子ども用レッスンバッグの選び方 おしゃれで使いやすい
ここからは、子ども用レッスンバッグの選び方をみていきましょう。保育士で3児のママでもある武田優希さんからのアドバイスもご紹介します。
使い勝手のよいサイズを選ぶ
子ども用レッスンバッグは、園や小学校、習いごとなどで必要なものが入るサイズのものを選ぶのが重要です。
まずは縦横のサイズをチェック
レッスンバッグを選ぶポイントはさまざまですが、もっとも重視すべきはサイズです。子ども用レッスンバッグの一般的なサイズは、縦30×横40cm程度です。迷ったらこのサイズを選べば事足りるでしょう。
なかには、あらかじめ園や小学校、習いごと先で、用意するレッスンバッグについてサイズ規定が設けられていることがあります。サイズが決まっていない場合、小学生低学年以下は絵本や教材が大きいことが多いのでB4サイズに対応しているものを選ぶといいです。小学生中学年以降は、A4サイズのものが入ればじゅうぶんな場合が多いですが、そのぶん荷物の量に対応できるよう底マチが長いものを選びましょう。
必要なものが入るかマチのサイズも確認
子ども用レッスンバッグは、通園用バッグやランドセルに入りきらないものを入れるために使います。まずは、必要なものが入るじゅうぶんなサイズかを確認しましょう。
縦と横のサイズに加えて、見落としがちなのがマチのサイズです。お道具箱など厚みのあるものも入れられるように、じゅうぶんなマチのあるものを選びましょう。
持ち手の長さをチェック
持ち手の長さもチェックしましょう。ロッカーや高さのあるフックにかけて保管する場合は問題ありませんが、机の横にかける場合は縦の長さと持ち手の長さに注意。机にかけたとき、床につかないサイズのものを選ぶのが重要です。
使用するシーンに合わせた素材で選ぶ
子ども用レッスンバッグは、いろいろな素材でできています。どんなシーンで使うかによって、レッスンバッグの素材にも注目してみましょう。
通園通学に使うなら丈夫な「キルト」や「帆布」素材
通園、通学で使用する場合、園生活や授業で必要なものを入れて使用します。金曜日や長期休みまえには、上履きや着替え、体操服などを入れて持ち帰り、月曜日や休み明けには必要なものを入れて登園、登校します。使用頻度が高いので、繰り返し使ってもやぶれにくい、キルトや帆布素材のものを選びましょう。
また、キルトや帆布は汚れれば丸洗いできるものが多く、お手入れしやすいのも魅力です。手作りのような風合いのデザインのものもそろっています。
移動教室やサブバッグなら軽量な「ナイロン」や「ポリエステル」
通園や登校時には使わず、校内や下校時のみに使う子ども用レッスンバッグなら、小さく折りたたんで持ち運びできるものを選ぶと、必要に応じて取り出せて使用できます。ナイロンやポリエステル素材のものであれば、たたんでコンパクトになるバッグが多いです。
移動教室のある授業で、家庭科なら調理器具やエプロンなど、音楽なら鍵盤ハーモニカや楽譜など、必要なものをまとめて持ち運びたいときや、習いごとで作品を持ち帰るときなどに向いています。
撥水・防水加工なら雨の日にも使いやすい
撥水や防水加工のあるものを選ぶと、雨の日も中身が濡れません。撥水性が高い素材は、水濡れのほか汚れもつきにくくなっています。
子どもが使いやすい持ち方や開け方で選ぶ
子ども用レッスンバッグは、実際に使用する子どもがひとりで取り扱いできるものや、使いやすいものを選ぶのも重要です。
ショルダーもOKの2WAYタイプならさらに使いやすい
子ども用レッスンバッグには、持ち手をつかんで持つだけでなく、ショルダーベルトで肩掛けスタイルにして持てる2WAY仕様のものもあります。荷物が重いときでも肩にかけられるため、負担も分散されるのが特徴。また、ランドセルを背負っていても、ショルダーにすれば両手が空けられます。
未就学児や小学校低学年など、まだ年齢の低い子どもは、ショルダーベルトがうまく扱えず首にからんでしまうこともあります。子どもが取り扱える年齢になれば、2WAY仕様のものも視野に入れてみましょう。
開閉口は子どもの使い勝手に合わせて選ぶ
子ども用レッスンバッグのなかには、開閉口が閉まって中身が出ないものもあります。ファスナータイプならしっかり口が閉じられるほか、中身が見えないためプライバシー対策にもなります。
年齢の低い子どもでは、ファスナーをまだ上手に使えないことが多いです。スナップボタンひとつ、面ファスナー(マジックテープ)式など、実際に使用する子どもが開け閉めしやすい開閉口のものを選びましょう。
デザインで選ぶ
子ども用レッスンバッグには、男の子向け、女の子向けをはじめいろいろなデザインがあります。子どもの好みのほか、使いやすさやいつまで使うかによってふさわしいデザインのものを選びましょう。
小学校低学年ならほかのデザインと揃えるのも分かりやすい
未就学児や小学校低学年までくらいであれば、子どもの好きなモチーフやキャラクターのレッスンバッグを選ぶと喜んで使ってくれます。はじめて集団生活を送るときにも、楽しく登園できるでしょう。
まだ自分の名前が読めない年齢の子どもの場合、自分の持ちものであるのがわかりやすい工夫も重要です。レッスンバッグのほか、上履き袋やお弁当袋など、ほかの園グッズも同じデザインでそろえると分かりやすいですよ。
小学校中学年以降は長く使えるデザインを
未就園児や低学年から使い続けているレッスンバッグは、年を重ねるごとにどんどん劣化していきます。壊れそう、汚れが落ちないなどの理由で、小学校中学年以降からレッスンバッグを買い替える人も多いでしょう。
小学校中学年以降から買い替え、または習いごとなどで買い足す場合にはできるだけ長く使えるデザインのものが向いています。子どもの学年に合わせて、スポーツブランドやおしゃれなものなどを選びましょう。
あると便利な機能もチェック
子ども用レッスンバッグは、ものを入れて運ぶ以外にもいろいろな機能や工夫のあるものもあります。機能や工夫に注目すると、より使いやすい子ども用レッスンバッグが見つかります。
防犯の観点から、ネームタグや記名欄は内側にあるものを選んで
子ども用レッスンバッグは、ほかの子も同じようなデザインのものを使っている場合があります。取り間違えを防ぐためにも、記名は必須です。
記名するスペースはレッスンバッグによってさまざまですが、外側から見えない位置にあると通園や通学時に子どもの名前を外部に知られません。プライバシー配慮のために、記名欄やネームタグがどの位置にあるかもチェックしておきましょう。
ほかのポケットがあると小物が入れられる
子ども用レッスンバッグには、外側や内側にほかのポケットがついているものがあります。ポケットがあると、パスケースやティッシュなどの小物が入れられるため便利です。
ただし、小さい子どもの場合、こまかいポケットがあると、どこにものをしまったのかがわからなくなってしまうことがあります。未就学から小学校低学年まではポケットがない、またはひとつのシンプルなものを選びましょう。
子ども用レッスンバッグおすすめ9選
選び方を踏まえてここからは、子ども用レッスンバッグのおすすめ商品をご紹介します。

CONVERSE『キッズ オールスター キャンバス 2WAY ショルダーバッグ』
「子ども用レッスンバッグ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 子ども用レッスンバッグの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの子ども用レッスンバッグの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
上履き入れなど入園入学グッズの関連記事はこちらから 【関連記事】
レッスンバッグは子ども自身が使いやすいものを選んで
保育士で3児のママでもある武田優希さん監修のもと、子ども用レッスンバッグの選び方とおすすめ12商品を紹介しました。子ども用レッスンバッグは、園や学校で必要なものが入るサイズ、さらに規定サイズがある場合はそのサイズに合うものを選ぶのが重要です。
さらに、あると便利な機能や子どもにぴったりのデザインのものを選ぶと、子ども自身も愛着を持って使い続けられるでしょう。園や学校生活を便利に、楽しくできる子ども用レッスンバッグをぜひ選んでください。
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