そもそもLANケーブルは何mまで使えるの?
一般的なイーサネット規格のLANケーブルなら100mまで使用できます。ただし、ケーブルの長さに比例してノイズなどの影響を受けやすくなります。むやみに長いケーブルを使うのではなく、適切な長さのLANケーブルを使うようにしましょう。
30mを超えるLANケーブルを使う時は
30mのLANケーブルが必要になるケースを具体的に挙げてみましょう。
・200名規模の会議室などで端から端までLANケーブルを這わせたい場合
・結婚式場などのホールでLANケーブルを這わせたい場合
・ビルなどで配管などを通じて別のフロア(1階から2階へなど)にケーブルを通したい場合
実際には現場の状況に応じて必要となるケーブルの長さは異なります。必ず購入の前に実際の配線ルートに沿って必要な距離を測定しましょう。
また、20mや30m、それを越すような長さのLANケーブルは取り扱いにもある程度の経験が必要となる場合があります。また、実際に配線してもノイズの確認などの確認が必要なケースもあります。一時的な使用はともかく、配管を使った大規模な配線などは専門の工事業者に頼むことも検討しましょう。
LANケーブルの選び方を紹介!
LANケーブルを選ぶときのポイントをご紹介します。どのLANケーブルにするか検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
【1】通信速度、カテゴリーで選ぶ
【2】コネクターの耐久性で選ぶ
【3】芯線の太さ・種類で選ぶ
【4】形状で選ぶ
【5】長さで選ぶ
【6】使用用途で選ぶ
30mのLANケーブルのおすすめ3選|スタンダードタイプ
ここまでご紹介したLANケーブルの選び方のポイントをふまえてLANケーブルを紹介します。
1000回の屈曲試験に合格したつめ折れ防止性能
CAT6Aに対応したLANケーブルです。ツメ折れ防止プロテクタと、屈曲に対する耐久性が高い素材のコネクターのダブル構造でLANケーブルを破損や損傷から守ります。スリムコネクターのため、ルーターなどで隣接するポートに干渉することがないので安心ですね。
ルーター機器への通信と電力供給が可能なPoE対応
LANケーブル1本でルーター機器などへの通信と電力供給が可能なPoEに完全対応したCAT6のLANケーブルです。22AWG芯線仕様なので48Vの電力供給も完全対応しているのもポイント。PoEのみならず、PoE+、UPoEにも対応しています。
ツメ折れ防止カバー付き。
伝送速度1Gbpsのギガビットイーサネットに対応
曲げても折れないナイロン製ツメと弾力性に優れたPVC製ツメ折れ防止カバーが特徴のLANケーブルです。伝送速度1Gbpsのギガビットイーサネットに完全対応したCAT6適合。
内部芯線同士の干渉を防いでデータ通信の安定性を高めている点もポイントです。
30mのLANケーブルのおすすめ2選|フラットタイプ
ここではフラットタイプのLANケーブルをご紹介します。フラットタイプは狭いドアの下にも通せたり巻き取れたりと、使い勝手がいいですよ。
両端コネクター付きのモールド加工
CAT5Eに対応した厚さ約1.2mmの極薄タイプのスーパーフラットLANケーブルです。1000BACE-Tにまで対応。両端コネクター付きのモールド加工が特徴です。ScTP/フォイルテープシールド仕様のため、ノイズなどにも強いのがポイントです。
通信速度は1Gbps対応!
厚さ約1.1mmというスーパーフラットタイプのLANケーブルです。CAT6でギガビット環境に対応しているため、映画などもストレスなく視聴できます。
LANケーブル本体に加え、整理して束ねるときに便利なベルクロとケーブルクリップのセットになっているため、別で購入する必要がないのもうれしいポイントですね。
「LANケーブル」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする LANケーブルの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのLANケーブルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
LANケーブル使用時の注意点
LANケーブルを使用する上での注意点として、以下の4つに対する対処法紹介します。
・差し込み口に刺さらない
・接続できない
・認識しない
LANケーブルを差し込みたいデバイスと端子が接続できない、または端子が付属されていないことがあります。その場合は、変換器やUSBポートに差し込める有線LANアダプターを使うことで使用することが可能になります。
・長さが足りない
長さが足りない時は延長ケーブルを使いましょう。ただ延長できる長さにも限界があるため、配置を考えることもポイントです。
LANケーブルに関連する記事のご紹介
長いケーブルの取り扱いは意外と難しい
30mのLANケーブルのおすすめ商品はいかがでしたでしょうか?
30mのケーブルは取り回しに注意が必要です。一度こんがらがってしまうと元に戻すのはなかなかむずかしく、強引に戻すとケーブルを傷つける恐れもあります。取り扱いが難しい場合は無理に配線せず、専門の業者に配線を依頼するなどの検討をしましょう。
また、ケーブルが長くなると、余ったケーブルが占めるスペースも増えてきます。必ず購入前に実際に配線に必要な距離を計測するようにしましょう。
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IT・家電ライターとして活動。PC、関連デバイスの記事に定評があり、様々な媒体へ寄稿している。電脳街の練り歩きを日課とし、常に情報収集(趣味)を怠らない。散財するのも大好きなので、新しいものが出るとすぐに飛びついてしまう傾向が強い。