静電気防止キーホルダーとは? 効果あるの? 静電気の仕組みから解説
静電気はプラスとマイナスの電気のバランスが崩れると起こる放電現象です。人間はプラスの電気を帯電しやすい性質があるため、マイナスを帯電しているモノに触れた瞬間に放電され「バチッ」とした痛みを感じます。
『静電気防止キーホルダー』を身につけることで、外に帯電した電気をキーホルダーの効果で逃がしてくれる役割があります。静電気を事前に防ぐためにも取り入れたいアイテムです。
静電気防止キーホルダーの選び方
静電気防止キーホルダーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】タイプ
【2】サイズ
【3】除去スピード
【4】放電ランプの有無
【5】デザイン
【6】静電気除去以外の機能
上記の6つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】2種類のタイプから選ぶ
静電気防止キーホルダーは、おもに「スティック型」と「チャーム型」の2種類にわかれます。普段から持ち歩くならどちらのタイプがいいかで選んでみましょう。
金属でできている「スティック型」
スティック型は一般的なタイプで、特殊素材や導電性の金属で静電気を除去する仕組みです。チャーム型に比べると静電気を逃がしやすい特徴があります。車のキーケースや家の鍵などと一緒にしておけば無くす心配もありません。
導電糸で作られた「チャーム型」
チャーム型は、導電性の繊維などを使って静電気を除去します。スティック型に比べると放電する力は弱いため、きちんと金属部分に当てないとパチッときてしまうため、注意が必要です。
【2】持ち運びしやすいサイズを選ぶ
静電気除去キーホルダーを使って除電するには、キーホルダーを金属部分に接触させたり、チャームを握ったりする必要があります。
握るタイプは、握りやすいサイズの商品を選ぶことが大切です。握り込めるぐらいのサイズを選ばないと、しっかりと除電できません。スティック型も小さすぎると使いにくいので、サイズをチェックしておきましょう。
【3】静電気除去スピードが早いかチェック
静電気防止キーホルダーを使うなら静電気を除去するスピードが早いほうがいいでしょう。ドアノブなどにかざす時間が短くて済むので毎日使うことを考えると手間がかかりません。
そんな場合には、高速除去できるキーホルダーを選ぶのがおすすめ。3秒前後で静電気を除去できるキーホルダーもあるので、素早く除電したいという方もチェックしてみてください。
【4】放電ランプがあると目で確認できて便利
放電ランプがついているキーホルダーは、除電の完了を目で確認できるので便利です。放電ランプがついていないキーホルダーは、ドアノブなどからキーホルダーを離すタイミングがわかりにくいというデメリットがあります。
なお、チャーム型は放電ランプがついている商品が少ないため、除電を目で確認したいという方はスティック型のキーホルダーに注目してみてください。
【5】お気に入りのデザインを選ぶ
静電気を防いだり除去したりする機能も大切ですが、せっかくなら好みのデザインのものを選びましょう。ファッションアイテムにもなりそうなスタイリッシュなデザインのキーホルダーも数多く発売されています。
バッグなどにつけて携帯する場合は、キャラクターをモチーフにしたデザインや、素材にレザーが使われているタイプを選ぶとおすすめです。
【6】使いやすい仕様のものを選ぶ
静電気の防止や除去以外の機能がついていると、出先でも役立つ機会が増えるでしょう。たとえば、LEDライトがついているキーホルダーなら、暗い道を歩くときや暗がりでキーを探すときなどに使えます。
本体がカラビナになっているタイプを選べば、パスケースを繋げたり、アウトドアシーンでも活躍します。
静電気防止キーホルダーおすすめ10選
上記の選び方をふまえて静電気防止キーホルダーのおすすめ商品を紹介します。使いやすいキーホルダー選びに役立ててください!
同じ「スティック型」で、デザイン重視で選ぶならスイス製の、ラウダ『アンチショック』。
携帯に便利なコンパクトサイズ
金属部分に真鍮が使われている、スイス製の静電気防止キーホルダーです。見た目にこだわりたいという方にもピッタリのレトロなデザインが魅力。
静電気を受けると放電ランプが光るので、除去の完了がひと目でわかります。家や車の鍵をつけても持ち運びやすい全長約5.7cmというコンパクトなサイズも特徴です。
特殊な帯電防止糸を使用
京都伝統工芸「京組紐七色染め」のふさがついている、チャームタイプのキーホルダーです。特殊な帯電防止糸が使われているので、ドアノブなどの金属部分をサッとひと拭きするだけで静電気を除去できます。
静電気除去アイテムとは思えない、和の風情感じるおしゃれなデザインも魅力です。色は赤か青を選ぶことができます。
コスパで選ぶなら、放電ランプつきの「スティック型」の、カーメイト『レジテック ミニ』です。ソフト素材なので車のドアなど、接触したときにキズを与えることもありません。
特殊素材がしっかり除電
特殊導電素材「レジテック」が静電気の不快感を軽減するキーホルダーです。吸収した静電気で放電ランプが光るので、除電状況がひと目でわかります。
ランプの色はピンクとブルーの2タイプ。本体はブラックのほかにシルバーを選択することもできます。ソフトな素材なので、静電気の除去時に車のボディをキズつけてしまう心配もありません。
機能性にすぐれたカラビナタイプ
ドアノブなどの金属部に触れることで静電気を放電する、カラビナタイプのキーホルダーです。吸収した静電気でランプがオレンジ色に光るので、除電を目で確認することができます。
握りやすい大きなサイズや、使いやすい先端部が突起も特徴です。ふつうのカラビナとしても活用できるため、アウトドアシーンでも役立つでしょう。
ミッキーが除電をサポート
ディズニーキャラクターのミッキーマウスをモチーフにした、静電気防止キーホルダーです。先端部をドアノブなどに触れさせることで、静電気による不快感を軽減します。
除電完了がわかりやすいネオンランプが内蔵されているのも、うれしいポイントです。シンプルでかわいいデザインなので、季節を問わずキーホルダーとして使うことができます。
便利なLEDライトつき
ドアノブの金属部分に、キーホルダー先端を数秒間タッチするだけで除電する静電気防止キーホルダーです。携帯しやすいシンプルなデザインが特徴。LEDライトがついているので、活用の幅が広がるでしょう。
除電完了がひと目でわかる放電ランプつき。ピンクやミルクブルー、コーラルピンクなどのカラフルなカラーも選べます。
上品にレザーを素材に使用
カーボン調のレザーが大人の雰囲気を演出する、スタイリッシュな静電気防止キーホルダーです。スポーティーなイメージのあるデザインですが、裏面には静電気の除去を光で知らせるランプもついています。
除電の効率を高める放電回路が搭載されているのも特徴です。個性を主張できる静電気防止キーホルダーを探している方にも適しているでしょう。
スタイリッシュなグロスボディ
導電性樹脂と放電管を採用して、効率的に静電気を除去してくれるキーホルダーです。静電気の除去完了は、ブルーグリーンの光で知らせてくれます。
携帯に便利なスリムタイプ。キーホルダーの先端には、車のボディやドアノブをキズつけにくい樹脂が採用されています。スタイリッシュなイメージのツヤがあるグロスボディも特徴的です。
本革も使われている高級感あるデザイン
除電性能があるステンレス糸を編み込んだ、チャーム型の静電気防止キーホルダーです。ドアノブなどにタッチするだけで素早く静電気を除去してくれます。
一部に本革を使った高級感があるデザインも魅力です。カラーはレッドのほかに、ブルーやカモフラグリーン、カモフラグレーなども選べます。
「静電気防止キーホルダー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 静電気除去グッズの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの静電気除去グッズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
静電気防止キーホルダーの使い方
静電気防止キーホルダーをドアノブや車のドアなど静電気がバチッと起こりやすい箇所にしっかり触れさせるだけです。キーホルダーが静電気を放電してくれます。しかし、チャーム型は繊維素材のためしっかりと触れさせないと、放電されていない場合があります。初めての人は、キーホルダーが静電気を光で知らせてくれるタイプだとわかりやすくていいでしょう。
初めて使う人はスティック型がおすすめ エキスパートのアドバイス
静電気防止キーホルダーには、金属や特殊素材で除去する「スティック型」と、導電性の糸で除去する「チャーム型」の2タイプがあります。
どちらも機能は同じですが、はじめて使う方には、「スティック型」で、放電ランプがついているタイプがおすすめです。静電気を受けると、ランプが光ります。受けた電気で光らせて、除電させます。光った瞬間、除電できたことがわかるので、目で見て確認できます。
静電気防止には肌の保湿も大切
静電気防止キーホルダーを使っても不快感が軽減されないという方は、肌の保湿も意識してみましょう。空気が乾燥すると静電気が起こりやすくなりますが、肌の乾燥も静電気が発生しやすくなります。
とくに帯電体質の方は、静電気防止キーホルダーと肌の保湿をうまく組み合わせて、不快な静電気を少しでも軽減させましょう。
静電気に関するQ&A
静電気が起きる仕組みとは?

静電気とは、プラスとマイナスの電気のバランスが崩れると起こる放電現象です。様々なモノにはプラスとマイナスの電気があります。人間はプラスの電気を帯電しやすい性質があります。様々なモノは、外部環境などの影響により、プラスやマイナスに偏って帯電することがあります。そういったモノに対して、人間が触れてしまう瞬間に放電され「バチッと」した痛みを感じます。それが静電気です。
人が感じる静電気の強さはどのくらいですか?

人が感じる電撃の強さは3000v以上といわれています。針でチクリと刺された感じの痛みになります。
お気に入りのキーホルダーで静電気を除去しよう まとめ
冬や空気が乾燥したときに悩まされがちな静電気も、静電気防止キーホルダーがあれば「バチッ!」という不快感を軽減することができます。静電気は目に見えませんが、除電の完了を目で確認できる放電ランプがついている商品も発売されているので、チェックしてみてください。
見た目にこだわりたいという方は、スタイリッシュなデザインのキーホルダーに注目してみましょう。ご紹介した厳選商品や選び方を参考すれば、静電気の不快感を軽減できるはず。ぜひ参考にしてください。
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キャラクターグッズメーカーで企画開発に加わった後、ゲームメーカーでのメディアミックスや宣伝、開発プロデューサーを経て、企画会社(有)ピー・セッションを設立。作家活動と並行して、顧問契約を結んだ雑貨メーカーにて、マーケティング部長として、働く女性たちの、オンとオフが豊かになれるをテーマの商品開発を担当。生活雑貨・アウトドア雑貨、オーディオ雑貨、ギフトやバラエティ雑貨の企画・開発に携わる。