Ankerのロボット掃除機『Eufy RoboVac 11S』を実証検証 期待値大!
毎日使う部屋は、ホコリやゴミ、髪の毛が溜まりやすく、きれいに保つために掃除は1日も欠かせません。しかし掃除する余裕がない日もありますよね。そんな時に便利なのが、Anker(アンカー・ジャパン)が販売しているロボット掃除機『Eufy RoboVac 11S』です。
スイッチひとつで障害物を避けながら掃除してくれるので、掃除機をかける手間が省けます。ほかの家事をしている間にロボット掃除機が部屋の掃除を済ませてくれるので、時間の節約にも。
また見た目のスタイリッシュさもポイント。Ankerはシンプルで洗練されたデザインが魅力で、ロボット掃除機にもそのデザインが反映されています。
今回『Eufy RoboVac 11S』を実際に使用してみて、ロボット掃除機の利便性の高さを実感しました。高価な製品と比べると機能の多さには劣りますが、障害物に注意すれば問題なく掃除を任せられます。
Anker『Eufy RoboVac 11S』とは
Ankerは2011年に設立された新しい企業ですが、販売する商品の使い勝手のよさや、秀でた性能で人気上昇中。スマートフォンやパソコンの周辺機器をメインに手掛けていますが、最近ではAIを活用したスマート家電にも注力しています。
ここで紹介する『Eufy RoboVac 11S』は、そんなAnkerが手掛けるロボット掃除機シリーズのひとつ。厚さを7㎝まで薄くし、狭い空間でも使えるように改良されています。
またロボット掃除機には欠かせない、落下・衝突機能も搭載。赤外線センサーで障害物を回避するので、どんな場所でも使えるのがポイントです。
電源は一緒に梱包されている充電ステーションから供給されます。充電ステーションの電源のみ確保できれば、充電が無くなる前に自動的に戻るため、充電する手間も不要です。
Anker『Eufy RoboVac 11S』の口コミ・評判 SNSやECサイトのクチコミを調査
メーカーへの信頼が厚いためか、全く新しいジャンルの製品でもすでに数千件を超えるレビューが寄せられています。実際に使用した方の意見や感想を見てみましょう。
コストパフォーマンスに満足!『Eufy RoboVac 11S』のよい口コミ
『Eufy RoboVac 11S』のよさを実感している方の多くは、値段以上の性能を実感していました。すでに発売していた既存のロボット掃除機に改良を重ねた機種で、数々の課題をクリアしています。
ロボット掃除機としてしっかり機能するにも関わらず、値段は1万円~2万円の間に収まるコストパフォーマンスの高さが魅力だとわかりました。
ブラシの劣化が気になる…『Eufy RoboVac 11S』の悪い口コミ
一方悪い口コミには、高級ロボット掃除機との比較が多く目立ちました。本製品はロボット掃除機としての機能は最低限揃っていますが、部屋の構造を理解するマッピングや、疑似的な壁で動きを制限するバーチャルウォールは付いていません。そのため高級機器と比較すると、やはり機能面では劣るという意見が多く寄せられています。
また使用し続けると、劣化によって先端に付いているブラシの回転が悪くなるという口コミも。このブラシは部品を後付けするタイプなので、ブラシの性能には改善の余地があるかもしれません。
Anker『Anker Eufy RoboVac 11S』を徹底レビュー 機能面に心配が?
今回はブラックカラーを購入。
ここからは実際に『Eufy RoboVac 11S』を使用した感想をお伝えします。画像と一緒に動画による参考資料もあるので、性能のチェックにご活用ください。
パッケージのデザインはシンプル。
白く大きな箱に入って届きます。バッテリーやモーターが内蔵されているので、多少重く感じました。
開封するとパーツや説明書が。
箱を開けてみると、『Eufy RoboVac 11S』本体と充電ステーション、リモコン、充電ステーション用のACアダプター、清掃ブラシ、交換用のサイドブラシ、フィルター、交換用フィルター、取扱説明書が入っています。
説明書はAnkerの製品らしく、シンプルに作られていました。図柄が入っているので、初めてでも迷わず使えます。
またリモコンに電池が付いている点もポイント。本体裏の主電源をONに切り替えて、自動モードボタンを押すと、すでに数%か充電があるのか掃除が始まります。
充電後に使用開始できます。
充電ステーションとアダプターを接続し、コンセントを差し込みます。充電ステーションがセットできたら、本体をそっと持ち上げて充電ステーションの上に設置すれば、ピッという動作音が聞こえ、本体の電源ボタンがオレンジ色になります。
充電部分は差し込む仕組みではなく、金属同士が触れ合えば充電が開始される仕様です。これなら差し込みが甘く、充電ができていなかったというトラブルも防げそうです。
同封のリモコン
本体のボタンでは自動モードの操作しかできませんが、付属のリモコンを使えば細かいモード選択ができます。
リモコン側でも中央の「START/STOP」ボタンで自動モードを作動できます。
『Eufy RoboVac 11S』はさまざまなモードが使用可能。自動的にモードを切り替えながら掃除する自動モード。ある1点を中心に円を描きながら掃除するスポットモード。壁の周辺を重点的に掃除するエッジモード。
ひとつの部屋を集中して掃除するシングルルームモード。そして十字ボタンによって好きな場所に操作できるマニュアルモードの、計5種類のモードが搭載されています。
マニュアルモードはリモコンの十字キーで操作できます。汚れが気になる部分や、何かをこぼして掃除してほしい時に便利です。
床に擬似的なゴミを撒いて検証
ではここからは実際に吸引力とそのほかの性能を検証していきます。
今回は大粒・小粒両方のスパンコールを床に散りばめました。この部分だけ掃除してほしいので、手前のスペースはマットで疑似的な障害物を作っています。
フローリング上に撒いたので、少し拾いにくい難点があります。『Eufy RoboVac 11S』は綺麗に片付けられるでしょうか。
本体を掃除してほしい箇所に設置
『Eufy RoboVac 11S』をスタート位置に設置。隅や端からだと『Eufy RoboVac 11S』に有利な気がするので、適当な位置に置いてみました。
部屋の隅も漏れなく稼働。
掃除終盤に差し掛かっています。最初スパンコールをブラシでまき散らしていたので不安を感じましたが、何往復かしてしっかりゴミを吸い取ってくれました。
多少のゴミが残ってしまう。
結果は少し惜しいといったところ。端はきれいに掃除できてますが、丸いフォルムのせいか四隅にゴミが残っていました。
またブラシが回転するとホコリが小さく起こるので、本体の上にもスパンコールが付着しています。使っているとホコリが付着するので、軽く拭きあげてください。
フローリング以外に、絨毯やクッションフロアでも使用してみましたが、床の素材に関係なくしっかりゴミを吸引してくれました。ただしブラシがどこかに引っかかると、外れたまま置いてくるので、あらかじめ障害物を減らす工夫が必要でした。
動作音も同じ部屋にいるとうるさく感じますが、部屋の外に出れば聞こえなくなるほど静か。時間を選ばず使えますね。
サイズ | 325x72x325 mm |
---|---|
集じん容量 | 0.6L |
最長運転時間 | 最大100分 |
充電時間 | 300-360分 |
サイズ | 325x72x325 mm |
---|---|
集じん容量 | 0.6L |
最長運転時間 | 最大100分 |
充電時間 | 300-360分 |
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ロボット掃除機の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのロボット掃除機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
コストパフォーマンス重視のロボット掃除機だった Anker『Eufy RoboVac 11S』
『Eufy RoboVac 11S』は価格以上の仕事をしてくれる、コストパフォーマンスが高い製品であることが分かりました。
ロボット掃除機として障害物をよけながらきれいに掃除機をかけてくれるので、ほかの家事をしていた間に1室の掃除ができてしまう、利便性の高さは一度味わうと手放せません。
毎日掃除機をかけるのが億劫に感じる方、部屋を常に綺麗に保ちたい方は、ぜひロボット掃除機の力を借りてみてはいかがでしょうか。黒のスタイリッシュなボディが部屋の雰囲気に馴染むので、家電特有の生活感も控えめです。
Ankerでは本製品のほかに、スマートフォンから操作できる『Eufy RoboVac G30シリーズ』より高性能の『Eufy RoboVac L70シリーズ』も販売しています。
ロボット掃除機を選ぶ際は、ほしい機能があるかを確認してみてくださいね。
その他のロボット掃除機はこちらをチェック 【関連記事】
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
「家電・AV機器」「PC・スマホ・カメラ」カテゴリーを担当する30代編集者。モノを極力持ちたくないミニマリストで、趣味は断捨離。とはいえ、最新ガジェットには興味津々で、多機能な家電に目がない。