「ハムスタートイレ」のおすすめ商品の比較一覧表
ハムスタートイレは必要? いらない? きれい好きで砂遊びも大好き
ハムスターは元々きれい好きな生き物で、巣穴のトイレ以外では排泄しないという習性をもっています。これは排泄中に敵に狙われたり、自分の臭いが付いてしまわないようにするためです。ケージの中にトイレを常設してあげることで、ハムスターも安心して排泄することができます。
また決められた場所で排泄できれば、床材に臭いがついたり汚れもつきにくくなります。掃除の頻度も少なくなるので、トイレを用意してあげることは飼い主にとってもメリットが高いと言えます。
ハムスター用トイレの選び方 サイズ感、屋根付き、高さ、素材、掃除のしやすさ、形状など
ハムスター用に作られたトイレは、形状や素材などがそれぞれ異なります。ぴったりな大きさはどのくらいなのか、どのタイプが掃除しやすいのかなど、選び方のポイントをひとつずつ見ていきましょう。
ちょうどいいサイズ感のものを選ぼう ハムスターの種類によって適正サイズも変わる
ハムスター用トイレの選び方で重要なサイズですが、ハムスターは種類によって個体のサイズが異なります。ゴールデンハムスターは体長約14~17cm、ジャンガリアンハムスターは体長約7~13cm。
ハムスターがトイレに入ったとき、無理なく体勢を変えたり向きを変えられるものがいいですね。飼っているハムスターのサイズに合わせて、トイレを選ぶようにしましょう。
屋根つき・高さのあるものがおすすめ! トイレ砂の飛散を防ぐ効果も
屋根つきや高さのあるものは、トイレ砂を外へ飛ばしてしまうのを防ぐ効果があります。飛び散った砂によって、部屋に排泄物のにおいがしみついてしまうことを防ぐことができるでしょう。
また屋根つきのものは隠れ家にもなるので、ハムスターに安心感を与えてあげることもできます。ハムスターが立ち上がったとき、体の半分くらい隠れる程度がちょうどいいサイズですよ。
素材の特徴で選ぶ プラスチック製か陶器製か
ハムスタートイレはプラスチックや陶器など、素材によって違いがあります。使いやすいと感じるほうを選びましょう。
種類豊富で軽量な「プラスチック製」
軽くて扱いやすいプラスチック製のハムスタートイレは、種類も豊富です。透明な屋根がついていれば、ハムスターの様子を観察できますし、トイレの汚れ具合などもチェックできますね。
カラーバリエーションだけでなく大きさもさまざま。お掃除などのメンテナンスもカンタンです。ただし活発なハムスターの場合、うっかりトイレを倒してしまうことがありますので注意が必要です。
重さがあって倒れにくい「陶器製」
倒れにくさや安定性を考えるなら、陶器製のハムスタートイレがおすすめです。倒れにくいだけではなく、キズがつきにくく長持ちしやすいというメリットも。ハムスターがかじってしまっても安心ですね。
陶器製はキズを気にすることなく、しっかり洗浄できるのがポイントです。ただし陶器製のトイレは冷たくなりがちですので、冬場はトイレをいやがってしまう可能性があります。
掃除のしやすさで選ぶ トイレと砂遊びを兼用している場合は重要
毎日使うトイレはいつもキレイにしておきたいもの。ハムスタートイレは、シンプルな形状のほうが掃除がラクで、清潔さを保ちやすくなります。
またハムスターのなかには、トイレの砂で砂浴びする子もいます。スコップがついているものであれば、汚れた砂を取り除くことができるので、ハムスターも気持ちよく砂浴びできます。
ケージの形状に合ったものを選ぶ ゆったりサイズで狭くならない
ハムスタートイレはケージの形状に合ったものを選ぶのもポイント。ケージの角にぴったりフィットしているものなら、ケージ内のスペースを狭くしてしまう心配がありません。
また、すき間に汚れがたまりにくく、活発なハムスターがトイレを動かしてしまうのを防ぎやすくもなります。ケージのジョイント部にひっかけて、ケージの外側に設置できるものもありますよ。
ハムスターの種類や大きさに合うトイレを選ぼう 愛玩動物飼養管理士より
グリーンアドバイザー・愛玩動物飼養管理士
ハムスターは決まった場所でおしっこをする習性があるため、トイレを置くことで掃除がラクになります。飼っているハムスターの種類や大きさに合わせたトイレ選びをするといいでしょう。
ハムスター用トイレのおすすめ11選 愛玩動物飼養管理士と編集部が厳選
実際に発売されているハムスタートイレのなかから、おすすめ商品をご紹介します。それぞれの特徴を詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。



ハムスタートイレのしつけ方 覚えないときの対処法とは?
ハムスターは、本能的に決まった場所で排泄する動物です。そのため、ケージの隅にトイレを設置すれば、しつけしなくても基本的にトイレでおしっこをするようになります。
しかし、場合によってはトイレ以外の場所で排泄してしまうことも。原因のほとんどは飼育環境が影響しています。トイレが汚れていたり、トイレの位置を頻繁に移動させたりすると、ハムスターはトイレを認識できず安心して排泄することができません。飼い主が適切な飼育環境を作ることが大切です。
トイレはいつもキレイにしておこう
ハムスターに限らず、多くの小動物は清潔好きなもの。せっかくトイレでおしっこをするようになっても、トイレが汚れているとほかの場所でおしっこをしてしまうことがあります。
なるべくこまめに、ハムスターのトイレを掃除してあげましょう。まだトイレの場所を認識していない段階の場合は、おしっこのにおいのついた砂を少しだけ残しておくといいですよ。
トイレは安心できる場所に設置しよう

Photo by Björn Antonissen on Unsplash
騒音がきつい、ケージの近くに猫や犬、小さな子どもがいるなど、環境によってはハムスターが怖がってトイレに行けないことも。このようなハムスターは、安心できる寝室でおしっこをしたりします。トイレまでの道のりに死角を作る、寝室から遠くない場所にトイレを設置するなど、ハムスターが安心してトイレに行ける環境を作ってあげましょう。
また、寝室からトイレの距離が近すぎるとにおいが強くてトイレとの区別がつきにくく、遠すぎるとそもそもそこまで行かないというケースも。寝床とトイレの距離にも配慮したいですね。
トイレの場所を変えるときは要注意
ハムスターは決まった場所でトイレをする習性があります。そのため、トイレの場所を移動すると、もともとしていた場所でおしっこをすることも。大きな原因は、それまでトイレだった場所についているにおい。トイレを移動させたい場合はにおいを完全に除去し、新しいトイレににおいのついた砂を混ぜてトイレであることを認識させるといいですよ。
また、飼いはじめたばかりのころは、ケージの掃除をしたことをきっかけにトイレを使わなくなってしまうことがあります。これはまだ神経質なハムスターが巣箱を荒らされたと思って、安心できないことが原因のようです。まだ慣れていないうちは、ケージの掃除はひかえるようにしましょう。
トイレ砂の種類を交換するのも手
ハムスタートイレに砂がついていることもありますが、基本的にはトイレ砂を別に購入しなければなりません。この砂にも、いろいろな種類があります。ペット用の砂によく使われているゼオライトなどの鉱物系や、おしっこの吸収力にすぐれた紙系、消臭効果の強い木系など。
またおしっこをしたあとに砂がかたまるものや、おしっこを吸収したあとに石鹸の香りでにおいを消すものも。砂を変えてあげることで、ハムスターがトイレを使うようになることもあるかもしれません。いろいろと試して合うものを探してみてくださいね。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ハムスタートイレの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのハムスタートイレの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのハムスターグッズもチェック! 【関連記事】ケージ、ヒーター、トイレ砂、ペレットなど
要望に合ったものを見つけましょう
ハムスタートイレのおすすめ商品をご紹介しました。
かわいいハムスターが安心しておしっこができるトイレ、お手入れがラクなトイレなど、選び方のポイントはいろいろあります。
本記事でご紹介した選び方のポイントを参考にして、ぴったりのハムスタートイレを見つけてみてくださいね。
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『はじめてでもカンタン!多肉植物の育て方・楽しみ方』(コスミック出版)では文を担当。『土作りで決まる!とびきりおいしい野菜の作り方』(ブティック社)『ベランダ菜園 おいしい野菜づくりのポイント70』(メイツ出版)では監修&執筆。『趣味の山野草』、エバーグリーンなどで連載執筆中。 豪華客船飛鳥のクルーズ講師、園芸教室Ceresを主宰するほか、都内植木市の園芸相談員歴20年以上。また、産業安全保健エキスパート、理科支援員・コーディネーター・アドバイザーの経歴を活かし『生き物たちのひみつ』(NHK)などのキッズライターととしての顔も持つ。 映画、漫画、健康分野にも精通し各種ライティング実績があるほか、『愛犬の選び方・飼い方・健康管理(主婦の友)』では取材ライターとしての実績あり。 多種多様、動物園の爬虫類館の植物管理経験も。植物はハーブを中心に、野菜、作物、多肉植物を栽培中。ハーブコーディネーター、植物文様研究家としても活動している。 ほかにも撮影現場のインテリアを手がける撮影インテリアコーディネーターとしても活動しており、植物を中心に現場を明るく彩るエキスパートでもある。