なた豆茶とは? 健康茶として注目!
なた豆茶とは、「刀豆(なたまめ)」の豆やサヤを加工してお茶にしたもの。なた豆は古くから、中国で漢方の材料のひとつとして活用されています。なた豆と聞いても、ピンとこない方も多いと思いますが、サヤは福神漬けの材料として使われていたりします。
なた豆には、コンカナバリンAやカナバニンという特有成分のほか、カルシウム、マグネシウム、タンパク質などが豊富に含まれています。
なた豆茶の選び方 産地や製造方法はしっかりチェックを!
ここからは、なた豆茶の選び方のポイントを見ていきましょう。
ポイントは下記。
【1】なた豆の配合量をチェック
【2】産地や製造会社をチェック
【3】風味だけでなく追加成分にも注目
選び方のポイントを押さえれば、自分の好みに合うものが見つかりますよ。
【1】なた豆の配合量を重視しましょう
なた豆茶の主原料には「赤なた豆」と「白なた豆」の2種類があります。赤・白どちらがよいかは諸説ありますが、重要なのは色よりもなた豆100%で作られているかどうかということです。
配合量がはっきりと記載されていない商品は、なた豆以外のものが含まれている可能性があります。なた豆の健康成分をしっかりと摂取したい方は、なた豆の配合比率を購入前にチェックしましょう。
【2】産地や製造会社をチェックしましょう
なた豆には、毒性が含まれている種類もあります。サポニンや有毒性アミノ酸などに由来する毒性の強い部分がきちんと取り除かれていなければ飲めません。そのため、品質管理がきちんとできている製造会社かどうかの見極めは重要です。
また、なた豆の原産地がきちんと記載されている商品のほうが安心できます。残留農薬基準をクリアしているものや無農薬で栽培されたものから選べば、より一層安心できるでしょう。
【3】ブレンド茶は、風味だけでなく追加成分にも注目
中には、なた豆茶の独特なクセが気になるという方もいらっしゃるでしょう。飲みやすいように黒豆などほかの材料をブレンドしている商品もあるので、クセが苦手な方はチェックしてみてください。
なお、ブレンド茶を選ぶ際は飲みやすさだけでなく成分にも注目を!カフェインやアントシアニンの有無などをチェックしましょう。
ちなみに黒豆に含まれているアントシアニンは、肥満が気になる方や疲れ目が気になる方にうれしい成分。プラスαの栄養素が摂れるのが、ブレンド茶のいいところです。
目的や健康像にマッチした商品を選びましょう
エキスパートからのアドバイス
なた豆茶の材料であるなた豆には毒性の強いもの、そうでないものがあります。この記事で紹介するなた豆茶の商品は食用として使われている赤なた豆、白なた豆が材料となっています。
また、なた豆100%のお茶やなた豆以外の材料もブレンドされたお茶もありますので、目的とする健やかな自分像に合った商品を選びましょう。
なた豆茶のおすすめ14選 健康や美肌のサポートに!
ここからは、おすすめのなた豆茶を紹介します。ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
体によい成分が豊富なブレンドなた豆茶
鹿児島県産のなた豆に6種類の国産原料をブレンドしたなた豆茶です。7種類の原料をブレンドしたことで、なた豆茶が飲みやすくなっているだけではなく、イソフラボンやビタミンCなど体にうれしい成分が追加されています。
鹿児島産のなた豆は大きいものでは鞘が70cmにまで達するものもあり、カナバニン(なた豆に含まれる成分のひとつ、アミノ酸)のほかにも体にうれしい成分がバランスよく含まれています。
すっきりとさわやかなおいしさで、毎日を健やかに過ごしたい方のサポートしてくれるでしょう。
なた豆といえば鹿児島県産。まずはブランドからとお考えの方は、スマイル・ジャパン『薩摩なた豆 爽風茶』を。なた豆以外のものも入って幅広い体調管理の目的で使用できます。
一方、なた豆だけをお求めの方は、こやま園『丹波なた豆茶』がおすすめ。良質な丹波産のなた豆を使っています。
なた豆茶の風味が自分に合うかどうか心配な方は、新興『なったんのなたまめっ茶』はいかがですか? ほうじ茶風味になっているのでまずはこちらからはじめてみましょう。
丹波産なた豆100%のノンカフェインのなた豆茶
丹波産のなた豆を100%使って作られたなた豆茶。化学肥料を使わずに栽培された白なた豆から作られていて、ノンカフェインのため、就寝前に飲んでも睡眠を妨げる可能性は低いのでいつでも飲めます。
香ばしくすっきりした後味に仕上がっているのも人気の理由です。水出しで作ることができ、ホットでもアイスでも楽しめるため、1年中飲むことができますよ。
品質や衛生面にこだわって作られて赤なた豆茶
純国産の赤なた豆が100%使用されている赤なた豆茶。栽培から収穫までしっかりと管理されていて、残留農薬検査や生菌検査、放射能検査などを実施し品質にこだわっています。
HACCP認証を取得した国際基準の新工場の厳格な衛生管理のなかで、茶葉の加工が行なわれています。使用されている無漂白のティーバッグは、お茶の抽出にも優れ味を損なわず、おいしいなた豆茶を味わえるでしょう。
ミネラルやポリフェノールたっぷりのなた豆茶
鹿児島県産薩摩なた豆、国産の鳩麦、黒豆、赤芽柏、桑の葉をバランスよくブレンドさせて作られたなた豆茶。この商品は、芳ばしい香りとすっきりとした味わいで飲みやすいなた豆茶に仕上げられています。
ミネラル豊富なシラス台地で栽培されたなた豆は、ミネラルやポリフェノールがたっぷり含まれています。体をサポートしてくれると考えられている成分が、黒豆、鳩麦、赤芽柏、桑の葉にも含まれているため、毎日飲めば体調管理をサポートしてくれるでしょう。
鼻と口をすっきりしたい人にぴったりの赤なた豆茶
島根、鳥取県産の赤なた豆茶を100%使用して作られた赤なた豆茶。ノンカフェインですっきりした味わいに仕上げられているため、多くの人が楽しめます。
赤なた豆に含まれているカナバニン、サポニン、ウレアーゼ、コンカナバニンAなどの成分は、健やかな生活をサポートします。とくに、花粉が多い時季のムズムズした不快感などが気になっている人にぴったりのお茶です。
4つの原料をブレンドしたオーガニックティ―
厳選された国産なた豆、菊芋、六条麦茶、玄米をブレンドしたなた豆茶。カフェインが入っていないため、就寝前でも飲むことができます。
心や体の滞りをなた豆の力でサポートする新感覚のオーガニックティーです。アイスでもホットでも、1年中おいしく飲めるなた豆茶です。体にうれしいなた豆茶を探している方は一度試してみましょう。
ほうじ茶仕立てで芳ばしい香りが豊ななた豆茶
鳥取県大山町で栽培された白なた豆を100%使って作られたなた豆茶。葉や茎、鞘も入れることで、体によい成分たっぷりのお茶に仕上げられています。
殺虫剤や除草剤や化学肥料なども一切使わずに栽培し、品質に考慮されて作られています。ほうじ茶仕立てで作られたなた豆茶は、豆の芳ばしい香りや豊かな味わいで、毎日飽きずに飲めるでしょう。
※Amazonは10包、楽天市場は30包の価格です
はじめてなた豆茶を飲む方にぴったり!
岡山県、兵庫県産の白なた豆を100%使って作られたなた豆茶。豆75%、鞘や茎、葉を25%使用しています。ノンカフェインのため、多くの方が楽しめます。
芳ばしい香りとクセのない味わいのため、飲みやすく仕上げられています。急須や煮出し用として便利なティーバッグタイプなので、なた豆茶を試しに飲んでみたい方でも気軽に味わえるでしょう。
ノンカフェイン、ノンカロリーのなた豆茶
鳥取県産の白なた豆と鞘を100%使って作られたなた豆茶。ノンカフェイン、ノンカロリーのため、就寝前や体重が気になっている方も楽しめます。
100%鳥取県産の白なた豆を使い、なた豆専用の焙煎機で製造。パッケージは、開封後も保存しやすいチャックつきで、ティーバッグは6個ずつ小分けされた袋に入っているため、お茶の鮮度が保ちやすくなっています。
遠赤外線で焙煎された飲みやすいなた豆茶
兵庫県産のなた豆100%を使って作られたなた豆茶。遠赤外線で焙煎されたお茶は、風味豊かでマイルドな味わいに仕上げられているため、幅広い年齢層の方が楽しめるでしょう。
ホットでも冷茶でもおいしいなた豆茶を作れるため、1年中飲めます。ティーバッグタイプで手軽にいつでも飲めるため、一度試してみてはいかがでしょうか。
7種類をブレンドした飲みやすいなた豆麦茶
山本漢方製薬の「なた豆麦茶」は、なた豆と黒豆、大麦、ハブ茶、玄米、どくだみ、カンゾウの7種類をバランスよくブレンド。からだにやさしいノンカフェインで、マイルドな風味が特徴。口の中をさっぱりさせたいときなどにおすすめです。
煮出し、冷水出しのほか急須で淹れることもできるので、一年中、気軽になた豆が楽しめます。
※Amazonは2個セット、楽天は3個セットです
すっきりとした味わいのこだわりのなた豆茶
岡山県産の白なた豆を100%使用して作られたなた豆茶。ノンカフェインで、香料や保存料なども無添加です。
こだわりの焙煎技術と、うま味や栄養素を上手に抽出するために、茶葉が自由に広がるテトラ型ティーバッグを採用しています。それによって、クセがなくすっきりとした味わいと芳ばしい香りが特徴のなた豆茶を味わえます。
※Amazonは25包、楽天市場・Yahoo!ショッピングは30包の価格です。
たっぷり50包入ったお得パック
赤なた豆の完熟種子を焙煎してつくられたお茶です。なたの配合比率は100%で、余分なものは一切入っていません。
ビタミンやミネラルなどが豊富ななたの効能を、そのまま体に取り込むことができます。1袋に50包入っているので、長持ちするのもおすすめポイントです。
ティーバッグなので手軽に飲める
白なた豆をまるごと焙煎してつくられたお茶です。ティーバッグタイプなので、手軽になた豆茶を楽しめます。
やかんなどで煮出した後、そのまま飲んでもよし、冷蔵庫で冷やして飲んでもよし。市販のほうじ茶や緑茶、ウーロン茶、麦茶、玄米茶などお好みのお茶と合わせて煮出すと、よりおいしくなりますよ。
「なた豆茶」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする なた豆茶の売れ筋をチェック
Amazonでのなた豆茶の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
なた豆茶を飲んで爽快な毎日を送ろう なた豆の具体的な効果は?
なた豆に含まれているカナバニン、ウレアーゼ、コンカナバリンAという3つの成分をご紹介します。
【カナバニン】ムズムズ、イガイガがすっきり
アミノ酸の一種であるカナバニン。血行を促進したり、体内の膿を排出したり炎症を抑える働きがあると言われており、ムズムズした詰まり感やイガイガした不快感の解消に役立ちます。
【ウレアーゼ】巡りをサポート
ウレアーゼは、尿素をアンモニアと二酸化炭素に加水分解して、体外へ排出する働きをサポートする酵素の一種です。
【コンカナバリンA】元気な体をサポート
糖と結合するたんぱく質のレクチンのひとつであるコンカナバリンAは、なた豆だけに含まれている成分です。コンカナバリンAは元気な体をサポートします。
お口の中もすっきり
年齢を重ねていくと、気になるのが口のなかの悩み。カナバニンとコンカナバリンAの成分で、口の中の不快感がすっきりすると言われています。息がすっきりすると、爽やかな日々が送れますね。ちなみに、なた豆の成分を入れた歯磨き粉なども販売されています。
なた豆茶の効能や副作用 いっぱい飲んでも大丈夫?
なた豆茶はカナバニン、ウレアーゼ、コンカナバリンAなどの注目の成分が含まれているので、美容と健康維持をしたい方に注目されています。
なた豆は昔から漢方に用いられているので、伝承的に「効能があるもの」とされています。そのため、さまざまな病気予防や症状の改善に役立つと期待しがちですが、あくまで食品であって医薬品ではありません。摂取する際はその点にご注意を!
なお、気になる副作用ですが、なた豆の摂取量が多くなると、アレルギーによる蕁麻疹、むくみなどがでる可能性も。ただヒトでの安全性や有効性についての十分なデータはありません。なた豆茶を飲んで体調がよくないと感じたら飲むのをやめましょう。
※飲み方、ふだん服用している薬との飲み合わせが心配な方はかかりつけの医師に相談してください。
その他のおすすめ健康茶をチェック
お気に入りのなた豆茶を見つけよう!
この記事では、なた豆茶選びのポイントやおすすめの商品を紹介しました。なた豆には体にうれしいといわれている成分が含まれているため、体調に気を使っている人にはぴったりのお茶ですね。
ただ、なた豆の栄養素やなた豆茶の体への効能効果はわからないこともまだ多いです。ノンカフェインのお茶ですが、妊娠中の方や授乳中のママ、持病のある方は飲む前にかかりつけのお医者さんに相談すると安心です。
なた豆茶を購入する際は、原産地や成分、配合比率などに注目して選んでくださいね。自分の好みに合ったなた豆茶を見つけて、健やかな毎日を送りましょう。
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