイスとしても使用可能です。
丈夫なキャスターつき大容量ボックス
71.9Lたっぷり収納できる大容量タイプのキャリーボックスで、ふたつまで積み重ねられます。フタの耐荷重が20kgあるため重ねても変形しにくく、長く使えるのがメリットです。
またキャスターがついているので、中身をたくさん入れてもらくに移動させられます。衣類や布団などを押し入れに収納したいときには、ぴったりでしょう。
アウトドアでも使える丈夫なボックス
屋内はもちろん、ベランダなどの屋外スペースでも使える大きなフタつき収納ボックスです。丈夫でイスやテーブルとしても使えるため、アウトドアシーンでも活躍。キャンプグッズなどを収納しておくのに向いています。
ふたつまで重ねて収納可能ですが、フタの縁がストッパーになって重ねたときにずれにくいのが特徴です。
スリムで省スペースな22Lサイズ
22Lの容量があるスリムなトランクカーゴです。小物をまとめて収納したいときに便利なほか、2Lサイズのペットボトルであれば6本入ります。
スタッキングも可能で、限られたスペースを上手に活用しながら収納できるでしょう。
シンプルなグレーやホワイトのほか、アウトドアにぴったりのグリーンややさしいブラウンカラーを展開しています。
側面からも出し入れ可能
50Lたっぷり入る、コンテナタイプの収納ボックスです。うえから出し入れするほか、側面2カ所も開閉できるのが大きな特徴。ボックスを重ねて置くときや横・縦の向きを変えて設置したときでも、ものを取り出しやすいのがメリットです。
側面の扉は全部開けるほか半分だけ開けることも可能。使わないときは、折りたためば厚み7cmになり、コンパクトに保管できます。
5段まで重ねられてマルチに使える
フタと側面扉がついた、収納ボックスです。容量30Lで、フェイスタオル約20枚やトイレットペーパー約12個が入ります。
耐荷重が約8kgあり、5段まで積み重ね可能。キッチンラックの下に重ねて設置すれば、調味料や食材などを保管するのに便利です。また洗面所でタオルや洗剤を入れておくのもいいでしょう。
側面扉は半透明になっているので、なかのものが見えると同時にほどよく生活感も隠してくれます。
イスや踏み台にもなる頑丈なコンテナボックス
耐荷重500kgと、耐久性にすぐれたコンテナボックスです。丈夫なのでアウトドアシーンではイスや踏み台としても使えます。また持ち手がついているため、片手でも運びやすいのが便利です。
家庭では、防災グッズや日用品のストックを保管するのにぴったりでしょう。500mlのペットボトルなら約20本入ります。
豊富なカラーバリエーションから選べる
前開きタイプの、キャスターつき収納ボックスです。フタは開いた状態で固定できるため、出し入れの際は手放しの状態でスムーズに作業できます。深型で、タオルやぬいぐるみ、ペットボトルなども保管しやすいでしょう。
スタイリッシュなブラックやホワイトのほか、イエローやブルーなどのカラフルなバリエーションもラインナップしています。
おすすめ11選【ソフトタイプ】
次に、ソフトタイプのおすすめ収納ボックスをご紹介します。
『ルーシー』の特徴は使う時だけ組み立てられるフレキシブルさです。予備のタオルや食品ストック入れに使い、中身がなくなればたためるのがいいところ。収納のお助けアイテムとしての活用がおすすめです。

コンパクトに折りたためるファブリックボックス
長方形型のフタつき収納ボックスです。通気性のいい生地は、サラッと心地いい肌触りが特徴。約28Lたっぷりめに入るため、衣類やタオル類、DVDなど幅広いものをまとめて保管しやすいでしょう。
使わないときは厚さ3cm程度に折りたたんで、コンパクトに保管できます。
ベーシックなカラーのほか、きれいなピンクも用意されています。
丸洗いできる収納ケース
やわらかいプラスチック素材を使用した収納ケースです。
500mlペットボトルが12本入る大きさで、使いやすい高さなので衣類の収納にも適しているでしょう。
ホコリや汚れが気になっても、プラスチック素材なので拭きとったり丸洗いできるのが特徴です。
ナチュラルなベージュカラーと丸みのある形状で、やさしい印象を与えます。
殺虫剤用のポケットつき
耐久性のある、麻風の布素材を使用したフタつきの収納ボックスです。
クローゼット内で使いやすい33Lサイズで、殺虫剤を入れるためのポケットもついているため、衣類を収納するのにぴったりでしょう。
淡いブラウンカラーのシンプルなデザインで、ナチュラルな雰囲気のインテリアなどに幅広く合わせやすいです。
使わないときは折りたたんで保管できます。
小物収納に便利なインナーボックス
棚などのインナーボックスとして使える商品です。高さが約16cmなのでベッド下などの狭い空間に設置して、靴下・インナー・子ども服などの小さいものを入れておくのにも便利。
コンパクトに折りたためるため、使用しないときは省スペースで保管できます。側面には取っ手がついているので、スムーズにものを出し入れしやすいでしょう。
おしゃれなキルティング素材のボックス
綿混合のキルティング生地で作られた、収納ボックスです。グレー、アイボリー、カーキの3種類を展開しており、こまかい雑貨類などをおしゃれに保管できます。棚やラックのなかに収納するほか、リビングや洗面所にそのまま置いて使用することも可能。
また、左右には持ち手がついており、持ち運びやすいのもメリットです。
おしゃれに目隠し収納
自然素材のラタンを使用した手編みのバスケットです。背の低いサイズで、キッチンではグラスやクロス類、洗面所ではタオルなど、リビングではマガジン類などを保管するのに適しています。また、積み重ねられる形状になっており、小物などを分類して収納したいときにも便利でしょう。
ひとつずつ編み目や色合いに違いがあるのも、手作りの魅力です。
子どもグッズから衣類までマルチに使える
3段まで重ねて使える、布製の収納ボックスです。前から出し入れするデザインになっており、窓ありと窓なしから用途に合わせて選べるのがうれしいポイント。フタのうえは面ファスナーでしっかりと閉じられるため、ホコリや虫の侵入もしっかり防げます。
ピンクやグリーン、オレンジなどかわいいカラーを含む9色から選べるため、リビングや子ども部屋など、場所の雰囲気に合わせやすいです。
小物をすっきり収納
アタというバリ島の自然素材で編みあげた、長方形の収納ボックスです。職人がひとつひとつ丁寧に制作した、繊細な質感が魅力。小物収納用に作られたコンパクトサイズで、パウダールームで化粧水や香水をまとめておくのに便利でしょう。
また、洗面所ではキャンドルやバスソルトなどを入れておいてもおしゃれに収納できます。
上品なナチュラル素材のボックス
天然素材のパンダンを使用した、ハンドメイドの収納ボックスです。イグサのようなソフトな質感が特徴で、上品で存在感があるためモダンテイストや和のインテリアなどに幅広くマッチします。
内側には不織布が貼られており、タオルや救急用品なども衛生的に保管できるでしょう。またフタには合皮レザーのリボンがついており、かんたんに開け閉めしやすいです。
アクセントになるアジアンテイスト
ヤシ葉の芯を棒状にした、「パームリディ」という素材から作られた収納ボックスです。バリ島産の素材を使用しており、アジアンな雰囲気が魅力。
正方形型になっていて、散らかりやすい小物やDVD・ブルーレイなどを収納するのに適しています。また、洗面所に置いて、ハンドタオルやフェイスタオルを入れておいてもおしゃれでしょう。
キャスターつきのダンボールボックス
丈夫なダンボール製の収納ケースです。軽量タイプでキャスターもついているため、移動もかんたんにできるのが大きな魅力。キャスターを含めても高さが23cmで、ベッドの下などにも設置しやすいでしょう。
ダンボールの端には特殊加工を施しており、手が切れにくいよう配慮されています。側面にはインデックスも印刷されており、中身をメモして管理しやすいです。
「収納ボックス」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 収納ボックスの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの収納ボックスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかの収納用品の記事はこちら
収納ボックスを活用してすっきり整理整頓
収納ボックスは、ごちゃごちゃしやすい小物やシーズンオフの衣類などを保管しておくのに便利なアイテムです。かさばりやすいアイテムもまとめて入れられるので、家がすっきりと整理整頓しやすくなるでしょう。
ハードタイプの商品は、丈夫で重たいものを保管しやすいほかアウトドアシーンでも使いやすいです。ソフトタイプなら、軽量素材を使ったものやコンパクトなサイズが豊富で扱いやすいでしょう。
今回ご紹介したおすすめ商品も参考にしながら、ぜひ収納ボックスを活用してください。
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家事の課題解決へ一歩踏み出す暮らしライター。 学生時代に、和裁・洋裁・料理など、家庭経営一般をみっちり学ぶ。 その中で、家事のおもしろさに気付き、暮らしを楽しくする資格を取得。 掃除、片付け、洗濯、料理、ガーデニングなど、日々の雑多な家事のお悩み解決のためのノウハウを執筆している。 目指すゴールは「楽してきちんと快適に!」