「ワイヤレスチャイム」のおすすめ商品の比較一覧表
ワイヤレスチャイムとは
ワイレスチャイムとは、チャイムの送信機と受信機を無線で接続できるようにしたアイテム。配線などの工事が必要なく手軽にセッティングできると人気を集めています。
受信機は設置場所を選ばないため、テーブルの上に置いておけば、すぐに来客などに対応できます。また、部屋同士を繋ぐこともできるので、幅広い用途で利用できる点も魅力のアイテムです。
ワイヤレスチャイムの選び方
ワイヤレスチャイムの選び方をチェックしていきましょう。家電製品総合アドバイザー・福田満雄さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのワイヤレスチャイムを選ぶために参考にしてみてくださいね。
電源のタイプで選ぶ
ワイヤレスチャイムの使い方や稼働時間などに関わる電源は、最初にチェックしておきたいポイント。そこで、電源タイプごとの特徴やメリットなどを解説していきます。
乾電池タイプ|コンセントが無い場所にも設置できる
電源タイプのなかでも、利便性が高いのが「乾電池タイプ」。コンセントのない場所にも設置が可能になるため、使い方に合わせて自由に設置場所を選べるのがメリットです。
ただ、定期的に電池を交換しなければ、使えなくなってしまう点がデメリット。電池を購入するコストもかかるので、ランニングコストも考えておきましょう。
コンセントタイプ|電池交換不要
コンセントを活用して電力を確保するのが「コンセントタイプ」。コンセントのある部屋や電源コードの届く範囲にしか設置できないものの、コンセントに電源を指しておけばつねに使えるため、電池交換などのメンテナンスが必要ありません。
急に使えなくなってしまうことがない点と、電池交換の手間を省ける点がメリットです。
電源不要タイプ|乾電池とコンセントのいいとこどり
ソーラーパネルを装着したものや、自動発電機能を搭載したものが「電源不要タイプ」。乾電池タイプとコンセントタイプを合わせたような使い勝手です。コンセントのない場所に設置でき、電池を交換する手間もありません。
ただし、発電するための条件をきちんと満たせる場所に設置する必要があるのがデメリット。使う目的や設置場所に合わせて、無理なく発電できるものがあれば採用しましょう。
無線の適応距離で選ぶ
ワイヤレスチャイムには、送信機と受信機の適応距離があります。使い方や設置場所に合わせて、問題なく接続できる無線距離のチャイムを手に入れましょう。
室内使用に向いている「100m」
部屋同士を結ぶ場合など、屋内での使用をメインにする場合には「100m程度」の適応距離を選びましょう。設置場所から上下左右に100mというと、一般的な家庭ならほぼ全体を覆うことができるため、不自由さを感じることは少ないでしょう。
適応距離が長いほど製品の価格は高額になりやすく、余裕を持って適応距離選ぶとコスパが悪いので注意が必要です。
玄関と室内を繋ぐなら「100~200m」
ワイヤレスチャイムを来客用のチャイムとして使用したい場合には、「100~200m程度」の対応距離がよいでしょう。なぜかというと、適応距離が長いほど電波の強度も強くなり、障害物の影響を受けにくくなるからです。
チャイムを押す場所から送信場所まで、ドアや壁など、いくつもの障害物があるため、適応距離が長いほど安定して使えます。
より長い距離をつなぎたいなら「200~300m」
二世帯住宅など自宅の敷地が広い場合や、自宅と敷地内の仕事場などをつなぎたい場合は、「200~300m程度」のより長い適応距離のチャイムを選びましょう。
この程度の適応距離ならば、建物同士が離れていても問題なく使えるでしょう。ただ、これ以上の適応距離のチャイムはないため、建物同士の距離は正確に測ってから購入を検討してください。
内蔵しているチャイム音の種類で選ぶ
ワイヤレスチャイムには、商品によって収録されているチャイムの音に違いがあります。より状況に合わせた音を選ぶためにも、内蔵されている音の種類にも注目してみましょう。
扱いやすい収録数の「30種類」
チャイム音へのこだわりがあまりない人は、「30種類程度」のチャイム音が収録されたものを選びましょう。一般的な呼び出し音だけでなく、選べる音の種類が増えることで、部屋の雰囲気や好みに合わせて選ぶことができます。
また、昼間と夜間で異なる音を鳴らすなどの使い分けも可能。ふだん使いをメインにするなら、30種類程度でも満足できます。
音にこだわりたいなら「40~50種類」
チャイム音にメロディーを選びたいなど、音にこだわりたい人は「40~50種類」の種類が豊富なタイプを選びましょう。収録音が豊富なことから、送信機ごとに設定したり、自宅のチャイム音と被らなくしたりと、便利な音の使い方ができます。
ただ、さまざまな音が鳴り合う状況になるため、どの音がなにを表しているのか、きちんと把握できるようにしておきましょう。
防水機能をチェック
ワイヤレスチャイムを屋外やお風呂場、洗面所などに設置したいときには、防水加工に注目。こうした場所は、気をつけていても送信機が濡れてしまう可能性があるため、故障を防ぐためにも防水加工のあるものを手に入れましょう。
また、窓に近い場所をはじめとした、1日の寒暖差によって結露などが起きやすい場所に設置するときにも、防水機能があると便利です。
どの部分が「ワイヤレス」なのか確認を 家電製品総合アドバイザーがアドバイス
家電製品総合アドバイザー
ワイヤレスチャイムの「ワイヤレス」はいくつかの意味があります。親機と子機の間の通信だけを指していることもあれば、親機、子機間の通信と電源まで指しているものもあります。
前者は電源を取るための電気工事が必要になるケースがあり、後者は乾電池式にするなどして電気工事が不要です。本文中でコメントした商品は電気工事不要タイプですので参考にしてみてください。
ワイヤレスチャイムのおすすめ21選 家電製品総合アドバイザー福田満雄さんと編集部が選んだ
ここでは、家電製品総合アドバイザー福田満雄さんと編集部が選んだおすすめのワイヤレスを紹介します。
家電製品総合アドバイザー
アイホン『ワイヤレステレビドアホン(WL-11)』は、玄関子機とワイヤレス親機の両方が乾電池式のため、配線工事が不要という商品です。充電式乾電池を使えば、電池交換ごとにゴミが増える心配もありません。

家電製品総合アドバイザー
オーム電機『monban ワイヤレスチャイム 押しボタン送信機+AC式受信機』は、音と光でチャイムが押されたことがわかる商品です。騒音の大きい工場などで使えば、来客を見落としにくくなります。

家電製品総合アドバイザー
エルパ『ワイヤレスチャイム 押ボタン・受信器セット(WC-S6040AC)』は、チャイムの電池が不要な商品です。チャイムを押す力で発電するため、電池切れに困りません。電池交換が面倒と感じる方に。

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ワイヤレスチャイムの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのワイヤレスチャイムの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
アナログなドアベルもおしゃれでおすすめ!
ドアの開閉時、キレイな音を生み出すドアベルは防犯に役立つだけでなく、人の心を和ませてくれる「ドアベル」。この記事では、そんなドアベルの選び方とおすすめ商品をご紹介! さらに通販サイトの最新人気ランキングのリンクがあるので、売れ筋や口コミを確認してみましょう。
部屋への出入りをワイヤレスチャイムで確認するのは便利ですが、アナログなドアベルも風情があっておすすめ。リンク先では、ドアベルのおすすめアイテムを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ワイヤレスチャイムで手軽に呼び出しに対応しよう!
ワイヤレスチャイムは、本来必要な配線工事を行なうことなく、手軽に設置できるのが魅力のチャイム。ワイヤレスだからこそ受信機の場所を問わず使えるため、つねにリビングで待機しておく必要などもありません。
また、室内の部屋同士を繋ぐことで、食事の連絡などが一斉にできるのもポイント。さらに、人感センサー搭載タイプなら、帰宅の確認だけでなく介護用としても使用できます。ワイヤレスだからこそできる多彩な使い方で、便利にワイヤレスチャイムを活用しましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
iPhone3GSの時代からスマートフォンを愛用している、ガジェット愛あふれるライター。 複数のメディアで家電製品の記事を担当、シンプルでわかりやすい文章がモットー。 冷蔵庫からオーディオ、パソコンまで、幅広く知識を問われる家電製品総合アドバイザー試験に一発合格。 最新機種が好きなのはもちろん、過去の名機を安価に楽しむのも好き。