『バムとケロ』大人もジワる。絵本の魅力を解き明かす!
『バムとケロ』は、絵本作家・島田ゆかさんの絵本シリーズ。しっかり者のバムと、愛嬌たっぷりのケロちゃんがおくる日々の暮らしを描いた物語です。
一度絵本を開くと、大人までもが思わず虜になってしまうバムケロシリーズ。しかしその人気の陰には、お世辞にもCute!とは言えないキャラクターの見た目に「最初は手に取るのをためらった」「海外の絵本だと思っていた」なんて声も聞こえてきます。
そんな気になる口コミにも注目しながら、絵本『バムとケロ』の魅力に迫ります!
綿密に描かれた個々のストーリー どのキャラクターにも味がある!
キレイ好きでお料理上手! おだやかな「バム」と、やりたい事はなんでもやっちゃうマイペースな「ケロちゃん」。主人公のふたりが繰り広げる心温まるストーリーのそばで、小さな登場キャラクター達にも注目すると......。
いつもふたりのそばで自由に過ごしている小さい犬の「ヤメピ」、三本耳うさぎの「おじぎちゃん」、サングラスを外した時のギャップが愛おしい「ソレちゃん」など、サブキャラクター達にもしっかり息が吹き込まれています。
キャラクター愛が止まらない島田ワールドへ 開くたびに新しい発見!
『バムとケロ』には、楽しいしかけがいっぱい!いわゆるとびだしたり、音がでるようなはなく、読むたびに新しい発見がある「絵とストーリーの中に」しかけがある絵本です。
探したくなるサブキャラクター、子どもが夢中になって想像するサイドストーリーなど、シリーズを通して読めば繋がっている話もあり、読むほどに読者の予想をはるかに超えて楽しませてくれる絵本です。
島田ゆかさんってどんな人?
東京デザイン専門学校グラフィック科卒業後、食品のパッケージデザイナーなどを経てフリーに。カナダ在住の絵本作家として活動している。
『バムとケロ』みんなの口コミ&レビュー
世代を問わず根強いファンが多い『バムとケロ』。読者の口コミ・レビューをポイントを押さえてご紹介します。
【高評価レビュー】
・キャラクターが魅力的
・字が読めなくても楽しめる
・子どもが飽きない、何度も読みたがる
・絵にまつわる発見をするたびに虜になる
・大人が何度読んでも新しい気づきがある
・ストーリーも、絵のクオリティーも高い
・どの絵本もはずれがない
・親子で大好き!
【低評価レビュー】
・絵に情報があり過ぎて、子どもに補足説明がいる
・読み聞かせむきではない
高評価レビューが多い中でも、「『バムとケロ』がきっかけで、子どもが絵本を好きになった!」という口コミが多かったのが印象的でした。
絵から受ける印象が多い反面、「読み聞かせにはちょっと......。」という声もありましたよ。実際に読んで、気になる口コミの真相についても探ってみたいと思います!
好奇心がとめられない『バムとケロ』シリーズ 全巻そろえたい!
日本語版を全て購入し、小1の長女と年少児の次女と一緒に絵本を読み始めました。すると、子ども達だけでなく大人もどんどんハマってしまい......。
全巻を読んだからこその発見やサブストーリーにワクワク! 小学1年生の反応
小学1年生の長女は大人が気付かないようなサブストーリーや、楽しい発見をたくさん教えてくれました。
「四本耳のおじぎちゃんがいるよ! 」「お仕事する前に、いつもおやつを食べるのがおもしろいね。」「お話は日曜日から始まって、月・火・水・木に続いているね。」など、ピンポイントなものから、シリーズ全体を通して何度も絵本を楽しんでいます。
絵本のカバーから裏表紙に至るまで、シリーズを順番に読むほどに、味わい深くなっていく仕掛けがたくさん! 読む人や回数によって、面白さが変化していくのが魅力です。
サブキャラ&間違い探し! 年少児でも楽しめる
まだ自分ひとりで文章を読めない年少児の次女も、『バムとケロ』に夢中。「読んで? 」ということもありますが、絵だけで物語を追えるのでひとりで絵本を開いている姿をよく見かけます。
小さなサブキャラ『ヤメピ』探しを楽しみ、インテリアの違いを見つけては喜び、読み返す度に出会う新しい物語に大爆笑。
更には、島田ゆかさんの『ガラゴ』シリーズの仲間をみつけて、「これ読みたい!」と次に購入する絵本を指定されました。
大人女子も憧れる『バムとケロ』を彩る世界 オシャレなにおやつにインテリア!
バムとケロちゃんのおうちのインテリアや、ふたりが作る料理がオシャレなのも絵本の魅力のひとつ。
外国風犬足? のお風呂や、広くて可愛いキッチン。車はシックなオープンカーを乗りこなすバムとケロちゃん。小さな小物からお部屋の模様までなんてステキなんでしょう!
さらに、キレイ好きなバムに比べ、ケロちゃんは部屋を汚すことに関しては天下一品。世の中のパパ・ママがバムの気持ちに思わず共感する場面も少なくないはずです。
絵本の中のおやつをおうちで作れる『バムとケロのおいしい絵本』も見逃せません!
Bam and Keroはどう?
すっかり『バムとケロ』の世界にハマってしまったわが家は、英語版とカレンダーを追加購入することに。翻訳はイギリス出身のクリストファー・ベルトン氏が担当、巻末には日本語がついている贅沢さでした。
わが家の子ども達は、日本語絵本と読み比べながら楽しんでいます。慣れ親しんだ絵本は、子ども達が英語に親しむきっかけになってくれますよ。
『バムとケロ』はシリーズで贈るのがおすすめ! 家族で楽しめる!
小さな子どもから楽しめる『バムとケロ』。男の子・女の子の好みを問わないジェンダーニュートラルな絵本は、成長祝いの贈り物にも喜ばれます。
子どもが自分で絵本を開きたくなる楽しい世界観。字が読めなくても、覚えたてでも、絵がやさしく物語を誘導してくれるでしょう。
ぜひ、シリーズを通して『バムとケロ』の世界を楽しんでくださいね!
サイズ | 230×300mm |
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出版社 | 文渓堂 |
作・絵 | 島田ゆか |
サイズ | 230×300mm |
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出版社 | 文渓堂 |
作・絵 | 島田ゆか |
サイズ | 216×281mm |
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出版社 | 文溪堂 |
作・絵 | 島田 ゆか |
サイズ | 216×281mm |
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出版社 | 文溪堂 |
作・絵 | 島田 ゆか |
サイズ | 173×152mm |
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出版社 | 文溪堂 |
作・絵 | 島田ゆか |
サイズ | 173×152mm |
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出版社 | 文溪堂 |
作・絵 | 島田ゆか |
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