スノーブーツのおすすめブランド! 人気メーカーを厳選!
いろいろなメーカーがスノーブーツを取り扱っています。まずは、人気ブランドを紹介します!
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
ノースフェイスは国内外問わず大人気のアウトドアブランド。中でもスノーブーツの定番モデル「「ヌプシ」は、防水性や保温性に優れており人気の商品です。日常からアクティブシーンまで多用途で活躍できるので1足あると便利に使うことができます。デザイン性にも優れているので、上から下までノースフェイスのアイテムで揃えてもおしゃれに着こなすことができます。
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コロンビア
コロンビアはアメリカ発のアウトドアブランドです。高レベルの保温性を発揮する「オムニヒート」や防水性能に優れた「ウォータープルーフ」「オムニテック」などさまざまなテクノロジーを兼ね揃えた機能性の高さが魅力のアイテムが揃ってます。
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SOREL(ソレル)
ソレルは1962年に設立されたスノーブーツの代表的ブランドです。「機能」と「ファッション」の両立を追求し、足元を支えるパートナーとして多くの人に愛されています。ショートブーツからロングブーツまで多くの商品があるので、気になる方はチェックしてみてください。
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それでは、山岳アウトドアプロデューサーの高橋庄太郎さんと編集部で厳選したスノーブーツのおすすめ商品を紹介します!

防水性も高く、暖かくなってきた春先にも
一見、丈が長めのトレッキングブーツと思うかもしれません。しかし、内側にはウールを混ぜたフリース素材を張り、とくに冷えやすいつま先にはシンサレートの中綿を使用した保温性重視のスノーブーツです。
さらに、アッパーの裏側にはゴアテックスも使われており、防水対策も万全。気温がそれほど低くなく、溶けはじめた雪のなかでも安心して使うことができます。
ラバーを使ったソールは、深いミゾを持つと同時にドット状の細かな凹凸もつけられ、滑りにくさも特長です。

細身でも丈は長く、深い雪もOK
保温材をたっぷりと使ったスノーブーツには、ルックスにボリューム感があるタイプが多いのですが、これは一般のトレッキングブーツのように細身のスタイル。見える部分に金属パーツを使わないシンプルなデザインで、日常生活でも大きな違和感はなく使えます。
重要な保温材には湿り気に強いシンサレートが使われ、アッパーは完全防水です。
アッパーの丈も長く、上部までしっかりフィットするため、深い雪のなかでも活躍してくれるスノーブーツです。
コスパにすぐれた一足
豪雪地帯ではないけれど毎年1回は雪が降る……、という方にうれしい、コスパにすぐれた一足。めったに降らない雪でも、急に降り出したときにスノーブーツがあると安心ですよね。
比較的リーズナブルですが、アッパーは強力撥水素材を使用。ライニングにはダウンボアを使用しているので軽さとあたたかさを両立させています。アウトソールも滑りづらく、雪道を安心して歩くことができます。とりあえずスノーブーツがほしい! という方は試してみる価値ありの一足です。
完全防水でどんな環境でも歩きやすい
多彩なシーンで活用できる完全防水のスノーブーツ。ブーツとスニーカーを合わせたタイプのため、歩きやすいのが特徴です。さまざまなユーザーのニーズにもしっかり対応。
スニーカーの持つクッション性とブーツの持つ防水性・断熱性は寒い冬に重宝します。デザインもすてきなので日常使いにも、冬山でのアウトドアにもしっかり活用できます。
日本製のスパイクブーツで寒い冬でも安心
北海道の小樽にある企業が開発。雪国の過酷な環境にも耐えられるよう開発された日本製の安心できるスノーブーツです。ダブルスパイク底でどんな路面でも滑らない性能を発揮します。
見かけはブーツのように見えますが防水機能を備えています。長靴のような防水力を発揮し、かつダブルスパイクが転倒を防止してくれます。真冬の安全な移動をサポートしてくれるアイテムです。

SOREL(ソレル) 『ブリザードXT(NM2141)』
丈が長く、雪に対応する“長靴”
リサイクルフェルトを使ったインナーブーツを、水濡れに強いアウターブーツに重ねて使う2重構造です。内部が湿ったときはインナーを外して乾かせるので、連日快適に使うことができます。
ソールの素材は、弾力性が高くて滑りにくいラバータイプ。同じ素材が足裏だけではなく足全体を覆っていて、保温性と防水性を向上するのに貢献しています。
ブーツの開口部はかなり広く、分厚い生地のパンツの裾も入るのがポイント。深い雪のなかでも長靴感覚で使える一品です。
DoCLASSE(ドゥクラッセ)『fitfit ウインタースキップIII』

脛まで靴紐で締め、フィット感は上々
アッパーのスウェード、ソール上のラバー部分は防水加工が施されているので、溶け出した雪の中でも快適なスノーブーツです。地面から30cm近い高さのアッパーは、上部まで靴紐で締めつけることができます。
ブーツ内で足がぶれることがないので、滑りやすい雪面でも歩行が安定します。また、ブーツ内部には「シンサレート」という化繊を使った保温材で作られたインナーがあり、取り外しも可能。ブラウンとブラックというシックなカラーリングも魅力的です。
スノーブーツおすすめ1選|キッズ向け 親子で揃えることも
暖かくて安全に配慮されたキッズ向けのスノーブーツをご紹介します。
完全防水のオールシーズン対応ブーツ
見た目も暖かそうなボア・インナーがついているキッズ用スノーブーツ。ボア・インナーは取り外しが可能です。暖かい季節になったらボア・インナーを取り外して、レインブーツとしてオールシーズン使用できるのも便利です。
EVA素材を使っているので、軽いうえに滑りにくく季節問わず履けます。カラーが豊富なので、複数購入して洋服に合わせて使い分けることもできます。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スノーブーツの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのスノーブーツの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
スノーブーツの選び方 保温性と防水性、形状・サイズ
それでは、スノーブーツの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の7つ。
【1】ブーツの丈で選ぶ
【2】保温性で選ぶ
【3】防水性で選ぶ
【4】アウトソールの形状で選ぶ
【5】サイズはぴったり足に合うものを選ぶ
【6】開口部が広めなら脱ぎ履きしやすい
【7】おしゃれするならコーデしやすいデザインを
上記の7つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ブーツの丈で選ぶ
スノーブーツは、丈の短いショートブーツ、丈が長めのミドルやロングブーツがあります。
丈が短いものは、保温性に劣り雪が入りやすいことがデメリットですが、足さばきがよいので簡単に脱ぎ履きできて、行動しやすいのがメリットです。
丈が長いものは、保温性が高いことに加え、ブーツ内への雪の侵入も防ぐことができます。ただ、少し重いのがデメリットです。
ミドル丈であれば、ショートブーツとロングブーツの中間にあたるので、どちらのメリットも兼ね揃えています。オールラウンドに使いやすいので、はじめて購入する方にはおすすめです。
【2】保温性で選ぶ
スノーブーツには化学繊維やウールといった保温材が使われ、これらの質や量などで温かさが変わります。ただ、保温材の量が多ければ温かくなりますが、その分重くなって歩きにくいので、履く場面に合わせるのがおすすめです。
▼ブーツのインナーには保温素材のものを
スノーブーツの保温性は、ブーツの内側にあるインナーの素材が重要なポイントになります。保温性が高い素材はボアやニットなど。雪で冷えた足を入れたときの快適性にすぐれています。
また、オムニヒートやアウトラストなども保温性にすぐれた素材です。人間の体熱を利用して保温性を高めるのがオムニヒート。ブーツ内を快適に保つ保温調整する素材がアウトラストです。
【3】防水性で選ぶ
防水性も考慮しなければならない要素のひとつです。極低温で使うスノーブーツであれば、雪がない時期に使うシューズほど防水性を重要視する必要はありません。
というのも、極低温の野外では、ブーツまわりの雪はつねに凍りついたままブーツの表面に付着しているだけ。溶けて水になり、水分が浸透することがあまりないのです。そのため、防水性が低いから低性能というわけではありません。
▼生活防水と完全防水の違い
スノーブーツの防水性には「日常生活防水」と「完全防水」の2種類があります。それぞれの違いを知っておくと選ぶときの参考になります。
日常生活防水のブーツは日常的に履けるもので、普通の雨程度なら利用可能です。防水性はやや劣りますが、中が蒸れないのが特徴。
完全防水のブーツはアウトドアなどで雪の中を歩くときに使用します。防水性が高いので蒸れやすいですが、大雪でも大丈夫です。
【4】アウトソールの形状で選ぶ
一般的に、スノーブーツのアウトソールに刻まれているミゾはかなり深く、雪中で滑りにくいように細かな凹凸もつけられています。柔らかな雪面を中心に歩く場合は、それだけで充分なグリップ力を生み出すことができます。
しかし、ツルツルに凍結した雪面でも履くような場合に、深いミゾは向きません。凍結した場所には、むしろミゾが浅く、雪面に密着する面積が広いタイプのソールのほうが安定することがあります。
近年は氷の上でも滑りにくい特殊素材を使ったソールもあるので、状況に合わせてこういったタイプのスノーブーツを試してみるのも選択肢のひとつです。
▼滑りにくい素材と形状のソール
スノーブーツのソールに適している素材はラバーです。弾力性がありながら防滑性にすぐれており、雪道でもしっかり歩行できます。ラバー以外では合成樹脂のEVAやヴィブラムなどのソールメーカーブランドもおすすめ。
ソールの形状はラグソールタイプが適しており、深い溝と凹凸で雪道をしっかりグリップします。選ぶときはソールの形状も大事なポイントです。
▼寒冷地ではスパイクつきを
雪の中よりも滑りやすいのは氷の上です。寒冷地では雪が凍って路面凍結することが多いので、スノーブーツも慎重に選んでください。
凍りついた道を歩くときにおすすめなのがスパイクつきのソールです。スパイクは金属製のものや、樹脂に金属ピンが埋め込まれているタイプなどがあります。
雪と違って氷の路面をグリップするには、スパイクの力が必要です。
【5】サイズはぴったり足に合うものを選ぶ
スノーブーツが保温力をもっとも発揮するのは、ジャストサイズを選んだときです。窮屈なものは足の血行を阻害し、冷えの大きな原因となるので注意しましょう。逆に、緩すぎるものは足とブーツのあいだに余分な空間を生みます。保温材が温まりにくくなり、せっかくの温まった暖気も流出してしまい逆効果です。過不足ないサイズのスノーブーツを選ぶようにしてください。
アウターとインナーが分かれた2重構造のスノーブーツは、暖かいものの、フィット感の面では少し落ちるのがデメリットです。
試し履きの際には保温力が高い厚手のソックスを着用したうえで、自分の足にぴったり合うものを探してください。
【6】開口部が広めなら脱ぎ履きしやすい
足を入れるときに楽なのは、開口部が広いデザインのスノーブーツです。フィット感は落ちてしまうものの、パンツの裾もいっしょにブーツ内に入れられます。
開口部が狭いデザインのスノーブーツは、分厚いソックスを履いているとブーツ内に足を入れにくく、履く際には少々ストレスを感じるかもしれません。しかし、一般的なブーツのようにフィット感がよく、行動しやすいでしょう。
【7】おしゃれするならコーデしやすいデザインを
雪道やアイスバーンを歩くには機能性にすぐれたブーツが必要ですが、おしゃれなデザインのものも増えています。
冬のファッションを楽しむなら、機能性が高くコーデしやすいスノーブーツを選んでください。
最近は機能性にすぐれたアウトドア用ブーツをタウンユース用として履きこなすおしゃれも人気です。ファッション重視ならコーデしやすいスノーブーツを選びましょう。
購入後は、保温力をキープする履き方を 山岳アウトドアプロデューサーのアドバイス
せっかくスノーブーツを手に入れても、適当な使い方をしていると、本来の保温性が発揮されません。保温力を損ねる大敵は、ブーツ内の濡れと湿気です。大前提として、ブーツには完全に乾燥しているソックスを合わせましょう。
歩行中に注意したいのは、スノーブーツと足の隙間から雪が入らないようにすること。それでも足にかいた汗でブーツ内は少しずつ湿っていきますので、使用後はしっかりと乾燥させましょう。とくに数日間連続して履くようなときは毎日の乾燥がとても重要です。
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1970年宮城県仙台市出身。高校山岳部で山歩きを始め、早稲田大学卒業後は出版社に勤務。 その後、フリーランスのライターに。著書に『山道具 選び方、使い方』(枻出版社)、『テント泊登山の基本』(山と渓谷社)などがあり、近年はテレビ番組やイベントへの出演も増えている。また、アウトドアメーカー各社とのコラボレーションを行なう自身のブランド「SCREES」を立ち上げ、製品開発にも取り組んでいる。