家庭用ボールプールとは? 知育や運動に役立つ!
屋内遊具の定番「ボールプール」。子供はボールに包まれる不思議な感覚を味わうなかで、触角を刺激したり、運動能力を高めたりする効果があるとされています。子供用の施設によくあるイメージですが、実は家庭用の商品も販売されているのです! おもに1歳前後から遊べる商品が多いです。
ただしサイズが大きく、遊んでいる最中は場所を取るので、「すぐに子供が飽きる」「買って後悔した」など、一部のパパさんママさんからはネガティブな意見も……。そうならないためにも、不安な方はまずは施設のボールプールで遊ばせてみて、子供が気に入ったのを確認してから購入するのがおすすめです。
ボールプールの選び方 赤ちゃん・子供の室内遊びをもっと楽しく!
ここからは、保育士の武田優希さんへの取材をもとに、ボールプールの選び方のポイントを紹介します。
ボールプールの種類で選ぶ
ボールプールには、一般的なプールタイプのほか、屋根のついたテントタイプもあります。子供の年齢や遊び方に合わせて選びましょう。
「プールタイプ」は大人の目が届きやすい
プールタイプやサークルと呼ばれるボールプールは、屋根や壁がないため、子どもが遊んでいる様子をいつでも見られるのがメリットです。とくにまだ歩きはじめた1歳前後の子どもが遊ぶときには、ボールを踏んで転んだり、埋もれてしまったりすることがあります。小さい子どもが遊ぶときにも、プールタイプならすぐに対応できます。
一方で、壁や屋根がないためボールが出て散らかりやすくなるデメリットも。子どもがボールを投げるなどダイナミックに遊ぶようになったら、屋根や壁付を検討したほうがよいでしょう。
「テントタイプ」はいろいろな遊び方ができる
テントタイプやハウスタイプと呼ばれるボールプールは、屋根や壁がついたおもちゃのテントのなかに、ボールが入っているタイプです。ボールを投げても外に散らばることがありません。また、ボールプールだけでなくおままごとやごっこ遊びなどいろいろな遊び方ができます。
なかで遊んでいる子どもの様子が見づらいため、ひとりで遊べるようになったり、少し目を離せるようになったりした、ある程度の年齢の子ども向けになります。
置けるサイズかどうか確認を
ボールプールは商品によってサイズが異なります。子ども部屋や自宅の室内に設置して遊ぶもののため、実際に置く場所のスペースに合ったサイズのものを選びましょう。
小さい子どもが遊ぶ場合は、大人の目が届きやすいリビングなどに置くのが向いています。スペースに合うコンパクトなサイズのものや、パーツを分解して遊べるものがおすすめです。
収納のしやすさで選ぶ
大きな場所をとるボールプールは、スペースの関係で遊ぶときに都度出し入れしたいというパパやママも多いです。ボールプールを設置するときはもちろん、片づけのときにも仕舞いやすいものを選びましょう。
具体的には、コンパクトに収納できるか、畳み方が簡単かどうかをチェックしましょう。ボールプールやハウスの形状によっては、畳み方にやや慣れがいるものもあります。迷ったら口コミを参考にするのも手です。
安全性に配慮して選ぶ
子どもが遊ぶものなので、安全性の高さを優先したいところ。どのような点に注目したらよいかを紹介します。
快適に遊べるメッシュ素材が安全
口のなかにいろいろなものを入れてしまう年齢の子どもが遊ぶボールプールを選ぶなら、素材もチェックしておきましょう。口に入れても問題ないプラスチックなどで作られているボールプールも多くあります。
また、ハウスタイプの場合、閉めきってしまうと中が蒸れてしまったり、暑かったりすることも。メッシュ素材で通気性がよいものなら、なかで快適に遊べるだけでなく子どもの様子も見やすくなっています。
STマークの基準をクリアしているかチェック
子どもにケガや誤飲などのリスクなく遊べるおもちゃかどうかを判断する基準となるのが「STマーク」。STマークとは、ST基準適合検査に合格したおもちゃにのみつけられるマークです。
STマークは日本の安全基準ですが、海外製のボールプールにもSTマークに準ずる基準に合格しているものも多くあります。STマークの有無をチェックして、子どもに思い切り遊んでもらえるボールプールを選びましょう。
ボール付きを選ぶとすぐに遊べる
ボールプールには、あらかじめボールが付属しているものと、ボールが別売りのものがあります。購入してすぐに遊びたいなら、ボール付きのものを選びましょう。できればクッション性の高いものがおすすめ。
また、付属しているボールの数も商品によって異なります。遊戯施設のようにたくさんのボールを入れて遊びたいときには、ボールが追加で購入できるかも調べておきましょう。別売りボールがあれば、ボールを紛失して数が減ったときにも追加できます。
ボールプールのおすすめ8選 人気のプールタイプやテントタイプを厳選!
ここからは、家庭用ボールプールのおすすめを紹介。子供が好きなテント型、おしゃれなデザインなど多数厳選しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
ボールが150個ついた高コスパプール
プールタイプとハウスタイプ両方で遊べるボールプールです。あらかじめ150個のボールが付属しているため、たっぷりのボールですぐに遊べます。子どもが2~3人遊べる広さがあり、室内はもちろん、屋外で遊ぶときにもぴったりです。
カラーボールはSTC品質検査済みです。遊ばないときには付属の収納バッグにまとめてコンパクトにたためます。
成長に合わせた使い方は20通り以上!
手にしやすい価格のおもちゃや知育玩具を幅広く展開している、ピープルのボールプールです。テントのなかでは頭と体を使った遊びが20種類以上楽しめます。
テントの入り口をオープンモード、ハウスモードと子どもの年齢に応じて切り替えられるのも特徴です。おままごとやおみせやさんごっこも楽しめるへんしんボードもついています。
運転士さん気分も味わえるボールプール
きかんしゃトーマスがデザインされたハウス型のボールプールです。トーマスのなかに乗っているような遊び方も盛りだくさん。テントのなかには運転席があり、汽笛やレバーもついています。
ほかにも、外側からボールを入れるとテントのなかにたくさんボールがあふれだす仕掛けや、かくれんぼ遊びなど楽しみ方もいっぱい。使い終わったらコンパクトに収納できます。

屋根がないハウスタイプで成長に応じて形を変えられるので、1歳から長く使えるものをお探しの方におすすめです。
コンパクトながら体を動かす遊びも!
ピープルのトンネルがついたボールプールです。ごっこ遊びで使えるへんしんボードを屋根に取りつけるか、壁やカウンターとして取りつけるかによって、プールにもハウスにも変身するのが特徴。成長に応じて長く使用できます。
内側にシルエットクイズが楽しめるトンネルや、まだたっちができなくても遊べるスライダーなどの遊びも豊富。コンパクトなサイズで体も動かせる遊びができるボールプールを探しているときに向いています。
トンネルを外して単体でも遊べる
四角と三角のテントふたつに、トンネルがつながったボールプールです。ボールプールとして遊ぶ以外にも、トンネルをくぐる、テントの屋根から顔を出すなど体を使った遊び方ができます。
トンネルとテントふたつを外してそれぞれで遊ぶことも可能です。付属のキャリングバッグにはトンネルとテントすべてを収納できるため、コンパクトにまとめられます。

豊富な仕掛けとキャラクターで、2歳以上のとくにキャラクター好きな子どもさんが喜ぶボールプールです。
ディズニーキャラが揃ったテントプール
ミッキーマウスをはじめとしたディズニーキャラクターがそろったデザインのハウスタイプボールプールです。あらかじめ100個のボールが付属しているため、購入してからすぐに遊べます。
ボールプールとしてだけでなく、ダーツ的あてやたし算ボールパネル知育をふくめたいろいろな遊びができるのも特徴。長く使えるボールプールを探している人にも向いています。
いろいろな遊び方ができるハウスタイプ
子ども向け番組、いないいないばぁっ! のキャラクター、わんわんとうーたんがデザインされたSTマーク取得済みのハウスタイプのボールプールです。100個のボールが付属しているため、すぐに遊べます。
マジックテープで張り付くボールが別途4つ付属していて、ハウスの壁でダーツ遊びもできます。側面ポケットにものを入れてお店屋さんごっこ、テレビごっこなどいろいろな遊び方ができます。
バランスよく遊べるしかけがたくさん
赤ちゃんや子どもに親しみのあるキャラクター、アンパンマンがデザインされたハウスタイプのボールプールです。高さは104cmと、小さい子どもが立ってもじゅうぶんな広さ。テントのサイズが大きめのため、体を動かしてボールプールで遊びたいときにも向いています。
テントの外側にもしかけがたくさん。知育遊びやごっこ遊びと頭を使う遊びも楽しめます。
「ボールプール」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ボールプールの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのボールプールの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
番外編|ボールセットのおすすめはこちら ボールプールと一緒に用意して!
ここでは、ボールプールには必需品となるボールセットをご紹介します。元々、ボールプールに付属されているものと付属されていないものがあるので必要に応じて購入するといいかもしれません。求めるボール個数、カラー数などに着目して選んでくださいね。
coccoro『カラーボール 100個入り 収納バッグ付き 』
カラフルなボールが100個入った商品。安全基準をクリアしたCEマークもついています。透明なクリアケースもついているので片付けや収納にも便利です。
>> Amazonで詳細を見るRiZKiZ『カラーボール 7色 100個入り 直径5.5cm 』
丸以外に星型やハート型とかわいいからフルボールがたくさん入っているのが魅力。やわらかいポリエチレン製なので、へこんでも元通り! 投げて遊んでも安心です。
>> Amazonで詳細を見るボールプールに関するQ&A
ここではボールプールに関する疑問にお答えします。
ボールプールはいつからいつまで遊べる?

ボールプールは商品により対象年齢が定められていますが、一般的には1歳前後から遊ぶことができる商品が多いです。なかには生後9カ月頃から遊べる商品も。
一方で、いつまで遊べるかについはとくに何歳までといった決まりはなく、子供により個人差があります。せっかく買ったなら、飽きるまで存分に遊ばせてあげてくださいね。
ボールプールを購入前に利用してみたいときは?

室内遊具施設やキッズルームなどに設置されているボールプール。実際に購入するとなると、まずは実物を見てみたいですよね。
ではどこに売っているのかというと、身近な店舗では「トイザらス」や「西松屋」で販売しています。子供が楽しめそうかどうか、売り場に立ち寄って反応を見てみるといいでしょう。
ボールプールの収納方法と注意点
ここでは、ボールプールの収納方法と注意点を紹介します。正しい収納法で空間を広く使いましょう。また、ルールを守って使うことも大切です。
商品に応じた畳み方でコンパクトに
ボールプールで遊んだら次は片付けが待っています。ボールプールは大きさにもよりますが、基本的には使わない時は場所をとるので畳んで収納しましょう。
収納方法も商品によって異なりますが、畳むことでかなりコンパクトになるものもあるので、説明性を見て正しく畳むことをおすすめします。また、ボールも別の容器にわけてまとめて保管しましょう。
対象年齢を守って使用して
ボールプールには商品ごとに対象年齢が明記されています。対象年齢をしっかり確認して、正しく使うことでお父さん、お母さんも安心して遊ばせることができます。
保育士からのアドバイス
プールタイプは2歳以下の子どもに、テントタイプは2歳以上の子どもに向いています。2歳未満から長く楽しめるものをお探しなら、テントタイプでも窓が大きく開いたもののように外からでも様子が見やすいものを選びましょう。
また、プールタイプのものでも成長に合わせて棚や段ボールを周りに配置することで、おままごとなど自分で遊びを考えて展開するようになります。
子供用の室内遊具のおすすめはこちら
ボールプールなら外に出られないときも遊べる
保育士の武田優希さんと編集部で選んだボールプールの選び方とおすすめ商品を紹介しました。ボールプールは外に出られないときでも、自宅で楽しく遊べるおもちゃとしてぴったりです。大人の目が届きやすいものや、設置する部屋のスペースに合わせたサイズや、子どもが思い切り遊べる素材や仕様のものを選びましょう。
ボールプールを設置したままにしておくならおしゃれなものを選んだり、都度片づけるなら簡単にたためるものを選んだりするのも重要です。子どもも大人も納得のボールプール選びにぜひ役立ててください。
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