「ベッドフラットシーツ」のおすすめ商品の比較一覧表
ベッド用フラットシーツの魅力とは
敷くだけでベッドの寝心地を変えることができるベッド専用のシーツ。素材や生地などを選んで、自分好みのベッドに仕立てることが可能です。とくに、フラットシーツは洗濯がかんたんで清潔に使えるところが魅力。折りたたみもスムーズで収納するのにも場所を取りません。
異なる素材のものをを何枚かそろえて、気分によって使い分けることもできますよ。
ベッド用フラットシーツを選ぶときのポイント 素材・質感・サイズ
それでは、フラットシーツを選ぶ際のポイントについて見ていきましょう。
ポイントは下記の2つ。
【1】素材
【2】織りと糸番手
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】直接肌に触れるから素材にはこだわりを
まずは、生地のもととなる素材について解説していきます。一般的にシーツは、吸水性や耐久性が高く安価な綿素材を使用していることが多いもの。しかし、フラットシーツのなかにはシルク素材や麻素材のものもあり、どちらも綿とは違う特性を持っています。
ここでは、綿、シルク、麻の3種類をピックアップ。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
綿素材について
綿は吸水性が高く、丈夫でリーズナブル。下着やタオル、寝具など肌に直接触れるものに使用されることが多い素材です。
主要生産国は、アメリカ・中国・インド・エジプトで、産地によって特性もそれぞれ。なかでもとくに良質な綿は、エジプトのギザコットン、アメリカのピマコットン、中国の新疆綿で、これらは世界三大綿と呼ばれています。ほかの綿に比べて繊維が長いため、毛羽が少なく、光沢があるのが特徴。
ちなみにアメリカのピマコットンは、スーピマ綿とも呼ばれており、これはアメリカのスーピマ協会の商標で、ピマコットン100%の製品であるという証です。
シルク素材について
シルクは、蚕(かいこ)の繭から作られるものです。繭に含まれるたんぱく質は、肌の成分に近い複数のアミノ酸が結合したもの。近年の科学技術の進歩により、シルクは単なる繊維素材としてだけでなく、皮膚や健康にもよいたくさんの機能があることがわかってきています。
繊維素材としては、吸湿性、通気性、保温性にすぐれており、真珠のような光沢となめらかな肌ざわりが特徴。吸放湿性にすぐれているため静電気が起きにくく、ほこりやゴミがつきづらいという性質があります。
麻素材について
麻とは、植物表皮の内側にある柔繊維や葉茎などから採取される繊維の総称。亜麻科のフラックスが原料であるリネンも麻の一種です。ペクチンという多糖質成分により、汚れがつきにくく落ちやすいのが特徴。
製品によっては洗濯をすると縮むことがあるので、事前に洗濯表示の確認が必要です。
【2】質感にこだわるなら織りと糸番手の確認を
フラットシーツの質感にこだわるなら、織り方と糸番手を確認するのも大事なポイントです。
織り方や糸番手により、素材の持つ特性をより高めることができるもの。どの素材をどれくらいの太さの糸にして、どう織っていくのかによって生地の風合いは決まってくるのです。
織りの種類と特徴について
生地の織り方には、平織り、綾織り、朱子織りがあり、シーツの多くは平織りです。平織りは裏表がなく丈夫で摩擦に強いのが特徴。オックスフォードやキャンバスなどの織りもこれに含まれます。
綾織りは、平織りに比べて摩擦に弱いという欠点はありますが、やわらかいのが特徴。伸縮性にすぐれ、シワになりにくいといった性質を持っています。
朱子織りは、サテン織りとも呼ばれる光沢があって豪華な雰囲気。コートやジャケットの裏地によく使用されているもの、といえば想像がつきやすいでしょう。
糸の番手と風合いの関係
糸には番手と呼ばれるサイズの表記があり、数値が大きいほど糸は細くなります。細い糸で作られた生地はやわらかく、肌ざわりよく仕上がるもの。
一般的に、シーツには40〜60番手を使用することが多いものですが、製品によってはさらに細い糸を使用。それは、肌ざわりや風合いを重視しているからなのです。
選ぶときにはベッドサイズの確認が必要
フラットシーツを選ぶ際、とくに気をつけたいのはサイズ。マットレス、敷きパッドなどをあわせてくるみ、マットレスの下に巻き込むためには余裕のある大きさが必要となります。
マットレスのサイズはメーカーによって微妙に違うことがあるので要注意。縦横はもちろん、ベッドの高さを加えたうえでさらに巻き込むぶんとして20cmほどの余裕を持たせたほうがいいでしょう。
お気に入りのファブリックでオーダーメイド
通販で購入できるシーツには、受注生産のものもあります。メーカーによってはファブリックデザインから選ぶことができ、お気に入りの柄でシーツを作ることができますよ。
シーツは、通常はほとんど見えないため、柄ものは敬遠されがち。しかし、好みの柄であればリラックスできますし、気分に合わせてかけ布団カバーにすることもできるのは便利です。
ただし、オーダーから納品までの期間や料金などは、メーカーによって異なるので事前に確認が必要。
肌ざわりや耐久性に違いがある素材から選ぶ 整理収納アドバイザーからのアドバイス
整理収納アドバイザー
フラットシーツは取りつける際に少し面倒だと感じることもありますが、洗濯時の乾きやすさや、たたんで収納する際に省スペースでスッキリ収まるなどメリットもたくさんあります。まずは、肌ざわりや耐久性に違いがある素材から選んでみましょう。
同じ素材でも織り方や糸の種類によっても違いがありますので、以下で詳しく説明しています。そのほか、防臭や抗菌などの機能があるかどうかもチェックするといいでしょう。色、柄はお好みで選んでくださいね。
ベッド用フラットシーツおすすめ11選 素材や糸番手、織りをチェック
それでは、ベッド用フラットシーツのおすすめ商品11選をご紹介します。素材や糸番手、織り方は要チェック。生地に厚みがあってじゃぶじゃぶ洗える丈夫なシーツもあれば、繊細で肌ざわりがなめらかなシーツもあります。
生地から選んでオーダーできる、とっておきのシーツもピックアップしました。あなたにとって理想の1枚を想像しながら、お気に入りを探してみてくださいね。
整理収納アドバイザー
サラっとした質感、ナチュラルで独特の風合いが人気の麻素材。麻のなかでももっとも肌にやさしいといわれているのが、リネン(亜麻)です。>スリープテイラー『洗いざらしリネン Lina フラットシーツ シングルサイズ』は、綿やシルクなどの天然素材よりも吸水性や発散性、耐久性にもすぐれ、長く快適にご使用いただけます。

整理収納アドバイザー
FOGGY PARK『キレイ主義 フラットシーツ』は、しっかりとした厚みのある綿100%の日本製のフラットシーツ。防ダニ加工も施されており、安心して使えます。お値段もリーズナブルで、シンプルでコスパのよい商品ですね。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ベッドフラットシーツの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのベッドフラットシーツの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
布団やベッド関連アイテムはこちら
編集部からひと言
ベッド用フラットシーツのおすすめ商品をご紹介しました。
素材や織りなどの基本知識をおさえておくと生地の風合いが想像できるので、実物を見ずにネットで買うのも怖くないですよね。
あなたがほしいベッド用フラットシーツを選んでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級、住宅収納スペシャリスト、色彩検定2級。 個人宅の整理収納サポート(お片付け)を中心に、整理収納に関するセミナー講師、Web記事も多数執筆中。「暮らしを整え、人生を豊かにする」Classy Life代表。雑誌のレポーターとしても活動し、生活を楽しくする情報を発信。 子どもがいても、狭いマンションでも、スッキリと美しい暮らしを目指しています。