英英辞典人気おすすめ13選！社会人・大学生・高校生から子ども向けまで

日本語が母国語の日本人は、英語の辞書を購入したいと思ったとき、まず「英和辞典」を思い浮かべるのではないでしょうか。

それもそのはず。「英英辞典」とは、おもに英語が母国語の人が使う国語辞典のこと。英語がわからない人が英英辞典を使うのは、日本語がわからない人が国語辞典を使用するのと同じです。なので、あまり英語がわからない人がいきなり英英辞典を使用すると、かえって時間がかかってしまい効率的ではありません。

一方で、英英辞典はある程度英語文法がわかる人がより英語力を高めるために使用するにはとてもおすすめのツールです。調べたい単語を英語で学べるので、単語の語感や長文、作文の訓練も同時にできてしまいます。

英英辞典にも、初心者向けから上級者向けまでさまざまなものがあります。自分の学習ステージに合わせて選ぶことが大切です。

英英辞典にはネイティブスピーカーが使うためのものだけに限らず、英語を学習している人のために構成されているものもあります。

まずは、何単語収録されているのかをチェックすることが重要です。せっかく英英辞典を買っても、知りたい単語が載っていないのでは使いものになりません。

また、英英辞典は例文が英和辞典よりも充実しており、英語学習にとても役立ちます。英単語の意味を知るだけでなく、ふだんどのようなシーンで使うことができるのか、例文を見て学ぶことが大切です。より会話を重視して学んでいる人は、どんな例文がどのくらい載っているのかを見て選ぶと実用的ですよ。

定義用語彙数とは、英単語の説明文に使われている英単語数のことです。つまり、定義用語彙数が多ければ多いほど難易度が高くなり、少なければ少ないほど難易度が低くなる仕組みになっています。

説明に使われている単語が難しくてまったく理解できないということでは、そのわからない単語を調べるためにまた辞書を引かないといけなくなり効率が悪くなります。そのため、自分のレベルに合った定義用語彙数の辞典を買うのがポイント。ここからは、自分に合った定義用語彙数の目安を紹介します。

「もともと記憶している語彙数が少なく、難しい単語で説明されると理解できない」という初心者レベルの方は、中学校卒業レベルの語彙数2000語のものがおすすめ。

中学校卒業までの英語を勉強している人であれば知っている、一般的な単語の範囲で説明されているので、まずはここから始めてみるとよいでしょう。

定義用語彙数が3000語になると、TOEICテストで使用されている単語が95％程度理解できる語彙力が必要になります。これは、高校卒業レベルの語彙数です。

一般的な単語や表現を理解できてさらにステップアップしたいという方は、3000語レベルの英英辞典にチャレンジするのがおすすめ。さらに会話を意識する人は、例文が充実しているかどうかもチェックして選びましょう。

効果的に学習するためには、英語を学ぶ目的を考えて選ぶことも大切です。たとえば、英検やTOEIC、受験勉強などのテスト対策のために学んでいる人、学校の英語教師や通訳などの英語従事者、ビジネスシーンで必要な人など目的はさまざまだと思います。

ここからは、使用するシチュエーションにあわせてどんなものを選んだらいいかを解説していきます。

英検やTOEIC、受験勉強のために使う英英辞典は、定義用語彙数が少ないものを選ぶのがおすすめです。なぜなら、英単語の説明のなかにわからない単語が多く使われていると、その単語の意味を調べることに時間がかかってしまうため、勉強の効率が下がってしまうから。

たくさんの単語を記憶し語彙数が多いことはテスト対策にとてもいいことですが、勉強自体の効率のことも考えないといけませんよね。テスト対策のためには、リスニングのための発音記号が記載されているものや、単語の使用例がわかる例文がたくさん載っているものもおすすめです。

通訳や英語の先生など英語従事者の方々は、どのような場面でどんな単語が、どんな表現が使われるのか、単語についての豊富な知識が求められます。そのため、選ぶ英英辞典は定義用語彙数が多いものがおすすめ。

同意語だけでなく関連語、反意語まで紹介されているものであれば、ひとつの単語を調べただけで豊富な情報を取り入れることができます。もちろん、どんな場面で使える言葉なのか、類似表現などが例文で載っているものであればさらに効果的です。

ビジネスシーンで使う英語を学んでいる方には、ビジネス文書やメール文書で使える実用的な例文を含んでいるものがおすすめ。もちろん、それに加えて扱われている単語数が多いことも重要です。

インストールすればパソコンでも使えるCD-R付きならさらに実用的ですね。

それでは、英語講師と編集部で選んだおすすめの英英辞典を社会人向け、学生向けの順に紹介していきます。

まずは大人（社会人）向けの英英辞典です。ご紹介する英英辞典の中には、英語従事者やしっかりと勉強したい人にもおすすめの上級者向けのものも含まれていますので、ぜひ自分のレベルに合ったものを選んでみてください。

続いては、子ども向け英英辞典の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。

【1】辞典の種類で選ぶ
【2】収録語数で選ぶ
【3】初心者には学習向けの辞典がおすすめ

上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

大人が英語学習用に使うものとは違い、子ども用の英英辞典にはさまざまな工夫がされたものがあります。そのなかには、イラストやキャラクターが登場したまるで絵本を読んでいるかのようなものから、映像や音楽などを使って楽しみながら学べるものも。

子ども自身はまだ英語に興味を持っていないけど、これからぜひ興味を持ってほしいと思っている方にもおすすめの商品を紹介していきます。

子どもの英語学習は、辞書に書いてある内容よりも、まずは見て楽しそうと思えることが大事。それをきっかけに英語の勉強が楽しくなり興味を持ってくれるようになれば、まずは英語学習の1段階達成です。読みものというより、絵本のようにイラストが多いものがおすすめ。

たとえば、セサミストリートのキャラクターが出てきて楽しく学ぶことができるものや、歌などを歌いながら学習できるようになっているもの、読みもののようにストーリー仕立てになっていて、文字どおりの絵本のように読めるものがあります。

英英辞典に限らず、最近は辞書を買うとCD-Rがついてきて映像や音楽を通して英語が学べるよう、工夫が凝らしてあるものがあります。五感で楽しめるものは、親しみから興味を持ってもらいやすいです。

子どものころに見ていたものは、意外と大人になっても覚えているもの。ぜひ英語学習のスタートに、映像や音楽などの視聴覚教材がついているものを選んでみてはいかがでしょうか。

英英辞典に、どのくらいの単語が収録されているかを見て選ぶことも重要です。少なすぎては勉強にならず、多すぎても子どもには難しく英語が嫌になってしまうかも。

子どもの英語習得状況のレベルに合わせて、どのくらいのボリュームが適切なのかを説明します。

子ども用に構成された英英辞典で扱っている単語数は、大人用の辞典よりも基本的に収録数は少なくなっています。

まだ英語学習をはじめたばかりのお子さんや、英語に興味を持ってもらうきっかけに使うのものでしたら、数百語のものでも充分です。ただし、勉強用の場合は1000語前後のものを用意しましょう。

勉強しはじめのお子さんではなく、少し英語学習に慣れてきたお子さんには、収録語が3000語前後のものを選びましょう。

また、調べたい単語が調べやすい構成になっているものを選ぶことも重要です。見出しの文字が大きくて見分けやすいものや、図解つきで解説がわかりやすいものをおすすめします。

英語による表現力の向上を目指すなら、英英辞典は必須のアイテムです。英英辞典を使えば、英語で英語を考え、発信する能力が身につきます。

英英辞典は、ネイティブスピーカー向けと学習者向けがありますが、はじめて挑戦する方は、学習者向けの辞典を選びましょう。すぐれた1冊を繰り返し使うことで英語力の向上が実感できます。

ここからは、子ども向けのおすすめ英英辞典を紹介します。

なにを目的に使ってほしいのかを考えて、収録語の数や対象年齢、イラストや視聴覚資料がついているかなどのポイントを考慮しながら検討してみてください。

Amazonでの英英辞典の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

最近では、英英辞典のアプリもかなり豊富にそろってきました。アプリのいいところは、重い書物を持ち歩かなくてもいいところです。価格は、無料のものから5,000円ほどするものまで幅広くあります。

アプリによっては音声とあわせて学びやすいものや、マーカーを引く機能などもあり、紙の英英辞典よりも効率よく学べるものもあります。学ぶ目的やスタイルによって、アプリの英英辞典も選択肢にいれることをおすすめします！

英語が英語で説明されている英英辞典は、どちらも母国ではないためハードルが高いように感じるかもしれません。ですが、紹介したように英英辞書には初心者レベルからプロレベルまでさまざまな種類があります。英語を英語のままのニュアンスで解説している英英辞典を活用すれば、あこがれの英語脳を効率的に鍛えることができます。

自分のレベルに合ったものを選ぶことが、大人にとっても子どもにとっても重要です。ここで紹介した選び方とおすすめの辞典を参考に、英語学習を楽しくサポートしてくれる辞書を見つけてくださいね。

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