スタンドポストとは
スタンドポストとは、自宅に手軽に設置できる「スタンドタイプの郵便受け」のことです。壁つけタイプや埋め込み式とは違い、設置方法が簡単でコストがかからないのが魅力です。据え置き型ポストなので、家の外壁などに穴を開けたりキズをつける心配もありません。
また使用しているものに飽きたり、新たに買い替えたりしたいときには、手軽に交換できるのもメリットです。玄関先の使い勝手や環境に合わせて、配置替えもかんたんに行なえます。
■スタンドポストの予算の目安
スタンドポストは選ぶ商品により、価格帯もさまざまです。1万円未満のものから、数万円するものまで、多くの商品が販売されています。
あらかじめ予算を設定しておけば、選択肢が絞られ商品を選定しやすくなるでしょう。ほかのものにも目移りしにくく、必要以上の出費を抑えることができます。
スタンドポストの選び方
それでは、スタンドポストの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】ポストの素材
【2】設置場所
【3】投函口のサイズ
【4】デザイン
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ポストの素材をチェック
家に外に置くスタンド式ポストは、素材によって耐久性や質感も異なります。それぞれの特徴についてご紹介します。
▼耐久性で選ぶならステンレスなどの「金属製」
置き型ポストに使われている素材でもっともスタンダードなのは、スチールやアルミ、ステンレスなどの金属製。耐久性が高く、ほかの素材に比べると、比較的長く使用することができます。
ただし、ブリキのようなアンティーク感のあるポストは、雨にあたるとどうしてもサビやすくなります。気になる場合は、防サビ加工が施されているものを選ぶようにしましょう。
▼ナチュラルな雰囲気がすてきな「木製」
ナチュラルな雰囲気が好みの方には、木製のポストがおすすめです。とくに玄関まわりにエクステリアなど緑を多く取り入れている場合は、家の雰囲気にもなじみます。
デメリットとしては、耐水性が低いこと。防腐塗装がされているかどうか、購入前にチェックしておきましょう。また設置場所は、雨風があたりにくいかどうかも確認が必要です。
▼デザイン性にこだわるなら「樹脂製」
樹脂製のメリットは、雨によるサビなどの心配がないこと。ただし、耐衝撃性は強くないので、しっかりと安定した場所に設置することが大切です。
樹脂製のポストにはデザインに凝ったものが多く、人とかぶらないものやユニークな商品を探している方におすすめです。
【2】設置場所をチェック
スタンドポストは比較的サイズが大きいため、置くだけで存在感を放つアイテム。高さも1m前後あるものが多く、設置場所は事前に確認しておく必要があります。
その際には、ダンボールなどで実際の寸法を再現し、イメージをチェックする方法がおすすめです。購入後にいざ置き場所を考えようとすると、想像よりも圧迫感を感じたり、通り道の邪魔になったりということにもなりかねません。必ず事前に確認するようにしましょう。
【3】投函口のサイズをチェック
スタンドポストの投函口の種類は、上向き、横型、縦型などさまざまなバリエーションがあります。ポストとしての機能性を考えたときに、とくに重要になってくるのが投函口のサイズ感です。
A4サイズのカタログや大型郵便物を受け入れられる幅があると、不在時でも安心。大きい荷物も入れられる宅配ボックス付きのタイプもあります。一般的には30〜35cmほどのものが多いですが、メール便などの利用が多い方は35cm以上の幅があるものがおすすめです。
【4】デザインをチェック
スタンドポストは、エクステリアの雰囲気を左右する存在感のあるアイテムです。商品選びの際はやはりデザインも気になるところ。
シンプルでスタイリッシュなものから、北欧風のあたたかみのあるデザインや、ディズニーなどキャラクターをモチーフにしたものなど、さまざまなデザインがあります。家の雰囲気や好みに合ったテイストのものを選びましょう。
エキスパートのアドバイス
グリーンアドバイザー・愛玩動物飼養管理士
新聞受けやカギつきなども確認しよう!
スタンドポストは使いやすさで選びましょう。デザイン性も大切ですが、防犯面の配慮も忘れずに! カギつきの商品は、カギを置き忘れてしまいそうならダイヤルつきキーがおすすめ。
また、新聞などを取っているなら、新聞受けがあるタイプ。宅配の荷物なども受け取りたいなら、宅配ボックスつきがいいでしょう。
スタンドポストおすすめ13選
スタンドポストのおすすめ商品をご紹介します。置き場所に応じて、求める条件にぴったり合うものを見つけてみてください!
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る スタンドポストの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのスタンドポストの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
設置後のメンテナンスについて

自立するので、簡単設置がうたい文句のスタンドポストですが、設置場所によっては少しぐらつくことも。そんなときは重しを置いて安定を図りましょう。プランターや鉢のように趣味を兼ねたものや、レンガなど重いものなら有効です。
また完全防水の商品は少ないので、長く使うためには材質ごとのケアも大切。サビやすい材質にはサビ止めや、水に弱い木製のものには防水スプレーの使用がおすすめです。ただし、一部にはサビ止めや防水スプレーが使えないものもあるので注意が必要です。
また、盗難防止対策にはカギつきが有効。チェーンで柱などと固定しておけばさらに安心ですね。
【関連記事】そのほかの関連アイテムもチェック
まとめ
スタンドポストのおすすめをご紹介しました。設置環境や好みに合わせて、ぴったりのものを探してみてください。デザインやサイズだけでなく、素材や利便性にも着目して比較検討してみましょう。
条件に合ったお気に入りのスタンドポストを見つけて、玄関のまわりにアクセントをつけたいですね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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『はじめてでもカンタン!多肉植物の育て方・楽しみ方』(コスミック出版)では文を担当。『土作りで決まる!とびきりおいしい野菜の作り方』(ブティック社)『ベランダ菜園 おいしい野菜づくりのポイント70』(メイツ出版)では監修&執筆。『趣味の山野草』、エバーグリーンなどで連載執筆中。 豪華客船飛鳥のクルーズ講師、園芸教室Ceresを主宰するほか、都内植木市の園芸相談員歴20年以上。また、産業安全保健エキスパート、理科支援員・コーディネーター・アドバイザーの経歴を活かし『生き物たちのひみつ』(NHK)などのキッズライターとしての顔も持つ。 映画、漫画、健康分野にも精通し各種ライティング実績があるほか、『愛犬の選び方・飼い方・健康管理(主婦の友)』では取材ライターとしての実績あり。 多種多様、動物園の爬虫類館の植物管理経験も。植物はハーブを中心に、野菜、作物、多肉植物を栽培中。ハーブコーディネーター、植物文様研究家としても活動している。 ほかにも撮影現場のインテリアを手がける撮影インテリアコーディネーターとしても活動しており、植物を中心に現場を明るく彩るエキスパートでもある。