哺乳瓶ホルダーは必要? メリットとは?
「哺乳瓶ホルダーって実際必要?」と疑問に思うママさん・パパさんは多いかもしれません。しかし、哺乳瓶ホルダーはあると便利なメリットがたくさんあります。
たとえば、ミルクを入れている容器のフタが完全に閉まっておらず、ミルクがバッグのなかで漏れてしまうといったアクシデントを防ぎます。また、ガラス製の哺乳瓶の場合は衝撃から守り、キズや破損のリスクを軽減できます。さらに、保温機能付きの商品なら、ミルクをほどよいあたたかさに保てるので、赤ちゃんにミルクを飲ませやすいといったメリットも。
外出時やお散歩するときも持ち運びやすく、便利に使えるアイテムなんです。
哺乳瓶ホルダーの選び方
保育士ライター・すぎ けいこさんに取材をして、哺乳瓶ホルダーの選び方のポイントを教えていただきました。サイズや機能をよくチェックすることが大切です。ぜひ哺乳瓶ホルダー選びの参考にしてください。
ポイントは下記の4つ。
【1】入れるものや用途に応じてサイズを選ぶ
【2】保温・保冷機能は必須!
【3】ベビーカーに取りつけられると便利
【4】仕切りやポケットもチェック
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】入れるものや用途に応じてサイズを選ぶ
哺乳瓶ホルダーは、大きく分けてコンパクトサイズのものと、大きめサイズのものに分かれます。入れるものや、用途に応じてどちらにするかを決めましょう。
持ち運びに便利なコンパクトタイプ
コンパクトなタイプは、哺乳瓶がちょうど1本入るサイズです。あらかじめ調乳しておいたミルクを近場に持ち運ぶときや、夜間授乳用のミルクを用意しておくときなどに便利です。また、スティックタイプやキューブタイプミルクなら一緒になかに入れられます。
出かけるまえに調乳して飲むときにちょうどいい温度にするほか、ミルクを卒業したあとは水筒やドリンクホルダーとしても活用できます。
ミルクセットや離乳食も入る大きめタイプ
哺乳瓶を2本以上、ほかにもミルカーや調乳用のお湯など、ミルクセットをまとめて入れたいときには大きめサイズの哺乳瓶ホルダーが選択肢になります。長時間のお出かけのほか、ミルクと離乳食を一緒に入れたいときなどにも便利です。
ミルクを卒業したあとは、水筒のほかエプロンやスプーン・フォークなどのお食事セット、おやつなどお出かけに必要なアイテムをまとめて入れられるなど便利に活用できます。
【2】保温・保冷機能は必須!
哺乳瓶ホルダーのなかには、内部がアルミ蒸着素材になっていて保温や保冷ができるものもあります。保温保冷機能があれば、調乳したミルクや離乳食を温かいまま持ち運んだり、冷たい飲みものを入れたりといろいろな用途で使用できます。
ミルクを卒業したあとでも、温かいまま、冷たいまま運びたいものを入れたいときに活用できるでしょう。
【3】ベビーカーに取りつけられると便利
哺乳瓶ホルダーは、持ち手やストラップがついているものも多いです。持ち手やストラップがループになっていれば、ベビーカーのフックなどに下げられるので便利です。
ほかにも、バックルなどで持ち手やストラップが取り外しできるものなら、バッグなどいろいろなところに取りつけができます。持ち手やストラップの形状にも注目して選んでみましょう。
【4】仕切りやポケットもチェック
哺乳瓶ホルダーには、内側、外側にポケットのあるものもあります。内側にはミルクや離乳食のスプーン・フォークなどを仕分けて入れたり、外側にはガーゼハンカチなどよく使うものを入れるなど、より便利に哺乳瓶ホルダーを活用できます。
また、暑い日には保冷剤を入れるなどの用途でも使えます。整理しやすく使いやすいポケットのものを選びましょう。
荷物が多いお出かけ時はフックつきが便利 保育士ライターより
子どもとのお出かけ時に必須の哺乳瓶ホルダーは、さっと出せるようにベビーカーやリュックにかけられるものが便利でしょう。また、保冷タイプを選ぶと、飲むときにほどよい冷たさになっているのでおすすめです。ペットボトルが入る大きさにすれば、長く使えるでしょう。
哺乳瓶ホルダーおすすめ10選【コンパクトタイプ】 公園などちょっとしたお出かけに!
選び方を踏まえて、保育士ライター・すぎ けいこさんと編集部で哺乳瓶ホルダーのおすすめ18商品を選びました。まずは、近場への持ち運びにも便利な、「コンパクトタイプの哺乳瓶ホルダー11商品」をご紹介します。
要所のデザインにかわいい工夫
ソルビーは、ダッドウェイオリジナルのブランドで、まるで絵本から出てきたようなカラフルなストーリーのあるデザインがコンセプトになっています。
こちらのコンパクトタイプの哺乳瓶ホルダーは、全面にカラフルなアニマル柄がほどこされ、ライオンさんのチャームなどこまかいデザインも楽しめます。スティックタイプミルクが入れやすい外側ポケット、取り外し可能なストラップと、使いやすい工夫も豊富です。
ムーミンハウス型のデザインがおしゃれ
哺乳瓶のほか、500mlサイズのペットボトルも入る、コンパクトタイプの哺乳瓶ホルダーです。ムーミンハウスをモチーフにしたデザインで、屋根の部分にあるファスナーを開けて開閉します。
ベビーカーなどにつければアクセサリーのようになり、そのまま置いておくときも、まわりのインテリアになじみやすいです。ハンドルはスナップボタン式のため、着脱しやすいのも魅力です。
『不織布ほ乳瓶ポーチ』は値段が手ごろなのに、保冷機能があり、フックつきです。ペットボトルも入るので長く使えていいでしょう。さまざまな柄があるので、好きなキャラクターを選ぶのも楽しみです。

好きなデザインが見つかりやすい
ベビー食器やランチグッズを展開する、スケーター製の哺乳瓶ホルダーです。哺乳瓶が1本入るコンパクトサイズで、内部が保冷保温機能のあるアルミ蒸着素材になっているためいろいろな用途で使用できます。
となりのトトロのかわいいデザインのほか、ミッキーマウスやハローキティなどキャラクターラインナップが豊富にあるのも魅力です。
『はらぺこあおむし哺乳瓶ポーチ』は哺乳瓶だけでなく、マグも入る大きさです。ストローの練習をはじめた子にもいいでしょう。

ほとんどの哺乳瓶に対応したあおむしポーチ
赤ちゃんや子どもの好きな絵本作品、はらぺこあおむしの哺乳瓶ホルダーです。穴からあおむしがのぞいたり、エンボス押しになったロゴついていたりと、デザインに一工夫が光ります。
各メーカーの240mlまでの哺乳瓶が入るサイズ。離乳期が終わっても500mlペットボトルが入るため、ドリンクホルダーとして活用できます。
お手入れしやすい哺乳瓶ホルダー
ディズニーのミッキーとミニーがデザインされたピジョンの哺乳瓶ホルダーです。ファスナーが大きく開くため、哺乳瓶の出し入れがしやすくなっています。
ピジョンの各種哺乳瓶はもちろん、500mlペットボトルも入るためほとんどのメーカーの哺乳瓶に対応。裏生地は汚れがつきにくい撥水素材を採用、さらに丸洗いもできるためお手入れもかんたんです。
バッグのなかでかさばらない!
育児用品メーカー、コンビの哺乳瓶ホルダーです。従来品よりもデザインがリニューアルされ、入れる哺乳瓶の高さによってホルダーの大きさが調節できるようになりました。
背の高い哺乳瓶を入れるときには上のボタン、背の低い哺乳瓶やマグは下のボタンにすれば、ホルダー自体の大きさが小さくなり、バッグのなかでもコンパクトにまとまります。
ベッタユーザーならこれ!
保温機能付き哺乳瓶「ドクターベッタ」専用の哺乳瓶ホルダーです。わん曲したドクターベッタ哺乳瓶もスムーズに入ります。専用ホルダーとはいっても、ホルダーの高さもあり、500mlのペットボトルも入れられます。
デザインが豊富で、素材や風合いで選べるのも魅力。落ち着いたブルーグレーのコットン生地で作られており、ナチュラルなテイストも楽しめます。
贈りものにもぴったりのかわいいデザイン
ニックナックのブランド、POETICはフェルトのアップリケでできた動物キャラクターたちのデザインが特徴。幅広い育児用品が発売されています。
こちらは動物のアップリケがデザインされた、コンパクトタイプの哺乳瓶ホルダーです。表面はスウェット素材であたたかみのある風合い、裏地はアルミ蒸着で保温保冷機能がついています。デザインが豊富で好みで選べるほか、贈りものにも向いています。
大人も使いやすいシンプルなデザイン
イギリスの童話絵本「Belle&Boo」に登場するキャラクター、うさぎのブゥをモチーフにしたデザインの哺乳瓶ホルダーです。スナップボタン式のストラップでかばんやベビーカーなどにかんたんにつけ外しができます。
シンプルでおしゃれなデザインのため、そのまま大人が使うのにも向いています。哺乳瓶のほか500mlペットボトルや水筒、折りたたみ傘なども入れられます。
汚れや水濡れに強い加工
「Belle&Boo」のマグサイズ。左右に大きく開くファスナー口で、ものの出し入れがしやすいです。持ち手のストラップはスナップボタンで着脱できるので、手持ちとして使うほか、ベビーカーやマザーズバッグなどにも取り付けやすくなっています。
表地は汚れや水濡れに強いラミネート加工のため、お手入れもかんたん。内側はアルミ蒸着素材のため、保冷保温機能があります。
哺乳瓶ホルダーおすすめ7選【大きめタイプ】 たくさん入れられて便利!
ミルクセットや離乳食などをまとめて持ち運べる、大きめタイプの哺乳瓶ホルダーを紹介します。
『保冷おでかけポーチ』はマグと哺乳瓶が入るので、きょうだいで使いたい方におすすめです。保冷機能が高く、暑い時期に便利。ストラップつきでベビーカーやリュックに取りつけられるため、水分補給の多い時期にも。

マグと哺乳瓶がすっぽり入るサイズ
サーモス製のマグと、哺乳瓶が1本すっぽりと入る、大きめサイズの哺乳瓶ホルダーです。ブルー・ピンクの2色展開で、好みや男の子女の子で選べます。
外側にはポケット、内側にはメッシュポケットがあり、ものを仕分けて収納可能。手洗いできるので、汚れたときにさっとお手入れもできます。
使いやすい機能が充実
哺乳瓶と、ミルクを小分けにしたミルカーがすっぽり入るサイズです。約22cmの高さがあり、500mlのペットボトルも入ります。ファスナーが両開きタイプ、かつ大きく開く仕様になっているため、どちらからでもものを取り出しやすくなっています。
内側、外側ともにポケットがついているため、入れたいものに応じて仕分けできるのも魅力です。
荷物に合わせてペコリ! ユニークなポーチ
ソルビーらしい、カラフルな動物のイラストがちりばめられた大きめ哺乳瓶ホルダーです。入れるものによって、ポーチの高さを変えられるのが特徴。哺乳瓶やペットボトルなど、高さのあるものはそのまま入れて、マグやカップなど低いものを入れるときにはポーチのふたをペコリ! してコンパクトに持ち運べます。
内側がアルミ蒸着シートのため、保冷保温機能もついています。
背の高い哺乳瓶が2本入る
クーザから発売されている、ディズニーシリーズのワイドタイプ哺乳瓶ポーチです。600mlサイズのペットボトルが2本入り、背の高い哺乳瓶も入れられます。内側には、ハンドタオルや暑い季節に入れたい保冷剤を入れるのにもぴったりの、メッシュポケット付き。
デザインはくまのプーさんのほか、ミッキーマウスも同ラインであるため好みで選べます。
子どものリュックとしても使える!
マグとボトルが1本ずつ入るサイズの哺乳瓶ホルダーです。背の低い哺乳瓶を2本入れるか、マグと併用したいときにもぴったり。保温保冷機能に、内部ポケットもついています。
バックル式でベビーカーなどに留められるほか、背中にベルトを通すと子ども用のリュックに早変わり。卒乳後や子どもが成長したあとでもずっと使用できます。
femmebelly(ファムベリー)『水筒もいっしょに入る哺乳瓶ケース』
保冷保温機能の高い大きめケース
赤ちゃんの哺乳瓶と、ママやパパの水筒も入れられる大きめサイズです。もちろん哺乳瓶2本も入ります。
内側はメッシュ素材とアルミシートのほか、不織布とポリエステル綿を使用した4層構造になっているのが特徴。より高い保冷・保温機能を発揮します。表面は洗濯にも強い撥水加工をほどこし、汚れや水濡れもさっと拭くだけでお手入れかんたんです。
2本持ちでもコンパクトになる!
哺乳瓶を2本以上持ちたいけれども、できるだけコンパクトにしたいという人にぴったりの哺乳瓶ホルダーです。フリース素材でできた哺乳瓶ホルダーに、哺乳瓶2本とスティックミルクが収納できるスペースがある商品です。哺乳瓶などを収納したあと、くるくる巻いて、コンパクトに持ち運びできます。
フリース素材のため、ガラス素材の哺乳瓶同士がぶつかって割れることもありません。旅行などで複数の哺乳瓶をできるだけコンパクトに持ちたいときに向いています。
「哺乳瓶ホルダー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 哺乳瓶ホルダーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での哺乳瓶ホルダーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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哺乳瓶ホルダーがあればお出かけがもっと便利!
保育士ライター・すぎ けいこさんと編集部で哺乳瓶ホルダーの選び方とおすすめ18商品を紹介しました。哺乳瓶ホルダーはかならずしも育児の必須アイテム、というわけではありませんが、持っていると赤ちゃんとのお出かけがとても便利になります。
外出先でも、ミルクセットや哺乳瓶をすぐに取り出せて赤ちゃんにミルクをあげられます。また、ミルクやお湯がかばんのなかでこぼれて中身が濡れてしまう、ということも防げます。哺乳瓶ホルダーを上手に選べば、もっと赤ちゃんとのお出かけが便利で楽しくなるでしょう。
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