小学生算数ドリルのおすすめ11選 1年生・2年生・3年生
小学生の算数ドリルおすすめ11選を紹介していきます。基礎力・応用力を高めるものや中学入試対策、ゲーム感覚で解いていくものなどさまざま。お子さまに合ったドリルを選びましょう。
うんこワードで場面を想像しながら問題が解ける
社会現象にもなった「うんこシリーズ」の計算ドリルバージョンです。各所におまけのうんこ文章問題も掲載。「どの動物がいくつうんこをしたのか?」「うんこを〇個掃除したらいくつ残ったのか?」などおもしろい問題ばかりですよ。
大人が読んでも思わず笑ってしまうほど。お子さまに想像してもらいながら進めると、算数ドリルの時間が楽しくなるでしょう。いろんなシリーズがあるので試してみる価値ありのドリルです。
文章題&計算の応用問題まで網羅!
時刻と時間に関する問題を総合的に学べるドリルです。小学校1年生から習う時刻と時間はつまずきやすい単元のひとつ。1年生の復習から、計算しないと解けない文章問題までそろっています。応用力や思考力アップにも役立ちますよ。
まずは時刻と時間の復習をしてから、難しい問題にステップアップしていきましょう。途中でつまずいても、ひとつの問題形式を2度繰り返せる作りになっているので、反復学習がしやすくなっています。
中学入試に役立つ力を早期に育てることができる!
思考力・判断力・豊かな創造力を身につけて「正しく考える人」を育てることを教育理念に掲げるサピックスの算数ドリル。ゲームを利用した図形や文章問題をパズル感覚で解くことができます。
読解力・思考力・判断力など幅広くレベルアップでき、中学入試にも役立つでしょう。カラーでイラストも豊富なのでとてもわかりやすいのが特徴。ひとりでも楽しく解き進めやすいドリルです。
学校のテストの点数アップ&予習・復習にも!
小学校の予習・復習に役立つドリルです。算数テストの点数アップを目指しているお子さまに使いやすいでしょう。算数で授業に困らないようにしたい、理解を深めたいときにも便利ですね。
「基本のワーク」「まとめのテスト」2段階構成なので、無理なく基礎をかためることができます。算数全般のドリルも発売されており、こちらは各教科書対応版。お子さまの教科書と同じ順番で学習を進めることができますよ。
ドラクエ好きにはたまらない! ゲーム感覚のドリル
算数の力を使って謎を解いていくタイプのドリル。敵を倒したときのコメントもセンスが感じられます。ドラゴンクエストの世界を題材にした算数の問題で構成されているので、敵を倒してゴールを目指しましょう。
達成感を味わいたいお子さまや、コツコツとゲームをクリアしていくのが好きなお子さまに向いています。ゲームの世界観を想像しながら解き進めていくと、楽しく答え合わせができますね。
朝活&スキマ時間で学習をする習慣づけに
健康的な毎日を過ごすために必要な「早寝早起き」。集中できる朝だからこそ、毎日5分間計算に取り組むだけで効果が期待できます。ふだんは宿題と応用問題を頑張っているお子さまも、スキマ時間の活用や基礎がためのためにわずかな時間を有効活用できるドリルですよ。
達成シートとシールつき。目に見えて自分の頑張りがわかるので、やる気が継続しやすいドリルです。
教科書+αの読解力と思考力アップ! 中学受験にも
中学受験を視野に入れた応用力アップに力を入れた問題集です。教科書レベルの問題集ではもの足りないというお子さまや、中学受験に備えて少し難しい問題をこなしたいお子さま向け。問題をパッと見ただけでは、どの計算をすればいいのか悩んでしまう問題ばかりです。
問題を読みながら場面構成することで、読解力を養いながら思考力も培われますよ。中学受験の本格的なスタートは小学校4年生あたりですが、早めに取り組むことで算数力のアップに役立つでしょう。
学習指導要領に準拠! 楽しく基礎がため
学習指導要領に準拠しているドリルでおなじみ、小学館の算数ドリル。独特なタッチのポケモンキャラクターのイラストが描かれていて、学習意欲を高めてくれる工夫がいっぱいです。
ポケモンのシールつきで、クリアするたびにシートに貼っていくタイプ。問題をやり終えた後のシール貼りも楽しみのひとつですね。全62枚のドリルで、九九・容積・図形・文章題などを網羅することができます。
難しい問題でも癒されながら解くことができる
かわいいすみっコぐらしが図形や単位を教えてくれるドリルです。2年生から学びはじめる長さやかさなどは、算数の苦手意識が高まりやすい単元。すべてのページにすみっコぐらしのキャラクターが描かれていて、難しい問題が出てもほっこりと和ませてくれるでしょう。
ドリルを解いた後は、1ページずつシールを貼って達成感を味わうことができるのも特徴。どこまで解いたのか把握しやすく、どのシールを使うか選ぶのも楽しみなドリルです。
自己肯定感アップ! 苦手意識の克服ができる
くもん出版の反復学習が行なえるドリルです。公文式はかんたんな問題から基礎をかため、スモールステップを繰り返すことで自分で考えて解くことができるようにし、自信をつけさせることが教育理念のひとつ。
文章題に特化した数多くの問題を解いていくことで、苦手意識を克服し自己肯定感を高めてくれますよ。計算の正確さや読解力も身につく、自学自習用のドリルです。
コツコツの繰り返しで学習習慣が身につく
学習習慣を定着し、目標時間内に正確な計算ができるようになる学研のドリルです。1日1ページという無理のない問題数をこなしながら、徐々に難しい問題へと挑戦していくという構成。問題集では1年間で習う単元を網羅しています。
発展的な問題も扱っているので、1年生で習う計算をしっかり学ぶことができますよ。ほかの学年もシリーズ化されており、お子さまに合わせて選ぶことができます。基礎がためにも使いやすいドリルといえるでしょう。
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小学生用算数ドリルの選び方 SRP教育研究所所長に聞く
続いて、小学生用算数ドリルの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の2つ。
【1】学びの目的にあわせて選ぶ
【2】取り組みやすい工夫が重要
上記の2つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】学びの目的にあわせて選ぶ
お子さまによって目的は十人十色。目的別に特徴を解説していくので、選ぶときの参考にしてくださいね。
▼問題数をこなせるドリル 計算力のアップに! 数をこなして基礎固め
算数の問題を解くときに計算ミスが多かったり、テストで計算問題に時間がかかってしまい時間が足りないというお子さまには、計算力を向上させるドリルがおすすめです。かんたんな計算問題をたくさん解くことで、ミスが減っていくでしょう。
どんなお子さまでもチャレンジしやすいのが特徴ですが、反復練習をするタイプなので飽きやすいのが難点。考えさせる問題と計算問題のバランスを取りながら使いこなすと効果的ですよ。
▼単元を絞ったドリル 苦手な分野を克服!
苦手分野を克服したいお子さまには「図形」「文章題」「足し算・引き算」など、単元を絞ったものがおすすめです。算数に苦手意識があるお子さまは、いきなりたくさんの問題を与えられてもなかなかやる気が起きません。
解説がわかりやすいものや、少しずつステップアップしながら取り組めるものを選ぶとレベルアップしやすいです。一度に欲張らず、ひとつずつ苦手意識をなくして自信をつけることが大事。苦手意識がなくなれば、新しい問題に挑戦する力にもなるでしょう。
▼パズル系ドリル 楽しく考える力を伸ばす!
発想力や思考力を伸ばしたいお子さまには、遊び感覚で解けるパズル系ドリルがおすすめ。数字や計算・図形を使い、さまざまなやり方を試しながら解いていきます。忍耐力が備わり、応用力アップにもなりますよ。
飽きずに学べるように最初はやさしい問題からスタートし、徐々に難しくなっていきます。学校の授業では養われにくい発想力や思考力を、パズル系ドリルで算数の楽しさを発見しながら伸ばしていきましょう!
▼過去問題や応用問題が豊富なドリル 中学入試の備え!
中学入試を受ける予定があるお子さまには、少しひねった問題と詳しく解説がされている問題集がおすすめ。中学入試では計算の速さと正確性はもちろん、柔軟に考える思考力が求められます。最初は解けなくても、解説を読みながらていねいに進めていくと応用力が培われます。
ふだんからできるだけ多くの問題に触れ、コツコツ算数の力を積み上げていくといいでしょう。受験する学校の過去に出題された実際の問題で傾向をつかむのもおすすめです。
【2】取り組みやすい工夫が重要 苦手意識を生まないためには
文章題や難しそうな問題が並んでいると「無理かも……」「難しそう……」と、苦手意識を持ってしまうお子さまも多いのではないでしょうか。苦手意識を生まないよう、取り組みやすいドリルを選ぶことも重要です。
買ったその日はやる気になって取り組んでも、三日坊主ではもったいないですよね。そうならないためには達成感が得られ、飽きずに続けられるものがいいでしょう。
▼わかりやすい解説と取り組みやすい問題形式 小学生に大人気のうんこドリルシリーズ・キャラクターものも!
まだ小さいお子さまだとひとりで問題を解き進めるのはなかなか難しいですが、わかりやすい解説つきだと解きやすくなります。やさしい問題から難しい問題へとステップアップしていくものなら、お子さまのやる気もアップしやすいですよ。
最近では「うんこドリル」のような笑いを誘うユーモアあふれるもの、ドラクエやポケモンなどの敵を倒してクリアしていく問題集もあります。お子さまが楽しめる問題集なら、ひとりでも取り組みやすいでしょう。
▼付録を使って学べるドリル 楽しく学べるシールつきなど!
問題ばかり解いているのでは飽きてしまうというお子さまには、実際に動かして理解に繋げられる付録つきのドリルを選びましょう。とくに図形や時計などは、視覚的に体感したほうが理解しやすくなります。
お子さまがどこでつまづいているのか、どんな考え方をしているのか把握しやすいので、サポートもしやすくなります。お子さまの年齢に合わせた言葉を使って教えるのは至難の業ですが、付録などを使って説明すると教えやすくなりますよ。
「取り組むきっかけ」「継続させる工夫」がある算数ドリルを選ぼう SRP教育研究所所長よりアドバイス
SRP教育研究所所長
小学生の算数ドリルは計算や思考力の「問題のよさ」以外にも、「取り組むきっかけ」となるものがあるか、「継続させる工夫」があるかなども意識する必要があります。せっかく買ったドリルが最初の2~3ページで終わってしまったり、頭を使わないただのくり返し作業になってしまったりすることがないよう、しっかり状況に合わせて選びましょう。
小学校低学年で基礎固め! 早めに苦手意識をなくそう!
小学生算数ドリルおすすめ11選をご紹介しました。
選び方のポイントは苦手分野の克服、基礎がため、応用力を高めたいなど目的を明確にすること。パズルやゲーム感覚で学べるものは、中学受験に役立つ力も培われます。最初のうちはやさしい問題を繰り返すことで、自己肯定感アップにつながりますよ。
お子さまの習熟度や目的に合ったものを選んで、楽しくドリルを解いてみましょう。
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SRP教育研究所所長、教育図鑑相談役、「学びエイド」鉄人講師、「家庭教師のトライ」Try IT中学理科担当。 中受ラジオ・教育ラジオ プロデューサー。小学館「観てわかる中学理科」映像担当。「頭脳王」「東大王」(特番)監修 、「KIDSdo」問題原案、マイナビ中学受験執筆者、自然科学教育&中学受験・高校受験理科&算数。 珈琲&パピコ好き、勝どき在住 。