ゴミ袋ハンガーの選び方 整理収納コンサルタントが教える
整理収納コンサルタントの瀬尾さちこさんにごみ袋ハンガーを選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。
【1】使う目的や場所を考える
【2】使う袋のサイズに合うものを選ぶ
【3】分別するなら複数の袋がかけられるものを
【4】お手入れのしやすさや、使わないときのことも考える
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使う目的や場所を考える
ひと口に「ゴミ袋ハンガー」といっても、その大きさや形はさまざま。機能・サイズともに、どこで、どんな風に使いたいかが、選択するときの大きなポイントになってきます。
キッチンで調理をするときにでる生ゴミを入れたいのか、ペットボトルや空き缶などの資源ゴミを入れたいのか、リビングなどでゴミ箱として使いたいのかなど……。
まずは、どこでどう使いたいのかを考えましょう。
【2】使う袋のサイズに合うものを選ぶ
ゴミ袋をセットして使い、ゴミの回収日にはそのまま出してしまいたいのか、レジ袋をセットして使いたいのかなど、どのサイズの袋をセットして使いたいかによって、ハンガーの形状や大きさが変わってきます。
「大は小を兼ねない」こともあるのがゴミ袋ハンガー。レジ袋をセットして使いたいのに、ゴミ袋をセットして使うタイプの大きさのものを選ぶと、セットした袋がずり落ちてしまうこともありますし、ゴミ袋を使いたいのにレジ袋サイズのものを選んでしまうと、小さくて使いにくいということも出てきますので、注意しましょう。
【3】分別するなら複数の袋がかけられるものを
ゴミ袋ハンガーには、「スタンドタイプ」のものと「フックタイプ」のものがあります。
スタンドタイプのものは、レジ袋が何枚かひっかけられるように作られているものが多くあります。フックタイプは、キッチンの流しで使うように、袋が1枚だけかけられるように作られたものが主流です。
ゴミの分別にも便利な、ゴミ袋ハンガー。選ぶときには、あらかじめいくつくらいに分別したいのかを考え、その分の数の袋がかけられるものを選ぶと良いでしょう。
【4】お手入れのしやすさや、使わないときのことも考えて
リビングなどで使う場合にはあまり汚れることはありませんが、キッチンで使いたい場合はゴミ袋ハンガーも汚れがち。樹脂製や金属製などお手入れのしやすい素材のものだと、気持ちよく使うことができます。
また、ゴミを出した直後は、ゴミ袋ハンガーを使わないこともあるかもしれません。使わないときにはコンパクトに収納できるものが邪魔になりにくく、便利です。
ゴミ袋ハンガーおすすめ7選 整理収納コンサルタントが厳選
ここまで紹介した、ゴミ袋ハンガーの選び方のポイントをふまえて、整理収納コンサルタントの瀬尾さちこさんに選んでもらったおすすめ商品をご紹介します。

使わないときもすっきり収納できる
ポリ袋をかけて、調理台で料理をするときに生ゴミをまとめるのに使うタイプ。使わないときには、コンパクトに畳んで収納することができます。
U型の部品が組み合わさっただけのシンプルな構造ですが、ゴミ袋ハンガーとしての用途のほかに、洗った牛乳パックやジッパーバックを乾かすのにも使えるなど、ほかの用途と兼ねられるところも魅力です。

シンプルでどんなキッチンにもなじむデザイン
レジ袋をスリットにかけて使うタイプ。ポリプロピレン素材で、前後に目隠しがついています。分類をするためにいくつかレジ袋をかけると、雑然とした印象になりがちですが、それを隠してくれます。
奥行きを調節して使うことができるので、ちょっとした隙間や食器棚の奥行きに合わせておくことができます。ゴミ袋をかけたときにスッキリ見せられる、実用性重視のゴミ袋ハンガーです。

ゴミ袋がフタ付きのゴミ箱として使える!
キッチンなどで使用する場合には特に、ゴミのニオイなどが気になるもの。きちんとフタが締められるのが、このルーチェの一番の魅力的なところです。
30~40Lのゴミ袋をかけて使用します。3本のフレームに支えられている構造なので、ゴミのたまった袋を横から出すことができます。ゴミ袋はフタ部分を外してセットしますが、このフタが外れるのも便利なところで、汚れがちなフタの裏も、水洗いすることで清潔に保てます。
2wayでタオルハンガーにも!
シンプルなデザインがどんなキッチンにもマッチ。ポリ袋をひっかけるだけでゴミ袋になり、また向きを反対にすればタオルハンガーとしてなど、アイディア次第でいろいろな使い方ができる汎用性の高いゴミ袋ハンガーです。
この商品も折りたたみはできませんが、無駄のないつくりで限られたスペースを有効活用できます。ふたつセットで購入し、ひとつはゴミ袋ハンガーとして、もうひとつはタオルハンガーとして使うと、キッチンがスッキリした印象になります。
ハンガータイプの商品は、プラスチックだとかけるモノによっては歪んでしまったり折れたりしてしまうので、この商品のようにスチール製だと丈夫で長く使えます。
45Lのゴミ袋にピッタリ! 屋外でも活躍
市販の45L用の袋がピッタリとかけられるゴミ袋スタンド。サビに強いステンレス製で、また重量もわずか426gと軽いため、移動もラクラクです。
ステンレス加工で有名な新潟県燕市で製造された日本製。カラーバリエーションもあるので、分別もしやすい商品です。缶やビン、ペットボトルなどの分別にも便利ですね。
かんたんに分解できてコンパクトに持ち運びができるので、キッチンはもちろんベランダやイベント、アウトドアなど屋外でも活躍します。

引っかけるだけなのに美しいゴミ袋ハンガー
シンプルで美しいデザインのゴミ袋ハンガー。キッチンの扉や引き出しに引っかけて使うタイプです。
レジ袋を2つまでかけられるので、調理時に不燃ごみと可燃ごみを分別しながら使いたいという方には便利。開閉もできるため、あまり広くないキッチンでも使いやすいです。素材は粉体塗装のスチールなので、汚れたときには水洗いもでき衛生的。
フタ付きで衛生的
ゴミ袋がフタ付きのゴミ箱に変身! フタはあってもなくても使えるので、捨てやすさ重視ならフタなしのオープンで使用、匂いなどが気になるものに使う場合にはフタをセットして使うなど、使い勝手のよい商品です。
枠だけなので片付けがらくちん! 野菜や果物のストッカーとしても使えます。
「ゴミ袋ハンガー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの人気ランキング ゴミ袋ハンガーの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのゴミ袋ハンガーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
どんな風に使いたいのか、まずはしっかりとイメージ 整理収納コンサルタントからアドバイス
ゴミ袋やレジ袋をかけてごみを捨てるという、シンプルな用途のゴミ袋ハンガー。基本的な構造はどれも同じですが、大きさや素材、フタの有無など、特徴の小さな違いが使いやすさを左右します。
見た目がおしゃれなものもいろいろとありますが、ご自身のライフスタイルや希望する使い方に合うものを選ぶことが肝心です。
購入する前に、ゴミ袋ハンガーにどんなことを求めているのかよく考えてまとめてみましょう。求めることが備わっていれば、それがあなたにとっての最良のゴミ袋ハンガーです。
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使いやすさや用途を考えてゴミ袋ハンガーを選ぼう!
整理収納コンサルタントの瀬尾さちこさんへの取材をもとに、ゴミ袋ハンガーの選び方とおすすめの商品についてご紹介しました。ゴミ袋ハンガーはさまざままな商品が出ていますが、まずはどこでどのように使うのか、また何を入れるのなど用途や使う場所を考えると、自然と形や選ぶべき材質が決まってきます。
また用途を限定せずに、アイディア次第で幅広く使えそうなゴミ袋ハンガーもあるので、自分の使いやすさや用途による形態・材質を考えて選んでみましょう。「あったら便利な」ゴミ袋ハンガー。これまで使ったことがないという人も、この記事を参考にぜひ一度使ってみてくださいね。
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