車用カーテンとは
車用カーテンは、外からの日差しや視線を遮ることを目的で、車内に取り付けます。結果的に、車内の温度管理が効率的に行なえるというメリットも。
なかには、窓をしっかりと覆える大きめのモデルも展開されています。プライベートな空間を作り出せるので、車中泊をする場合や着替えなど、プライバシー保護を目的に付ける人も多い商品。
車用カーテンの選び方
車用のカーテンは、用途に応じて選びましょう。日差しや紫外線を抑えたいのであればUVカットモデル、車中泊や着替えなどプライバシー保護を目的とするならば大きめのサイズがぴったり。はじめての方でもかんたんに取り付けられる、吸盤タイプやマジックテープタイプも販売されています。
ここからは、選び方について解説します。購入時の参考にしてください。
取り付け方法で選ぶ
車用カーテンの取り付け方法はおもに3つ。
吸盤やマグネットで取り付けるタイプ:手間がかかりにくいので初心者にいいでしょう。
ピラーにフックを差し込んで取り付けるタイプ:カーテンをしっかりと固定できるのでたるみがなく、遮光性を高められます。使わないときはかんたんに取り外せるので、運転の邪魔になりません。
レール:一見取り付けが難しそうに感じますがとてもかんたんです。窓枠をきれいに拭きレールをテープで貼り付けるだけなので取り入れやすいです。
用途に応じてサイズを選ぶ
車用カーテンは用途によって必要となる大きさが違います。車中泊や着替えなどのために車用カーテンを取り付けるなら、すべての窓が塞げる大きさのモデルを選ぶといいでしょう。
ピッタリサイズにしたいなら、理想は車種に適合している商品。車種に適合するものがない場合は、少し大きめサイズを選ぶと、窓をしっかりカバーできます。キャンプなどで車中泊をする場合、外からの視線を完全に遮ることができれば防犯性もアップ。安心して寝ることができますね。
UVカット・遮光性など機能で選ぶ
車用カーテンの機能性をチェックしましょう。UVカット機能を搭載したカーテンは、紫外線対策に効果的。厚手生地のカーテンは遮光性が高く、車内のプライバシーをしっかり守れます。またメッシュタイプのものは、光を完全に遮断せず、停車時などに窓を開けておくことで、風がうっすらと入ってきます。
自分が必要としている機能を確認し、その機能を有しているかをチェックしてから購入するようにしましょう。
車内の雰囲気に合わせて選ぶ
車用ーテンといえば、一面真っ黒なデザインをイメージしがち。しかし、最近ではディズニーやスヌーピなどのキャラクターが描かれたタイプやポップな柄モノ、明るいカラーのものも展開されています。
好きなキャラクターなら、子どもも大喜び。子どもと一緒に好きなキャラクターのカーテンを選ぶのもよし、車内を明るいカラーで彩るのもよしで、車の雰囲気に合わせて選びましょう。
自分の車に取りつけられるか要チェック! SUV生活研究家からのアドバイス
フリーエディター&SUV生活研究家
遮光やプライバシーの保護など、車中泊などで役立ってくれる車内用カーテン。生地の遮光性もさることながら、意外と重要なのが取り付け方法。汎用品とは書かれていても、窓の形状や車内の構造によっては取り付けられない場合も。
さらにカーテンレールを使用する商品は、その強度も大切です。あまりに安価な商品はレールが貧弱で、取り付けた後にカーテンの開閉がしにくくかったり、すぐに取れてしまうことがあるので注意しましょう。
おすすめ商品の比較一覧表
車用カーテンのおすすめ7選
ここからは、数ある商品のなかから厳選商品をご紹介。日除け効果の高いもの、遮光性にすぐれているものなど、商品ごとに特徴や使い心地を紹介していきます。
自分が使う状況をイメージしながら、あなたにぴったりな商品を探してみてくださいね。



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車用カーテンを取り付ける際の注意点
運転席や助手席のカーテンを閉めた状態で走行するのは、道路交通法で違反とされています。取り付け自体は違法ではありませが、カーテンを閉めたままの運転はまずいようです。
また、運転席と助手席にカーテンやレールが取り付けられたままだと車検ではNGになる可能性があります。後部座席については装着したままでも問題ありませんが、前部座席のカーテンはレールごと取り外してから車検に出しましょう。
その点、吸盤やマグネット、ピラーにフックを差し込んで取り付けるタイプは脱着がかんたん。車検時にレールを外す手間をかけたくないなら、かんたんに脱着できるタイプがいいでしょう。
車用カーテンを自作方法
車用カーテンをオートバックスやイエローハットなどの専門店で取り付けると、カーテンの料金と工賃がかかってしまいますが、材料はほぼ100均で揃えられます。なお、車用カーテンは黒が多く販売していますが、自作することで白やベージュなど自分好みの色にすることができます。
今回は、工具を使わない自作方法をご紹介するので、安く抑えたい方は参考にしてみてください。
【必要な材料】
・強力な磁石(マグネットフック)
・クリップナット(取り付けるためのM6ボルトも)
・布テープ
・のれん棒
・結束バンド
・カーテン
【作り方】
・車内に鉄の部分があれば、そこに磁石(マグネットフック)、なければ天井とドア枠のプラスチック部分に好きあがあるので、そこにクリップナットを装着(軽自動車やバンは車内に鉄の部分があることが多いので、磁石を取り付ければ問題なし)
・のれん棒を通し、カーテンフックとカーテンを取り付ける
・カーテンフックを一番下にして、隙間から光が入ってこないようにする(ずれないように結束バンドで固定)
これだけで、自作の車用カーテンの完成です。なお、購入したカーテンの長さが合わない場合、必要な長さにした後、折り目をつけて布テープで固定しましょう。ダイソーやセリアなどの100円ショップに気に入ったカーテンがなく、ニトリやドンキで購入したカーテンが長さが合わない、なんてことを防ぐことができます。
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まとめ
車カーテンのおすすめ商品をご紹介しました。
車カーテンには、日差しを防げる機能に加え、車中泊やキャンプなどプライベートな空間を演出できるモデルが販売されています。UVカット付きのカーテンを選べば、日差しの入り込みやすい車内でもしっかり肌を紫外線から守れるのが魅力。
あなたがほしい車カーテンを選んでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。