「mAh」と「Wh」との違いとは
ポータブル電源の容量を示す際に使われるのが「mAh(ミリアンペア時)」と「Wh(ワット時)」です。
ところが「mAh」は単に電流の量を示す単位なので、機器を使用できる時間の目安にはなりません。一方の「Wh」は電流と電圧を掛け算した消費電力(W)を1時間あたりに換算した値です。たとえば300Whのポータブル電源なら、消費電力が100Wの電化製品を3時間使える計算になります。
目的が「冬キャンプでの利用」だとしても、できる限り自然に近い形で過ごそうとしている場合と、電気毛布やホットカーペットを持ち込んで、快適な空間を作ろうとしている場合とでは、必要になる電気容量は全く異なることになります。
必要な容量を満たしていて、サイズや重さが苦にならない製品を選ぶようにしましょう。
500Whクラスのポータブル電源でなにが出来るか
災害などで長期にわたり停電などが発生する場合があります。災害対応は備えればキリがありませんが、行政や避難所などの体制が整う最初の1日2日の対応が出来るだけでも違います。
そんなときに500Whクラスのポータブル電源があれば、色々と対応する事が可能です。
携帯電話やスマートフォンなら数日にわたって使用する事ができるでしょう。当面の供給ができるので減災につなげることができます。
また、災害時だけでなくキャンプや登山などのアウトドアや普段使いにも便利。いざというときの備えやアウトドア用に持っておきたいアイテムです。
ポータブル電源の選び方
ポータブル電源には家電にも使える大容量のものもあれば、手軽に持ち運べて、日常使いの電子機器などの充電を目的としたものなどもあります。下記のポイントを抑えて、ポータブル電源を賢く選びましょう。
【1】容量
【2】出力ポートの数と種類
【3】ACの出力方式(出力波形)
【4】DCが対応している周波数
【5】防水・パススルー充電などの細かな機能
【6】サイズ・重量
【7】安全性
500Wh前後のポータブル電源おすすめ10選
ポータブル電源の選び方のポイントをふまえて、おすすめのポータブル電源を紹介します。
電気自動車と同じ三元系リチウムポリマー電池搭載
三元系リチウムポリマー電池を搭載しているのが最大の特徴です。この電池はリチウム電池よりも長寿命で充電効率がいいため、プリウスなどの電気自動車にも採用されています。また、BMS(バッテリーマネージメントシステム)とMCU(マイクロコントロールユニット)を組みあわせた独自技術で電圧や温度を管理しているので、安心して使うことができます。
444Whの大容量が約7時間でフル充電完了
電池寿命が長くハイパワーな三元系リチウムポリマー電池を使ったポータブル電源。大容量にもかかわらず、車中泊時や自宅に置いておくのにもスペースをとらないコンパクト設計が魅力的です。付属のカーチャージャーを使えば、約7時間でフル充電が可能。スマホも約30回充電できるのもうれしいですね。
DC出力の電圧を常に12V以上維持
純正弦波100VのAC出力ポートを2つ備えた、大容量のポータブル電源です。DC出力の電圧を常に12V以上維持するように動きますので、低電量でも問題なく利用できるのがポイント。ノートパソコンなら12回程度、タブレットなら20回程度の使用が可能です。
ボックス形状なので積み重ねて収納できる
「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いからつけられたブランドのポータブル電源です。リチウムイオン電池を搭載することでとてもコンパクトな形状を実現しています。軽量でコンパクトのため、使用しない時は収容しておくのも容易なのがうれしいですね。
最大電力200WでノートPCも余裕
キャンプや災害時に数日程度使用することができる大容量ポータブル電源です。スマートフォンなどの充電はもちろん、ノートPCも5回程度満充電できる容量があります。シガーソケットからの充電も対応していますので、お車があれば何度でも充電できるのがうれしいですね。
1.6時間でフル充電できる充電速度
「X-Streamテクノロジー」により、高速の充電速度を誇っているポータブル電源です。0から80%への充電は1時間以内、フル充電なら1.6時間で完了というスピード。「X-Boostモード」をオンにすると最大で10台のデバイスに同時給電でき、ソーラー発電も可能なので、アウトドア・インドアどちらでも使用できます。
専用アプリで電気残量・遠隔操作もできる
わずか1.6時間程度でフル充電でき、最大10台のデバイスに同時給電も可能、別売りのソーラーパネルを取り付ければ太陽光で充電もできるなど、いつでもどこでも電力が手に入る機械です。
また、専用アプリと連携させることで、スマートフォンで電力残量の確認や、充電後の通知、冷却ファンの操作などを自由に設定することができ、次世代電源として進化を感じられます。
長く安心して使える商品ならコレ!
電池寿命が長い「リン酸鉄リチウムイオン電池」をベースに、部品や設計面からも耐久性を向上させています。加えて、業界でも珍しい5年保証も付いており、メーカーの自信が伺えますね。
その他、100%フル充電した状態での保存することができ、非常時には充電だけではなく、ランタンとして使用するとも可能。防災用としても非常に優秀な商品と言えるでしょう。
ディスプレイがあって初心者にもやさしい
AC、DC、USB、シガーソケットの4種類の出力口を備え、ハイパワー設計なので、大容量の電力も必要とする電気毛布などにも使えます。
バッテリー残量はポータブル電源のディスプレイに表示されるので、ポータブル電源を初めて使う人たちでも、残量を確認しながら安心して使っていくことができます。
Bluetoothスピーカーつきの高性能電源
462Whの容量があり、防災用アイテムとしての容量も確保。キャンプやアウトドア、車中泊などさまざまなシーンで活用できるポータブル電源です。LEDライト(3パターン)やBluetoothスピーカーもついているのがポイント。辺りを明るく照らしてくれるライトと、ラジオや音楽を聴くことができるスピーカーは、災害時でもきっと大活躍してくれるでしょう。
「ポータブル電源」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ポータブル電源の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのポータブル電源の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
その他のポータブル電源・発電機もチェック
スマホやPCを数日間使用するなら
500Whのポータブル電源のおすすめ商品はいかがでしたか?
震災時やキャンプなどでスマホやタブレット、ノートPCなどを数日間使いたいなら、バッテリー容量が大切です。
容量500Whクラスのポータブル電源があれば、IT端末を数日にわたって使うことが出来るでしょう。
また、シガーソケットから充電できるモデルであれば、車のガソリンがある限り充電ができます。
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IT・家電ライターとして活動。PC、関連デバイスの記事に定評があり、様々な媒体へ寄稿している。電脳街の練り歩きを日課とし、常に情報収集(趣味)を怠らない。散財するのも大好きなので、新しいものが出るとすぐに飛びついてしまう傾向が強い。