「レーキ」のおすすめ商品の比較一覧表
レーキとは レーキとトンボの違いは?
レーキは土壌をならすための道具全般のことをさします。柄の先に爪が取り付けられており、熊手や手把(しゅは)もレーキの一種といえます。除草や砂利をならす用途で使います。
トンボは爪のないタイプで、土をならしたり、グラウンドの整備をしたりするものになります。
レーキの選び方 種類、形状、素材、収納のしやすさなど
ガーデニング研究家のはたあきひろさんにレーキを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。レーキそのものを知らないという初心者の方、初めて挑戦するという方にも、わかりやすく解説いただきました。
使う場所にあった柄の長さと形状を選ぶ 芝生や庭園か、庭木の隙間で使うのか
一般的にレーキは落ち葉や刈り芝を集めたり、土をならしたりするときに使います。そのときに用途に合った形状のものを選ぶと、作業が一層スムーズになります。
広い芝生の庭や菜園などで使用する場合は、できる限り幅が広くて爪が多く、柄の長いものを選ぶとよいでしょう。庭木と庭木の隙間などの落ち葉を集める場合は、片手でも持てる柄の短いものが向いています。
また、竹製や樹脂製は爪などが折れやすいので、金属の商品がおすすめです。
素材と重さを考慮して選ぶ 竹製、鉄製、アルミ製、木製、樹脂製
レーキの素材には、竹製、鉄製、アルミ製、木製、樹脂製があります。
アルミ製は軽くて持ち運びには便利ですが、土をならすときなどは軽すぎて、地面上をうわすべりすることもあるので注意が必要です。最初は扱いづらく感じるかもしれませんが、重量のあるレーキの方がスムーズに作業が進むかもしれません。
個々人の好みもありますが、広めの庭や菜園などにおすすめのレーキの素材は、作業性や耐久性を考えると、柄が木製で爪の部分が鉄製になっている商品がおすすめ。
庭木と庭木の隙間の落ち葉を集めるレーキには、耐久性を考えると金属製がおすすめです。
収納のしやすさを考えて選ぶ 物置や倉庫に保管、外に置く場合も
ガーデニングや農作業で使用する道具は、レーキだけではありません。
収納のことまで考えれば、伸縮性のレーキは収納時に便利です。ただ、伸縮性の商品でも安価なものは、使用時に柄がぐらつくこともあるので注意しましょう。
倉庫などの収納場所がなく、屋外に置いておく場合は風雨に晒されるので、錆びることのないアルミ製や樹脂製の商品がよいでしょう。
ただ、樹脂製の商品は紫外線によって劣化しやすいので、可能であれば物置、あるいは日陰の場所に置くようにしてみましょう。
伸縮機能があるレーキを選ぶときはここもポイント 使い方、重量バランス、掃除のしやすさ
芝生のお手入れ、庭の落ち葉掃除、畑のならしなどレーキが活躍する場面はさまざまです。しかし、いつも同じ人が作業をするとは限りません。小柄な人にとって長すぎるレーキは扱いにくく、逆に身長の高い人にとって短いレーキは使いづらいものです。
ここでは重量バランスや伸縮機能のあるレーキのポイントについてさらに紹介します。
使い勝手を考えた重量と素材のバランスに注目する
素材や長さによってレーキの重量は異なります。先端部分がスチールで、長さもあるレーキは、重心が先の方にあるので、取り扱いにはかなりの力とコツが必要です。
半面、柄の部分も先端もアルミ素材だと、全体的に軽量になるうえ、重心が多少手元に近くなるので、力のない人でも扱いやすくなるでしょう。
また、このような問題は伸縮性のレーキならある程度解消できます。
可動部分の掃除のしやすさも確認する
商品のなかには、使いやすい形状に変形可能なレーキもあります。しかし、可動部分に泥などの汚れがはまりこんでしまったり、サビついたりするとスムーズな変形ができなくなってしまうことも。
とくに伸縮タイプなどの仕掛けのあるレーキは、使用後は汚れを取り除き、風雨の当たらない場所に保管する必要があります。
ストレスなく使用するために、掃除やお手入れのしやすさを確認することも大切です。
おすすめのレーキ12選 トンボや熊手に近いタイプも
レーキの選び方のポイントをふまえて、ガーデニング研究家のはたあきひろさんに選んでもらったおすすめ商品と編集部で選んだ商品を紹介します。





道路工事やグラウンドのならし作業用のレーキ
先端が爪型になっているものは、おもに落ち葉や雑草を集めるために使われます。しかし、このレーキの先端は爪型ではなく、木製の水平の板がついており、土を平面にならすために使わうレーキです。
土ならし用とはいえ、砂利や細かな土の摩擦で木製の刃は徐々に削れてしまうので、本製品では頭部は替え刃式になっています。
柄はアルミパイプで、この部分の長さを変えることができます。可変範囲は約60cmで、その間なら無段階に長さを調整することができるので、微妙な使い加減にもしっかりと応えてくれます。
柄のアルミパイプが作業中にすべってしまわないように、筋付きの楕円タイプになっているのも、使いやすさを考えられており、その丁寧さに好感が持てますね。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする レーキの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのレーキの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
レーキは雑草集めだけでなく、整地用にも活躍 ガーデニング研究家からのアドバイス
ガーデニング研究家
レーキは活躍の場面も多い、便利な道具です。落ち葉集めだけなら熊手で十分ですが、レーキは雑草や刈り芝を集めるだけではなく、土を寄せたり、地面を平らにしたりできて便利です。我が家でも大活躍しています。
本来の使用方法ではないのですが、爪の反対側の平らな部分を地面に押し当てると、地面にVの字の溝ができます。このVの字に野菜の種を一列に蒔き、土を被せるという使い方もおすすめです。
【関連記事】そのほかの関連アイテムもチェック
目的に合ったレーキを選ぼう! 大きさ、重さ、爪の形状などに注意して
ガーデニング研究家のはたあきひろさんの取材をもとに、レーキの選び方をおすすめ商品をご紹介しました。はたあきひろさんのアドバイスのように、目的に合った形状や重さのものを選ぶこと、そして収納しやすさなども考慮して、使いやすいレーキを選んでくださいね。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
1967年生。兵庫県西宮市出身。1991年に大手住宅メーカーに入社し、研究所(造園研究室)、マンション事業、本社設計部などを経験。現在は独立し、人と人、人と自然の繋がりを大切にし、毎日丁寧に暮らすことを提案する『庭暮らし研究所』を設立。 奈良市で草屋根の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜をつくり、自給生活を送る。NHK総合テレビ「ぐるっと関西おひるまえ」では、野菜づくり講師として10年間毎月出演。NHK出版WEBサイト「みんなの趣味の園芸」でブログ担当。YouTubeチャンネル「園芸研究家はたさんの野菜づくりチャンネル」を発信。