「カブトムシケース」のおすすめ商品の比較一覧表
カブトムシケースの選び方 サイズや目的で
まずはカブトムシケースの選び方をチェックしていきましょう。ペット専門エディター&ライター・井手綾子さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのカブトムシケースを選ぶために参考にしてみてください。
サイズで選ぶ
カブトムシを飼育するときのケースは、1匹だけであれば小さいもので大丈夫ですが、2匹以上買う場合は大きいサイズのものを選ぶといいでしょう。動き回ったり潜ったりする様子を観察する場合は、大きく深いサイズのものを選ぶと、観察しやすいです。
たくさん飼いたい場合は、大きなサイズのケースを複数用意してたり、カブトムシ同士のケンカに備えて予備のケースも用意しておく、などもいいでしょう。
目的で選ぶ
カブトムシのケースを選ぶ場合、飼育の目的に応じて選ぶのもポイントです。成虫を観察するのであれば見やすいものを、またオスとメスを飼って交尾させたい場合はなかの仕切りが取れるものなど、さまざまなタイプがあるので目的に応じてチョイスしましょう。
観察する目的なら見やすいケース
カブトムシを観察する目的で飼育する場合は、透明で外から見やすいケースを選ぶ必要があります。とくにケースの前面がカーブしているものが見やすくていいでしょう。ふたも透明だとうえからも観察しやすくなります。
また、カブトムシが動いたり潜ったりすると、ケースの内側が汚れやすくなります。こまめに掃除したい場合は、ふたが外しやすいものや、ふたの窓が大きいものが便利です。
産卵させたいなら大きなケース
カブトムシを交尾・産卵させ、卵を孵化させたいときは、カブトムシ用の大きめのケースに加えて、卵を入れるケースをもうひとつ用意しておきましょう。
メスが産んだ卵をそのままにしておくと、成虫が土に潜るときにキズつけてしまいやすいので、ケースは分けたほうがいいでしょう。卵を見つけたら昆虫マットごと、そのまま別の容器に移し替えるのがベストです。
幼虫を育てるなら深いケース
幼虫をうまく育てたい場合、幼虫がじゅうぶん土のなかに潜り込めるように、ケースの深さが深いものを用意しましょう。カブトムシのマットを入れておくと、幼虫は深く潜り込んでいき、マットを餌にして成長していきます。
幼虫が多くなるとエサ不足で潜るスぺースも減ります。ケースはあらかじめ大きめのものを用意しておき、たっぷりマットを入れておきましょう。
さなぎを羽化させるなら蛹室ケースつきを
カブトムシは、幼虫からさなぎになる前に、自分で土を集めて蛹室(ようしつ)という部屋を作り羽化のための準備をはじめます。
この蛹室がついた飼育ケースもありますので、ブリーダーや幼虫から成虫になる様子を観察したい場合は、蛹室ケースがついたものを用意すると便利です。さなぎから成虫になるまではカブトムシにとって大事な時期です。慎重に扱うためにも、ぜひ準備しておきましょう。
コバエの侵入を防ぐケース
カブトムシを飼育していると悩ましいのがコバエ。ふたのすきまから侵入し、気づいたら飼育ケースのなかを飛び回っていることがあります。
こまめに掃除することで、コバエの発生や侵入は防ぐことができますが、どうしても入ってきてしまう場合は、コバエの侵入を防ぐシートやフィルターが取りつけられているケースをチョイスすると便利です。
けんかするときにはセパレートタイプもおすすめ ペット専門エディター&ライターがアドバイス
カブトムシのケースには幼虫、さなぎ、成虫とそれぞれの飼育に向いたタイプがありますので、それに合わせて購入しましょう。ケースのなかには、すべてのステージにあった初心者向きのものもありますので、使い勝手のよいものを選んでください。
もし、成虫のカブトムシ同士がケンカするようなら、セパレートタイプのケースを利用するか、まんなかを板などで分けるなどの対応をとる必要があります。
カブトムシケースおすすめ12選 初心者でも使えるタイプも
ここでは、ペット専門エディター&ライター・井出綾子さんと編集部が厳選した、おすすめカブトムシケース12選を紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
アイリスオオヤマ『飼育ランド』は、幼虫から成虫まで一貫して使える初心者向きのケース。大きさにも余裕があります。

たくさん飼育するのにぴったりな大きめのサイズ
カブトムシをたくさん飼育するときに便利な大きめのサイズのケースです。昆虫マットもたくさん入れることができるので、幼虫を飼うのにもいいでしょう。
透明であることに加え、側面が曲面になっているので、なかが見やすいのも特徴のひとつです。深さも幅もあり、マットだけでなく登り木などもいれることができるので、観察用としてはぴったりでしょう。
ケンカするカブトムシには、デイ・キャッツ『デジケース』。仕切りがついているだけでなく、うえの穴が小さいのでコバエ対策や乾燥対策に役立ちます。

便利なパーテーションつきのカブトムシケース
パーテーションつきのケースは非常に便利。たとえばふだんはオス・メスは別々に飼育しておきたい、相性の悪いケンカばかりしているカブトムシがいる、弱ったカブトムシを隔離しておく、などといったニーズに応えることができます。
また、ふたにあいた空気を通す穴は非常に小さいので、コバエの侵入を防ぐことができるのも、うれしいポイントです。
ちょっと変わったところでは、ミタニ『サナギのへや』。ケースにサナギ用のウレタンがついており蛹室を保護。ケース沿いにへやがあるので様子も観察できます。

カブトムシを羽化させるための蛹室つきケース
このケースはカブトムシを羽化させるときのための、ウレタン製の蛹室ケースがついており、そこにさなぎを1匹ずつ入れることができます。さなぎから成虫になろうとしているカブトムシをしっかり保護し、観察することが可能です。
さなぎの時期は慎重に扱わなければならない大切な時期なので、羽化をさせたいのであればこういった保護できるケースを用意しておきましょう。
スライドできる仕切り板がついたケース
このカブトムシケースは、なかにスライドできるパーテーションがついています。このような仕切りつきのケースは、カブトムシの個体の大きさや種類によって、スペースを確保できるので非常に便利です。
相性の悪いカブトムシがいる場合は分けて飼育してもいいでしょう。本ケース自体はコンパクトなサイズですが、シリーズ合計4種類の大きさから選ぶことができます。
大きめのサイズと曲面フォルムで観察しやすいケース
大きいサイズのカブトムシケースですが、ケース自体は軽くて割れにくく、透明度も高いという特徴があります、ふたの開閉口も大きいので、お手入れも難なくできます。
深くて大きいので昆虫マットや複数の登り木を入れることができ、さらに曲面フォルムが採用されているため、幼虫から成虫まで、カブトムシの生態を観察も可能です。
コバエをシャットアウト可能な二重構造蓋つきケース
このケースのポイントはふたにあります。コバエシャッターという名前にもあるように、通気穴とフィルター部の二重構造が特徴で、極小コバエを防ぐための構造となっています。
窓やスリットもないのでコバエが出入りすることもできません。一方、保湿や通気は考慮されており、日々の霧吹きもほとんど不要という点もうれしいポイントです。
横幅が広く観察しやすいワイドケース
本来は、カメやザリガニなどの飼育に使われる浅いフラットタイプのケースですが、カブトムシの成虫を飼育するのにも使えます。そのポイントは、横幅がワイドで観察しやすいところです。
また上ぶたも大きいので手入れもしやすいでしょう。稼働式の仕切りもついているので、複数の種類を飼育するのにもぴったりなケースです。
丈夫で軽く、かわいらしいデザインのケース
このカブトムシケースは、しっかりとしたベルトがついています。ケース自体は丈夫で軽く、子どもが持って動いてもじゅうぶん耐えることができるように設計されています。
また、丸みのあるかわいらしいデザインが特徴的で、ふたについている窓はスライド式で大きめなので子どもが自由に手をいれることもできます。カブトムシの移動用にひとつ持っておいてもいいでしょう。
小さいふたの通気穴がコバエ侵入を防止
このケースの特徴は、小径の通気穴です。コバエの侵入を防止しながらマットやカブトムシの排泄物の飛散を防ぎます。
サイドロックでふたとケースは密着しており、カブトムシがケースとふたのすき間に挟まるようなこともありません。さらに力の強いカブトムシの脱走も防止できます。透明ケースでなかは広い空間なので、観察もしやすいでしょう。
すべてスチロール樹脂製で透明な観察しやすいケース
このケースは、本体やふた、ストッパーや仕切り板に至るまですべてスチロール樹脂でできています。無色透明で、通気口もふたのそと周りにしかないので、なかにいるカブトムシを側面だけでなくうえからも観察しやすくなっています。
またふたはスライド式で上下がすき間なく閉めることができるので、コバエの侵入も防ぐことができます。
側面の穴で通気性がよいカブトムシケース
このカブトムシケースはプラスチック製で軽く、組み立てもかんたんです。側面に穴が開いており、通気性がよく、換気ができる設計となっています。
ふたの開閉口も大きいため、ふだんから手入れしやすく、また、すべて半透明なので、なかの様子をうかがいやすくなっています。餌などを置いておけるスペースもついていて便利です。
採卵用や幼虫飼育にぴったりなケース
衣類や雑貨なども収納できるコンテナケースですが、カブトムシの成虫や幼虫を飼育するためのケースとしても使用できます。
とくに深さは通常のケースよりもありますので、カブトムシの採卵用として使われています。国産カブトムシの幼虫の飼育であれば、6匹前後であれば同時に飼育可能とのことで、ブリーダーにぴったりなケースと言えるでしょう。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする カブトムシケースの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのカブトムシケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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カブトムシに合わせてケースを選ぼう
今回はペット専門編集者の井出綾子さんと編集部で、おすすめカブトムシケースを12個厳選し紹介しました。飼育するカブトムシの大きさや成長段階などによってケースの選び方は変わってきます。また、場合によっては持ち運ぶこともあるでしょうから、それも考慮する必要があります。
ひと口にカブトムシケースといっても、今回紹介した商品だけでもさまざまなものがあります。ケース自体の大きさなども考えながら、ぜひ飼育しているカブトムシに適したケースを選んでみてください。
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編集歴は20年以上。 雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。 中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。