「妊娠線クリーム」のおすすめ商品の比較一覧表
妊娠線ができる原因は? いつから対策すべき? 妊娠初期からの予防や保湿ケアが大切!
妊娠線とは、妊婦さんのお腹にあらわれるトラブルで、スイカの模様のような肉割れ線ができてしまうこと。おもに急激な体重の増加による体形の変化に、皮下組織や真皮が皮膚の伸びに追いつけず裂けてしまうことで発生します。またホルモンの変化によりコラーゲンや皮膚のターンオーバーが抑制され、肌の弾力が失われることも要因のひとつ。個人差がありますが、早い人だとお腹が大きくなりはじめる妊娠5カ月ごろからできはじめるようです。
妊娠線は一度できると、目立たなくなることはあっても消すことはできません。そのため、妊娠線ができにくい肌をつくるには早めの対策が大切! お腹が少しずつふくらみはじめる妊娠初期(妊娠4カ月ころ)から正しいケアを行なうことで、妊娠線ができにくい肌を目指せます。
妊娠線のできにくい肌をつくるには?
妊娠線ができる・できないには個人差があり、完全に予防することは難しいですが、妊娠線をできにくくするための対策として、以下2つの方法があります。
1.急激な体重の増加を防ぐこと
2.妊娠線のできやすい部位(お腹、太ももなど)をクリームで保湿ケアすること
まず体重についてですが、食べづわりなどにより体重が急激に増え、皮下脂肪も増加すると妊娠線ができやすくなるとされています。健康のためにも適度な体重増加を目指すようにしましょう。
次に大切なのが、保湿ケアです。肌が乾燥していると皮膚の柔軟性が低く伸びにくくなるので、妊娠線ができやすくなってしまいます。そのため保湿力の高い妊娠線クリームを使用して、入念な保湿ケアやマッサージを行ないましょう。
妊娠線クリームの選び方 産後も使える最強クリームはどれ?
ここからは、妊娠線対策に効果的なクリームの選び方を紹介していきます。
保湿成分が高配合のクリームを選ぶ
妊娠するとホルモンバランスの変化により、肌の乾燥を感じる方が多いです。そのため、妊娠線予防クリームを選ぶときは、妊娠期の肌質に合わせて選ぶことが大切です。
お腹がかゆいときは、肌の水分量が不足しているサイン。水分量を補うために肌の角質層にうるおいを与える「ヒアルロン酸Na」「コラーゲン」「セラミド」「スクワラン」などが高配合のクリームを選びましょう。商品の成分表記は配合されている量が多い順に並んでいるので、チェックしてみてください。
肌に優しい低刺激のクリームを選ぶ
妊娠線予防クリームは、妊娠期のデリケートな肌質でも使えるかどうかが大切。以下のポイントをチェックしてみてください。
香料や着色料が無添加かチェック
妊娠期は肌質が変化する人も多いもの。肌が敏感になりトラブルが起こりやすいです。そのため配合成分ができるだけシンプルで、香料、着色料など肌の刺激となりうる成分が無添加のクリームを選びましょう。
また、妊娠線用でない通常のボディクリームや保湿クリームで代用する場合は「敏感肌用」を選んだり、妊娠中に使えない「精油や植物エキスが含まれたクリームを避ける」ようにしてください。心配な場合はかかりつけの産婦人科やアロマ専門店で相談してみましょう。
アレルギーテスト・パッチテスト済みかチェック
より肌への優しさを重視する妊婦さんは、商品の刺激性をチェックする「パッチテスト」が行なわれているかもチェックしてみて。このほかにも、アレルギー性をチェックする「アレルギーテスト」、かゆみやヒリヒリ感がないかチェックする「スティンギングテスト」などがあります。
ですが、テスト済みでも自分の肌に合うかどうかは使ってみなければ分からないもの。まずは少量使ってみて、肌荒れしないか試してから使い始めるといいでしょう。
無香料なら妊娠初期でも使いやすい
妊娠線対策をはじめるタイミングでもあるに妊娠初期は、つわりの時期と重ねるためニオイに敏感な方も多くいます。ふだんならいい香りだと思うクリームも、妊娠中は不快に感じてしまうことも。そのため、妊娠初期に使うなら無香料タイプが使いやすいでしょう。
香り付きの商品もありますが、ニオイへの不快感は個人差があります。事前に商品情報や口コミなどをみて、香りの強さなどをチェックしておきましょう。
サラッと伸びのいいテクスチャーを選ぶ
妊娠線予防クリームはたっぷりと手にとり、まんべんなく伸ばして、なでるように優しくなじませるのが塗るときのポイントです。そのため、クリームのテクスチャーは、伸ばしやすいように乳液のようなサラッとしたクリームがおすすめ。
テクスチャーがかためのクリームは、そのままでは少し伸ばしにくいため、両手で包みこみ温めることで塗りやすくなります。
妊娠線クリームおすすめ14選【無香料】 保湿力抜群! 市販で買えてコスパも高い!
ここからは、市販の妊娠線対策におすすめのクリームを紹介! まずは、つわりがある妊娠初期や妊娠をきっかけに香りが苦手になった妊婦さん向けに、無香料タイプのおすすめ妊娠線クリームを紹介していきます。 ※「無香料」タイプですが、製品の原料のにおいがある場合があります。
妊娠線クリームおすすめ16選【香り付き】 人気のニベアやジョンマスも厳選! プレゼントにも!
つづいては、香り付きタイプのおすすめ妊娠線クリームをピックアップ。妊娠中にも使いやすいアイテムを厳選しました。 ※メーカーのHPなどで香りが確認できない商品もこちらで紹介しています。
モディッシュ『妊娠ボディケアクリーム』
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 妊娠線クリームの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの妊娠線クリームの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
妊娠線クリームに関するQ&A
ここからは、妊娠線クリームに関する疑問にお答えします!
ボディクリームとの違いは? 代用できる?

妊娠線を予防するために大切なことは、しっかり保湿すること。そのため市販のボディクリームでも代用できます。ただし、市販の保湿クリームは香料や着色料など肌の負担となる成分が入っている商品も多いので要注意。
母体と赤ちゃんのことを考えると、成分の安全性にこだわった妊娠線のケア用につくられた専用クリームを選んだ方が安心です。
妊娠線クリームはいつからいつまで使う?

妊娠線クリームは、お腹がふっくらしはじめる妊娠5カ月ころより前の、妊娠初期(妊娠4カ月ころ)から使い始めるのがベター。産まれるまで継続しますが、いつまで使うべきかには正解がありません。産後ケアとして使えるもの、赤ちゃんと一緒に使えるものであれば無くなるまで長く使えます。
ただし使用期限には注意が必要。天然由来成分が多く含まれているクリームや、防腐剤が配合されていないクリームは、開封後早めに使い切ることが大切です。商品によっては「約1カ月分」など目安の使用期間が記載されているのでチェックしましょう。
医療ライターからのアドバイス
医療ライター
保湿、保水で皮膚を柔軟にたもつ! 妊娠線クリーム
妊娠線は、妊娠時の急激な皮膚の伸びによって、皮膚の深部が裂けることによって現れます。皮膚の表面の表皮はお腹が大きくなるにつれて伸びますが、その下の真皮や皮下組織は伸びにくく、その差によって亀裂ができることが、妊娠線の原因です。
妊娠線対策には、妊娠初期から妊娠線クリームで皮膚を保湿(水分を与える)、保水(水分を保つ)することで、皮膚に柔軟性を与えます。
市販の保湿クリームや保湿オイルも紹介 妊娠線対策に使える!
妊娠線クリームは産後の肌ケアにも使える 妊婦さんへのプレゼント・ギフトにも!
医療ライターの西村テツジさんと編集部で選んだ妊娠線対策におすすめのクリームをご紹介しました。妊娠期はホルモンバランスの変化から、肌質が敏感になる方もいます。配合成分は肌質に合ったものを選ぶことが大切です。
産後の肌ケアに使える商品もあるため、お母さんがリフレッシュできるような香りにも着目して選ぶと妊娠祝いや出産祝いのギフトにも喜ばれます。西村テツジさんへ取材をして教えていただいた選び方のアドバイスも参考にして探してみてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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新薬の企画開発を10年経験。その後、日用品メーカーで医薬部外品、化粧品、健康食品の商品企画、マーケティング、新事業開発を18年経験。 健康関連のスペシャリストとして、青汁マイスター・ソムリエ、薬膳コーディネーターの資格を有し、これまでに執筆は100事案を超え、商品企画提案などにも含め幅広く活動中。