市販のバーニャカウダソース選びのポイント 料理研究家に聞く
市販のバーニャカウダソースを選ぶときのポイントを紹介します。料理研究家の指宿さゆりさんにも解説いただきましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
原材料をチェックして選び、使うときは味見をしてから ポイント1
一般的なバーニャカウダソースには、オリーブオイル、アンチョビ、ニンニクなどの食材が入っています。いろいろな材料を合わせて作っている商品だからこそ、原材料の表記をしっかりとチェックするように心がけるといいでしょう。原材料を確認することで、料理のアレンジに使いやすいかどうかがわかります。
もちろん、原材料のチェックだけではなく、実際に味見し、塩加減なども確認してください。すでに味が濃いめについている場合、アレンジしたときに味が濃くなりすぎないように注意が必要です。
白亜ダイシン『ノースファームストック 北海道バーニャカウダ』
北海道産のニンニクと国産アンチョビを使ったバーニャカウダソース。イタリア産のエクストラヴァージンオイルを使用しています。
>> Amazonで詳細を見る化学調味料を使用していないものを選ぶ ポイント2
バーニャカウダソースを選ぶなら、できるだけ化学調味料を使用していないものがおすすめです。化学調味料を使用していなくても、充分に素材が本来持っている深い味を引き出しているので、そのままシンプルに蒸し野菜やカットした野菜に付けるだけでもおいしいです。
余計な調味料が入っていない分、自分で味の濃さを調整できるので、料理にアレンジするのにも便利です。
イナウディ『バーニャカウダ』
化学調味料を使用しておらず、シンプルで良質な原材料から作られているバーニャカウダソース。用途によって80gと180gからサイズを選ぶことができます。
>> Amazonで詳細を見る素材の魅力を生かしたバーニャカウダソースがおすすめ ポイント3
そのままディップする場合、できるだけ素材の魅力を引き出しているシンプルなバーニャカウダソースがよく合います。
国産の原材料であれば、大切な家族のために提供するのにも安心ですし、なにより素材本来の味を楽しみたい方に最適です。淡路島産の玉ねぎや北海道産のニンニク、国産のアンチョビなど、国産のおいしい素材を使ったバーニャカウダソースがおすすめです。
鳴門千鳥本舗『淡路島バーニャカウダ』
化学調味料無添加で、原料に淡路島産の玉ねぎと米麹を使用。独特の甘みと旨みを楽しめる万能ソースです。
>> 楽天市場で詳細を見るほかレシピへのアレンジがしやすいものを選ぶ ポイント4
バーニャカウダソースは瓶に入っているものが多く、大容量のものだと1回で使い切れない場合も。たっぷり入ったソースはパーティーやおもてなしのシーンには便利ですが、そうでない場合には飽きを感じてしまう場合もあるかもしれません。そうならないために、余ったバーニャカウダソースをほかのレシピにアレンジしやすいものを選ぶといいでしょう。
シンプルな材料で作られたバーニャカウダソースなら、サラダだけではなく、パスタや肉料理・魚料理のソースにするなど、さまざまな用途に使いやすいです。
NIPPN(ニップン)『オーマイ ほめDELI バーニャカウダの素』
オリーブオイルを加え、レンジで温めるだけでできあがるバーニャカウダソース。肉料理やパスタなどにもアレンジできます。
>> 楽天市場で詳細を見るバーニャカウダソースおすすめ6選【瓶タイプ】 料理研究家がセレクト
ここまで紹介した選び方のポイントをふまえ、料理研究家の指宿さゆりさんにおすすめの商品を選んでいただきました。

淡路島産の玉ねぎと米麹で旨みが引き立つ万能ソース
淡路島産玉ねぎの甘みと淡路島産の米麹を使ったことで、独特の甘みと旨味が楽しめるバーニャカウダソース。化学調味料無添加なのもうれしいポイントです。
バーニャカウダのアレンジレシピや料理の隠し味に活用するのはもちろん、そのままでも充分に使うことができるので、ワインが好きな方にもおすすめです。ソテーした魚や肉にのせるだけで手軽にお酒に合う料理を作ることができます。

北海道産のニンニクと国産アンチョビがおいしい
北海道産のニンニクと国産アンチョビを使った、素材のストレートな旨みがたっぷりとつまったバーニャカウダソース。イタリア産のエクストラヴァージンオイルを使用しているため、味や香りもよく、レストランのような本格的な味が楽しめます。
原材料もシンプルなので、そのまま使うのはもちろん、バーニャカウダで料理の幅を広げたい方におすすめです。

料理の隠し味にもぴったりの万能ソース
化学調味料無添加で、米糀(こめこうじ)の甘みが感じられるバーニャカウダソース。味付けはしっかりとしているので、料理の隠し味に使うのにも最適です。たとえば、クリームパスタに信州自然王国のバーニャカウダをからめて使ってもおいしいです。
温め直すことなく、そのまま使えるので、手軽に取り扱いたいという方におすすめ。サラダドレッシングに混ぜるだけで、ぐっと本格的な味わいになります。
※楽天・Yahooは3個セットです

クルミの風味が隠し味!
イタリアのピエモンテ州にあるパスタソースや加工食品を展開する食品メーカーが製造するバーニャカウダソース。ピエモンテ州は野菜やキノコ、ワインの生産地として有名です。
バーニャカウダは元々、ピエモンテ州の代表的な郷土料理でもあります。イタリア料理が好きな方やイタリア生まれのバーニャカウダを楽しみたい方におすすめです。
味はクルミとひまわりオイルを使用しているのが特徴で、スティックサラダなどに付けていただくのが最適です。もしクセが気になる場合、生クリームやレモン汁を加えると食べやすくなります。
コスパ良し!万能な使い方ができるソース
にんにくとアンチョビの味がしっかりきいた業務用のディップソースです。比較的値段も安く、500mlの大容量なので家族が多い方にもおすすめ!クリープタイプなのでディップしやすいのもポイントです。
さらに、ドレッシングのように直接野菜にかけて食べることもできるので、最も手軽にバーニャカウダを楽しめます。

イナウディ社のアンチョビを原料にした上品な味付け
化学調味料無添加で、使用する原材料もシンプルかつ良質。アンチョビの生臭さを感じないので、お子さんと一緒にバーニャカウダを食べたいという方にもおすすめです。レストランのバーニャカウダのような本格的な味わいを手軽に楽しむことができます。
サイズは180gと80gがあり、パーティー料理であれば大きめのサイズ、デイリーユースで使い切るのであれば、小さめのサイズを選ぶといいでしょう。用途に合わせてサイズを選択できるのも魅力的です。
バーニャカウダソース3選【小分け・使い切り】
瓶タイプ以外にも、小分けタイプや使い切りタイプのバーニャカウダソースもあります。
コツ要らずの市販バーニャカウダソース
日清フーズが展開する「青の洞窟」ブランドのバーニャカウダソース。ソースを温め、野菜をディップするだけでおいしくいただけます。エクストラバージンオリーブオイルと生クリーム、アンチョビなどの旨みを楽しむことができますよ。
まずは手軽に味わいたい人にぴったりです。
そのままディップしてお手軽バーニャカウダ
カップ入りで温める必要がなく、そのまま野菜などをディップして食べられる手軽さが特徴のバーニャカウダソースです。また、使いきりサイズなのも日常使いにはうれしいですね。
サラダにかけるドレッシングのような位置付けのため「アレンジなどはしないけれど、家でかんたんにバーニャカウダを味わいたい!」という人に適しています。
カルディオリジナルのバーニャカウダ―ソース
カルディオリジナルのバーニャカウダ―ソースです。にんにく、アンチョビ、オリーブオイルがうまく絡み合い、本格的な味わいを楽しめます。
また、特におすすめなのがニンジンや大根など根菜類です。使い切りタイプなので気軽に試すことができます。
※Amazonは5個セットです
「バーニャカウダソース」のおすすめ商品の比較一覧表
バーニャカウダに合う野菜は? おすすめの野菜を紹介!
バーニャカウダに使う野菜に特に決まりはありません。そのため、好みに合わせて選ぶことができます。ここでは、バーニャカウダの定番からおすすめまでご紹介します!
まず、よく使われる野菜は大根・ミニトマト・きゅうり・ズッキーニ・セロリ・じゃがいも・カブ・アスパラ、れんこん、おくらなどがあげられます。さらに、パプリカやヤングコーン、かぼちゃ、ブロッコリーなど赤、黄色、緑の野菜を揃えることでおしゃれで華やかに仕上がります。
また、野菜以外にもウィンナーやきのこ類を入れてみるのもおすすめです。ぜひ、バーニャカウダソースを使って作ってみてください。
バーニャカウダソースを使ったレシピ 簡単で美味しい!
バーニャカウダソースを使うことで、美味しいバーニャカウダを時短で作ることができます。作り方はは簡単!
まずは好みの野菜を下ごしらえしていきます。よく使われるきゅうりや大根、にんじんなどはスティック状に切ってグラスに入れるとおしゃれに盛り付けられます。ブロッコリーやじゃがいも、かぼちゃ、アスパラなどは、茹でたり蒸しておきましょう。電子レンジを使うのもおすすめです。
野菜の下ごしらえがおわったら、バーニャカウダソースを器に投入しましょう。ソースを温めたら完成です!
バーニャカウダポットを使っておしゃれに盛り付け!
バーニャカウダを作る際に、バーニャカウダポットがあるとより本格的に楽しむことができます。おうちパーティーやちょっと贅沢なご飯をつくる際におすすめです。
料理研究家からのアドバイス
バーニャカウダソースにはさまざまな食材が使われているため、原材料もチェックするようにしてください。たとえば、使用している油ひとつをとってもひまわり油、オリーブ油などさまざまです。使用している油によって味や風味も異なるので、好みに合わせてチョイスするのが大切です。
また、バーニャカウダソースには使い方にもポイントがあります。バーニャカウダソースは温めて使うのが一般的ですが、そうすると品質自体は劣化してしまいます。おいしいバーニャカウダを食べるためには、毎回使い切れる分量を取り分けて使うことを忘れないようにしましょう。
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神戸出身。アメリカなどでパーティ料理やオーガニックを学び、2002年に「菜々食CookingClass」を主宰。卒業生による教室開設やカフェ開業実績も多数。 企業向けのオリジナルレシピ開発を行う「レシピ制作専門スタジオ」では料理部門の代表として、料理動画のメニュー監修、タイアップ企画レシピ、連載レシピコンテンツ、飲食店のメニュー開発などに従事。また、大の蕎麦好きでもあり、蕎麦に関するグループも運営中。