『じゃがチョコ』を実際に食べてみました
甘じょっぱい味はクセになります。
甘いものを食べると、しょっぱいものがほしくなり、口の中がしょっぱくなると、甘いものがほしくなるからです。その甘さとしょっぱさをひとつのお菓子の中で両立させたのが『じゃがチョコ』。
ポテトチップスをチョコレートでコーティングしたお菓子は他にもすでに存在しています。
しかし、『じゃがチョコ』はポテトチップスではなく、ポテトスナックにチョコレートをコーティングしたお菓子です。両者の違いはどんなところにあるのでしょうか?ポテトスナックとチョコレートの組み合わせの食感も気になるところです。
実際に食べてみて、『じゃがチョコ』の味と食感を検証しました。
『じゃがチョコ』とはどんなチョコスナック?
『じゃがチョコ』を販売している株式会社ブルボンは1924年に北日本製菓という名前で創業されました。
関東大震災の影響で、地方へのお菓子の供給がストップしてしまった状況を見た創業者の吉田吉蔵が「地方にも菓子の量産工場を」と決意して会社を設立したのです。
ブルボンではその後、米菓、ビスケット、クッキー、チョコレート、ポテトスナックなど、さまざまなお菓子を発売しています。『じゃがチョコ』はそうした商品開発の技術やノウハウが活かされたお菓子といえそうです。
『じゃがチョコ』が発売されたのは2012年9月。スナック菓子がカップに入っているというパッケージの形態も特徴的です。『じゃがチョコ』の特徴である「甘じょっぱ系」という言葉もすっかり浸透。
『じゃがチョコ』に続くシリーズとして、『じゃがチョコホワイト』、『ひとくちじゃがチョコ』、『じゃがチョコ グランデ』なども発売されています。
『じゃがチョコ』の口コミや評判は?
『じゃがチョコ』についての口コミや評判をインターネットで検索してみました。
評判のポイントとなっているのはやはり「甘じょっぱさ」について。ここでは良かった口コミと悪かった口コミをあわせて紹介していきます。
『じゃがチョコ』のよかった口コミ
甘さとしょっぱさがクセになり、リピートを決定したという声がたくさんありました。
また、ポテト部分に厚みがあり、ポテトとチョコレートそれぞれの味をしっかり楽しめるという内容の口コミも多数。食べ出すと止まらず、カロリーオーバーが気になるといううれしい悲鳴も。
続けて食べたくなるのが『じゃがチョコ』の魅力といえそうです。
『じゃがチョコ』の悪かった口コミ
甘さとしょっぱさのバランスの好みは人それぞれということもあり、自分の口には合わないという内容の口コミもありました。
否定的な声で多かったのは、期待していた味と違って、チョコレートの甘みが強すぎて、しょっぱさが少なくて物足りないというもの。
食感に関しても、否定的な口コミがいくつかありました。目立っていたのはポテトチップスと比べると、ソフトすぎて食感がいまいちという声。
『じゃがチョコ』は食べたことのない人にとっては未知の食べ物であるだけに、それぞれ食べる前にイメージする味や食感があると思われます。
その予想や期待と違うと、辛口の評価になる傾向があるようです。
『じゃがチョコ』を食べてわかった甘じょっぱ系の魅力
『じゃがチョコ』のフタを開けると、チョコレートの香りと植物油脂の香りがします。じゃがいもの匂い、ポテトチップスのような匂いはほとんどしません。
1枚取り出して見てみましょう。『じゃがチョコ』の表面にはチョコレートがコーティングされており、ところどころポテトスナック部分が露出しています。
カップから皿に移して見ていきましょう。
形もチョコのかかり方もいろいろ
カップの中に入っていたのは12枚。数個のカップを開けて数えてみたのですが、どれも12枚でした。ただし数がパッケージに明記されているわけではないので、カップによって数が違う可能性もあります。
お皿に盛った見た目はなかなか美味しそうです。反っているものもあれば、平らなものもあります。
バラエティーに富んだ形はブルボンの技術力の高さゆえでしょう。ポテトスナック部分は一見ポテトチップス風ですが、成形したものと思われます。
原材料をチェックしてみましょう。
ポテトペレットって何?
まず気になるのはポテトペレット(乾燥ポテト、でん粉、食塩)という表記です。
ペレットは英語で「小さなかたまり」といった意味があります。ポテトペレットとは成形したものを指しているのでしょう。
じゃがいもを薄切りにしてフライしたポテトチップスではなくて、ポテトペレットであることは『じゃがチョコ』の大きな特徴です。
着色料としてウコンが使われているのもポイントのひとつ。ポテトスナック部分の黄色がかなり鮮やかで、チョコレートのブラウンとポテトスナックのイエローの対比が食欲をそそります。
つい手に取りたくなる形状
表面の細かな波形によって、見た目からもサクサク感が伝わってきます。これは見ているだけで、かじりたくなる形状です。
波形があることによって、チョコレートのコーティング具合も1枚ごとに異なり、微妙な味の変化を楽しめるところもポイント。
ポテトチップスではなくポテトスナック チョコの下にあるのは
断面がわかりやすいように、何枚か半分に割って、並べてみました。
細かい気泡があること、厚みがかなりあることからも、ポテトチップスではなく、成形してあるポテトスナックであることがわかります。口に入れてかじると、しっかりとした歯ごたえを感じました。
ポテトチップスがパリパリした感触だとすると、『じゃがチョコ』はサクサク。ポテトチップス独特のじゃがいもの風味とオイリーかつパンチのある塩味はありません。
チョコレートの甘さとポテトスナック特有のまろやかさに、絶妙のバランスで塩味がプラスされています。日本的な表現を使うならば、いい塩梅です。
『じゃがチョコ』をポテトチップスのチョコレートがけのお菓子とは違う種類のスナックと考えれば、これはこれでありだなと感じました。
甘さの後からくるしょっぱさがクセになる
口の中に入れて、最初にやってくるのはミルクチョコレートの甘さです。甘みはやや強めですが、噛むとすぐにしょっぱさが押し寄せてきて、口の中が甘じょっぱくなります。
かすかなしょっぱさが残り、次の1枚を食べたくなるという無限ループに。この甘じょっぱ系の味、お酒との相性も良さそうです。
ワインやウイスキーのおつまみにもなる
ウイスキーやワインにチョコレートが合い、ビールにポテトチップスが合うのだから、『じゃがチョコ』はそれらのお酒のおつまみにもなりそうです。
ナッツと一緒に盛り合わせると、見た目のおつまみ感が増します。『じゃがチョコ』をつまみながらのビールやワイン、止まらなくなりそうです。食べ過ぎ、飲み過ぎには注意しましょう。
リュックやバッグの中に入れておきたくなる
カップ入りで携帯しやすいので、野外で食べるのもよさそうです。
数枚食べたのちにフタの出っ張り部分を折り曲げて閉じ、そのままリュックに入れて移動したのですが、リュックの中に『じゃがチョコ』が飛び出すこともなく、割れることもなく、食べることができました。
どこでも手軽に食べられるところも『じゃがチョコ』の良さ。『じゃがチョコ』は行楽地や公園、旅のお供としてもおすすめです。
内容量 | 40g |
---|---|
原材料 | 砂糖、植物油脂、ポテトペレット(乾燥ポテト、でん粉、食塩)、全粉乳、カカオマス、乳化剤(大豆由来)、香料ほか |
アレルギー表記 | 乳、大豆 |
内容量 | 40g |
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原材料 | 砂糖、植物油脂、ポテトペレット(乾燥ポテト、でん粉、食塩)、全粉乳、カカオマス、乳化剤(大豆由来)、香料ほか |
アレルギー表記 | 乳、大豆 |
じゃがチョコを食べてみた評価と感想のまとめ 総合評価:3.5点
『じゃがチョコ』を試した感想をチャートにしてみました。
風味:3
食感:4
うま味:3
甘み:4
※執筆者の主観を数値化したものです。
『じゃがチョコ』は口コミにあったように、食べ出すと、ついつい止まらなくなる魅惑のチョコスナックでした。カップに入っているのは12枚程度なので、数人で食べると、すぐになくなってしまう点には注意が必要です。
ポテトチップスのチョコレートがけではなくて、ポテトスナックのチョコレートがけであるという認識を持っていれば、期待はずれになることはないでしょう。
ひとりで食べるもよし、友人・家族と食べるもよし。室内でも野外でもOK。
『じゃがチョコ』は場所やシチュエーションを選ばずに楽しめるチョコスナック菓子であり、特に甘じょっぱ系が好きな人におすすめです。
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※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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「食品・ドリンク」カテゴリーを担当する40代編集者。好奇心旺盛で「何事にもまずは試してみる」をモットーにしてる。最近は格闘技好きが高じて、ボクシングや柔術を習っている。休日はスーパーでお買い得品を探すのも趣味。新商品には目がないので、ついつい買いすぎてしまうのが悩み。