真空保存容器『フォーサ』を実際に使ってみました
料理が残ったときや、お菓子やパンが中途半端に余ったときなど、その保存に悩む人は多いのではないでしょうか。無駄にしないようにしっかりと保存容器に入れても、湿気ってしまったり傷んでしまったりして、結局捨ててしまうということも少なくありません。
「食材を新鮮なまま長持ちさせたい!」というときに役立つのが、この真空保存容器の『フォーサ』です。
『フォーサ』はワンタッチで真空保存でき、また自動ストップ機能付きなので子どもでも簡単に扱えます。容器のサイズや形もさまざまな種類があり、自分の欲しい種類を購入できて無駄がありません。
今回は、「『フォーサ』の真空保存はどれくらい効果があるの?」という疑問を解消するために、実際に購入してその真空保存の効果や機能性、また使い勝手などを検証してみました。
真空保存容器に興味はあるけれど、「ほんとのところはどうなの?」と思っている人は参考にしてくださいね。
真空保存容器『フォーサ』の特徴とは 公式サイトの情報などを調査
『フォーサ』は、食べ物を劣化させる原因である酸素をシャットアウトする真空保存容器です。
使い方は簡単で、容器に食材を入れてフタをして、フタの上に真空器を置いてボタンを押すだけ。難しい設定や調整は必要なく、容器の中が真空になると自動でストップするため、子どもや機械の苦手な高齢の方でも簡単に操作できます。
真空器本体の重さは200gと軽量で、コードレス&コンパクトな作りで狭いキッチンでも邪魔になりません。容器をきれいに重ねることができるので、ごちゃごちゃしがちなキッチンの中でもすっきりと収まります。
離乳食や汁気のある料理もこぼれる心配がないため、持ち運びやお弁当にもぴったり。
今回購入した丸型タイプは電子レンジ不可ですが、角型タイプは電子レンジでの使用も可能です。
コンテナの耐冷温度は−20℃、耐熱温度は85℃。冷凍保存はできますが、温度の高い料理は、容器に入れる前に冷ます必要があります。
フタは食洗機で洗えないものの、コンテナは洗浄可能です。
にんにくなどのニオイの強い食材や、残りがちなネギや大葉などの薬味の保存にも便利。もちろん、湿気やすいパンやお菓子、コーヒーやお茶などの保存にも優れています。
真空保存容器『フォーサ』の口コミ&評判 SNSやECサイトでの評価は?
『フォーサ』について口コミや評判を確認したところ、使い勝手が良くて食材が無駄にならずにすむ、という口コミが多く見られました。
一方、空気が抜けるといったネガティブな意見もあったため、ポジティブとネガティブ両方の評価をそれぞれ紹介しましょう。
『フォーサ』のポジティブな評価
「食材の劣化を抑え、長持ちしてくれるので無駄が少なくなった」という声が多数ありました。
非常に使いやすいところも高評価なようです。「今まで残ったおかずにいちいちラップをするのを面倒に思っていたが、その面倒がなくなった」という意見も。
『フォーサ』のネガティブな評価
「容器自体にすぐにひび割れが入った」というネガティブな評価がありました。また、「フタを取るときにうまくいかない」、さらに「空気が抜ける」といった口コミも。
「コンテナとのセットではなく、バックアップのために本体だけで購入したい」という意見もありました。
真空保存容器『フォーサ』を実際に使ったレビュー 検証レビュー
今回、購入したのは、コンテナと本体がセットになった丸型コンテナ6個セット。小(2個)、中(3個)、大(1個)の3つのサイズの容器が計6個と本体(真空器)のセットです。
初めて使うには、ちょうど良いサイズと数がそろっていると感じました。
3種類の容器の大きさは?
それぞれのコンテナの容量と大きさは、次のとおり。
・コンテナ(小):容量 600ml、大きさ 約 直径135mm、高さ75mm
・コンテナ(中):容量 850ml、大きさ 約 直径135mm、高さ95mm
・コンテナ(大):容量 1,350ml、大きさ 約 直径135mm、高さ145mm
コーヒー豆を挽いたものをコンテナ(小)に入れています。
コンテナ(中)は、1人分のサラダを入れるのにちょうどいい大きさなので、お弁当に重宝しそう。
コンテナ(大)は、余ったパンやお菓子を入れるのに十分な大きさです。
本体(真空器)は?
本体(真空器)の重さは、約200g。りんごと同じぐらいの重さで、電池(単3の電池4本)使用のコードレスタイプなのも使い勝手がいいと感じました。
コンセントを必要とせず、忙しいときもサッと使えるのはうれしいですね!
汁物も大丈夫?
フタを開けると、このようにゴムパッキンでしっかりと密閉できるのがわかります。汁物もこぼれないので、持ち運びにも便利ですね。
「冷蔵庫の中でうっかり倒してしまった!」というときも、これなら安心。
真空にするときは?
真空にするときは、容器の上に本体をのせて電源ボタンを押すだけ。
容器の空気が抜けると、電源ボタンのランプが消灯して自動的に止まるので、「本当に真空になってるの?」という心配はありませんでした。とても使い勝手がよく、これなら子どもでも高齢者でも簡単に使えるはず。
「使い方ガイド」によると、しっかりと真空にするためには、本体をフタにのせてから軽く上から押さえるのがポイント。
真空を解除するには?
真空を解除するには、フタの緑のボタンを押すだけ。プシューという音がして、フタを開けることができます。
開けにくいときは、緑のボタンを押しながら開けるのがコツです。
お菓子を使って真空保存の効果を検証
それでは、実際にどれくらい食材を新鮮なままキープできるのかを試してみました。
『フォーサ』に入れたポテトチップスと、袋を輪ゴムでとめたポテトチップスを2日間おいた後に食べ比べ。
結果:食感が全然違う!
子どもたちと食べ比べてみましたが、食感がまったく異なりびっくり!
『フォーサ』で保存していたほうは、開封したときのパリパリッとした食感のままでした。
一方、袋を輪ゴムで留めて保存していたほうは、悪くはないもののしんなりとした感じに。
食べ比べてみると、『フォーサ』の真空保存の効果を実感できます。
小さい子どもがいるご家庭では、食べかけのお菓子やパンなどが残ることが多いと思いますが、これなら無駄にせずにすみそうです。食事を作り置きしておきたい1人暮らしの人にもぴったり。
野菜を使って真空保存の効果を検証
個人的にアボカドは大好きな野菜ですが、カットすると変色しやすいため、購入するのをためらう食材でもあります。今回は、アボカドも変色せずにキープできるのかを試してみました。
『フォーサ』に入れたアボカドと、ラップに包んだアボカドを1日冷蔵庫で保存して、その色の違いを比べます。
結果:野菜の色にもほとんど変化なし!
『フォーサ』に入れたアボカドとラップに包んだものとでは、あまり違いは見られませんでした。
ただ、『フォーサ』に入れたほうは、切った断面にも変色がほとんど見られず驚きです。
『フォーサ』があれば、これから躊躇せずに大好きなアボカドも楽しめます!
本体サイズ | 直径約135×高さ約75mm(真空容器) |
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材質 | ポリプロピレン、AS樹脂、熱可塑性エラストマー ほか |
耐熱/耐冷温度 | 耐熱85℃/耐冷-20℃ |
コンテナ容量 | 大:1350ml、中:850ml、小:600ml |
コンテナ形状 | 丸型 |
本体サイズ | 直径約135×高さ約75mm(真空容器) |
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材質 | ポリプロピレン、AS樹脂、熱可塑性エラストマー ほか |
耐熱/耐冷温度 | 耐熱85℃/耐冷-20℃ |
コンテナ容量 | 大:1350ml、中:850ml、小:600ml |
コンテナ形状 | 丸型 |
真空保存容器『フォーサ』を実際に使ってみてわかったこと 総合評価:4.8点
フォーサを試した感想をチャートにしてみました。
鮮度のもち:5
衛生面:4
容器の大きさ:5
使い勝手:5
※執筆者の主観を数値化したものです。
『フォーサ』を実際に使ってみてわかったことは、期待していた以上に食材を新鮮なままキープできたということ。
真空にするときは本体のボタンを押すだけ、また真空を解除するときはフタの緑ボタンを押すだけ、と使い方も簡単です。容器のサイズもちょうどよく、きれいに重ねることができるのもうれしいポイント。
小さい子どもがいるご家庭や、どうしても食材が余りがちな1人暮らしや高齢者世帯にぴったりな商品でしょう。
『フォーサ』は、簡単な操作でしっかりと真空にでき、食材を新鮮なまま長持ちさせることができる真空保存容器であるとわかりました。
こちらは、パスタや葉物野菜の保存に便利な縦長タイプです。
本体サイズ | 直径約135×高さ約285mm(凸部含まず) |
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材質 | ポリプロピレン、AS樹脂、熱可塑性エラストマー 等 |
耐熱/耐冷温度 | 耐熱85℃/耐冷-20℃ |
コンテナ容量 | 2850ml |
コンテナ形状 | 丸型 |
本体サイズ | 直径約135×高さ約285mm(凸部含まず) |
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材質 | ポリプロピレン、AS樹脂、熱可塑性エラストマー 等 |
耐熱/耐冷温度 | 耐熱85℃/耐冷-20℃ |
コンテナ容量 | 2850ml |
コンテナ形状 | 丸型 |
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「生活雑貨・日用品」「住まい・DIY」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。