そもそもママコートとは?
ママコートとは、赤ちゃんを抱っこやおんぶした状態で着用できるコートのこと。身幅に余裕があるデザインになっているので、寒い時期の赤ちゃんとの外出時に重宝します。
ママコートのメリットは、ママと赤ちゃんを一緒に防寒できること。通常のコートの場合は、ママと赤ちゃんの防寒は一緒にできないので、荷物が多くなりやすいですよね。ベビーカー用の毛布、抱っこ用の防寒具など複数用意する必要がない機能的なママコートを選べば、結果的にコストパフォーマンスが高いといえます。
ママコートのなかには取り外し可能な「ダッカー」がついている場合や、ベビーカーに装着できる機能的なものもあります。
ママコートの選び方
まずは、ママコートの選び方を解説! ママコートは赤ちゃんを抱っこしながら着用するので、ママの身体の負担になりにくい軽くてあたたかいタイプがおすすめ。赤ちゃんが成長したあとも普通のコートとして着用したい方は、長く着用できるようにデザインも考慮しましょう。
ママコートの種類で選ぶ
ママコートには、ゆったりサイズのノーマルタイプ、ダッカー付きのダッカータイプがあります。
ノーマルタイプ|シンプルで使いやすい
ノーマルタイプは、ダッカ―と呼ばれるアタッチメントが付いておらず、ゆったり大きめな作りになっているコート。
抱っこした赤ちゃんをすっぽり包めるサイズ感になっていますが、普通のコートのように使うことができるのが特徴です。コートの形をしているものや、ポンチョ型のものがあります。
ダッカ―タイプ|機能性が高く、産前から産後まで使いやすい
ダッカ―タイプは、普通のコート+赤ちゃんを覆うミニコートが付いているようなイメージ。ダッカーと呼ばれる、赤ちゃんをすっぽり覆ってくれる部分を着けたり外したりできるので、汎用性が高いです。
前抱きのみに取り付けられるものから、おんぶのときやベビーカーにも取り付けられるものなど、商品によって機能性が異なります。産後や寒さがおさまった春先には、ダッカーを取り外してママコートを通常のコートとして羽織ることもできます。
できるだけ薄手で軽い素材を選ぶ
ママコートは赤ちゃんを抱っこ・おんぶしたままで脱着するので、できるだけ薄手で軽い素材を選ぶほうがらくです。外出途中で、ママ・赤ちゃんともに暑くなることもあるので、ササッと脱ぎ着できると便利ですよね。
また、冬物はウールやダウン、春物や秋物はコットン素材などさまざまな素材があります。赤ちゃんの肌にも触れるので、素材にはこだわりたいところ。寒さを防ぐことが一番の目的ではありますが、赤ちゃんの肌に触れる部分は、オーガニック素材やチクチクしにくい素材を選ぶほうが安心です。
おんぶもしたいなら、おんぶ対応を選ぶ
基本的には前抱っこに対応しているママコートですが、おんぶができるタイプもあります。
上の子がいるママなど。赤ちゃんをおんぶをして頻繁に外出する場合には、抱っこだけではなくおんぶにも対応したママコートを選びましょう。
撥水加工されたものなら急な雨も安心
雨の日に赤ちゃんを抱っこしながらお出かけするのは大変です。赤ちゃんが濡れてしまうのも気になるし、ママも傘からはみ出た背中が濡れてしまうのが気になりますよね。
撥水加工が施されているものは、雨の日で多少濡れてもなかに水が染み込まず安心。コートにすっぽり覆われていれば赤ちゃんも濡れることがありません。お天気の変化が心配な日もお出かけもしやすくなりますね。
ママコートのおすすめ10選 人気ブランドから5,000円以下のプチプラまで!
コートは頻繁に買い替えるものでもないので、シンプルなデザインのほうが飽きにくく、使い勝手もいいでしょう。妊娠中から着用できるものから、お昼寝ケットとして使用できる便利なポンチョタイプなどもご紹介します。

スウィートマミー『かるかわキルティングママコート 産前産後兼用』は、5ウェイの使い方ができるので、さまざまなお出かけスタイルで活躍しますね。キルティングでフェミニンなデザインも魅力的。
マルチに使えるおしゃれコート
ダイヤ型のキルティングとパイピングが施されているので、中綿が入っていても着ぶくれして見えないのもうれしいポイント。着心地もよく、軽いのでサッと羽織ることができます。
ダッカーの内側はポケットになっているので、赤ちゃんの足を寒さからしっかり守ってくれます。抱っこ紐やベビーカーにも取り付けが可能。撥水加工もされています。秋から春先まで、長く使えるので便利です。
フード取り外しでノーカラーコートにも
コートの重さが500mlのペットボトル1本分の重さと同じぐらいなので、赤ちゃんを抱っこしながら羽織ってもコートを着ている感覚がなく、肩に負担もかかりにくいのが魅力です。
フードは取り外し可能なので、おんぶのときも赤ちゃんにかぶさることがありません。見た目にもスッキリしているのでコーディネートの幅も広がります。
羽織り感覚で手軽に使える
ボタンはダブル使用になっているので、赤ちゃんを抱っこしていないときは、ダブルでスッキリ、抱っこしているときはシングルでゆったり、など調整が可能。
急いでいるときにもサッと羽織ることができる手軽さも魅力。ウール混素材なのであたたかく、光沢感もあるのでカジュアルになりすぎません。デニムにもスカートにもマッチするので、ママでもおしゃれを存分に楽しめますね。
チェックor無地のリバーシブルで着回しできる
リバーシブルは、1枚で2とおりの着こなしができてお得。無地素材はマットで上品、チェック柄はネル素材で温かみがあり、どちらも高級感があり高見えします。シンプルに着こなしたい場合は無地を表にし、ダッカーの折り返し部分にチェック柄をのぞかせてもいいですね。
おんぶにも対応しており、デザイン性だけではなく機能面も充実しています。
花粉や梅雨の時期にも使えるママコート
汚れにくく耐久性にもすぐれています。洗濯機の手洗いモードで、自宅でも洗濯できるのも便利。梅雨の時期はレインコートとして、花粉の時期は花粉対策としても使えます。
内側には取り外し可能なボアライナーがついているので、肌寒くなってくる秋から春先まで長く使えます。ボアライナーはやわらか素材で、ぬくぬく。ダッカーの内側もボア素材になっているので、赤ちゃんもあたたかく過ごすことができます。
シンプルでスタイリッシュなコートなので家族で共有
無駄をそぎ落としたシンプルなデザインなので、飽きにくく長く着ることができます。パパも着やすいデザインとサイズ感で、寒い時期の保育園の送り迎えも親子でぽかぽか。メンズライクに着こなしたいママにもぴったりです。
ピーチスキンといわれる、ほんのり起毛であたたかみがある素材には、撥水加工が施されています。急な雨や雪がチラついても安心。汚れもつきにくいので、きれいに保ちやすいコートです。
軽いのにあったかいデザイン性も光るコート
大人気アウトドアブランドのザ・ノース・フェイスの、軽くて保温性の高いダウンコートです。
表地は防風性や撥水性に優れたGORE-TEX INFINIUMを採用し、コートの中わたには遠赤外線効果により保温効果が持続する光電子ダウンが使用されています。
比較的お値段は高いアイテムになりますが、それだけの機能やデザイン性が高く長く愛用することができるでしょう。
ジョイスタイル『ママパーカー3WAY』
日常使いに便利なカジュアルパーカー
フリース素材であたたかいパーカー。スポーティなママにもぴったりのカジュアルなデザインです。ダッカーはファスナーで取り外しが可能なので、外出先でもかんたんに抱っこができます。
ファスナーの調節で、妊娠初期からお腹が大きくなる臨月まで着ることができますよ。赤ちゃんが抱っこを卒業してもフリースパーカーとして着用できるので便利です。
ポンチョ風の見た目がかわいいゆったりサイズ
ゆったりした作りで、産前産後に着用できるママコート。ダッカーがついていないシンプルな構造で、赤ちゃんを抱っこ紐したままコートのボタンを閉めることができます。
赤ちゃんを包み込むやさしい肌触りの素材で、寒い冬でもあったか。秋冬仕様の記事なので、寒くなりだしたら活躍すること間違いなし!合わせやすいカラー展開も魅力的です。

ズーティー『Diaryバルーンカラーダウンロングコート ダッカー付』は、スマートなデザイン性と高い防寒力がおすすめです。ダッカー部分は、外してベビーカーのブランケットとしても使えるところも便利!
長く使えるシンプルデザインでシルエットすっきり
スッキリとしたシルエットが魅力のダウンコート。ダッカーにもダウンが使用されているので、赤ちゃんを寒さから守ってくれます。裾部分にはゴムが入っているので、キュッと絞ると足元からの冷気も遮断。
ダッカー部分はファスナーでかんたんに取り外しができるので、妊娠初期から、産後赤ちゃんが成長して抱っこが必要なくなったママまで着ることができます。
「ママコート」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ママコートの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのママコートの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ママコートのメリット&デメリットは?
ママコートのメリットは、小荷物でお出かけができるところです。1着でママと赤ちゃんが温まることができるので、アウターやブランケットを持ち歩かなくて済みます。
一方デメリットは、比較的値の張るお買い物だという点。ママコートは安いものもありますが、しっかりとした温かさのある生地や丈夫な生地のものなど機能性を求めると、高額になってしまいます。頻繁に使用する予定のないママやパパにとっては、少し割高な買い物になってしまうかもしれません。
そのほか冬のお出かけにおすすめの記事はこちら
秋から春先まで大活躍! 賢く選んで長く使おう
ママコートのおすすめ商品をご紹介しました。
赤ちゃんを抱っこしながら寒さをしのげるママコートは、便利な機能が備わっています。「抱っこ」「おんぶ」どちらも対応している商品が便利ですが、秋から春先まで使えるコートはコスパもいいのであなたのほしいママコートを選んでみてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
小学校教師を経て大手ベビー用品メーカーで商品企画担当として勤務。 手がけた商品は「グッドデザイン賞金賞」を受賞。 その後育児関連カタログ誌のバイヤー職などを経て、現在はベビーグッズ・コンシェルジュとして延べ1500名のプレママやママに育児グッズ講座を実施。 ベビーグッズによる赤ちゃんの事故を減らすために、そして不安を抱えながら育児しているママをサポートするために活動中。 新米パパママの育児を助けるオリジナルベビー服「バルーンオール」はキッズデザイン賞を受賞。 メディア歴:NHK おはよう日本