公務員試験教養論文対策参考書のおすすめ11選 それぞれ特徴も紹介!
ここからは、公務員試験教養論文対策参考書の11商品をご紹介していきます。本によって特徴が異なりますので、自分に合うものを選んでみてくださいね。

ダイヤモンド社『全試験対応! 直前でも一発合格! 落とされない小論文』は、論文試験で減点されるポイントをわかりやすく解説した参考書です。失敗例と改善例が具体的に書かれていますので、論文試験対策の入門書に適しています。初学者や論文試験が苦手な方にとくにおすすめです。
減点される12の要因を避けて得点アップ
2000本の失敗答案から統計的に導き出した12の減点要因を公開。絶対避けたいポイントを知ることで、答案の出来がガラっと変わります。
「なぜダメなのか」だけでなく、「どうすればよくなるのか」もしっかり伝授。失敗例と改善後の解答例がビフォー・アフター形式で示してありますので、問題点や改善点がわかりやすく、すぐに実践につなげられます。即効性が魅力の、発売から2年で6万部を突破する大ヒットの参考書です。模範解答を読んでもうまく再現できないと悩んでいる人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

論文試験でよく出題される20テーマについて、基礎知識、出題例、答案の書き方、完成答案が解説され、効率よく知識のインプットとアウトプットができる、高橋書店『2023年度版 合格答案はこう書く! 公務員試験小論文 頻出テーマ完全攻略』。論文試験の実戦的な対策を行ないたい方におすすめです。
重要テーマの知識と論文への活かし方を学ぶ
出題頻度が高いものや出題が増えると予想される20のテーマについて、知っておきたい基礎知識から出題例・合格答案の書き方まで順を追って解説。頻出テーマの知識だけでなく、論文への活かし方までしっかり学ぶことができます。
論文作成のための基本ルールや答案の組み立て方など、まずはじめに知っておきたい知識もしっかり網羅。書き方と書く内容を効率よく身につけることができますよ。

実務教育出版『2023年度版 公務員試験 論文・面接で問われる行政課題・政策論のポイント』は、行政課題や政策を論じるための土台となる知識や思考法を習得できる参考書です。政策論が出題される類型の試験を受ける方におすすめです。論文試験だけでなく、面接や集団討論など、幅広い分野で役立つのもありがたいですね。
行政課題・政策論で差がつく論文が書ける
公務員試験において重要度を増す「政策」の視点について重点的に学べる一冊です。政策論を論じるうえで欠かせない知識や考え方から実際のまとめ方まで、用語を軸にくわしくまとめられています。
踏まえるべきポイントや言及するべき点など、キーワードに対して論述する際の注意点がまとめられていますので、要点を押さえた完成度の高い論文を仕上げるのに役立ちます。即戦力をアピールし、ライバルに差をつけることができるでしょう。
あらゆる課題に対応できる「考えて書く」力を養う
自分の考えの深め方や答案作成をしていくプロセスを、くわしく学べる参考書です。先生と生徒が、テーマに対してブレーンストーミングを通して答案に導いていくというわかりやすい構成で、論文作成のコツをしっかりつかむことができますよ。文章を書くことに不慣れな人や苦手な人にとっても、大きな力になってくれるでしょう。
論文試験の傾向分析から厳選された25のテーマを収録。幅広いテーマに対する知識を得られるのも魅力です。過去の豊富な試験データも参照でき、傾向を把握するのにも便利。必要なことがひととおり網羅されバランスよくまとめられていますので、どれがいいか悩んだときは、まずはこちらから手に取ってみてはいかがでしょうか。
言いたいことが伝わる構成の型で合格を目指す
どんなにいい主張でも伝わらなければ意味がありません。欧米で用いられる手法「ハンバーガー・ライティング」を公務員試験用にアレンジ。小学5年生に10秒で伝わるくらいシンプルでわかりやすい構成にすることで、論理的な、主張がきちんと伝わる合格答案を書けるよう導いてくれます。ビジュアル的にわかりやすくまとめられていますので、すっきり理解して実践に役立てていくことができるでしょう。
頻出テーマをピックアップするだけでなく、それぞれの参考資料を紹介しているところもうれしいポイント。予備知識を身につけるのにも役立ってくれますよ。
短期間で合格基準を満たす力を身につけたい人に
合格レベルに達する答案を作成するためのノウハウを徹底追及。短期間で合格点がとれる論文作成力を養うことを目的にした一冊です。実践編の解答例では100点満点の答案ではなく、苦手な人でも合格基準を満たせる答案を例示。高い到達点を目指す人には不向きですが、論文対策にかける時間がないという人にはぴったりの内容です。
基本ルールや文の内容の練り方、主張をわかりやすく伝えるためのテクニックを学んだあと、今後出題が予想される24のテーマを用いて実践力を身につけていく構成。頻出テーマの知識も得られるうえ、しっかり取り組めば1週間でも合格ラインが見えてくるでしょう。
現職の採点官が採点基準を押さえたコツを伝授!
現職の採点官による合格のためのコツが書かれた参考書です。採点官がどんな点に着目して採点しているのか、リアルな基準を知ることができ、合格にグッと近づくことができるでしょう。実際に採用試験の論文を評価してきた採点官が教える内容ですので信頼性が高く、本から得られる有益な情報でほかのライバルに差をつけることができそうですね。
出題頻度の高いテーマに対して、そのテーマで評価されるポイントや注意点など攻略法もわかりやすく解説。合格への大きな力になってくれるでしょう。
社会人経験者向けのピンポイントな情報が満載
社会人や民間企業などでの職務経験者の場合は、教養試験よりも論文や面接試験が重視される傾向にあり、合格基準も高め。学生受験者とおなじ論文対策でいいのか心配になりますよね。そんなときにぴったりな社会人・経験者向けの参考書です。学生受験者との採点基準の違いや社会人ならではの求められるもの、また、民間企業就職との違いなどターゲットを絞った内容で合格に向けてより高い効果が期待できます。
現職の採点官が書いているため、現在の勤務先など個人が特定できる情報を論文に書いてはいけないなど、やってしまいがちな失敗ポイントもしっかり指摘。それらの情報を避けながら上手にアピールする方法を教えてくれますよ。
失敗例から学ぶ! 高得点が狙える思考にチェンジ
失敗答案から学んで合格に近づけることを目的にした一冊。陥りやすい「ガッカリ思考」を正し、高得点が狙える「スッキリ思考」にする要素があちこちに散りばめられています。成功例を再現するのは困難ですが、失敗例を繰り返さないよう気をつけるのは難しいことではありません。「どう書いたらいいかわからない」というモヤモヤとした不安を解消することができるでしょう。
時事用語解説や過去問一覧などは省いて、コンパクトにまとめてあります。レイアウトも見やすく気軽に読める内容ですので、ほかの参考書を活用している人でも極意を学ぶために読んでみると、きっとステップアップにつながりますよ。
頻出テーマの知識をたっぷり学んで完成度アップ!
過去10年間に実施された全国の自治体の論文試験から抽出された頻出テーマについて、背景や問題点、キーワードなど知っておきたい知識や論点をわかりやすくまとめた参考書です。各テーマについて、出題例をもとに答案の書き方や考え方をくわしく解説。テーマへの取り組み方までしっかり学ぶことができます。
ひとつのテーマに対してたっぷり情報が盛り込まれていますので、すべてに目を通すのはややたいへんですが、志望先の傾向分析をしたうえで重要度の高いテーマにしぼって活用するのもいいですね。知識に裏づけされた完成度の高い論文に仕上がるでしょう。
公務員試験全般の時事対策に役立つ一冊
時事対策の定番の参考書です。単に最近のニュースを集めた用語集ではなく、白書や政府刊行物、統計データや官公庁の施策、政治・経済の動向まで網羅されています。実際に公務員試験に出ているポイントに絞った、知識がぎゅっと凝縮された参考書。公務員試験全般の時事対策の大きな力になってくれるでしょう。
論文では正しい知識に基づいた正確な内容を書くことも重要。時事に関する予備知識をしっかり習得しておくと、論理的で明快な論文を書くことができ、高得点を狙えます。教養試験の時事や面接、集団討論にも役立ちますので、ぜひ読み込んでおきたい一冊です。
「公務員試験教養論文対策参考書」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 公務員試験教養論文対策参考書の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの公務員試験教養論文対策参考書の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
公務員試験教養論文対策参考書の選び方 School Post 主宰に聞く
公務員試験の筆記試験では、教養試験や専門試験とあわせて論文試験が課されることが多くあります。論文は教養試験などと違い明確な正解がないため、勉強法がわからず対策を怠ってしまいがち。しかし、論文の点数が基準以下だと、ほかができていても足切りで不合格になるケースもあります。ほかの受験生との得点差がつきやすい試験でもあるので、きちんと対策しておきたいですね。
参考書には、論文試験を突破するためのコツがまとめられています。文章作成が苦手な人でも参考書を使ってきちんと学べば、基準以上の論文を書けるようになるでしょう。ぜひ自分に合う参考書を選んで合格へつなげてくださいね。
まずは総合的に内容が網羅された参考書を選ぼう!
まずは公務員試験の論文を書くうえで、必要となる知識全般をひととおり押さえられる参考書を用意しましょう。基本的な書き方や接続詞の使い方など、論文作成には最低限知っておくべきルールがあります。論文を書くのがはじめてという人や文章作成が苦手な人でも、これらのルールをきちんと学んで対策することで、合格に一歩近づくことができるでしょう。
はじめに総合的な知識を得ておくと、ポイントをしぼった参考書や問題集に取り組むときもスムーズに進めていけますよ。
時事問題が入っている参考書も用意しておくと、なおよし!
教養論文では、社会時事などに関連した課題の対策を求めるテーマがよく出題されます。時事問題については知識がないと書けないこともありますので、しっかり対策しておくことが重要です。新聞やニュースなどで日々知識を蓄えるだけでなく、公務員試験向けにまとめられた参考書を手元に置くと、より効果的な対策ができるでしょう。面接や集団討論、知識試験でも力になってくれますので、ぜひ用意しておくといいですね。
失敗例を知ることが論文対策にもなる!
模範解答を見て学習しても、実際のテーマでうまく回答できないと悩む人もいるでしょう。そんなときは失敗例から学ぶのもひとつの手段。失敗答案からどこが悪かったかを理解し、同じ過ちをしないように気をつけるだけならそれほど難しくありません。減点されない答案を書くことで、合格に一歩近づくことができます。
失敗例から学べる参考書も販売されていますので、自分の書いた論文が減点対象になっていないかチェックして改善につなげていきましょう。
過去の出題テーマもチェックしておこう
どんなテーマが出題されるか、過去の出題テーマもチェックして傾向をつかんでおくことも重要です。予想される出題テーマの背景や問題、最新事情などの基礎知識を頭に入れて対策しておくと、スムーズに論文に取り掛かることができます。過去の出題テーマについて、どれだけ学べるかも確認してから選びましょう。
テーマが広範囲にわたっているものを選ぶ
幅広いテーマを数多く扱うものなら頻出するテーマも網羅されていますので、きちんと対策に役立てることができるでしょう。
また、各自治体ごとに直近のテーマ一覧などが用意されているとさらに便利。どんなテーマが出題されているかをチェックでき、傾向分析に役立ちます。実際の傾向をふまえて対策をすると、ポイントを絞った効果的な学習ができますよ。
解答と解説が詳しくわかりやすい内容を選ぶ
過去の出題テーマを取り扱う参考書を選ぶなら、解答や解説が詳しく書かれていてわかりやすいものを選びたいところ。過去のテーマについて知識を得るだけでなく、そのテーマを論じるうえで外せないポイントやアプローチの仕方までしっかり習得することができます。
同様のテーマが出題されたときになにを書けばいいのか悩まずに済み、高評価を狙うこともできるでしょう。
公務員試験に関するQ&A よくある質問
公務員試験はいつある?

大卒の主な試験のスケジュールは次の通りです。日程がかぶらなければ、いくつでも受験可能となっています。
4月中旬:地上特別枠(人物重視)
4月下旬:国家総合職
5月上旬:特別区 or 都庁(同日)
5月中旬:裁判所事務官
6月上旬:労働基準監督官
6月中旬:国家一般職
6月下旬:地方上級・市役所A日程
7月上旬:大学職員
7月中旬:市役所B日程
9月中旬:市役所C日程など
公務員試験の受験区分は?

主に「教養」「専門」「小論文」「集団討論」「個別面接」の5つです。試験内容は自治体や区分・職種によっても異なってくるため、受験先の受験案内を調べておく必要があります。
公務員試験教養論文対策参考書に関連するほかの商品情報 【関連記事】
自分のレベルや目的にあった参考書を選びましょう School Post 主宰がアドバイス!
公務員試験の論文で大切なのは、出題の意図を把握したうえで、正確な知識に基づき、論理的でわかりやすい文章を書くことです。合格答案を書けるようになるためにはいくつかのステップがありますので、自分の現状がどの段階にあるのかを理解し、目的に合った参考書を選ぶことをおすすめします。
総合的な内容の一冊で全体像をつかむ
公務員試験教養論文対策参考書のおすすめをご紹介しました。
さまざまな参考書がありますが、まずは総合的に内容が網羅された一冊を選んで全体像をつかんでおきましょう。そのうえで、不足する部分を補うポイントにしぼった参考書を選んで併用するといいですね。参考書を活用しながらしっかり対策をして、公務員試験突破につなげていきましょう!
この記事を参考に、あなたがほしい公務員試験教養論文対策の参考書を選んでみてください。
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東京都の塾業界にて指導歴約25年。 豊富な実践経験に裏付けられた独自の理論とメソッドに基づき、小学校補習から中・高・大学受験、就職試験対策まで、幅広い教科・年齢・学力層を対象に、個々の成長を最大限引き出す指導を得意とする。 現在は、東京都大田区で個別指導塾2校舎の教務・運営を統括する傍ら、千代田区麹町に超少人数制個人指導道場「合格ゼミ」を開設。 自ら教鞭を執り、多くの受験生を人気校・難関校合格に導いている。 「School Post 高校受験ナビ」等の教育系webメディアにて記事を執筆。 アイデアと文面の大半は、こよなく愛するビーグル犬との散歩中に生まれる。