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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
丸ノコとは
丸ノコは木材をまっすぐに切断できる電動工具です。普通のノコギリと違って、円形のチップソーをモーターで回転させて使用します。
DIYでは木材を斜めにカットすることもありますが、普通のノコギリでは無理なカットでも、丸ノコを使えば簡単に切断可能です。
■丸ノコの種類・タイプ
丸ノコには大きく分けると3つのタイプがあります。用途によって使い分けるのがポイントです。
好きな場所で自由に切るなら「手持ち丸ノコ」
種類が豊富で手に入りやすいのが手持ち丸ノコです。木材だけでなく石膏ボードの切断にも使えるので、DIYを趣味にしている方には適しています。
エントリーモデルから上級者用までいろいろあり、予算に応じて選べます。対応しているアクセサリーの種類もたくさんあるので、目的に合わせて選んでください。集じんパーツを組み合わせることも可能です。
固定しながら安全に木材が切れる「卓上丸ノコ」
丸ノコは油断するとケガをしますので作業は慎重に行いましょう。安全性が高いのは卓上丸ノコです。アームで丸ノコは固定されているので、木材を押し当てるだけでカットできます。
精度の面でもすぐれており、切断面の仕上がりがきれいです。手持ち丸ノコはブレやすいですが、卓上丸ノコは安全に斜めカットができ、内装用の木材などに向いています。
固定されているので、機種によって切断できないサイズがあります。
初心者も安全に使える「卓上スライド丸ノコ」
木材にはいろいろなサイズがありますが、幅の広い木材をカットするには卓上スライド丸ノコが適しています。アームの部分がスライドできるので、幅広サイズの木材も切断可能です。
また回転する後ろ刃に当たった木材が飛んでしまうキックバックも起こりにくく、初心者でも安全に精度の高い切断ができます。
持ち運びができないので、設置場所を考慮する必要があるでしょう。
丸ノコの選び方
それでは、丸ノコの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】電源の種類
【2】刃の形状
【3】プレート部分の材質
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】電源の種類をチェック
丸ノコには「AC電源式」と「充電式」がありますので、それぞれの特徴を知ってから選ぶようにしてください。
「AC電源式」は電力不足の心配がない

出典:マイナビおすすめナビ

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AC電源式は充電式のように途中で使えなくなることはありません。ただしコンセントにつないで使うため、作業する場所が限られてしまいます。
また充電式のようにバッテリーを買い換える必要がないので、コスト的なメリットもあります。コードの長さによって作業がやりにくいことがあるので、事前に作業スペースを確認してください。
「充電式」ならコンセントがない場所でも使える

出典:マイナビおすすめナビ

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丸ノコを自由に操作するのなら充電式が向いています。コンセントがない場所でも使えますし、コードが邪魔にならないので自由に動かせるのがメリット。
デメリットは充電が切れると使えなくなる点と、バッテリーや充電器が高価なこと。バッテリーは長く使用していると劣化するので買い換えが必要です。
持ち運びしやすさと使いやすさなら充電式がすぐれています。
【2】刃の形状をチェック
「最大切り込みの深さ」や「歯数」、「刃のサイズ」など、丸ノコの刃もこまかくわかれてつくられています。持っている丸ノコやこれから購入しようと検討している丸ノコにあったものを選びましょう。
「最大切込み深さ」と「最大切断能力」をチェックする
DIYでは木材をいろいろな形状にカットします。とくに斜めにカットするときは正確さが重要です。選ぶときは斜め切りができる製品を選んでください。
注意点は「最大切込み深さ」で、製品には「45°時0~38mm」などのように角度と切り込みの深さが記載されているので木材の厚みに合わせて選びます。
また卓上スライドタイプは「最大切断能力」をチェックしてください。「木材45×85mm」のような表示があり、このサイズまで切断できます。
歯数が多いと切り口も滑らかに
丸ノコの歯数は一般的に40~70程度で「P」で表示されます。種類によっては39や100を超えるモノまでが販売されています。歯数が増えると刃の外径もその分大きくなっていきます。
歯数多めの場合は、切断面がなめらかに、歯数少なめの場合は切断作業がスピーディに進むというメリットがそれぞれあります(速い切断が可能なほど、粗削りになります)。
刃は定期的に交換をしましょう
丸ノコの刃は消耗品です。刃こぼれやサビが出てくると切れ味が鈍くなり、切断面が粗くなってきます。切ったあとの材木でケガをする場合もあるので、刃はできるだけ早く買い替えましょう。
丸ノコは通常、刃のサイズにあわせた設計になっているため、購入時についていた刃と同じ大きさのものを購入するようにしてください。
【3】プレート部分の材質をチェック
手持ちの丸ノコは本体下部のプレートを材に押し当てるように使用します。材料に対し設置面を多く水平に当てることで直角や正確な角度のカットができます。
プレートにはおもに鉄製とアルミ製の2種類があり、昔からある鉄製は安価ですが、プレートが柔らかく、ぶつけたり落としたりした際に形が歪んでしまう危険や、塗装が剥げた際にサビてしまったりなど耐久度が少し低いです。
アルミプレートは少し値段が上がりますが、軽くて耐久性にもすぐれており、サビにくいためおすすめです。最近ではアルミプレートの丸ノコも多く販売されているため、選択肢として選びやすいでしょう。
エキスパートのアドバイス
丸ノコは大きな刃物が高速回転する工具なので正しく注意して使用しなければ危険な工具です。材料と素材にあった丸ノコを選ぶことで初心者でも安全に、かつ正確な作業ができるので作業用途に適した丸ノコを選ぶようにしましょう。
購入するチップソーのサイズに注意しながら、手持ち型か置き型のどちらが向いているかを検討するといいでしょう。慣れればDIYの強い味方になってくれる電動工具なので、ぜひお気に入りの丸ノコを見つけて楽しいDIYライフをおくってください。
人気メーカー・ブランドの特徴
丸ノコはいろいろなメーカーで販売されています。そのなかでも定評のあるメーカーを3社ご紹介しますので、購入時の参考にしてください。
種類が多くコードレスに強い「マキタ」
マキタ製品はホームセンターなどにたくさん置かれています。特徴は工具のラインナップが多く、選択の幅が広いこと。バリエーションが多いので、自分に合ったものを選べます。
ほとんどの製品がコードレス仕様になっており、狭いスペースで作業するにはうってつけです。丸ノコを選ぶときも、取り回しがしやすくて用途に合わせた製品を購入できます。
初心者から上級者まで使える「リョービ」
リョービはエントリーモデルが多いメーカーです。初心者用の入門機に定評があり、価格もリーズナブルで手が出しやすい特徴があります。
低価格でも基本性能はしっかりしているので、安心して使用できます。はじめてでどの丸ノコにすればいいか迷ったとき、選択肢のひとつにしたいメーカー。
上級者でもコスパ重視の方に向いています。
性能にすぐれている「HiKOKI」
HiKOKI(旧日立工機)の工具は独自技術を投入しており、性能の高さが特徴です。18Vと36Vの互換バッテリー「マルチボルト」や、狭い場所でも作業ができる「スライド丸ノコ」などが知られています。
また左右に45°傾斜する「両傾斜」仕様の丸ノコを使えば、いちいち材料を引っ繰り返す必要がないので作業がはかどります。
丸ノコおすすめ12選
それでは、丸ノコのおすすめ商品をご紹介いたします。
▼【手持ち丸ノコ】はこちら
▼【卓上丸ノコ】はこちら
▼【卓上スライド丸ノコ】はこちら
▼【商品の比較一覧表】はこちら
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼手持ち丸ノコ
軽くて消費電力も少なめなエントリーモデル
「本格的すぎなくてもいいので、丸ノコがほしい」という方にぴったりなのが、こちらの商品です。コンパクトなサイズ感で、消費電力は550Wと少なめ。集じんノズルと集じんホースをつけることができるため、片づけもスムーズに行えます。
重量も軽いため、DIYのエントリーモデルとして探している方はぜひ検討してみてください。
ハイパワーが自慢のコードレス丸ノコ
マキタから販売されている丸ノコのなかでも、こちらは充電式の丸ノコです。すでに説明したとおり、コードレスで使うことができるので、取り回しが便利なメリットがあります。
また、ACに比べてパワーが落ちがちなのが充電式のデメリットですが、この商品はACとほぼ同等で5000回転/分とハイスペック。
強さと使い勝手を手に入れたいならぜひこちらを。
ハイレベル仕様の丸ノコ
2寸2分までの厚さをカットすることができる厚切りモデルです。
高い精度の必要な造作から型枠まであらゆるカットに対応しています。任意の深さで切ることができるストッパーがついているため、切り込みを入れるなど、細かな作業にも適しています。
本格仕様のハイモデルがほしいという方はぜひ検討してみてください。
多用途に対応できるすぐれもの
最大切込み深さ46mm。たる木や角材などの木材、フロア材、コンパネまで幅広く対応ができるアルミ製の丸ノコです。これ一台あれば大体のDIYに対応できるでしょう。
ブロワー機能がついているため、切断時に出る粉をほどよく散らしながらカットが可能。えんぴつなどで引いた墨線に粉がかかることを防ぐ役割があり、とても助かる機能です。
柔軟な機能をかねそなえたコードレス丸ノコ
丸ノコを使う際に気になるのが騒音です。近所迷惑にならないか、削る音は我慢できるか、など、使ってみないと分からないことがあります。
その点、こちらの商品はパワーモード(4,300回転/分)とサイレントモード(2,000回転/分)で使い分けが可能なので、「とりあえず丸ノコを手に入れたい」場合は、こちらを検討してください。
47mmまでカット可能なハイアマモデル
コンパクトで軽量、かつコードレスでありながら分5400回転ものパワーを誇る丸ノコです。
自動で荷重を検知し、回転数を調整する機能がついているため、はじめてカットする材でも、スムーズに切断が可能です。このように守備範囲が広いため、こった工作やDIYをこれ1台で行なうことが可能。
初心者から抜け出した中級者のメインギアにぴったりです。

バランスがいい使い勝手抜群の1台
マキタから販売されている「M565」は強固な作りかつ、精度が高いながらも低価格で購入することができるバランスのすぐれた丸ノコです。手持ちタイプのため汎用性が非常に高く、コンセントさえ確保できればさまざまなシーンでパワフルに活躍してくれること間違いなしです。
最大切り込み寸法は57mmとDIY用としてはじゅうぶんな切断能力を持っています。DIY用途で、強固な手持ち丸ノコがほしいという方におすすめの1台です。

手軽で取り回しが便利なコンパクト丸ノコ
基本的に丸ノコは大きく重たい商品が多いですが、この丸ノコは刃径85mm、重量1.4kgと非常に軽いです。小さいながらもプレートは強度の高いアルミプレートがついており、本体全体を含めプロ仕様の強い作りとなっています。
刃径が小さいため分厚い木材の切断はできませんが、1×4材や薄いベニヤ板などの切断は非常に得意です。大きい板などは取り回しが重要となるので、バッテリータイプで軽いこの丸ノコはうってつけの1台です。持ち運びや収納面の利点を活かしつつ、気軽に丸ノコを使いたい方におすすめです。

付加機能がついた便利な高性能丸ノコ
リョービから販売されているこの電子丸ノコは電気丸ノコとは少し違い、刃の回転速度を維持する電子制御機能が付属されています。通常の電気丸ノコは、かたい木材や分厚い木材を切断する際にチップソーに負荷がかかると、回転速度が低下し切断面が荒くなってしまいますが、電子丸ノコは回転速度を一定速度に保つことができるため、切断面が荒れにくく、ストレスなく切断をすることができます。
モーター音が小さい点も大きい音がする丸ノコのデメリットを軽減したおすすめポイントです。さらに、集塵機をお持ちの方は本体に接続することで大幅に切り屑の舞い上がりを防ぐことができるため、さまざまな制限のあるなかで活躍してくれる丸ノコです。
▼卓上丸ノコ

安定感のあるテーブルタイプの丸ノコ
テーブルソーは固定されたチップソーに材料をスライドさせて切断するタイプの丸ノコです。安定性が高く、角度切りや溝掘加工を精度高くおこなうことが可能で、持ち上げることができれば、さまざまな材料に対して使用できます。
このパオックから販売されているテーブル丸ノコは、背の高い作業台があらかじめついており、それでこの価格は非常にお買い得です。大きいものから小さいものまでカットが可能な丸ノコなので、自宅に作業スペースなどがある方にはDIY用としてとくにおすすめの1台です。

クラフト使用に最適な小さな卓上丸ノコ
プロクソンから販売されているこのサーキュラーソーテーブルは本体サイズ300×260(mm)ととてもコンパクトな丸ノコです。チップソーは直径85mmと小さく、工作などで使用する小さな材料のカットに最適。駆動音も小さいため騒音が気になる方も使いやすい設計となっています。刃の角度調整、刃の出具合調節、回転速度調整などの機能も搭載されています。
同メーカーから専用のチップソーが多く販売されているため、素材に合わせたチップソーへのつけ替えがしやすい点も大きなメリット。小さい材料は丸ノコではカットしにくいことが多いですが、このサーキュラーソーテーブルなら小さな材料も安全にカットすることができます。
▼卓上スライド丸ノコ

安全かつ作業効率抜群のスライド丸ノコ
安全に効率よく、精度の高い加工ができるのがこのスライド丸ノコです。
正確な角度切り、溝掘加工、集塵性能、高い安全性に併せて切れる木材の厚みも大きいため、ほかの丸ノコの使用頻度が圧倒的に下がるほどに便利です。
レールに沿って2段階にチップソーが動くため、最大312mmの幅の木材までのカットが可能です。板を反転して使用すれば倍の寸法までカットできます。
本体自体は重たく持ち運びには不便ですが、mm単位での加工ができ、同じサイズの木材を素早く大量にカットすることができるため、少し値は張りますが作業量が多い方には必需品の非常におすすめの1台です。
▼おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 丸ノコの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での丸ノコの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
丸ノコを使うときの注意点
丸ノコを使うときになによりも気をつけてほしいのが「キックバック」によるケガです。キックバックとは、丸ノコがうしろに弾かれてしまうこと。とくに木材をカットしている際に起こる危険な現象で、歪みや抵抗により、予想しない「飛び」が発生します。
対策としては、作業時に、身体や手を刃の直線上に置かないこと。安定感のある水平な場所で作業を行い、材がズレたりしないように当て木をすること。
なれていない方や初心者の方は、回転数の遅い丸ノコを選べば、キックバックの可能性も下がります。また、卓上スライド丸ノコあれば、キックバックは起こりませんので、そちらを選択するのもよいでしょう。
【関連記事】そのほかの関連アイテムもチェック
本格的なDIYにチャレンジ!
今回はDIY初心者から工務店などで仕事をしている方まで幅広くおすすめできる丸ノコを紹介してきました。
スムーズな加工ができれば楽しいですし、どんどん意欲もわいてきます。小さなイスやペットの小屋、棚など、手作業だとハードルが高そうな工作も、丸ノコがあればブレのない寸法で美しく、早くつくることができるでしょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。