マグネットフックを選ぶ5つのポイント おしゃれで便利! 5kgなど耐荷重もチェック
ライフスタイルアドバイザー・高橋美布さんに、マグネットフックの選び方のポイントを教えていただきました。フックの可動域や設置場所にあわせた素材をよくチェックすることが大切です。ぜひマグネットフック選びの参考にしてください。
用途や目的に合わせて選ぶ
マグネットフックを選ぶときは、用途や目的に合わせて耐荷重に注目しましょう! カギやふきんなど、軽いものをかけるなら1kg未満でも大丈夫ですが、カバンや工具など重さのあるものをかけるなら耐荷重5kg以上が必要です。
磁石のサイズが大きければ大きいほど、耐荷重もあがるというわけではありません。小さな磁石でも、磁力の強いものがあります。見た目の大きさにとらわれず、用途や目的に合わせて耐荷重をチェックしましょう。
フックの可動域をチェック
マグネットフックにかけるものや取りつける場所によっては、フックの可動域が広いものだと便利です。可動域によって、フックの位置や向きに関係なく設置できるので、収納スペースを作ることをあきらめていた場所への設置も検討できるようになるでしょう。
水平方向に動かせるものなら、天井などに取りつけてつりさげ収納として使えます。左右に動かせるものも便利で、狭い場所に設置してもかけやすくなりますよ。
設置スペースに合わせて選ぶ
マグネットフックを取りつけるときは、設置スペースを前もってチェックしておきましょう。設置面よりも大きなマグネットフックを選ぶと、しっかりと固着してくれずに落ちてしまうこともあります。
取りつける場所に適したサイズのマグネットフックを選ぶにしても、小さなマグネットフックしか取りつけられないとなると不安もありますよね。そのようなときは、磁力の強いネオジム磁石がついたものを選ぶといいでしょう。
設置場所に合わせて素材を選ぶ
マグネットフックを水まわりへ取りつけるなら、サビに強いステンレス製を選びましょう。強度があるため、重みのあるものもかけておけます。ただしステンレス製は水垢がつきやすく、見た目が気になる方もいるでしょう。そういった場合には、シリコン製なら水垢の跡も気になりませんし、扱いやすいので便利です。
また、木製のマグネットフックなら、軽いうえに、部屋のインテリアともなじみやすいメリットがあります。設置場所に合わせて、適した素材を選ぶようにしましょう。
インテリアになじむデザインを選ぶ
玄関やリビングなど、目に入る場所にマグネットフックを取りつけるなら、デザイン性の高いものを選ぶといいでしょう。単に収納アイテムとしてだけではなく、素材の持つ雰囲気が生かされたデザインなら、おしゃれに収納できます。
また、同じデザインのマグネットフックを並べて取りつけると、見た目にも統一感が生まれるためすっきりとした印象を与えてくれますよ。
取りつけかんたん&見せる収納にはマグネットフック ライフスタイルアドバイザーがアドバイス
おたまなどのキッチンアイテムや、カバンなどの重たい荷物でも対応できるように、耐荷重もサイズもさまざまなものが販売されている「マグネットフック」。磁力でかんたんに、壁や側面をキズつけずに取りつけられます。
収納とは、引出しやクローゼットに片づけるだけではありません。見せたり飾ったりしたいアイテムや、いつも使うので引っかけておきたいアイテムに、マグネットフックを使ってみましょう。いくつか常備しておくと便利です。
マグネットフックのおすすめ14選 強力タイプやおしゃれでかわいいデザインも!
たくさんのマグネットフックから、ライフスタイルアドバイザー・高橋美布さんと編集部で厳選したマグネットフックを14点ご紹介します。選び方をふまえて自分好みのマグネットフックを探してみてください。
レアマグネット『カラーピンマグネット』やSOGU『A line-shaped magnet hook』は、小型でおしゃれなマグネットフックで「見せる収納」ができるアイテムです。フックが小さければ、複数取りつけてもかさばらず、おしゃれに飾ることもできます。

カギや輪ゴムなど見せる収納にぴったり
画鋲のようなデザインのマグネットフックは、玄関のドアや冷蔵庫などへ取りつけて、カギや輪ゴムなどを引っかけておくことが可能です。磁力の強いネオジム磁石が使われているのもうれしいポイントです。
カラーバリエーションが豊富なので、同じ色でそろえてもいいですし、アイテムによって色を変えるなどインテリアとしても楽しめます。

インテリア雑貨としても楽しめる
スマートなデザインのマグネットフックは、大阪西区にあるデザイン会社Yが展開するブランド「SOGU」のもの。プロダクトデザインを手がけているため、見た目はもちろん、機能性にもこだわって作られています。
カギやメジャーなど軽いものの収納に向いており、ものをかけていないときはインテリア雑貨としても楽しめる商品です。
重量のあるものは、落下しないようにソニックの『超強力・メタルマグフック』などがおすすめ! マグネットフックは、使用場所とかけるアイテムに合わせて選びましょう。

耐荷重最大10kg! 360度回転の便利フック
文具・事務用品の企画・製造を行なっているソニックのマグネットフックは、質の高いスチール素材が使われています。注目すべき耐荷重はなんと垂直方向で約10kg、水平方向で約7kgもあります。フックは360度回転するので、好きなところに貼ることができますよ。
設置面をキズつけないように、磁石部分がやわらかな素材で覆われているため、賃貸でも使えるのもうれしいポイント。
おしゃれなつりさげ専用のマグネットフック
カラフルなシリコン製のマグネットフック。ボタンをモチーフにしたデザインが特徴で、収納したいアイテムに直接取りつけて使います。キッチンツールやカギ、バスグッズなど、あらゆるものに取りつけておけば、収納する際にペタッとくっつけるだけで収納できるので便利です。
もちろん、水垢の跡がつきにくいシリコン製なので丸洗いも可能。ネオジム磁石が使われているので、磁力も強めです。
バスアイテムをおしゃれに収納
バスアイテムの収納に便利なマーナのマグネットフックは、サビに強いラバーマグネットを使用。5つのフックを左右にスライドできるため、かけるアイテムが重なりあうことなくすっきりと収納することができます。バススポンジやブラシなど、お掃除アイテムの収納にぴったり!
真っ白で清潔感もあり、汚れたら洗えるのも魅力的ですね。
外出時に活用するアイテムをおしゃれに収納
デザインと実用性の高いアイテムを多く展開する、山崎実業のタワーシリーズからは、玄関収納にぴったりのマグネットフック。商品名どおり、子どもの自転車ヘルメットの収納にぴったりです。
フック部分が長く奥行があるため、カバンの収納にも役立ちます。お出かけの際によく持ち運ぶ、エコバッグや軽めのコートをかけてもいいですね。
穴を開けずにすだれを設置できる
すだれの設置に穴を開けられないときに役立つのが、こちらのマグネットフック。シャッターフードやサッシなどに取りつけるだけで、かんたんにすだれを設置できます。取りつけるすだれは、幅96×高さ280cmまでなら使えますよ。フック部分が動くため、強風にあおられて落ちてしまう心配もありません。
また雨天も考慮したナイロン素材なので、雨に濡れる場所でも使えます。
超強力なのに取り外しはかんたん!
文具メーカーでおなじみの、コクヨのマグネットフックです。フックは360度回転するので、天井にも取り付けが可能。耐荷重も約10kgfと、安心して使える超強力タイプです。
また、取り外しがかんたんなのもポイントです。上部のハンドルを手前に倒すだけなので、どなたでもかんたんにできますよ。カラーは4色から選べます。
素材やデザインなどすぐれた機能性に注目!
オフィス用品を取り扱う「たのめーる」を運営する、大塚商会のマグネットフックは、垂直方向なら約5kgのものがかけられます。フック部分の奥行が約5cmあるため、厚みのあるものも可能。また、ステンレス素材なので、水まわりでも使えます。
フックの上部の丸い部分にはラベルを貼れるなど、機能性にもすぐれている商品です。
ネオジム磁石使用でコンパクトながらしっかり支える
縦長のコンパクトでスリムなマグネットフックです。マグネットにはネオジム磁石を使用しているため、超強力で耐荷重も5kg。実用性を求める方におすすめです。
マグネット部分には、キズ防止シートもついています。キャビネットに取り付けて、かばんかけに使用するなどオフィスにもぴったり。かんたんに取り外せる機能もうれしいポイントです。
カラビナで安定! 驚きの63kgまでOK
強力なネオジム磁石を使用した、垂直吊り下げで63kg、水平吊り下げで13kg耐えられるマグネットフックです。フックの先はカラビナになっていて、吊るしたものが誤って落ちてしまう事態を防いでくれます。
また、カラビナ部分は360度回転し、どのような角度でもものを吊るすことができますよ。とにかく丈夫で強力なものを探している人におすすめです。
レトロな雰囲気がかっこいい
パキッとしたカラーの本体に、おしゃれなプレートをつけたマグネットフックです。レトロなデザインが好みの方にぴったり。直径1.5cm、高さ3.2cmというミニサイズながら、頑丈な磁石でつくられています。
キッチンまわりやオフィス、自宅のガレージなど、さまざまな場所で活躍するでしょう。カラーは8色展開で、場所によって使い分けるのもよさそうです。
耐荷重35kgの強力磁石でしっかり収納!
重量のあるものをつりさげられる、強力マグネットフック。垂直方向35kg、水平方向6kgの耐荷重を誇ります。キッチンアイテムやマグカップなど、落下による破損が心配なアイテムもかけておけますね。
ステンレス製なので、水まわりでの使用も可能! シンプルな形状なのもうれしいポイントですね。ご家庭からオフィスまで、磁石がくっつく場所ならどこにでも取りつけて収納スペースを作れますよ。
玄関のデッドスペースに! うれしい扉付き
玄関ドアにつける、扉付きのマグネットキーフックです。一見キーフックだとわからない、木目調のおしゃれなデザインが特徴。扉をあけると2段になっており、5つのフックは取り外し自由なのでしまうものの大きさに合わせて取り付けることができます。
扉の裏側には、うれしい印鑑ポケットも。用途は限られますが、玄関で使うキーフックをお探しの方にはおすすめです。
「マグネットフック」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする マグネットフックの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのマグネットフックの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
マグネットフックはどこにつける?
マグネットフックを使って収納スペースを増やしたい方は、住まいのなかで磁石がくっつく場所を探してみてください。すぐ目につくのはキッチンのレンジフードや玄関ドア、浴室の壁面などです。ほかにも電子レンジやカーテンレール、洗濯機などマグネットフックを取りつけられる場所はたくさんあります。
よく使うアイテムを、取り出しやすい位置につりさげておけば、家事の時短化にもつながります。設置前に生活動線を見直すと、マグネットフックの取りつけに適した場所が見つかりやすくなりますよ。
マグネットフックを取りつける場所がないときは?
マグネットフックで収納したいアイテムがあるけれど、取りつけたい場所にマグネットがつかない、ということもあるでしょう。そんなときに便利なのが、マグネットシートです。
通販サイトやホームセンターなどで購入できるマグネットシートを壁に貼れば、磁力のない場所でもマグネットフックを使って収納できるようになります。ただし、重いものの収納には適していません。耐荷重のあるマグネットフックを使用すると、かけたものの重さでシートが剥がれてしまう可能性もあるので注意しましょう。
マグネットフックで収納の幅を広げよう!
マグネットフックは、磁石のくっつく場所に取りつけられるため、壁に穴を開けられない賃貸にお住まいの方でも手軽に収納スペースを作ることができます。かけたいものをよく使う人が使いやすいように、自由に位置を調整できるのも魅力です。本記事で紹介したマグネットフックの選び方と、ライフスタイルアドバイザー・高橋美布さんと編集部が選んだ商品も参考にして、お気に入りのマグネットフックを探してみてくださいね。
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