マタニティスカートの選び方
まずは、マタニティスカートの選び方を解説します。大きくなっていくお腹に合わせてサイズ調整できるものや、冬にぴったりの裏起毛など、そのときに合った機能を選ぶことが大切です。
【1】サイズ調整できるかチェック
ウェスト部分のサイズ調整ができるものを選ぶと、お腹の大きさに合わせてウェスト部分を調整できるため、長く履けます。
まだお腹が目立たない妊娠初期でも、しめつけが気になったり、つわりでできるだけらくな服装を選びたいときにはマタニティスカートを着用しましょう。
【2】裏起毛があるかチェック
妊娠中は、できるだけ体を冷やしたくないですよね。マタニティスカートには、冷え対策の工夫が施されているものも多くあります。裏起毛になっていたり、腹帯がついているものを選ぶと冷え対策ができます。
仕事やフォーマルシーンなどで寒い季節でもスカートスタイルを選びたいときや、夏の冷房対策がしたいときにも、冷え対策ができる機能があるかどうかをチェックしてみましょう。
【3】シーンに合わせたデザインをチェック
マタニティスカートはふわっとしたデザインのものが多いイメージがありますが、実際にはいろいろなシルエットのものが発売されています。タイトなものやかっちりしたデザインのものを選ぶと、仕事やフォーマルシーンにも使えます。
もちろん、ふだんのおしゃれでいろいろなデザインも選べます。マタニティスカートのデザインを選んで、シーンに合わせたおしゃれを楽しみましょう。
【4】違った着こなしができるかチェック
マタニティスカートは、そのままではなく2Wayで使用できるなど、いろいろなスタイルを楽しめるものもあります。1枚でいろいろな着こなしができれば、妊娠中の幅広いコーディネートにも役立ちます。
なかには、産後もそのままスカートとして着用できるものもあります。妊娠中はもちろん、産後も長く使いたいと思っている場合は、違った着こなしができるかもチェックしてみましょう。
【5】肌当たりのよい素材や仕様をチェック
妊娠すると、今まで問題なかった洋服のしめつけや素材の肌当たりが気になることがあります。マタ二ティスカートは、妊娠中のデリケートな肌にもやさしい肌当たりの素材を使用しているものも多いので、チェックしてみましょう。
マタニティスカートおすすめ9選 冬向けや通年はけるタイプも!
ここからは、マタニティスカートのおすすめ商品を紹介! 長く使えるものやロング丈のものなど、いろいろなデザインを厳選しました。
着丈を調節できる
妊娠初期から後期、産後までの長い期間使用できる、ミルクティーのマタニティスカートです。ふわりとしたシルエットのフレアースカートはウエストを折り返して着丈が調節できるのが特徴
。
ほしいシルエットやお腹の大きさに応じてちょうどよい長さにできます。お腹をすっぽりと包むデザインのため、冷えからお腹も守れます。
サロペットにもスカートにもなる
3パターンの着こなしができる、サロペットスタイルのマタニティスカートです。産前にはマタニティスカートとしてゆったりシルエットのサロペットスカートに。産後ははウェストをしめてメリハリのあるシルエットにしたり、腰ひもをまいてロングスカートにしたりといろいろなスタイルが楽しめます。
産後には肩ひもをずらすだけでかんたんに授乳できる工夫もあります。
折り返すだけでウェスト調節完了
よくのびるリブ素材をお腹部分に採用した、マキシ丈のスカートです。妊娠中のお腹の大きさに応じて、すっぽりとリブが包む腹巻仕様になっています。産後はリブ部分を折り返すだけでウェスト調節ができるため、ウェストゴムの調節などの必要がありません。
足元までおおうマキシ丈のスカートは、裏起毛仕様です。ふんわりとした肌触りとあたたかさを両立させています。
フォーマルシーンにも! 丈が選べる
ネイビーやブラックなど、かっちりとした印象を与えるカラー展開のIラインマタニティスカートです。ひざ丈と、くるぶし中心あたりまでの長さのあるミモレ丈の2種類を展開しているため、トップスやシーンに合わせて好きな丈が選べます。
伸縮性ときちんと感を兼ね備えた素材は、ジャケットにも合わせやすくオフィスやフォーマルシーンにもぴったりです。
オフィスライクなのにこっそりあたたかい
ウェスト部分に伸びのよいベア天竺素材を使用した、妊娠中から産後まで長く使えるエンジェリーベのマタニティスカートです。
タイトなシルエットで、カラーはベージュ、オフホワイト、ブラックなど6色展開しています。オフィスライクでかっちりとしたシルエットも得られるため、仕事用にもぴったり。裏は毛足の長いふんわりシャギー、素材はあたたかいボンバーヒートを採用しています。
産後も履き続けられる仕様
縦のラインが強調される、こまかいプリーツの入ったマタニティスカートです。お腹の部分は上部に伸縮性と通気性のよい生地を使い、下部はしっかりお腹をささえる構造になっています。
スタイルカバーにもすぐれたシルエットは、産前産後長くはける工夫がほどこされています。伸びるウェストゴムは、折り返すか丸ごと切ってしまって産後仕様にできます。
ふわりと広がるシフォン素材
シフォンジョーゼットを使用した、動くたびにふわりと広がるプリーツスカートです。肌触りのなめらかなニット素材の裏地がついているため、一枚でも透けずにきれいに着こなせます。
トップスは無地のニットなどと合わせやすいため、一枚だけでコーディネートが完成するのも魅力。伸びのよい天竺ニットをウエスト部分に採用しているため、産前産後も使用できます。
肌触りとあたたかさを兼ねた素材
サロペットタイプのスカートで、ハイウェスト部分を調節できるのが特徴です。妊娠中はお腹の大きさにあわせてすっぽりとお腹をおおったり、産後はウェストのひもをしめて細めのシルエットを楽しめます。
バッグクロスやくしゅっとしたウェストラインなど、こまかいところにかわいい工夫もそろっています。肌触りがよくあたたかいコーデュロイ素材です。
一枚でさまになるジャンパースカート
体をまるごと包むジャンパースカートは、お腹が大きくなる妊娠中にも脱ぎ着しやすいスカートのひとつです。犬印本舗のジャンパースカートは、お腹の大きさに応じてウェスト部分がかんたんに調節できます。
上半身の素材はすべりのよいポリエステルを採用しているため、厚みのあるトップスにも合わせやすいです。裏地がついているため、防寒性や肌触りもよくなっています。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする マタニティスカートの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのマタニティスカートの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
助産師からのアドバイス
締めつけがなくらくに着られるスカートがおすすめ
マタニティスカートは、締めつけがなく伸縮性に富んだものがおすすめです。アジャスターで調節できるものもありますが、よく伸びる素材を使ったスカートだとそのままはけるのでらくです。
冬は保温性、夏は通気性がよいスカートを選びましょう。最近では、産前産後にも着られるものが出ています。カジュアルにもオフィス用にも着用できるデザインがあるため、ライフスタイルに合ったものが見つかるといいですね。
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使いたいシーンに合わせて選べば満足度もアップ
助産師の河井恵美さんと編集部で選んだマタニティスカートの選び方と、おすすめ商品を紹介しました。マタニティスカートはいろいろなメーカーから発売されていて、シルエットも豊富にあります。
マタニティスカートはシルエットのほか素材やお腹をしめつけない工夫など、妊娠中も快適に着用できる機能がほどこされています。ふだんづかいから仕事用、フォーマル用、おしゃれ用とそろえておくと、妊娠中のスカートスタイルをもっと楽しめるでしょう。
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看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務していました。助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。 青年海外協力隊でアフリカに赴任した後、国際保健医療を学ぶために大学院に進学し、修了しました。親御さん方へのアドバイスを充実させたいと思い、保育士資格も取得して役立てています。 現在、シンガポールに住み2人の子どもを育てつつ、現地の産婦人科に勤務して日本人の妊産婦さん方に関わっています。 インターネットでエミリオット助産院を開設し、妊娠や出産、産後の様々な相談に応じています。