世界史参考書のおすすめ13選|年号・論述・総合問題編 東大・国立大・難関私大対策も!
まずは年号参考書、論述参考書や用語暗記用参考書を含む商品を選んでみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
SBクリエイティブ『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』は、歴史の流れをストーリー仕立でわかりやすく解説しており、全体像を理解するのに適した参考書です。こちらで「広く浅く」つかんでから、各時代・地域について「狭く深く」用語を覚えていくと、効率よく学習できるでしょう。

小説を読む感覚で世界史のストーリーが頭に入る!
公立高校教師かつYouTuberである著者によって書かれた、新感覚の参考書。あえて年号を一切使わずに、すべての事柄を因果関係で解説しているのが大きな特徴です。地図を多数使用しており、難しい概念も図でフォローされているので、ビジュアル面でもわかりやすいのもポイント。
世界史をはじめて学ぶ人でも、世界史の流れが短時間で理解できるでしょう。まずは全体像をつかみたい、という人におすすめです。
Z会『はじめる世界史 要点&演習 改訂版』は、各単元、要点整理と問題演習の計4ページ構成で、インプットとアウトプットの双方に適しています。大学入試の過去問をベースにした良問がそろっているので、全範囲、基礎から標準まで知識を身につけることができますよ。

基礎学習と演習問題で入試への準備を万全に
時代の流れをつかみ、基礎事項がひととおり理解できる内容になっています。テーマ別に要点やポイントがまとめられており、演習問題は大学入試問題から厳選した基礎的な良問ばかり。基礎知識を押さえながら、演習問題でアウトプットできるようになっています。
こちらの参考書の特徴は、必要な知識と演習ができるところ。この一冊を完ぺきにすれば、大学入試対策への準備は万全と言えるレベルに到達できるでしょう。
3ステップで効率的に重要用語をインプット
表で時代をつかみ、穴埋め問題を解いて重要用語を確認、文章を読んで流れのなかで用語を覚える、という3ステップを採用した参考書。見開きの構成で、左ページには図やイラストが、右ページには文章が記載されています。視覚でインプットしやすく、頭のなかの整理にも効果的です。
センター試験や難関私立大・国立大の試験において必要な用語、約3000語を効率的に学習できますよ。
良質問題100問で万全な試験対策を
基本的な流れを重視し、くわしく解説することをコンセプトにした参考書です。入試の過去問題集をベースにした、Z会オリジナルの良質問題を100問掲載。とくに解答編は図や表などを豊富に取り入れ、わかりやすさと見やすさに力を入れているのも特徴です。
この一冊を完ぺきにすれば、難関私大受験対策万全も目指せます。本格的に世界史の学習に取り組みたい人にも向いているでしょう。
少ないページ数でも内容充実の一冊
1カ月で世界史の基本がマスターできるよう、30テーマで構成された問題集です。128ページという薄さながら、要点が整理されていて内容も充実。各章ごとにまとめがあり、空欄補充の演習問題も用意されているので、学んだことのチェックもできます。
基本的な世界史の内容を確認するのにはピッタリ。キーワードとそれに関連する知識を身につけるのに向いている商品です。
世界史参考書のおすすめ3選|大学入学共通テスト対策用 センターに変わる大学入学共通テストに向けて対策!
こちらでは、大学入学共通テスト対策用の世界史参考書のおすすめ商品をご紹介していきます!
Z会『ハイスコア!共通テスト攻略 世界史B』は、要点整理ページと一問一答形式の正誤問題を通じて基本知識をインプットしながら、共通テストの出題形式に沿ってアウトプットを行える1冊。試行調査問題や予想問題を解く前の準備用に適しています。 携行しやすく、スキマ時間で勉強しやすいのもおすすめポイントです。

おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 大学受験世界史参考書の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの大学受験世界史参考書の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
世界史の勉強の悩みや課題に合った参考書選びが大事
大学受験用の世界史参考書は、本当にたくさんの種類が販売されています。日本史は、「日本であったこと」という大きな軸があり、そこから派生することを覚えていく科目。覚えることは、より細かく、マニアックになります。
一方世界史は、日本史のように大きな軸がなく、全世界の軸から派生した出来事をひとつひとつ覚えなければなりません。そのため、理解の仕方にも大きな違いとコツが必要です。年代と国ごとに要点をまとめ、世界史受験で勝つ! 参考書を見つけていきましょう。
大学受験用世界史参考書の選び方 世界史で点数を稼ぐ!
それでは、大学受験用世界史参考書の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】世界史受験対策に必要な参考書は1冊だけじゃない?
【2】学習の目的にあわせて参考書の内容を選ぶ
【3】図解入りならイメージが膨らみやすい!
【4】改訂版や最新版など新しいものを選んで
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】世界史受験対策に必要な参考書は1冊だけじゃない?
世界史受験対策の参考書といってもさまざまな種類があります。大きく分けると、【インプット】と【アウトプット】の参考書があります。覚えることが多いだけに、さらにそこからさまざまなテーマの参考書があります。
▼世界史受験対策に最低限必要な参考書
■用語集
■演習ドリル
基本的には、教科書と資料集以外に用意すべきものは「用語集」と「演習ドリル」。これがあれば、インプットとアウトプットができます。ただし、ひとつひとつの流れをもっと深く理解し、年代や文章題に特化した参考書でアプローチすることでさらに偏差値UPが期待できます。
▼さらにあると心強い参考書はコレ!
■年号集
■一問一答
■論述対策集
さらなる実力アップを狙う方は、これらの参考書もあわせてチェックしていきましょう! この記事では、これらの参考書もたっぷりと紹介していきます。
【2】学習の目的にあわせて参考書の内容を選ぶ
用語重視、年代重視、一問一答など、大学受験世界史参考書にはさまざまなタイプがあります。自分の課題や、世界史のわからないところをつぶしていけるような学習目的に合った内容を選びましょう。
▼歴史の流れがつかめないなら「マンガ」
まずは、大まかでよいので時代の流れを理解することが大事。その勉強に最適な教材が、漫画です。
自分で購入するとなるとなかなか高価な教材ですが、これから世界史を勉強する人や、勉強を進めていてもなかなか理解ができない方にはもってこいです!
▼用語の理解をさらに深めたいなら「用語集」
用語集は、教科書と資料集と一緒に、勉強するときにつねに持っておきたい1冊。年代、論述、演習の対策をするときでも、いつでもすぐにわからない用語を調べましょう。
世界史受験に必要な用語が一通り載っている参考書を用意しておくと、かなり心強いです。
▼時系列に歴史を暗記したい&年号問題にも強くなりたいなら「年号参考書」
世界史では年号の暗記は必須。試験では、年表が空欄になっていて、年号そのものを聞いてくる問題が鉄板です。年号問題は考えなくてもできるものなので、試験では絶対に落としてはいけない部分。
年代を覚えることで、できごとの順番も理解でき、異なる国や地域で同時期に起こった事柄を選択する問題の対策にもなります。
年号の数字をそのまま覚えるのはなかなか難しいので、語呂合わせで覚えられる参考書がベターです。
▼アウトプットの入門編として「一問一答」を活用
一問一答は、問題⇒回答をセットで覚えることができる最強ツール。ただし、丸暗記しても試験で使い物になりません。
一問一答を最大限発揮するためには、流れをしっかりと理解したうえで、もしくは流れを理解しながら問題を解いていくことです。
問題に対する回答を覚えるためというよりは、その問題がいつの時代のどの出来事であるかをパッとイメージできるようにするための訓練書と思ったほうがよいです。
▼論述対策やさらなる理解力UPを目指すなら「論述問題集」
国公立大学や難関私立大学の試験では、論述問題が出題されます。論述問題は世界史の基本的な知識だけでは点を取ることが難しく、できごとの前後関係も把握している必要があります。さらに、問われている内容を理解し、回答を文章にする力も問われるので訓練必須です。
論述問題専用の問題集は最低限でも1冊はマスターしましょう。論述対策ではなく、出来事を文章で整理することにも役立ちますよ!
▼2021年導入の旧センター試験対策には「大学入学共通テスト対策参考書」
2021年からセンター試験にとって変わる大学入学共通テスト。大学受験勉強において、その対策も欠かせません。
形式は4択の選択問題で、問題は政治問題から地図問題、年代を問うものなど幅広いのも特徴です。大学入学共通テストで世界史を受験する人は、最新の参考書も使用しましょう。
▼日東駒専、MARCH、早慶上智対策には「私大対策演習」
私大対策には、共通テストとは別の参考書を用意しましょう。早稲田や慶応など難関大を受ける方は、教科書レベルよりも高レベルな問題集など、志望校のレベルに合うものを選んでいきましょう。
アウトプットの練習は、数をこなすことが大事。数冊用意してたくさん問題を解くのもいいですね。
【3】図解入りならイメージが膨らみやすい!
世界史に苦手意識がある人は、図や写真、イラストがたくさん入っている参考書だと勉強しやすいでしょう。視覚から情報が入ることで知識がインプットされやすくなります。頭に残っている絵のイメージなどがきっかけとなり、同時期に起こった事柄などが思い出しやすくなります。
【4】改訂版や最新版など新しいものを選んで
大学受験用の世界史の参考書や教材はたくさんありますが、できるだけ新しいものを選びましょう。とくに現代史の範囲においては古い参考書には載っていない事柄もあります。
年々変わる試験の問題傾向に対応した、最新版の参考書で勉強するのがベストです。
School Post 主宰からの購入アドバイス
自分のレベルや目標で選ぼう
世界史の学習において大切なのは、知識のインプットとアウトプットをバランスよく進めることです。とくにアウトプット用の問題集は、自分の現状のレベルや目標、志望校の出題形式をふまえて選ぶと、学習効率がアップします。
世界史の勉強をうまく進めるコツ いきなり暗記は非効率!

Photo by マイナビおすすめナビ
世界史の勉強をはじめるにあたり、いきなり暗記から入るのはあまり効率がよくありません。というのも、覚える量が膨大なので、力任せに暗記しようとしてもテスト当日に実力をうまく発揮できません。
受験対策として最も大切なことは、本質を理解すること。そのためには、まずは流れを理解し、そこから用語や年号の暗記⇒問題演習、という3ステップを踏むことをおすすめします。
世界史を制して大学受験を制す!!!
大学受験世界史参考書のおすすめ15選をご紹介しました。最後に選び方のポイントをおさらいです。
1)学習の目的にあわせて参考書のタイプを選ぶ(年号参考書・論述問題参考書・大学入学共通テスト対応参考書)
2)図解入りで取り組みやすいものを
3)改訂版や最新版など新しいものがおすすめ
受験勉強は己との闘い。世界史受験の方は、ストーリーを意識して何度も何度も繰り返し演習しましょう!
そのほかの大学受験対策アイテムもチェック!
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東京都の塾業界にて指導歴約25年。 豊富な実践経験に裏付けられた独自の理論とメソッドに基づき、小学校補習から中・高・大学受験、就職試験対策まで、幅広い教科・年齢・学力層を対象に、個々の成長を最大限引き出す指導を得意とする。 現在は、東京都大田区で個別指導塾2校舎の教務・運営を統括する傍ら、千代田区麹町に超少人数制個人指導道場「合格ゼミ」を開設。 自ら教鞭を執り、多くの受験生を人気校・難関校合格に導いている。 「School Post 高校受験ナビ」等の教育系webメディアにて記事を執筆。 アイデアと文面の大半は、こよなく愛するビーグル犬との散歩中に生まれる。