「ニキビ 塗り薬」のおすすめ商品の比較一覧表
ニキビの塗り薬を選ぶポイント
まずはニキビ用塗り薬の選び方をチェックしていきましょう。医療ライター・西村テツジさんのアドバイスもご紹介しています。自分のニキビの状態に合ったニキビ用塗り薬を選ぶ参考にしてください。
殺菌成分が配合されているものを選ぶ
ニキビの塗り薬を選ぶときは、殺菌成分が配合されているものを選びましょう。ニキビとは、毛穴のなかでアクネ菌が増えて起こる炎症です。ニキビの治療は、炎症をいかに鎮めるかが重要になってきます。とくに炎症が強い赤ニキビや、化膿した黄色ニキビは、ニキビ跡が残りやすいので早めに治療しましょう。
おもな殺菌成分には、イソプロピルメチルフェノールやレゾルシンなどがあります。
抗炎症成分が配合されているものを選ぶ
赤く腫れてうずくニキビがあるときは、抗炎症成分が配合されている塗り薬を選ぶことが重要です。放っておくと悪化して化膿したり、熱をもったりすることがあるので、腫れがひどくならないうちに抗炎症成分を配合した塗り薬を使用しましょう。
おもな抗炎症成分には、イブプロフェンピコノールやグリチルリチン酸などがあります。
思春期ニキビには皮脂を取り除くタイプを
思春期は皮脂の分泌が盛んになるため、ニキビができやすくなります。思春期のニキビをケアするなら、余分な皮脂の分泌を抑えてくれるタイプの塗り薬を選びましょう。とくに、毛穴に余分な皮脂が詰まってできる白ニキビや黒ニキビには、角質をやわらかくして毛穴の詰まりを取り除いてくれるイオウやサリチル酸が入った塗り薬が適しています。
塗り薬に含まれる油分が気になるときは、パッケージに「オイルフリー」や「パウダーイン」などと書かれているものを選ぶとよいでしょう。
大人ニキビには保湿成分が含まれたものを
大人ニキビの原因は、ストレスや生活習慣の乱れ、肌の乾燥などさまざまです。肌の乾燥が原因でできる大人ニキビには、保湿成分が含まれた塗り薬を使いましょう。
大人ニキビは、乾燥によって肌のターンオーバーが乱れて古い角質が毛穴を塞いでしまうことが原因のひとつといわれています。ふさがった毛穴のなかにたまった余分な皮脂をエサに、アクネ菌が繁殖しやすくなっているので、まずは肌に適度なうるおいを与えて、肌を整えることが肝心です。
ステロイドが配合されているかどうかで選ぶ
ニキビの炎症を一気に鎮めたいというときは、塗り薬にステロイドが配合されているかどうかもチェックしましょう。ステロイドは強い抗炎症力を持つ成分で、腫れや炎症がひどいときに活躍します。
しかし、漫然とステロイド入りの塗り薬を使い続けていると、かえってニキビができやすくなることがあるので、いざというときだけ使うようにしましょう。
薬の塗り心地で選ぶ
薬の塗り心地も、塗り薬を選ぶ大切なチェックポイントです。ニキビの塗り薬といっても、塗ったあとべたつくものもあれば、乾燥するもの、サラサラになるものなどさまざまなタイプがあります。ニキビができたら毎日使うものなので、自分が心地よく使い続けられるものを選んでください。
塗り薬のなかには、上からメイクができるものや、コンシーラーのように色がついていてニキビの赤みを隠してくれるものもあります。その点も、塗り心地と合わせてチェックしてみてください。
思春期だけでなく大人も悩む! ニキビ塗り薬 医療ライターがアドバイス
医療ライター
ニキビの治療は、原因菌であるアクネ菌の殺菌が基本です。さらに毛穴の炎症が進んで、赤や黄色ニキビという状態では、炎症を抑える治療も必要です。
思春期のニキビは皮脂分泌が過剰ですので、皮脂を吸着する成分、大人にできるニキビは、肌の乾燥が原因にありますので、保湿剤の入った製品を選ぶなど、年齢によって、アクネ菌の殺菌以外に気をつけるべきポイントが変わります。
ニキビの塗り薬おすすめ12選
ここからは、ニキビの塗り薬のおすすめ商品を12点紹介します。自分のニキビや肌の状態に合わせて選んでみましょう。

エスエス製薬『アンナザルベ・エース』












出典:Amazon

ジョンソン・エンド・ジョンソン『テラ・コートリル』










出典:Amazon
佐藤製薬『エスカメル』






出典:Amazon
ゼリア新薬工業『アポスティークリーム』

出典:Amazon
ゼリア新薬工業『ドルマイシン軟膏』

出典:Amazon
第一三共ヘルスケア『エバユースにきび薬』






出典:Amazon
資生堂薬品『ピンプリット にきび治療薬C』




出典:楽天市場
資生堂薬品『イハダ アクネキュアクリーム』










出典:Amazon
大塚製薬『オロナイン軟膏』






出典:Amazon
ロート製薬『メンソレータム アクネス25メディカルクリームc』














出典:Amazon
大和製薬『クムメル軟膏』

出典:楽天市場
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ニキビ 塗り薬の売れ筋をチェック
Amazonでのニキビ 塗り薬の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ニキビの塗り薬を使う際の注意点
ニキビ用の塗り薬を使う際は、添付文書をよく読んで、用法・用量を守って使いましょう。そのうえで、しばらく使ってもニキビがよくならないときは、皮膚科を受診することが大切です。
一見ニキビに見えるものでも、実際は毛嚢炎やおでき(せつ・よう)などの場合もあり、素人が見分けるのは難しいといわざるを得ません。それぞれに合った方法で治療すればちゃんと治るので、面倒がらずに病院を受診してください。
ニキビ対策はふだんの生活習慣から
ふだんの生活習慣を見なおすのも、ニキビ対策をするうえで大切なことです。皮脂の分泌を多くなる脂っこいものや甘いものは避け、バランスのよい食事を摂りましょう。
顔に直接触れる寝具やタオルを清潔にたもつのも、ニキビ対策に役立ちます。夜更かしもニキビを悪化させる原因になるので、規則正しい生活とじゅうぶんな睡眠を心がけてください。
ニキビケアアイテムの記事はこちら 【関連記事】
ニキビができているときこそ、普段以上にお手入れに気を配りたいものです。この記事では、美容家の小林華子さんへの取材をもとに、ニキビ肌に向く乳液を選ぶポイントとおすすめの商品を厳選! 大人ニキビ、思春期ニキビ、メンズのケアに使えるものなど幅広くセレクトしました! 記事の後半には、通販サイトの人気売...
美容家の小林華子さんと編集部が選んだ、ニキビ跡におすすめの美容液17選を紹介します! 注目のデパコスからお財布にやさしいプチプラまで、ニキビ予防の美容液の選び方から、お手入れの方法なども解説。記事後半ではAmazonや楽天市場など大手通販サイトの人気売れ筋ランキングも掲載しています。ぜひチェッ...
美容家の小林華子さんへの取材をもとに、ニキビケア化粧水の選び方とおすすめの商品を厳選! 思春期ニキビ、大人ニキビのケアや、メンズ向けの商品、人気のオルビスやノブ、資生堂など幅広いニキビケア化粧水を紹介します。記事の後半には、Amazonや楽天市場など大手通販サイトの人気売れ筋ランキングもあるの...
コスメ&メイクライター・さくらさんと編集部が選んだおすすめニキビパッチ13選を紹介します。ニキビパッチは、ニキビのうえに貼ることで、気になる部位を自然にカバーできるアイテムです。赤ニキビが気になるときはもちろん、ニキビ跡が気になるときも使えるので、ぜひ活用して健やかな肌を目指しましょう。この記...
この記事では、美容ライターの増村ゆかりさんへがおすすめする、ニキビ肌に向くの石鹸をランキング形式で紹介! 固形タイプや液状(洗顔フォーム)タイプなどさまざまな商品を紹介しています。記事の後半では、Amazonや楽天市場などの通販サイトの人気売れ筋ランキングに加えて、ニキビケアのポイントも伝授!...
「ニキビがあるから日焼け止めは使えない」と思っていませんか? ニキビにとって紫外線は大敵。これ以上ニキビを増やさないためにも、紫外線対策はとても重要です。この記事では、ビューティーアドバイザーのsachiさんに取材のもと、ニキビ肌におすすめの日焼け止め14選とアイテムの選び方を詳しく紹介! 低...
美容ライターの増村ゆかりさんに取材した内容をもとに、ニキビ肌向けの洗顔料の選び方とおすすめの商品を紹介します。ひとくちにニキビといっても、年齢や性別、肌質や生活習慣など、ニキビができる原因や症状は人それぞれ。自分の肌質とニキビの原因にあった洗顔料を選ぶことが大切です。記事の最後には通販サイトの...
ニキビがひどくなる前に塗り薬で治そう!
ニキビができたときは、悪化する前に塗り薬で集中的に治療しましょう。早めに薬を使用すれば、ニキビ跡も残りにくいです。ただし、しばらく塗り薬を使ってもよくならないときは、皮膚科を受診することも大切です。
また、塗り薬を使うだけでなく、ふだんの食生活や生活習慣も見直して、ニキビのできにくい肌を手に入れましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
新薬の企画開発を10年経験。その後、日用品メーカーで医薬部外品、化粧品、健康食品の商品企画、マーケティング、新事業開発を18年経験。 健康関連のスペシャリストとして、青汁マイスター・ソムリエ、薬膳コーディネーターの資格を有し、これまでに執筆は100事案を超え、商品企画提案などにも含め幅広く活動中。