「mAh」と「Wh」の違いとは?
ポータブル電源の容量を示す際に使われるのが「mAh(ミリアンペア時)」と「Wh(ワット時)」です。
ところが「mAh」は単に電流の量を示す単位なので、機器を使用できる時間の目安にはなりません。一方の「Wh」は電流と電圧を掛け算した消費電力(W)を1時間あたりに換算した値です。たとえば300Whのポータブル電源なら、消費電力が100Wの電化製品を3時間使える計算になります。
目的が「冬キャンプでの利用」だとしても、できる限り自然に近い形で過ごそうとしている場合と、電気毛布やホットカーペットを持ち込んで、快適な空間を作ろうとしている場合とでは、必要になる電気容量は全く異なることになります。
必要な容量を満たしていて、サイズや重さが苦にならない製品を選ぶようにしましょう。
Anker(アンカー)のポータブル電源の魅力
Anker(アンカー)は、中国の深圳市に本社を置く電子機器メーカーのハードウェア・ブランドです。Googleのエンジニアだったスティーブ・ヤンを中心に2011年に設立されました。
ちなみにブランド名の「Anker」はドイツ語の錨(いかり)にちなんで名付けられたと言われています。
バッテリーやUSBケーブル、スピーカーなどを開発しており、価格と品質を両立したコストパフォーマンスの高い商品が魅力です。とくにモバイルバッテリー関連に強く、スマホ用の充電機でお世話になっている方も多いのではないでしょうか。
このような同社の技術力を生かし誕生したのが初代「PowerHouse」です。PowerHouseの最大の特徴はなんといっても長く使える「長寿命」ポータブル電源であるということ。
バッテリーが長持ちするということは、内部電子部品の堅牢性やそれらをマネジメントするシステムなど、トータル的な技術力で長寿命を実現しているのです。
ポータブル電源の選び方
ポータブル電源には家電にも使える大容量のものもあれば、手軽に持ち運べて、日常使いの電子機器などの充電を目的としたものなどもあります。下記のポイントを抑えて、ポータブル電源を賢く選びましょう。
【1】容量
【2】出力ポートの数と種類
【3】ACの出力方式(出力波形)
【4】DCが対応している周波数
【5】防水・パススルー充電などの細かな機能
【6】サイズ・重量
【7】安全性
Ankerのポータブル電源おすすめ10選
ポータブル電源の選び方のポイントをふまえて、おすすめのポータブル電源を紹介します。
0%から80%の充電までわずか1時間30分
256Whの大容量と、純正弦波ACコンセントやUSB PD対応USB-Cポートを含む計6つのポートをコンパクトなボディに搭載した小型軽量モデルのポータブル電源です。AC出力ポートは純正弦波を採用しているので、家庭のコンセントと同じように電気毛布やミニ冷蔵庫、扇風機、テレビ、照明などといった一般家電を安心して使えるのがポイントです。
4つの純正弦波ACポートする大容量電源
最大出力716W、最大9台の端末を充電する事の出来るポータブル電源です。0%から80%までの本体への充電は約2時間30分ほど。急なお出かけなどでも安心です。また、省電力モードを搭載しているため、待機時消費電力が続く場合に自動的に出力がオフになり、不要なバッテリー消費を未然に防ぐのもポイントです。
汎用性が高くて長寿命
ポート数が多く、高出力で利用することができる長寿命・高耐久なポータブル電源です。この製品には経年劣化の少ない「リン酸鉄リチウムイオン電池」が採用されているため、業界一般に比べて約6倍長く利用することができます。ACポートが6個ついており、用途は家庭用や非常時の蓄電池、キャンプをはじめとしたアウトドアなど様々。USB-Cポートも3つついているので充電しやすく、色々なシーンで汎用性の高いおすすめの製品です。
長寿命バッテリーを搭載した、大容量ポータブル電源
スマホを約100回充電できる1,229Whの大容量を誇るポータブル電源です。電子レンジを動かせる1,500Wの高出力で幅広い機器を長時間利用できるのが特徴。超急速充電技術によりわずか1時間で80%まで充電可能な点もポイントです。また、柔らかい暖色で辺りを照らすLEDライトを搭載しているので、停電時などに出力ポートをふさぐことなくボタン一つでライトを利用できるのもうれしいですね。
超大容量&超高出力の長寿命ポータブル電源
2048Whの容量と2000Wの出力を誇り、電池にはリン酸鉄リチウムイオン電池を使用されており、超高出力、超大容量ながら、よく長持ちするポータブル電源です。大容量・高出力なおかげでほぼ全ての家電製品を使用可能な点が魅力。また、大容量・高出力もさることながら、窒化ガリウムが搭載されていることで3000回以上のサイクル充電が可能で、長期間利用することができる点もおすすめポイントです。充電性能の良さにもご注目ください。
超大容量・安定した高出力で持ち運びも便利
約108,000mAh(389Wh)の超大容量と豊富な出力方法により、非常時や旅行、車中泊、キャンプなど様々な用途に使用できるポータブル電源です。この製品にはUSB-Cポート、小型家電用のACコンセント、更にその他計8ポートがあります。更に、最大合計出力は516Wをマークし、様々な機器に同時給電・充電してもそれぞれのポートの出力が落ちることなく安定した高出力を維持します。重さ約4.6kgの小型軽量設計で持ち運びに便利な点も嬉しい特徴です。
大人数で利用できる大容量のポータブル電源
701Wh大容量を誇るポータブル電源で、非常時やアウトドアで大人数で使うことが可能です。小型家電用のACコンセントが2つ、USB-Cポートが2つ、その他計11ポートがあり、充電の選択肢が幅広い点がポイントです。さらに、合計最大出力は770Wをマークし、複数機器に同時給電・充電してもそれぞれのポートの出力が維持される点も魅力です。
ちょっとしたお出かけから防災・緊急時の使用まで
厚さ約3cmのコンパクト設計ながら約27,000mAh(97.2Wh)の大容量のポータブル電源です。この大きさでMacBook Air 13インチを1回以上、iPhone13を約5回充電することが可能。テレワークや旅行、ちょっとしたお出かけで使用する分には十分すぎるほどの容量です。明るさの異なるライトモードやSOS用のフラッシュモードを搭載しているので、災害時や緊急時の照明や救命信号として利用できるのもポイント。
ポータブル電源としては最軽量クラスの約2.7kg
容量は213Whにとどまるものの、本体はコンパクトで価格もお手ごろ。重量は約2.7kgと、ポータブル電源としては最軽量クラスです。持ち運びがラクなので、庭仕事や庭キャンプ用におすすめといえます。出力波形は純正弦波で、パワーデリバリー対応のカーチャージャーやAC電源からの充電なら、急速充電、パススルー充電も可能。別売りのカーチャージャーやソーラーチャージャーを用意すれば充電切れの心配もありません。
大容量ながらコンパクトな機種
120,600mAhの大容量でありながら、一般的な自転車のかごに収まるコンパクトサイズなので、持ち運びに便利な機種です。たっぷり使える電源をコンパクトに持ち運べることから、アウトドアや車中泊、屋外イベントなど幅広いシーンで使うことができます。また、このポータブル電源にはコンセントもついているので、屋外で使用できる電気機器が多くて自由度が高い点も魅力です。その他、シガーソケットもあるので、自動車用の器具も使うことができます。
「ポータブル電源」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ポータブル電源の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのポータブル電源の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのポータブル電源もチェック
Ankerで快適なリモート電源環境を
Ankerのポータブル電源のおすすめ商品はいかがでしたか?
Ankerのポータブル電源はコストパフォーマンスが良い上に、容量などのラインナップが豊富な事が特徴です。
ちょっとしたお出かけでのスマホの充電から、大規模な野外イベントでの機器の充電、震災時や緊急時での数日間にわたる電気機器の使用など、その用途と状況に応じたポータブル電源を選んでくださいね。
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IT・家電ライターとして活動。PC、関連デバイスの記事に定評があり、様々な媒体へ寄稿している。電脳街の練り歩きを日課とし、常に情報収集(趣味)を怠らない。散財するのも大好きなので、新しいものが出るとすぐに飛びついてしまう傾向が強い。