おすすめ商品の比較一覧表
インターホンの選び方
それでは、インターホンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】種類から選ぶ
【2】ワイヤレスタイプなら工事不要!
【3】通話の種類にも注目!
【4】付属機能も確認する
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】種類から選ぶ
インターホンは大別して「音声タイプ」「液晶モニターつきタイプ」のふたつに分かれます。
音声タイプであれば価格を抑えることができますし、モニターつきであれば誰がたずねてきたかを確認することができます。インターホンをつける際に優先したい項目に合わせて選択するといいでしょう。それぞれの特徴について、説明していきます。
▼相手の顔を見たい方は「モニターつきタイプ」を
地域によっては不審者や飛び込み営業など、思いもよらない来訪者があるケースもあります。日々に不安を抱えている方、防犯対策を考えている方には、カメラ機能つきの子機を外に設置する、モニタータイプのインターホンがおすすめです。
受話器設置モデルと、ハンズフリーモデルがあり、映像のほとんどはカラーです。なかにはSDカード保存可能なものもあり。こちらのモデルも人気です。
▼声だけの対応でいい方は「音声タイプ」を
価格を重視して、インターホンとしてのシンプルな機能だけあればいいという方なら、音声タイプがおすすめです。
音声タイプは、呼び出し機能と通話機能だけのドアホンなので、誰でも使いやすい利点があります。こちらも、受話器タイプとハンズフリータイプがあるため、決まった場所に置いておきたいか、持ち歩きたいか、ライフスタイルにあわせて選択しましょう。モニター・録画機能がないため、設置もかんたんですし、リーズナブルに購入できます。
【2】ワイヤレスタイプなら工事不要!
インターホンには配線工事が必要な商品と不要な商品があります。ご自身で取り換えを考えている場合は、電源に配線工事の必要のないワイヤレスタイプを選びましょう。ワイヤレスタイプは手軽というメリットとともに、通信トラブルが起きやすいというデメリットもありますが、その点を解消する技術も進んできています。
子機のみワイヤレスで、親機は有線というインターホンもあるので、取りつけ方法はよく確認してから購入してください。また、故障などによりインターホンの買い替えを考えている方は、現状の配線状況をよく確認してから選ぶことをおすすめします。
【3】通話の種類にも注目!
インターホンの通話の種類には、一般的な家庭用のドアホンとしてよく使われる一方通行の親子式インターホンと、キッチンとお風呂、2階と1階などをお互いにつなぐための相互式インターホンがあります。
▼親子式インターホン
親子式インターホンは屋外に取りつけたインターホンでピンポーンと押すと屋内に取りつけたインターホンにつながり通話することができます。しかし屋内側から屋外側を呼び出すことはできないため、外からしか呼び出しができないタイプになります。
▼相互式インターホン
複数の部屋でお互いに通話したい場合には、通話したい部屋を相互に呼び出すことができる相互式インターホンを使用します。
2世帯住宅や介護などで離れた部屋を家族間で通話をしたい世帯には、親子式と相互式を組み合わせた複合式インターホンを選ぶのもいいでしょう。
【4】付属機能も確認する
録画機能やスマホとの連携機能がついているインターホンもあります。
防犯意識が高まっている昨今では、インターホンはライフスタイルにあわせた便利な機能がいろいろ考えられていますので、お店や通販サイトでじっくりと見てみることが大切です。ここではその一例をご紹介します。
▼セキュリティが心配なら「録画機能つきタイプ」を
モニター+セキュリティー機能がついているインターホンです。
窓やドアにセンサーを取りつけることで、不審者の侵入や異常が起こった際に通報してくれる機能を搭載しています。なかにはスマートフォンと連携でき、外出時にも瞬時に様子を確認することができるモデルもあります。録画機能もあり、SDカード保存可能ですので、自宅のセキュリティを強化しておきたい方は検討する価値ありです。
▼スマホ連動機能があると便利
スマホのアプリと連動して、来客を確認できるインターホンもあります。スマホを持っていれば、家庭内のどこにいても来客を確認し、対応できます。
また、防犯カメラのような機能を搭載しているものもあり、カメラのまえで動きを感知すると、外出先でもスマホにお知らせしてくれるので便利です。お年寄りや子どものみの留守番時にも心配はいりません。
▼夜の訪問者の顔が見える「LEDライト」
昼間は仕事に出かけていて、夜に配達を受け取る方もいるでしょう。夜、インターホンが呼び出されてモニターを確認しても、暗くて見えない、といったことがあります。とくに冬場などは夕方ごろには真っ暗になります。LEDがついているタイプも販売されているので、夜の訪問者が多い方や不安な方はぜひ検討してください。
▼「ハンズフリー」なら手間いらず
インターホンには話を聞くときや自分が話すときにボタンを切り替えて使用しなければいけないタイプがあります。
機械操作に不慣れな方やスムーズに応答をしたい方には不便ですので、購入を検討しているインターホンが、ハンズフリータイプかどうかの確認もしっかり行ないましょう。ハンズフリーは、親機の通話ボタンを一度押すだけで会話ができるので、作業をしながらでも受け答えが可能という利点もあります。
インテリアコーディネーターからのアドバイス インターホンの選び方をおさらい!
整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター
使用用途を考えてから選ぼう!
インターホンを選ぶ際は、まず使用用途・住環境・家族構成を考えてから選ぶのがおすすめです。
ファミリー世帯・2世帯住宅にお住まいの方であれば、子機が増設できるタイプや子機間で通話ができるものが便利だと思いますし、女性やお年寄りのひとり暮らしの方であれば、防犯性の高い商品を。
また、メーカーによってはセキュリティ商品と連動できる商品もあります。大がかりな工事が不要なので、コストを抑えられます。
インターホン・ドアホンのおすすめ10選
インターホンの選び方のポイントをふまえて、インテリアコーディネーターの坂口 愛さんと編集部が選んだおすすめ商品を紹介します。ひとり暮らしや二世帯住宅など、ライフスタイルに合わせて必要な機能をチェックしてみましょう。
Panasonic(パナソニック)『テレビドアホン(VL-SE30XL)』






出典:Amazon
Panasonic(パナソニック)『ワイヤレステレビドアホン(VL-SGD10L)』












出典:Amazon
Secrui『ワイヤレスチャイム』














出典:Amazon
ELPA『DECTワイヤレスインターホン(WIP-5150SET)』

出典:Amazon

アイホン『ワイヤレステレビドアホン(WL-11)』














出典:Amazon

ELPA(エルパ)『ワイヤレステレビドアホン(DHS-TMP2320)』












出典:Amazon

Blumway『ビデオインターホン ワイヤレスチャイム』


















出典:Amazon

Panasonic(パナソニック)『テレビドアホン(VL-SWD220K)』

出典:Amazon
DXアンテナ『ワイヤレスインターホン 親機・室内子機セット(WEWA2S)』














出典:Amazon
リーベックス(Revex)『ピカマル人感チャイム(X880SL)』














出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする インターホン・ドアホンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのインターホン・ドアホンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。ひとくちにインターホンといっても、セキュリティ、相互通話、ワイヤレス……など、さまざまなタイプや機能があることを紹介してきました。
ひとり暮らしや二世帯住宅、さらにはどういう生活をしているかによっても、選ぶインターホンは変わってきます。
配線工事が必要な商品の場合は、電気施工を行なってくれる工務店や電気店に依頼しましょう。電気工事士の資格があれば自分で行なうことも可能です。
今回の記事で、自分に必要なインターホンの種類や情報の整理のお手伝いができればなによりです。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
「片付けなくてもいい住まいの収納計画」DRAWER DESIGN坂口愛です。 日々の片付けに追われることがない住まいと暮らしのアイデアを探求し「幸せな笑顔・夢の実現」をコンセプトに独自のロジックによる「必ず片付く数の法則」「片づけなくてもいい住まいの収納計画」を提案。保有資格は整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター・ライフスタイルプランナーを保有。 住まいづくりと経験を活かした暮らしに彩を与えるエッセンスをお伝えしています。セミナー講演、収納モデルルーム設計など、全国にて活動中。