「バランスチェア」のおすすめ商品の比較一覧表
快適な座り心地、姿勢矯正・補正にも役立つバランスチェア 自宅作業やリモートワークでも活用したい!
バランスチェアはお尻だけでなく膝で体を支える構造で、座る人の姿勢を正してくれます。
机に向かう機会の多い成長期の子どもはもちろん、リモートワークや自宅作業により腰痛や肩こりに悩む大人も使う人は多いです。
そんなバランスチェアの選び方とおすすめ商品を、家具のエキスパートである芝谷 浩さんに選んでいただきました!
※「バランスチェア」は本来はバランスマネジメント社の商標で、一般名称としてはニーリングチェアなどと呼ばれますが、この記事ではバランスチェアを含むニーリングチェア全般について紹介します。
バランスチェア選びのポイントは4つ! 家具のエキスパートが解説!
重視すべきは使い心地や強度ですが、具体的にはどのように選べばいいのでしょうか。
家具のエキスパートである芝谷 浩さんにバランスチェアを選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。
・座ったときの姿勢
・身長に合わせる
・バランスチェア脚部の材質
・座面の張地やウレタンに注意
一つひとつ見ていきましょう!
座ったときの姿勢をチェック!
収納スタイルコーディネーター/学習机評論家
背筋を自然と伸ばしやすいものを選ぼう
バランスチェアは座面と膝置きの2点で体を支える構造が特徴で、正座や乗馬姿勢を元に開発されたといわれています。太腿(ふともも)とお腹の間が広く開くことから、背筋を自然と伸ばしやすくなります。
まずは、座っているときの姿勢をチェックしてみることが大切です。他の椅子と同様、体格などによって好みも変わるので、できれば実際にいろいろと座り比べたうえで購入されることをおすすめします。
膝当ての素材も忘れずチェック
長時間の作業を行う場合は、バランスチェアの「膝当て」はクッション性の高いものをおすすめします。
クッション性がない場合、スネに負荷がかかり、痛みを感じることもあります。長時間座るとお尻が痛くなるのと同じ感覚です。そのため、お子様の勉強の際に使用する、自宅で仕事などを行うといったときは、できるだけ負担のかからない柔らかいものを選びましょう。
身長に合わせてチョイス!
収納スタイルコーディネーター/学習机評論家
商品情報の「規定の身長」は確認しよう
バランスチェアには幼児から大人までずっと使えるものと、規定の身長になった段階で買い替えが必要になるものがあります。
前者の場合、買い替えの必要がないので負担は少なくて済む半面、座面と膝置きの角度が合わず気になるものもあります。
後者の場合は逆で、買い替えの負担がかかるものの、座面と膝置きの角度は適切に保たれます。大人の場合はほとんど問題ありませんが、子どもに買い与える場合は悩ましいところです。
高さ調節機能がついているかどうか
バランスチェアは基本的に、机とセットで勉強や仕事などの作業を行うことが多いです。そのため、一番いいのは自分が使う机と、バランスチェアの高さを測っておく、一番快適な高さを覚えておくことですが、そうもいきませんよね。
そんな時は、チェアの高さを調節できるかもチェックしましょう。
作業のしやすさは一人ひとり違います。前屈みになったとき文字は書きやすいか、パソコンを置いた時タイピングはしやすいかなど、自分が一番快適に作業できる高さを調節できると後々便利です。
バランスチェア脚部の材質をチェック!
収納スタイルコーディネーター/学習机評論家
機能性ならスチール製|インテリア性なら木製
バランスチェアの脚部はスチール製か木製になります。一般的にスチール製のほうが安価ですが、頑丈に作られており、ガスシリンダーを併用し微調整できるものもあります。
一方、木製の場合は材質や品質に応じて高価になりやすいものの、インテリア性が損なわれないというメリットがあります。見た目が気にならないならスチール製でもかまいませんが、インテリア性を重視したい場合は木製を選ぶといいでしょう。
座面の張地やウレタンもチェック!
収納スタイルコーディネーター/学習机評論家
張地やウレタンは劣化が早いから注意
安価なバランスチェアの場合、座面などの張地は薄くて摩耗に弱く、ウレタンもあまりいいものは使われていません。
バランスチェアは一般的な椅子よりも、座面からずり落ちる方向に力が加わりやすく、張地やウレタンの劣化が早い傾向があります。
長く使いたい場合は、これらの品質にもこだわりましょう。反対に、ちょっと試してみたいと思っているだけなら価格重視で選ぶといいでしょう。
背もたれの有無はお好みでOK
バランスチェアを選ぶ際にも人によっては背もたれの有無は大切なポイントになってきます。中には背もたれが無い方がバランスチェアとしては良いという意見もあるようですが、あり・なしどちらが正解ということではないです。勉強しながらバランスチェアを使う予定のお子さんで、疲れたときに寄りかかりたいということであれば、背もたれ有のタイプでもいいです。実際にバランスチェアの販売商品の多数が背もたれなしのものですので、使用する人の意見を取り入れながら探してみてください。
【家具のプロが選ぶ】バランスチェアおすすめ6選!

Photo by マイナビおすすめナビ
初心者向けのお試し用のバランスチェアから、長く愛用したい逸品まで揃っています。
上で紹介したバランスチェアの選び方のポイントをふまえて、実際に家具のエキスパートである芝谷 浩さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。






【家具のプロが選ぶ】姿勢矯正向けチェアおすすめ2選

Photo by マイナビおすすめナビ
長時間、椅子に座っていると腰が痛くなったり、姿勢が悪くなるものです。そんな時におすすめの商品です。
姿勢矯正を目的にバランスチェアの購入を考える方もいらっしゃると思います。しかし選択肢はバランスチェアだけではありません。
ここからは芝谷さんに選んでいただいた、姿勢矯正ができるチェアをご紹介いたします。


通販サイトの最新人気ランキングを参考にする バランスチェアの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのバランスチェアの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
バランスチェアって本当に姿勢がよくなるの? メリットとデメリットもご紹介
バランスチェアの最大の魅力は『正しい姿勢』で座れることですよね。特に子供が勉強する際にダイニングチェアや学習椅子に座ると、無意識のうちに徐々に姿勢が崩れてきて、猫背になってしまうことがあります。正しい姿勢を意識しながら座っていても、勉強に集中しているうちに姿勢が悪いまま何時間もその姿勢を維持してしまうこともしばしば。しかし、本記事で紹介したバランスチェアは正しく座ることで、意識していなくても背筋がピンと伸びて猫背になるのを防いでくれます。ダイニングチェアや、学習椅子の代わりとして日々の生活に取り入れることで『姿勢』に対する悩みを軽減できるのです。
メリットとデメリット
バランスチェアの購入を考えている方が知りたい内容と言えば、バランスチェアを使用することのメリットとデメリットですよね。ここからは、メリットとデメリットに分けて紹介していきます。
▼メリット
①座面が前方に傾斜(前垂れ)しており、座ると自然に腰椎(ようつい)がS字の状態になり背筋が伸びる
②安定感があって倒す心配がない
③軽くて持ち運びしやすい
④椅子を引かなくても座りやすい
▼デメリット
①姿勢が悪いと長時間は座れない(背もたれが無いと特に)
②高さ調整が難しい
購入前の参考材料にしてくださいね。
姿勢を意識しつつ、快適に座れるバランスチェアを選ぼう!
収納スタイルコーディネーター/学習机評論家
実はバランスチェアの類いはどれも姿勢を崩した状態で座れてしまいます。つまり、いくらバランスチェアといっても、意識して座らないと姿勢はよくなりません。できるだけ姿勢に意識を向けつつもリラックスできるように、自分の体型にあった座り心地のいいバランスチェアを選ぶのがコツです。
自身の好みの座り心地を把握するためにも、できれば自分の目で確かめてから購入できるといいですね。この記事を参考に、ぜひあなたにピッタリのバランスチェアを見つけてください。
【関連記事】その他の学習用・仕事用のチェアをチェック
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
家具メーカー退職後、日本初となる一般家庭向け収納/インテリアコーディネートサービスをおこなうシーベックス・インテリアを開業。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどし、現在は優れた収納グッズや家具の発掘を続けている。著書に「捨てずに片づく9ステップ」(フォレスト出版)などがある。主夫として妻と二人の子供を育てながら、「収納はすべての家事の土台」という自らの考えを実践中。