おすすめ商品の比較一覧表
花粉対策用 空気清浄機おすすめ15選
メーカーによって異なる特徴を持つ花粉対策の空気清浄機。実際にどのような商品があるのか、特徴とともにご紹介します。
AlexaやSiriと連携可能、花粉対策認証製品
独自の「Air Multiplier テクノロジー」により、部屋中の空気が強力に循環。風とともにキレイに清浄された空気を送り出してくれます。
ダイソンの独特な円形をした本体に「360˚グラスHEPAフィルター」を搭載し、花粉やホコリはもちろん、PM0.1レベルまで除去。この加湿空気清浄機は、JAPOC(花粉問題対策事業者協議会)が「花粉対策用」として認証している製品です。花粉の時期には大活躍してくれるでしょう。
また、遠隔操作も可能。スマホのアプリと連携させて室内外の空気の情報や湿度などをお知らせしたり、本体のON/OFFもコントロールできたりと便利で快適に使えます。AlexaやSiriの音声にまで対応しているとは驚きです。
独自開発のフィルターでキレイな空気が持続!
クリーンエア供給率は「ANSI/AHAM AC-1」規格にもとづく試験結果にて花粉は最高値450cfm中300獲得。これは数値が高ければ高いほど高性能を示しています。
ブルーエア独自の 「HEPASilent(R)テクノロジー」を採用した「デュアルプロテクションフィルター」を搭載しており、段階的に空気を清浄。このテクノロジーにより、フィルターの目詰まりが起こりにくくなっています。独自のテクノロジーにより、風量と性能を維持しながら静音と省エネを実現できるため、キレイな空気が持続できます。それに加えて、フィルターは24時間稼働で6カ月の交換でいいため経済的でお手入れの頻度も減るので一石二鳥ですね。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 花粉 空気清浄機の売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの花粉 空気清浄機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
花粉対策用 空気清浄機の選び方
それでは、花粉対策用空気清浄機の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】集じん力・脱臭力|ココに大きな差がある
【2】フィルター|ココで花粉をシャットアウト
【3】適用畳数・パワー|部屋の広さに合わせて
【4】加湿・除湿機能|空気をキレイにしながら加湿も除湿も
【5】メンテナンス|日々のお手入れはラクラクに
【6】遠隔操作|スマホから操作できるモデルも
上記の6つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】集じん力・脱臭力|ココに大きな差がある
花粉空気清浄機の集じんや脱臭は、大別するとタイプがふたつ。それぞれどのような特徴を持っているのか確認しましょう。
▼ファンタイプ
よく見かける一般的なタイプがこちらのファンタイプ。ファンで花粉やチリなどを集めて、フィルターを通してろ過を行ない、空気をキレイにする仕組みです。
フィルターのみで集じんも脱臭も行なうため比較的コンパクトな製品が作りやすく、卓上空気清浄機でもファンタイプが多くなっています。ただし、フィルターの目詰まりが起こりやすいためメンテナンスが少々面倒かもしれません。
▼電気タイプ
本体内で静電気を発生させ、その静電気に花粉やホコリなどを付着させて集じんするのが電気タイプ。集じんしたあとにフィルターを通してさらにろ過し、脱臭まで行ないます。
先に静電気で集じんしているためフィルターの目詰まりが起こりにくいことがメリット。集じん力も脱臭力も衰えずに持続します。本体内で静電気を発生させる装置を組み込まなければならないため、本体は大きくなりがち。スペースはじゅうぶんに確保しましょう。
【2】フィルター|ココで花粉をシャットアウト
空気清浄機によっていかに花粉を減らせるか、というところはフィルターに左右されるといっても過言ではありません。ファンタイプでも電気タイプでも必ずフィルターを通し、キレイな空気を送り出すためです。
多くの製品は「プレフィルター」で大きなチリやホコリなどをろ過し、「集じんフィルター」でさらに小さくこまかな花粉やPM2.5などを粒子単位でろ過し、「脱臭フィルター」でニオイのもとを分解していく仕組み。このフィルター部分に大きな工夫や企業努力などがあらわれているともいえるでしょう。
【3】適用畳数・パワー|部屋の広さに合わせて
いくら高性能のモデルを購入したところで、部屋の広さに合っていなければ空気清浄機も効果を発揮できません。適用畳数(適用床面積)は必ずモデルごとに表示されているので忘れずチェックしましょう。
ここで特筆すべき注意点は「適用畳数=部屋の畳数」ではないということ。適用畳数とは、「日本電機工業会規格(JEM1467)」で定められた基準にのっとって、規定された粉塵濃度を約30分以内に清浄できる部屋の広さ」をあらわしています。
そのため、10畳の部屋に「~10畳用」と表記のある製品を設置した場合、室内の空気をキレイにするのに約30分かかる、ということになります。逆に10畳の部屋に「~30畳」と表記のある製品を設置した場合、約1/3の10分程度で空気がキレイになる、ということ。広いぶんには問題ありません。
【4】加湿・除湿機能|空気をキレイにしながら加湿も除湿も
空気清浄機には空気をキレイにする機能だけでなく、加湿機能や除湿機能を備えたモデルもあり、1台2役をこなしてくれることも。加湿器や除湿器をわざわざ設置する手間暇や費用などを省けます。
とくに、除湿機能つき空気清浄機なら花粉対策で大助かり! 花粉の時期はなるべく衣服に花粉をつけないよう室内干しする人もいると思いますが、空気清浄と一緒に除湿機能もONにすると洗濯物の生乾きの気になるニオイやカビなどの繁殖を抑えてくれます。
天日干しにこだわりたい人は太陽がいちばん当たっている時間帯に外へ出し、早めに室内へ戻して空気清浄で花粉を落としながら除湿で洗濯物を乾かすことも可能。一石二鳥な機能です。
【5】メンテナンス|日々のお手入れはラクラクに
フィルターの定期交換やセンサーのお手入れなど、思いのほか空気清浄機はメンテナンスがたいへん。日々使用する空気清浄機だからこそ、どんなメンテナンスが必要か、フィルターの交換頻度はどれくらいか、などを確認しておきましょう。
電気タイプに比べて目詰まりを起こしやすいファンタイプの空気清浄機なら、当然フィルター交換も多くなります。空気清浄機としての機能を発揮させるためにも、フィルター交換はメーカーが推奨している目安ごとに行ないましょう。
【6】遠隔操作|スマホから操作できるモデルも
近年は技術が進歩し、スマホなどを通して遠隔操作できるモデルも出ています。空気清浄機をつけっぱなしで外出すると電気代が気になりますよね。出先でスイッチのON/OFFができれば、帰宅に合わせて稼働させておくことも可能。
さらに、アプリを使用して室内外の空気状況を把握できたり、消耗品のメンテナンス時期をお知らせしてくれたり、と至れり尽くせりなモデルまであります。エアコンなどと連動させておけば、帰宅時の快適度がグッと変わることでしょう。
強力な花粉の集じんなら適用畳数が大きいものを エキスパートからのアドバイス
プロの家電販売員 兼 家電・ITライター
花粉の粒子の大きさはおよそ30〜40μm(1μm=0.001mm)となっており、アレルゲン物質のなかでは比較的大きめな粒子になっています。花粉がしっかりシャットアウトできるかどうかというところは集じん力に集約されており、フィルターの目がこまかいHEPAフィルターを使用しているかどうか、吸引能力の高さなどがいちばん重視されます。
そのための指針のひとつとして適用畳数を確認するのが有効で、適用畳数とは「30分でそのなかの空気を一回転入れ替えさせられる畳数」になっていますので、適用畳数が大きければ大きいほど高出力になります。強力に花粉を撃退したいのであればこちらも気にしましょう。
覚えておきたい花粉の基礎知識
花粉対策用空気清浄機だけではどうしても対処しきれない部分が出てきてしまいます。これからご紹介する内容も一緒に実践すると、より効果的に花粉対策ができるでしょう。
玄関用の花粉対策用空気清浄機も効果的
花粉は室内に持ち込まないほうがよいのは当然のこと。となると、玄関に花粉用空気清浄機を置くことも視野に入れるとよいでしょう。
玄関で花粉をある程度落とせれば、室内に入り込む花粉の量も減り、快適度がグンと上がるかもしれません。
帰宅後はなるべく玄関で衣類を脱ぐ
外で花粉がついてしまった衣服(とくにジャケット・アウターなど)はなるべく玄関で脱ぐようにしましょう。そうすることによって、室内に持ち込む花粉の量が少なくなります。
できれば帰宅後、玄関ですぐに着替えてしまうことが最善かもしれませんが、なかなかそうもいかない場合は衣服を玄関の外で軽くはたいて振り落とすだけでも違いが出てくるでしょう。
花粉の時期はなるべく室内干しを心がけよう
「洗濯物は絶対に天日干し派!」という人も多いとは思いますが、せめて花粉の時期はなるべく室内干しをするようにしましょう。せっかく洗ってキレイになった洗濯物が、干している間に再び花粉にまみれて……と悪循環。
室内干しをするなら、せっかくなので除湿機能つき空気清浄機を併用しましょう。除湿機能で洗濯物の乾きを早め、空気清浄機能で生乾きの気になるニオイや菌の繁殖を抑えてくれます。
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空気清浄機で花粉対策を
空気清浄機にもさまざまな付加機能が備わっていることがわかりました。花粉対策用として製造されているモデルも多く、通常の空気清浄機よりも花粉に重点を置いているからこそ、花粉に悩む人の手助けをしてくれるでしょう。
とくに、除湿機能が備わったモデルだと室内干しの洗濯物を乾かしたりイヤなニオイを分解したりと、1台3役も4役もこなしてくれるのでありがたいですね。みなさんにピッタリな花粉空気清浄機が見つかるといいですね。
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家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの現役家電販売員。 学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。 個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテスト等で表彰された経験を持っています。 家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物全てに精通しています。家電で分からないことはありません。 現在は家電ライターの業務も通して「全ての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力しています。