コマセミキサーとは? コマセを混ぜるのに使用
コマセミキサーは、コマセを混ぜるときに使用する道具。コマセを作る際には凍ったオキアミを砕いたり、練ったりするので、手や器具に負担がかかりやすいものです。
不良品を使うと刃が折れたり、手が痛くなったりするので、丈夫で使いやすいものを選ぶことが大切。
コマセミキサーの選び方 刃の素材や使いやすさをチェック!
それでは、コマセミキサーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】壊れにくい丈夫な素材の刃にすることが大切
【2】刃角調整ができるとつぶしやすい
【3】ブレードに穴が開いているものは早く混ぜられる
【4】手に負担のかからないグリップを選ぼう
【5】自分の使いやすい長さを選ぶ
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】壊れにくい丈夫な素材の刃にすることが大切
オキアミを砕く際には大きな力がかかるので、コマセミキサーの刃が丈夫であることも重要なポイント。
さびにくく丈夫なステンレスやチタン製のものを選びましょう。また、樹脂製でも硬化プラスチックのものならOK。バッカンの中をキズつけずにすみますよ。
【2】刃角調整ができるとつぶしやすい
砕いたオキアミは、コマセミキサーのヘラ部分を使用してつぶします。つぶしやすいように、刃の角度が調整できるものを選ぶことがポイント。
刃角を90°に曲げられれば、らくにつぶせますよ。さらに180°まで調節できるものなら、収納や持ち運びにも便利です。
【3】ブレードに穴が開いているものは早く混ぜられる
オキアミをつぶしたあとは、粘り気が出るまで練ります。ブレードに穴が開いているコマセミキサーは、オキアミを混ぜる際の抵抗が少なくなり使いやすいです。
手に余計な力が入らず、作業を効率的に進められるでしょう。また、穴が開いていなくても、X形状になったものや隙間の空いた形状のものなど、混ぜやすいよう工夫されている商品もあります。
【4】手に負担のかからないグリップを選ぼう
固く凍ったオキアミを扱うと、どうしても手に力が入り疲れやすくなります。少しでも負担を軽減できるよう、グリップにも注目しましょう。
握りやすい形状のものや、滑り止め加工がされたグリップであれば、余計な力を使わずらくに作業ができますよ。
【5】自分の使いやすい長さを選ぶ
コマセミキサーにはさまざまな長さがありますが、基本的には40cm以上あるものを選ぶといいでしょう。
短いものは収納や携帯はしやすいですが、大きめの容器でコマセを作る際に不便です。また、手にオキアミがつくと嫌な臭いもついてしまうので、大量のコマセを作る時には長めのものにしましょう。
使いやすさだけでなく耐久性も要チェック ワイルドライフクリエーターによるアドバイス
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
コマセミキサーは耐久性はもちろんですがタフさを求めて選んでいただきたいアイテムです。
素材の状態に合わせたセッティングや、自分好みのコマセにストレスなく混ぜあげられるサイズを用意しておくことが大切です。
サイズ、抱き込み用の空間や穴、切削性能をよく吟味して選んでください。
またグリップも滑りにくいタイプを選ぶことをおすすめします。
コマセミキサーおすすめ10選 DAIWAやシマノの商品も!
ここからは、ワイルドライフクリエーターと編集部が厳選した、コマセミキサーのおすすめ商品10選をご紹介します。混ぜやすい穴あきタイプや、丈夫なコマセミキサーなどもご紹介。
刃の素材や刃角調整に関する情報もまとめているので、ぜひ参考にしてお気に入りの商品を見つけてくださいね。
カーブした3DのX形状ブレードで練りやすい!
X型のブレードをカーブさせた、3D形状のコマセミキサー。刃の間に大きな空間があるので混ぜやすく、効率よくオキアミを練ることができます。さらにブレードをカーブさせることで、より練りやすさがアップ。スピーディーにコマセができるので、効率を重視する方に適したアイテムです。
グリップは一体成型でつくられており、強度と滑りにくさを兼ね備えています。
刃角が自然に傾きバッカンの底から混ぜやすい
刃角が自然に変化する便利なアイテム。オキアミに押し込んだ時には鋭角に入り、底から持ち上げる時には直角に近い角度になるので、オキアミをたっぷりと引き上げられます。
コマセミキサーは角度を調節するたびにネジを締め直すものが多いですが、この商品はカンタンに切り替え可能。手を汚さずに素早くオキアミを練り上げられます。
松田稔氏が監修したオリジナル商品
松田稔氏が監修した使用感のいいオリジナル商品。ブレードとシャフトにチタンを使っているため、軽量でさびにくい点が魅力です。
ハンドルは木製ですが、レザーサテン塗装のため滑りにくいのもポイント。長さも手にすっぽりと収まるので、余計な負担がかかりません。高級感があるうえに使いやすく、上質な道具をお探しの方におすすめしたい一品です。
ソフト素材のグリップで握りやすく使いやすい
手にやさしいソフトタッチグリップと、ステンレス刃を組み合わせたコマセミキサー。握りやすく後端部が大きいグリップ形状で、らくにオキアミを砕くことができます。
刃受部の前後にエッジをつけた、ダブルエッジ構造もポイントです。しっかりと砕いたりつぶしたりできるので、効率よく作業を進められます。扱いやすいコマセミキサーをお探しの方におすすめです。
アイスピックつきで固く凍ったオキアミを砕きやすい
コマセミキサーにアイスピックがついたアイテム。ミキサーでは砕ききれないほど固くガチガチに凍ったオキアミも、アイスピックでカンタンに砕けるのが魅力的です。アイスピックはグリップの後方部分に収納できるので、紛失する心配はありません。
ヘラ部分は穴が開いていて90°まで角度調整が可能。オキアミを混ぜたりつぶしたりしやすくなっています。
大きなブレードでスピーディーに混ぜられる
ブレードがカーブした3D形状のコマセミキサー。ブレードの間に大きな穴が開いており、カーブした形状も相まって粘りのあるコマセが素早く作れるでしょう。
ブレードサイズが14cmと比較的大きいのが特徴。大量にコマセをつくる場合でもスピーディーに作業可能で、40cm以上のバッカンでも使いやすいアイテムです。
バッカンの隅まで混ぜられるコマセミキサー
ブレードの両端がほぼ直角なので、バッカンの隅までしっかりと混ぜることが可能。また、ブレードには大きな穴が開いているので、抵抗が少なく混ぜやすいのも特徴です。
グリップがダブルハンドタイプなのもうれしいポイント。両手でも混ぜやすく、しっかりと力が入ります。ソフトタッチ仕様で手への負担も軽減。あまり力に自信がない方でも、カンタンにコマセを作れるでしょう。
手に優しいグリップでオキアミをしっかり砕く
手に優しいグリップとステンレスを使ったコマセミキサー。EVA素材を使った丸いグリップなので、手に負担がかかりにくいのが特徴。コマセを作るたびに手が痛くなっていた方は、要チェックです。
刃受部の前後には溝がついており、凍ったオキアミをしっかりと砕けるのが魅力。刃角は3段階調節で、コマセミキサーには珍しく60°にできます。細かく角度調節したいという方にうってつけの商品です。
錆びにくく丈夫で軽いチタン製のコマセミキサー
チタンでできた、2段階に刃角を調整できるコマセミキサー。チタンは軽量で耐久性が高いのが特徴。また、サビにくいので海釣りに持って行くのにも適しています。長年劣化しにくい商品が欲しいという方におすすめのアイテムです。
穴も大きく開いているので、抵抗感なくらくに混ぜることが可能です。ブレードを90°に倒せるので、つぶす作業もカンタンです。
手頃な価格でコスパのいいコマセミキサー
刃角が3段階に調整可能で、切る・混ぜる・砕くの基本的な機能が備わったコマセミキサー。値段が手頃なので、気軽に購入できるアイテムです。
ステンレス製で、サビに強くて頑丈です。ブレードに穴が開いているなど、使いやすい工夫も施されています。コスパが高く、初めてコマセミキサーを使うという方にもおすすめです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする コマセミキサーの売れ筋をチェック
Amazonでのコマセミキサーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
自分にピッタリの商品を選ぼう
コマセミキサーのおすすめ10選をご紹介しました。
コマセミキサーは凍ったオキアミを砕くのに使うため力が必要で、どうしても器具や手に負担がかかるもの。自作のものや安いものですませようとすると、壊れやすかったりケガにつながることも。刃やグリップの素材、穴の有無を確認し、丈夫で手が疲れない商品を選びましょう。
ご紹介した内容を参考に、あなたがほしいコマセミキサーを選んでみてくださいね。
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ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。 アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。 フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。