『夢ゲンクール』を実際に使ってみました
ここ数年の夏の暑さは異常ですよね。夏場の熱中症対策は、まさに死活問題にもなっています。
通勤通学、日課のウォーキングなど。外に出なければならないときに、どう暑さから身を守るか頭を悩ませている人も多いのでは?
また、ジリジリと照りつける日差しのなか、屋外で活動するときには紫外線も気になるところ。
そんなシチュエーションでおすすめなのが、今回紹介する『夢ゲンクール』です! 本記事では、『夢ゲンクール』を実際に購入し、本当に使える商品なのか試してみました!
『夢ゲンクール』ってどんな商品?
『夢ゲンクール』は、実演販売で有名な「コパ・コーポレーション」が取り扱っている商品。
水に濡らして強めに振ると数秒で冷たくなる、魔法のようなスポーツタオル。特殊素材の夢ゲン冷却糸を使った3層構造により、気化熱を効率的に活用した冷却が可能。
熱湯で濡らしても、振り回せばすぐに20℃以下に! ぬるくなっても振りなおすことで、何回でも冷たくできる優れものです。
薄くて軽く、通気性もあるので気持ちよく使えます。紫外線遮断効果付きで屋外の使用にもぴったり。洗うときには洗濯機OK! 洗っても冷感効果は変わらず、薬品不使用のタオルだから安心して洗濯できます。
『夢ゲンクール』の気になる口コミ
『夢ゲンクール』には「冷たくて快適」など、いい口コミもあります。しかし「たいして冷たくない」など、悪い口コミも多数みられました。
せっかく購入するのに、役に立たなかったらがっかりですよね。お金を払うに値する商品なのか、まずは評判を確認しておきましょう。
冷えない
「思ったほど冷えない」「冷たさが持続しない」など、期待するほど効果を得られなかったという口コミがたくさん見受けられました。
使いづらい
「使いづらい」という口コミも目立ちます。「濡らして使う商品だから仕方ないが、首に巻くと服が濡れてしまう」「水しぶきが飛び散るから、室内や人の多い場所では使いづらい」など。
におう
衛生上の問題点を指摘する声もありました。「洗濯したときになかなか乾かず、におい戻りがある」「汗を吸い、生乾きで使用するので雑菌が繁殖しやすい」など。
その他
そのほかにも、次のような口コミがあります。「色落ちして服に色移りする」「人によっては肌がかぶれることがある」
『夢ゲンクール』を実際に使用してわかったこと
今回は『夢ゲンクール』のブルーを購入。ピンク・ブルー・グレー・ネイビーの4色展開しているので、好きな色を選べます。よく着る服装の色合いに合わせるのもいいですね。
サイズは、31cm×100cm。首に巻くには充分な長さがあります。
パッケージにはイラストつきの説明が入っていて、使い方がわかりやすいですね。UVカットの世界的基準値であるUPFが、最高値の50+と高い紫外線遮断効をもつ商品であることがわかります。
また、パッケージには次のような注意点も記載されていました。
・色移りするケースがあるため、白や淡い色の服とは重ねないように気をつける
・柔軟剤を使用すると、吸水性が悪くなる恐れがある
・乾燥機やアイロンは使用不可
・人によっては、かゆみやかぶれ、発疹などの症状が出る場合があるなど
これらの注意点は、使用前によく読んで確認してください。
お湯でも本当に冷たくなるか?
『夢ゲンクール』が本当に冷たくなるのか、熱めのお風呂くらいのお湯で実験。
結果、思いっきり振り回したら冷たくなりました。首に巻くと気持ちがいいですよ! 熱を出したときに使う、冷却シートくらいの冷たさになります。
涼しさは持続するか?
真夏ではなく室内での実験でしたが、長時間涼しく過ごせました。
ただ、時間が経てばだんだんぬるくなっていきます。使いはじめほどの冷たさが持続するのは10分程度。その後は、冷たく感じますが、正直濡れタオルを巻いたのと大差ないと思いました。ただ、『夢ゲンクール』のすごさはここからです!
振りなおしたら冷たくなるか?
ぬるくなった『夢ゲンクール』を振りなおしたら冷却シートレベルの冷たさが復活しました!
しかし、振り回す度に水滴が飛ぶので、何度も繰り返していると冷たさを維持するために必要な水分が失われてしまいます。ぬるくなるのが早くなってきたら、水分を補給する必要あり。
また、振り回すときには水滴が大量に飛びます。振り回している人の顔や服はびしょ濡れ。周囲にも被害が及ぶので、人混みのなかでは使えません。
使い勝手が悪そう? 単独使用の場合はそう感じる人もいるかもしれませんね。でも、『夢ゲンクール』のポイントはここから先です。
扇風機との併用が最強!
『夢ゲンクール』は扇風機と併用すると、単独で使用するより何倍も涼しく過ごせます。
扇風機の風にあてれば、振り回さなくてもお湯で濡らしたほかほかタオルがひえひえに! 濡れたタオルの振り回しは、室内だとお風呂場くらいでしかできませんが、扇風機なら部屋を選ばずタオルを冷たくできます。
服や眼鏡がずぶ濡れにならずに済むのもうれしいメリットです。
また、首に巻いたタオルは携帯用扇風機を併用すると、ずっと冷たくて快適! 一度冷却したタオルの冷感維持に強風は必要ありません。携帯用扇風機のような弱い風でも充分です。
しかも、振り回して水分が減少することがないので、水分補給も必要ありません。
色移りするか?
写真の左側はくみたての水道水。右側の水は、『夢ゲンクール』を初回使用した際に入念にもみ洗いし、30分浸け置きした後の水。
右側の水はうっすら青く染まっています。びっくりするほどの色落ちではありませんが、初回の洗濯は単独でしたほうがよさそう。
次は、洗濯機でさらに1回洗濯した『夢ゲンクール』で実験。
『夢ゲンクール』を通常の使用時と同じようにしっかり水で濡らし、軽く絞ります。それを新品の真っ白な雑巾と重ねてぐるぐる巻きに。そのまま7時間放置して白い雑巾に色移りするか検証しました。
結果、白い雑巾に色移りはありませんでした。7時間経過後も雑巾は真っ白のまま。色落ちしなくなるまで洗濯した『夢ゲンクール』なら、色移りはそれほど気にしなくても大丈夫そうです。
使いやすさは?
洗濯機で洗えるので、お手入れが簡単。布地が薄いので夜洗えば、翌朝には乾きます。洗濯後のにおい戻りもありませんでした。
単独使用だとぬるくなる度に振り回しや水分補給が必要になるので、面倒に感じる人もいるかもしれません。しかし、扇風機と組み合わせて使うと格段に使いやすさがアップします。
サイズ | 31×100cm |
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素材 | ポリエステル100% |
カラーバリエーション | ブルー、ピンク、グレー、ネイビー |
サイズ | 31×100cm |
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素材 | ポリエステル100% |
カラーバリエーション | ブルー、ピンク、グレー、ネイビー |
『夢ゲンクール』で快適に夏を乗りきろう 総合評価:4.4点
『夢ゲンクール』を試した感想をチャートにしてみました。
色落ち:4
涼しさ:4
手入れのしやすさ:5
使いやすさ:5
持続力:4
※執筆者の主観を数値化したものです。
『夢ゲンクール』を実際に使ってみた結果、室内・室外を問わず夏の暑さを和らげてくれる実用的な商品であることがわかりました。
暑い日に外で活動する機会が多い人、室内でも熱中症対策をしたい人におすすめのアイテム。
『夢ゲンクール』は、単独でも涼しさを得ることができます。しかし、筆者は携帯用扇風機と組み合わせての使用を強くおすすめします。
『夢ゲンクール』と携帯用扇風機のコンビは、それぞれのアイテムから得られる涼しさを数倍に高められる最強のコンビ! 『夢ゲンクール』を購入したら、ぜひ携帯用扇風機と併用してみてください。
『夢ゲンクール』のシリーズ商品には、『夢ゲンクール アームカバー』と『夢ゲンクールフェイスガード』もあります。お好みにあわせて商品を選んでください。
サイズ | 全長約50cm |
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素材 | ナイロン87% 、ポリエステル13% |
カラーバリエーション | ブラック |
サイズ | 全長約50cm |
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素材 | ナイロン87% 、ポリエステル13% |
カラーバリエーション | ブラック |
サイズ | 260mm×5mm×500mm |
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素材 | 本体:ナイロン 87%、ポリエステル 13% メッシュ:ナイロン 80%、ポリエステル 20% |
カラーバリエーション | ネイビー |
サイズ | 260mm×5mm×500mm |
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素材 | 本体:ナイロン 87%、ポリエステル 13% メッシュ:ナイロン 80%、ポリエステル 20% |
カラーバリエーション | ネイビー |
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「生活雑貨・日用品」「住まい・DIY」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。