バイク用シートバッグの選び方 ツーリングや通勤・通学の際に荷物をまとめて収納
バイク用シートバッグを選ぶ際は、容量・取りつけ方法・防水機能の有無など、いくつかポイントがあります。自分の使用するシチュエーションに合ったものを選びましょう。
【1】バッグの容量は用途・荷物量をチェック
バイクシートバッグの容量は、持っていく荷物の量に合ったサイズを選ぶのがベストです。大きすぎるとバイクを運転する際にバランスを崩す原因にもなりかねないので、自分の使用用途を考えながら選びましょう。
ふだん使いに! 5L前後の小容量タイプ
ちょっとした買いものやおでかけの場合は、5L前後の容量がちょうどいいでしょう。お財布やスマホなど、必要最低限のものは充分入ります。
通勤や通学で書類や教科書などを入れたい場合は、A3サイズが入る形状のものや、こまごまとしたものを分類して入れることができるポケットが多いものを選ぶといいでしょう。
日帰りツーリングに! 適度に荷物が入る15L前後
日帰りツーリングなどに使用する場合は、15L前後の容量であれば食料や飲みもの、携帯品が入れられます。また上着などのちょっとした衣類も収納可能。
サイドポケットやファスナーなどがついていると、奥に入れたものを取り出しやすくて便利です。
キャンプや宿泊ツーリングには30L以上あれば安心
宿泊やキャンプでは着替えや調理器具、身のまわりの必需品などが増えるので、30L以上の容量があると安心です。
それでも足りない場合は、サブバッグやテントなどを取りつけられるベルトなどがついたものを選ぶと、もっと荷物が運べますよ。
容量が調節できるタイプも
バイクシートバッグのなかには、容量を調整できるものもあります。拡張ジッパーやスナップボタン、ファスナーなどがついている商品であれば、状況に応じて大きさを調整できて便利。
余分にバッグを購入する必要がなく、見た目もスマートに決まります。
(※)ポイント:目的や日数に合わせて複数持つのが理想!
モーターサイクル・ジャーナリスト
バイクに乗る際、目的や日数によって荷物の量はまったく違います。シートバッグもひとつではなく、「通勤用」「日帰りツーリング用」「キャンプ用」など、用途に合わせて複数持つのが理想といえるでしょう。
【2】バッグのつけ外し方法をチェック
シートバッグの脱着方法もチェックしましょう。ベルトを使ってシートに固定するものが大半ですが、バックルを使ったベルトであればワンタッチで固定できるので使いやすいです。
グラつくことなく、しっかりと固定できるものを選びましょう。
【3】持ち運びやすさをチェック
シートバッグは、バイクから降りて持ち運ぶ場合もあります。ショルダーバッグのようにベルトをつけられるタイプなら持ち運びがカンタンです。
リュックにもなるタイプなら両手が空くので、多めの荷物もまとめて持っていくことができますよ。
【4】防水性能をチェック
雨にさらされることも多いバイクシートバッグですから、防水性のある素材かどうかも重要です。生地に防水性があるだけでなく、縫い目やジッパー部分から水が入ってこない加工がしてあるものがベスト。
バッグ自体に防水性がない場合は、防水カバーがついているものを選びましょう。
【5】愛車に合わせたデザイン性をチェック
バイクシートバッグのカラーは紫外線や劣化対策のためブラックがほとんどですが、デザインは豊富です。シートの外観やシルエットを変えたくない方は、シートの形状に近いものがいいでしょう。
自分の愛車に合ったデザイン性のものを選ぶと、ツーリングがさらに楽しくなりますよ。
バイク用シートバッグおすすめ11選 取り付けかんたん、大容量など
ここまでの選び方のポイントをふまえて、モーターサイクル・ジャーナリストの野岸"ねぎ"泰之さんと編集部がおすすめの商品をご紹介していきます! バラエティに富んだ商品のなかから、お気に入りのものを探してみてくださいね。

ROUGH&ROAD(ラフ&ロード)『クルージングシートバッグBF(RR9035)』




































出典:Amazon
容量 | 23~30L |
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容量の調整 | 可 |
取りつけ方法 | パラレルベルト、バタフライフラップ |
持ち運び用ベルト | あり(ショルダーベルト) |
防水 | レインカバー |
カラー | ブラック |
モーターサイクル・ジャーナリスト
ROUGH&ROAD(ラフ&ロード)『クルージングシートバッグBF(RR9035)』は、取りつけや着脱のかんたんさに加え、容量アップ機能もあるなど、機能性と使い勝手のバランスがいいおすすめの商品です。

TANAX(タナックス)『キャンピングシートバッグ2(MFK-102)』






















出典:Amazon
容量 | 59〜75L |
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容量の調整 | 可 |
取りつけ方法 | ワンタッチバックル |
持ち運び用ベルト | あり(ショルダーベルト) |
防水 | レインカバー |
カラー | ブラック |
モーターサイクル・ジャーナリスト
TANAX(タナックス)『キャンピングシートバッグ2(MFK-102)』は、可変可能な大容量と積載の拡張性が魅力で、キャンプ好きライダーの間ではベストセラーになっている商品。両サイドから荷物の出し入れができるなど、使い勝手もよくおすすめです。

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)『ターポリンデイパック(DBT420)』


















出典:Amazon
容量 | 20L |
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容量の調整 | - |
取りつけ方法 | 着脱式ショルダーベルト、固定用Dカン |
持ち運び用ベルト | あり(ショルダーベルト、ヒップベルト) |
防水 | 防水素材 |
カラー | ブラック |
モーターサイクル・ジャーナリスト
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)『ターポリンデイパック(DBT420)は防水性の高さに加え、シートバッグとバックパック、2通りの使い方ができる』のがとにかく便利。固定用のDカンも多く備え、シートへの積載や固定がしやすいのも高評価のポイントです。
ROUGH&ROAD(ラフ&ロード)『AQA DRY テールバッグ(RR9026)』

出典:Amazon
容量 | 40L |
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容量の調整 | - |
取りつけ方法 | ラダーロックつきロングベルト、アタッチメント、ほか |
持ち運び用ベルト | あり(コンプレッションベルト) |
防水 | 防水素材 |
カラー | ブラック |
IRON JIA'S『多機能キャリアバッグ』
















出典:Amazon
容量 | 25~60L |
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容量の調整 | - |
取りつけ方法 | クイックリリース脱着システム |
持ち運び用ベルト | あり(手提げ、ショルダーストラップ) |
防水 | 防水素材 |
カラー | ブラック、イエロー、グリーン、迷彩、ほか |
DAYTONA(デイトナ)『HenlyBegins DH-708 シートバッグ(95741)』


















出典:Amazon
容量 | - |
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容量の調整 | - |
取りつけ方法 | イージーリングベルト |
持ち運び用ベルト | - |
防水 | レインカバー |
カラー | ブラック |
DAYTONA(デイトナ)『HenlyBegins ツーリングシートバッグ DH-717(96719)』














出典:Amazon
容量 | 20~26L |
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容量の調整 | 可 |
取りつけ方法 | 固定ベルト |
持ち運び用ベルト | あり(ショルダーベルト) |
防水 | レインカバー |
カラー | ブラック |
プロト『IGAYA(イガヤ) キャンプツーリングシートバッグ(IGY-SBB-R-0040)』








出典:Amazon
容量 | 50~64L |
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容量の調整 | 可 |
取りつけ方法 | 接続バックル |
持ち運び用ベルト | あり(ショルダーベルト) |
防水 | レインカバー |
カラー | ブラック |
南海部品『ホップアップネオシートバッグ(BA-304)』

出典:Amazon
容量 | 18.5~21.5L |
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容量の調整 | - |
取りつけ方法 | プラスチックバックル |
持ち運び用ベルト | あり(ショルダーベルト) |
防水 | レインカバー |
カラー | ブラック、シルバーカーボン柄、ブラックカーボン柄 |
Sutekus『バイク用シートバッグ』












出典:Amazon
容量 | - |
---|---|
容量の調整 | - |
取りつけ方法 | - |
持ち運び用ベルト | - |
防水 | 防水素材 |
カラー | ブラック |
TANAX(タナックス)『シェルシートバッグSS(MFK-236)』
































出典:Amazon
容量 | 5L |
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容量の調整 | - |
取りつけ方法 | Kシステムベルト |
持ち運び用ベルト | あり(ショルダーベルト) |
防水 | レインカバー |
カラー | ブラック、シルバー |
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする バイクシートバッグの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのバイクシートバッグの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
まとめ
バイクシートバッグおすすめ11選をご紹介しました。
シートバッグは、「用途と荷物の多さに合った容量」「容量調整ができるかどうか」「バッグの取りつけや着脱がかんたんにできるか」「防水素材・防水カバーつきかどうか」を考慮して選ぶといいでしょう。愛車に合ったデザインのバッグなら、さらにツーリングが楽しくなりますよ。
あなたに合ったバイクシートバッグを見つけてくださいね!
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※2020/12/11 コンテンツ追加のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 加藤佑一)
30年以上にわたってバイク雑誌等に執筆しているフリーライター。ツーリング記事を中心に、近年はWebメディアで新車のインプレッションやアイテムレビューも多く執筆。また、バイクツーリング&アウトドアを楽しむ『HUB倶楽部』を仲間と運営するなど幅広く活動している。 日本の全都道府県をバイクで走破しているほか、オーストラリア、タイ、中国など海外でのツーリング経験も持つ。キャンプツーリング好きのため、バイクはスペックよりも実際の使い勝手や公道での走りが気になる。現在の愛車はヤマハMT-09トレーサー、TT-250Rレイド、カワサキKSR-II。