コマセミキサーとは?
コマセミキサーは、コマセを混ぜるときに使用する道具。コマセを作る際には凍ったオキアミを砕いたり、練ったりするので、手や器具に負担がかかりやすいものです。
不良品を使うと刃が折れたり、手が痛くなったりするので、丈夫で使いやすいものを選ぶことが大切。
コマセミキサーの選び方 ワイルドライフクリエーターに取材
まずは選び方を見ていきましょう。刃角調整・穴あき・グリップ・長さ・刃の素材と5つのポイントから選ぶ際の注意点を解説します。どれも大切な要素ですので、購入を検討するときにはしっかりチェックしてくださいね。
刃角調整ができるとつぶしやすい
砕いたオキアミは、コマセミキサーのヘラ部分を使用してつぶします。つぶしやすいように、刃の角度が調整できるものを選ぶことがポイント。
刃角を90°に曲げられれば、らくにつぶせますよ。さらに180°まで調節できるものなら、収納や持ち運びにも便利です。
ブレードに穴が開いているものは早く混ぜられる
オキアミをつぶしたあとは、粘り気が出るまで練ります。ブレードに穴が開いているコマセミキサーは、オキアミを混ぜる際の抵抗が少なくなり使いやすいです。
手に余計な力が入らず、作業を効率的に進められるでしょう。また、穴が開いていなくても、X形状になったものや隙間の空いた形状のものなど、混ぜやすいよう工夫されている商品もあります。
手に負担のかからないグリップを選ぼう
固く凍ったオキアミを扱うと、どうしても手に力が入り疲れやすくなります。少しでも負担を軽減できるよう、グリップにも注目しましょう。
握りやすい形状のものや、滑り止め加工がされたグリップであれば、余計な力を使わずらくに作業ができますよ。
自分の使いやすい長さにする
コマセミキサーにはさまざまな長さがありますが、基本的には40cm以上あるものを選ぶといいでしょう。
短いものは収納や携帯はしやすいですが、大きめの容器でコマセを作る際に不便です。また、手にオキアミがつくと嫌な臭いもついてしまうので、大量のコマセを作る時には長めのものにしましょう。
壊れにくい丈夫な素材の刃にすることが大切
オキアミを砕く際には大きな力がかかるので、コマセミキサーの刃が丈夫であることも重要なポイント。
さびにくく丈夫なステンレスやチタン製のものを選びましょう。また、樹脂製でも硬化プラスチックのものならOK。バッカンの中をキズつけずにすみますよ。
使いやすさだけでなく耐久性も要チェック ワイルドライフクリエーターによるアドバイス
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
コマセミキサーは耐久性はもちろんですがタフさを求めて選んでいただきたいアイテムです。
素材の状態に合わせたセッティングや、自分好みのコマセにストレスなく混ぜあげられるサイズを用意しておくことが大切です。
サイズ、抱き込み用の空間や穴、切削性能をよく吟味して選んでください。
またグリップも滑りにくいタイプを選ぶことをおすすめします。
コマセミキサーのおすすめ11選 DAIWAやシマノの商品も!
ここからは、ワイルドライフクリエーターと編集部が厳選した、コマセミキサーのおすすめ商品11選をご紹介します。混ぜやすい穴あきタイプや、丈夫なコマセミキサーなどもご紹介。
刃の素材や刃角調整に関する情報もまとめているので、ぜひ参考にしてお気に入りの商品を見つけてくださいね。
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
シマノ『ファイアブラッド コマセミキサー 3D』は、X-ブレード採用でコマセの抱き込み量が多く、抵抗も少ないのがポイントです。
練りやすく時短に繋がる設計はビギナーのみならずベテランにもうれしいポイントですね。効率派におすすめの一本です。

シマノ『ファイアブラッド コマセミキサー 3D』

出典:Amazon
サイズ | 全長42cm |
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重量 | - |
ブレード角度調整 | なし |
素材 | ハンドル:ポリプロピレン・TPV、シャフト:ステンレス、ブレード:ステンレス |
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
山元工房『らくらくミキサー』はその名の通り、らくらくとブレード角が調整できるのがポイントでビギナーにもおすすめです。
撹拌するときに適度な角度に変化してくれるので、これでコツをマスターするのもありですね。

山元工房『らくらくミキサー』






出典:楽天市場
サイズ | 全長42cm |
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重量 | - |
ブレード角度調整 | あり |
素材 | - |
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
サンライン『松次郎配合ミキサー』はプロが監修しているアイテム。
ウッドハンドルで高級感があり、チタンが多用されいるので海水にも強いのはポイントが高いですね。迷ったらこれをおすすめします。

サンライン『松次郎配合ミキサー』

出典:Amazon
サイズ | 幅8×全長33.5cm |
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重量 | - |
ブレード角度調整 | あり(3段階/ストレート・直角・鋭角) |
素材 | ハンドル:木製レザーサテン塗装、ブレード・シャフト:チタン |
ダイワ『コマゼV 400L』

出典:Amazon
サイズ | 幅9×全長40cm |
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重量 | - |
ブレード角度調整 | あり(3段階/0・90・180°) |
素材 | ブレード・シャフト:ステンレス |
第一精工『アイスピックマゼ杓』

出典:Amazon
サイズ | 幅8.3×全長37cm |
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重量 | 118g |
ブレード角度調整 | あり(90°まで) |
素材 | - |
山元工房『3DエイトミキサーSP』

出典:Amazon
サイズ | 幅14.5×全長44cm |
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重量 | - |
ブレード角度調整 | あり(3段階/0・45・90°) |
素材 | ブレード:チタン |
ダイワ『プロバイザー コマゼ 400L』

出典:Amazon
サイズ | 幅10×全長40cm |
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重量 | - |
ブレード角度調整 | なし |
素材 | ブレード・シャフト:ステンレス |
アライブ『マゼラー』

出典:Amazon
サイズ | 幅10×全長38cm |
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重量 | - |
ブレード角度調整 | あり(3段階/0・60・90°) |
素材 | ハンドル:EVA、ブレード・シャフト:ステンレス |
釣王『マゼラーTi』

出典:Amazon
サイズ | - |
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重量 | - |
ブレード角度調整 | あり(2段階/0・90°) |
素材 | ブレード・シャフト:チタン |
浜田商会『プロマリン エサマゼ ステンI型』

出典:Amazon
サイズ | 全長40cm |
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重量 | - |
ブレード角度調整 | あり(3段階) |
素材 | ブレード:ステンレス |
がまかつ『まぜーな』

出典:Amazon
サイズ | 幅11.3×全長43cm |
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重量 | - |
ブレード角度調整 | なし |
素材 | ハンドル:木、ブレード:ステンレス |
「コマセミキサー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする コマセミキサーの売れ筋をチェック
Amazonでのコマセミキサーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
コマセミキサーのおすすめ11選をご紹介しました。
コマセミキサーは凍ったオキアミを砕くのに使うため力が必要で、どうしても器具や手に負担がかかるもの。刃やグリップの素材、穴の有無を確認し、丈夫で手が疲れない商品を選びましょう。
ご紹介した内容を参考に、あなたがほしいコマセミキサーを選んでみてくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。 アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。 フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。