吸盤フックの選び方 付け方のタイプや耐荷重をチェック!
まずは、吸盤フックの選び方からチェックしましょう。
耐荷重をチェック
吸盤フックの使いやすさに関係しているのが、フックの耐荷重です。耐荷重より重いアイテムをフックにかけると、重さに耐えきれずアイテムごと落ちてしまいます。
そのため、使いたいアイテムに合わせた耐荷重のフックを選ぶことが大切。家庭用のフックでは、耐荷重3kg以上のものを選ぶと多くのアイテムを吊るせるため、より活用の幅が広がります。
吸盤部分が広いほどくっつけやすい
吸盤フックは、接着面が広いほど壁などにくっつけやすくなります。とくに、吸着力が増すことで、耐荷重までしっかりと重さに耐えられるようになるため、より自分のイメージどおりに活用できるしょう。
ただし、接着面が大きくなるほど、全体のサイズも大きなります。フック自体が邪魔になってしまうこともあるため、設置する場所に合わせたサイズを選ぶことも大切です。
取り付け方法で選ぶ
吸盤フックは、オーソドックスな貼りつけるタイプが主流ですが、プッシュ式やレバー式、回転式など、幅広い吸着方法のフックが販売されています。そこで、吸盤フックの取りつけ方にもこだわってみましょう。
たとえば、レバー式は高い吸着力に加えて、取り外しやすいというメリットがあります。壁へのキズのつきにくさなどもチェックし、使いやすいタイプのフックを手に入れましょう。
フック部分の機能性をチェック!
フック部分が360度回転したり折り畳めたりすると、使用しないときに邪魔になりません。また、フックの先端が太くなっており、掛けたアイテムを落下しにくくする工夫も。
また、洗面所やキッチンなど水回りで使用するなら、防水性もチェックしましょう。とくに湿気の多いお風呂場で使用するなら、防カビ作用のあるものや、サビにくいステンレス製がおすすめです。ほかにも、シャワーノズル用やスポンジ置き用など、用途を確認しながらチェックしてみてください。
インテリア向きのおしゃれなタイプも
機能性が高くシンプルなデザインのフックは、使いやすい反面味気ない雰囲気になってしまいます。そこで、見栄えを意識したユニークなデザインの吸盤フックにも注目しましょう。
また、目立つデザインのフックなら、壁やインテリアのアクセントにもなり、より魅力的な雰囲気になることも。実用性だけでなくデザインにもこだわり、自分や家族の気分を高めてくれるような吸盤フックを手に入れてみてください。
吸盤フックのおすすめ17選 無印やレックなど!
ここからは、おすすめの吸盤フックをご紹介します。
ボタンを押して吸着力が復活する、強力吸盤フック
ボタンを押すだけで、吸着力が復活するという高機能吸盤フックです。超増殖吸盤を採用しており、プッシュ式の吸盤で赤い目印が出てきたら、再度ボタンを押すと吸着力が復活します。
使用できる場所も多く、フック部はステンレスを使用しているので、デザイン性にも優れております。

幅広い場所で手軽に使える
設置方法が吸盤、強力マグネット、木ネジの3種類から選べるので、場所を選ばずフックを付けられます。なによりデザインがシンプル&スッキリしていて、4つまでキッチンツールを掛けられるのも魅力です。
冷蔵庫脇やレンジフード下の壁面などによく使うキッチンバサミやおたま、フライ返しなどのキッチンツールを掛ければ、使いたいときにさっと取り出せて、取り出すときのストレスも少なくなります。ごちゃごちゃしがちな作業台も広くなって、快適なキッチンになると思います。
しっかりと固定できるレバー式
落ちてこないように、きちんと固定できる商品です。本体についているレバーを下げることで、壁面にしっかりと張り付きます。力を入れなくても利用できるので、女性でも扱いやすくなっています。
また、使わないときはコンパクトに収納できる可動式フックとなっているところもポイント。キッチンやお風呂、玄関などさまざまな場所で活躍する商品です。

ドイツ発!工具専門ブランドの商品
ドイツの工具専門メーカーwolfcraft(ウルフクラフト)の吸盤フック。フック先の形状が、洗濯ばさみのようになっています。フックといえば、モノを引っ掛ける形状のものが多いですが、穴が開いていなくて引っ掛けにくいものに使えます。
たとえば、キッチンであれば、レシピの切り抜きや食器洗い用ゴム手袋を挟む、リビングであれば写真やポストカードを挟んでインテリアにしても。もちろん挟むだけではなく、普通のフックとしても使えます。「挟む」必要があるものを掛けたい場合におすすめです。8色のカラー展開があります。

高級感のあるメタルフック
高級感ある吸盤フックをお求めの方におすすめです。 ゴールド、シルバー、マットシルバー、ブラックの4種類あるので、お探しの色が見つかるかも。
キッチンにはシルバー、お風呂にはゴールドという具合に場所別にフックの色を使い分ければ、使ったものを戻す目印もできて便利かもしれません。
フックはあまり目立たない透明やホワイトが多いので、メタリックのフックはあえて見せてお使いいただくと、ぐっとお部屋の雰囲気が締まると思います。
フックは180度回転するので、天井にも使えます。
身近なアイテムをかわいく収納
動物の形をしたかわいいデザインが特徴の吸着フック。パンダなら腕、犬ならしっぽなど、動物によってフックの場所が変わっているのもかわいいポイントです。
動物の背中部分全体が吸着面になっているため、意外にしっかり張り付くのも魅力的。洗うだけで吸着力が戻る仕様になっており、見た目も実用性も兼ね備えた吸着フックです。

重いモノに使いたいときに
耐荷重が壁面使用時6kg、天井使用時21kgあります。天井使用時のほうが耐荷重が大きいものはなかなか見かけません。
洗濯物の量が多くて梅雨時期など室内に干さなければならないけれどスペースが足りない、なんて場合にも心強い味方になってくれると思います。
そのまま直接フックに掛けてもよし、2個使いして突っ張り棒などを渡して洗濯物を掛ける範囲を広げてもよいと思います。
無印良品『アルミフック・吸盤タイプ・小 3個入』
インテリア性を重視した木製フック
フック部分が温かみのある木製になっており、インテリアの雰囲気を損なわず使えるところが特徴。木目調の家具や収納用品によく合います。アクセサリーや軽いバッグなど、重さのないアイテムを掛けたいときに便利なフックです。
また、本体部分が透明なので、目立たないところもうれしいポイント。さり気なく収納スペースを増やすことができます。

アウトドアと室内、どちらでも使用可能
アウトドア好きな方はよくご存じかもしれませんが、車とタープを設置するためのフックです。一般のフック同様、室内でも使用できます。
窓やガラスなどの光沢がある場所に穴をあけることなく設置して使えるので、オーニングやすだれに使用しても。
色もシルバーで高級感があり、店舗などのポップやタペストリー用としてもステキかもしれません。

輪ゴムの収納に重宝する
輪ゴムを掛けたいのに、よくあるフックに掛けると輪ゴムがバラバラ落ちてきてストレスを感じる! という方におすすめなのが、輪ゴム専用のフック。
輪ゴム1本1本の取り外しができるので、どこのご家庭にもひとつあってもよいかもしれません。洗面所に使えば、髪ゴムなどを掛けておくことができ、便利に使えます。
何度でも貼って繰り返し使えるため、お気に入りの場所を見つけてあげてください。
「吸盤フック」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 吸盤フックの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの吸盤フックの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
吸盤フックが落ちない方法
吸盤フックは、経年劣化とともに吸着力が弱くなってしまうことがあります。そんなときに役に立つ裏ワザや、吸着力を強くさせる方法をご紹介します。
吸着力を復活させる裏ワザ
吸盤の吸着力が落ちてきたと感じたら、吸着面をチェックしましょう。油やホコリなどがついていると吸着力が落ちてしまうので、キレイにするだけでも吸着力が復活します。
また、お湯に吸盤をつけることで、使用により変形した吸盤をもとに戻し吸着力を復活させる方法も。この方法の場合、吸盤を入れてから加熱するとフックなどが変形してしまう場合があるため、充分に注意して行いましょう。
吸着力を強力にする方法は?
吸着力が弱くなる原因は、貼り付けたい場所に凹凸があることなど。そこで、設置場所をキレイに拭いておいたり、テーブなどで凹凸をなくしたりすることで、吸着力を強くできます。
さらに、専用のシールや接着剤を用意することで、吸着力を高めることも可能。ひと手間加えるだけで吸着力が上がるので、ぜひ試してみてください。
吸盤フックを使って収納場所を有効活用!
一般のご家庭で意外と使われていない収納場所は、壁面や鏡、扉、扉の裏側などの縦面です。吸盤フックを上手に利用すれば収納場所はまだまだ増やせます。
また、片づけが苦手な方の多くは、使ったものをダイレクトに戻そうとするので時間と手間がかかり、後回しにしてしまうために部屋が散らかるという悪循環になるケースが見受けられます。
ぜひ、吸盤フックを上手に利用してダイレクトに片づけられないモノの一時置き場として、またはよく使うモノはフックに引っ掛けて収納して、使いやすく戻しやすい仕組みづくりを考えてみてはいかがでしょうか。ぐっと快適に暮らせるようになると思いますよ。
【関連記事】そのほかのフックもチェック!
吸盤フックで効率よくアイテムを収納しよう!
吸盤フックは、幅広い場所に取り付けて使うことができ、棚などを用意しなくても手軽にアイテムを収納できるのが魅力のアイテム。とくに、タオルや掃除道具、調理器具などを手が届く範囲に置いておけるので、使う機会が多いアイテムほどフックがあるとより便利に使えるようになります。
一方で、耐荷重や吸着力により、せっかく購入した吸着フックでも使いにくさが目立ってしまうことも。そのため、本記事で紹介した選び方や商品を参考にして、かけたいアイテムや使う場所に合わせた吸盤フックを手に入れましょう。
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株式会社ハート・コード代表取締役。 整理収納コンサルタント、ハウスクリーニング技能士(国家資格)。 30代前半の2年間で離婚、ガン闘病、多額の借金、倒産解雇等など一気に人生のどん底を経験し、整理収納理論に出会ってから人生が好転。 ご縁あって「部屋磨きは自分磨き・職場磨きはスタッフ磨き」をモットーに家事代行・整理収納関連事業で2007年に独立。 自身の経験からも環境を整えると色々なことが整ってくることを痛感しているので、個人や企業にコンサルティングやセミナーなど様々な形でその大切さをお伝えしている。 2012年から現場をよく知る家事・収納用品の説明ゲストとしてジュピターショップチャンネルに出演中。商品の企画、売り方の提案等にも携わっており、1日1億円以上の販売実績多数あり。 近年は、webメディアなどへの執筆活動と、整理に関する新たなサービスを色々と開発中。著書『「片付けが苦手な子」が驚くほど変わる本』(青春出版)。