酸素スプレーはどんなメリットがある? 集中力アップなどの効果も!
登山や運動時には酸素を多く使い、体力を消耗したり疲労がたまったりしやすくなります。運動時だけでなく、日常でも酸欠になるケースもありますよね。酸素を体内に取り入れるメリットは以下のようなことが挙げられます。
【酸素を取り入れるメリット】
・ジョギングや登山など激しいスポーツを行なった際、瞬間的な疲労を軽減
・仕事や勉強中の集中向上をサポート
・呼吸が浅いときなどに、酸素を補給することで深呼吸しやすくなる
「酸素スプレー」は、効率的に酸素を取り入れることができる便利なアイテムです。
酸素スプレーの選び方 使用回数や携帯性などをチェック!
まずは、酸素スプレーの選び方をご紹介します。持ち運びに便利なコンパクトな携帯用や、容量が大きい本格的なものまで種類はさまざま。仕様シーンや頻度に合わせて、ベストな商品を見つけてみましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】酸素の純度が高いものがおすすめ
【2】容量・使用可能回数をチェック
【3】激しいトレーニングには「連続噴射機能付き」
【4】マスクサイズや取り外し可能かチェック
【5】持ち運びにはコンパクトサイズを選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】酸素の純度が高いものがおすすめ
酸素純度とは、一定量に酸素以外のものがどれだけ入っているかが分かります。数値が高ければ高いほど酸素の純度が高く、余分な成分が少ないということになります。一般的な酸素スプレーは90%以上のものがほとんどですが、純度95%の商品もあります。なるべく不純物が少ないものだと安心です。
【2】容量・使用可能回数をチェック
1回2秒の酸素を出すと仮定して、5Lタイプでは、約50回〜60回使用することができます。日常生活などで使用するぶんには、5Lでもじゅうぶんなサイズと考えてよいでしょう。
2倍サイズの10Lタイプでは、約100回~120回の使用が可能。酸素スプレーの使用量が多いかたは購入頻度もおさえられるので、コスパの面でも10Lを選ぶのがよいと考えられます。
【3】激しいトレーニングには「連続噴射機能付き」
激しいスポーツやトレーニング時、息が上がるとパフォーマンス力も下がりがちに。そんなときに酸素を吸入することはファーストエイドとして有効でしょう。
「連続噴射機能」のあるタイプなら、自分で酸素の量を調節でき、一度により多くの酸素を補給できます。1回ずつの噴射では物足りないという人は、連続使用可能かチェックしてみてください。
【4】マスクサイズや取り外し可能かチェック
マスクは自分の鼻と口を覆えるサイズのものがよいでしょう。それにより噴射した酸素を無駄なく取り込むことができます。
また、マスク部分の取り外しができるかの確認も大切です。マスクを使用後に洗浄することができ、使用後は蓋にもなるので衛生的で長く使用できます。カートリッジタイプであれば、なかの酸素がなくなると交換することができるのでエコにもなりますね。
【5】持ち運びにはコンパクトサイズを選ぶ
持ち歩き用で酸素スプレーを探している方には、バッグに入れて持ち運びやすいコンパクトなサイズのものがおすすめです。サイズは小さくても、通常のものと同じだけの酸素を吸引できるので、性能は変わらず使用できます。
ただし、マスク部分が小さいため、少し使いづらいケースがあります。自分の口に合うかどうか確認を忘れないようにしましょう。
酸素スプレーおすすめ10選
ここからは、酸素スプレーのおすすめ商品をご紹介します。登山対応からレジャー、スポーツ、トレーニングなどに使えるタイプや、手のひらサイズの携帯用もピックアップ!

運動後やリフレッシュしたいときの酸素補給に
ジョギングや運動後の酸素補給や、リフレッシュしたいときにおすすめなのがこちら。満タンの状態で2分間の連続噴射が可能です。
マスク部分をプッシュすると酸素が噴射され、押し回すと連続噴射に変更できます。初めてのひとも簡単に操作ができます。

コンパクトで手軽に酸素補給
コンパクトサイズで携帯しやすい酸素スプレーです。仕事の合間や勉強中、車の運転前など手軽に使用できます。連続使用が3分前後可能、呼吸に合わせると10分前後可能。
また、蓋をスプレー口真横に差し込むことで、マスクとして使用できます。コンパクトサイズなので、いつでもどこでも持ち運べて便利です。

ダイヤルでかんたん&酸素残量がひと目でわかる
ダイヤル式で酸素を調節できる酸素吸入器。酸素残量が目に見えるのでカートリッジの交換目安もわかりやすいのがポイント。
ダイヤル全開だと連続8~9分、半分の量に調節にすると約16分酸素が吸入できます。補給量に合わせて使用できます。スポーツで呼吸が乱れたときも長時間吸入できるのでおすすめ。マスクの形状も鼻と口を覆いやすく、無駄なく酸素を取り込めるカートリッジ式です。
息が上がったときのファーストエイドに!
登山や長距離のマラソンなどは、ペース配分をあやまると息が上がってしまうことも。とくに登山の場合、山頂が近づくほど酸素が薄くなるため、より息が上がりやすくなります。
そんなときにさっと取り出して使えるのがこの酸素スプレー。富士登山をイメージして描かれたイラストが特徴的。いざというときのファーストエイドとして携帯しておくと安心でしょう。
99.5%以上の高純度! 集中したいときの救世主
酸素純度99.5%以上の高純度酸素で、勉強や仕事が忙しくて頭が働かないときはサッと吸入すれば集中力回復の手助けになります。スポーツの試合やキツめのトレーニングの後の酸素補給としておすすめです。
約2秒噴射で60回分使えるので、スポーツバッグや鞄にお守り感覚で忍ばせておけば、いざという時に役立つでしょう。
「酸素スプレー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 酸素スプレーの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの酸素スプレーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
酸素スプレーの使い方
ここでは、酸素スプレーの取り扱い方法を簡単にご説明します。
まず、付属の吸入マスクを酸素噴出口に取り付けます。マスクを鼻と口に当て、ボタンを押して酸素を吸い込みます。息があがって呼吸しづらいときは、口から吸いこむといいでしょう。使用後はスプレー缶からマスクを取り外しておきましょう。
酸素スプレーに関するQ&A
酸素スプレーはどこで買える?

実店舗で酸素スプレーを買いたい場合、ドラッグストアやホームセンター、スポーツ・アウトドア専門店などで購入できます。オンラインなら、Amazonや楽天などの通販サイトでも購入が可能です。
酸素スプレーに期限はある?

酸素スプレーの期限は商品によって異なりますが、未使用で3年~5年、使用済みのもので2カ月~半年ほど持ちます。
酸素そのものに使用期限はありませんが、酸素缶の容器が劣化したり、未使用であっても酸素が抜けてしまう可能性があります。ほとんどの商品は缶の底面に記載年月が記載されているので、その期限内に使い切るようにしましょう。
酸素スプレーの保管場所は?

酸素スプレーは直射日光を避け、なるべく涼しい場所で保管しましょう。暖房器具のそばなど温度が40度以上となる所や、火気のある場所には置かないように注意してください。
酸素スプレーはあくまでお守り! 高山病の場合は無理せず下山を!
高山病を発症した時に、山のビギナーには酸素を吸引すれば治るという誤解がありますが、これは酸欠に対する一時的な対処療法に過ぎません。高山病を根本的に治すには、下山するしかないのです。また高山病はスキルアップによって症状が出にくくなり、そうなるには登山経験を重ねるしかありません。酸素スプレーはいざという時のファーストエイドだと思って、携行する方が無難といえます。
そのほかの商品情報はこちら 【関連記事】
無理をしないことが一番
酸素スプレーのおすすめ商品を紹介しました。いざというときにあると心強いアイテムですが、無理をしないことが一番です。持ち運びに便利なサイズや容量を確認し、使用期限や保存方法にも注意して、自分の用途にあったものを購入するようにしましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。