教育・受験指導専門家の西村 創さんに選んでもらったおすすめの参考書、編集部で選んだ参考書を紹介します。
KADOKAWA(カドカワ)『高校入試対策問題集合格への最短完成 社会』
栄光ゼミナール監修、速攻で入試対策を求める方に
首都圏を中心に展開している大手進学塾、栄光ゼミナールが監修している問題集です。塾で教えている「必勝ワザ」を収録し、即効性のある入試対策ができるよう工夫されています。
近年出題数が増えている思考力問題を重視しており、解き方とテクニックを徹底解説。過去の受験生の失敗パターンも紹介しているので、ありがちなミスを事前にチェックできます。単元は重要なものからに掲載されているので、苦手科目を効率的に克服したい方にもおすすめです。
発売日 |
2020年7月31日 |
出版社 |
KADOKAWA |
ページ数 |
192ページ |
発売日 |
2020年7月31日 |
出版社 |
KADOKAWA |
ページ数 |
192ページ |
教英出版『高校入試 社会の基礎がわかる問題集 2024年春受験用』
短期間で集中してこなせ、基本をおさらいできる
受験勉強を何から始めたらいいか戸惑っている受験生向けの一冊です。収録内容を基礎に絞り、やさしくわかりやすく解説しています。ページ数が少ないので、短期間で一度にやりきれます。多問一問式で簡単に解ける問題に見えても、高校入試の過去問をもとに出題されています。問題文をていねいに読み込めば、記述問題にも対応できる力が身につくでしょう。
歴史はできごとが起こった順に収録されており、流れに沿ってまとめて覚えられます。
発売日 |
2023年5月29日 |
出版社 |
教英出版 |
ページ数 |
64ページ |
発売日 |
2023年5月29日 |
出版社 |
教英出版 |
ページ数 |
64ページ |
旺文社『国立高校・難関私立高校入試対策上級問題集 社会』
難関私立高校入試対策向けのハイレベルな問題集
本著は公立高校や難関私立高校対策ができるように、複雑な資料や問題文を読み解く力を養うことを目的にしています。受験時に問われることの多いポイントが豊富で、一つひとつ確認しながら取り組めます。入試で自学自習が進むよう、別冊の解答集には詳しい解説も収録。
2段組みの2色刷りで構成しているので、解法のツボがわかりやすくなっています。中学3年生の2学期ごろ、受験勉強の仕上げのために難しめの問題集をお探しの方に向いています。
発売日 |
2016年9月13日 |
出版社 |
旺文社 |
ページ数 |
143ページ |
発売日 |
2016年9月13日 |
出版社 |
旺文社 |
ページ数 |
143ページ |
オールカラーで資料が見やすく、新傾向問題も網羅
学研プラスのロングセラー「パーフェクトコース問題集」の改訂版。新しく、新傾向問題と思考力問題をプラスしています。最新の高校入試の過去問も掲載しており、定期テスト対策も含めて幅広く対応できます。
同社が出版している参考書「パーフェクトコース わかるをつくる 中学社会」と合わせて使うと、より効率的な学習が可能。オールカラーで資料が見やすく、基本の確認からハイレベルまでの3ステップ構成になっているので、中学の3年間じっくりと使えます。
発売日 |
2020年5月14日 |
出版社 |
学研プラス |
ページ数 |
224ページ |
発売日 |
2020年5月14日 |
出版社 |
学研プラス |
ページ数 |
224ページ |
苦手分野をチェックし、効率的に試験対策ができる
実際の試験問題を分析し、高い出題率の単元から順に紹介されています。全国の高校入試での出題率が正答率とともに紹介されているので、効率的な受験対策が可能。「超重要」や「差がつく」マークの問題を意識して攻略すれば、合格ラインを意識しつつ学べます。
どの分野が苦手かわからない方は、単元の最初の2ページのチェック問題を解いてみましょう。楽にクリアできるようであれば、飛ばしてほかの単元に集中すればよいとわかります。
発売日 |
2023年9月6日 |
出版社 |
文英堂 |
ページ数 |
160ページ |
発売日 |
2023年9月6日 |
出版社 |
文英堂 |
ページ数 |
160ページ |
Amazonでの歴史問題集の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
教育・受験指導専門家の西村 創さんに、高校受験向けの歴史問題集を選ぶときのポイントを教えてもらいました。
数ある社会・歴史の参考書や問題集。自分に最適な1冊はどのように選べばいいのでしょうか?
中学社会(歴史)の問題集は、定期テスト対策用と入試対策用に大別されます。どちらのための問題集を求めるかで、選ぶ問題集の対象が変わってきます。検討している問題集がどちらの対策用なのかは、表紙に書かれていることが多いので見ればすぐにわかるはずです。
定期テスト対策用は、鎌倉時代の前期などのような、ある程度限られた短い期間の知識をつけること、入試対策用は奈良時代から室町時代など、複数の時代にまたがった知識、理解を促すことを中心に作成されています。
入試対策用として選ぶ場合は、公立高校の入試向けか、私立高校の入試向けかで、選ぶものが変わってきます。
公立高校の入試は、教科書の範囲からしか出題されないので、基本事項の勉強を徹底すれば高得点が見込めます。ただし、都道府県によって、記述問題の扱いが変わるので、自分の都道府県の公立高校の入試問題傾向に近い問題集を選びましょう。
私立高校入試の出題は教科書レベルを超えるので、「難関」や「発展」などと書かれたものを選ぶとよいでしょう。
一問一答問題集は手軽な反面、その1冊だけの取り組みでは不安が残ります。一問一答ではない問題集との併用をおすすめします。一問一答問題集はあくまで定期テストや入試直前の最終チェックとして活用するのがよいでしょう。
選び方のポイントは、人物名や事件名などを答えさせる問題だけでなく、事件が起こった背景、理由などを答えさせる記述問題も含まれているものを選ぶことです。記述問題があることで、本質的な理解ができているかも確認できます。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。