タバコケースを持つメリット 必要性はある?

「シガーケース」や「シガレットケース」ともよばれるタバコケース。必要ないと思っている方も少なくないかもしれませんが、タバコケースを持つメリットは実はいろいろあるんです。
タバコを取り出す姿もスマートに
タバコケースはデザインや素材によって、いろいろなものがあります。自分だけのお気に入りを持てば、タバコケースは立派なおしゃれアイテムです。
お酒を飲むときに、さりげなくタバコケースを取り出す姿はスマートであり、ダンディに見えます。またお気に入りのタバコケースは長く愛用するので、自分自身のトレードマークにもなることでしょう。
こぼれた葉で鞄が汚れるのを防げる
タバコをそのままポケットやバッグに入れて持ち歩くと、タバコの葉で散らかることがあります。タバコの葉で汚れると、匂いが付着して汚れも落とすのも大変。ケースに入れておけば、汚れを防げますよ。
また、タバコは折れたり濡れたりすると吸えなくなりますが、タバコケースに入れておけば安心。タバコを大事に扱えるのが、タバコケースのよさですね。
タバコケースの選び方 プレゼントにもおすすめ!

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喫煙環境コンサルタントの板垣政行さんに、タバコケースの選び方のポイントを教えていただきました。素材やサイズをよくチェックすることが大切です。ぜひタバコケース選びの参考にしてください。ポイントは下記。
【1】収納方法
【2】素材
【3】サイズ
【4】防水性
これらをおさえて、自分にぴったりのアイテムを見つけましょう。一つずつ解説していきます。
【1】タバコの収納方法で選ぶ
タバコケースは収納方法で選ぶのもひとつのポイントです。主に「バラ入れタイプ」と「箱入れタイプ」の2種類があります。
バラ入れタイプ:スマート&コンパクト!
タバコを1本ずつ収納するタイプは、パッケージからタバコを1本ずつ移して収納するタイプ。スリムで薄いものが多く、ポケットに入れてもかさばりません。スマートかつコンパクトにタバコを持ち運びたい方におすすめです。本数を制限したい人は小さめを選びましょう。
箱入れタイプ:パッケージのまま収納!
一方、箱入れタイプはパッケージのまま収納できるので、1本ずつ移し替える手間がありません。サイズは大きめですが、ライターを一緒にしまえるものもあって便利。また、デザインやカラーのバリエーションが豊富なのもポイントです。
ポーチタイプ:手巻きタバコならコレ!
ペーパーやフィルター、シャグ(タバコの葉)などを用意して、自分でタバコを作るなら、ポーチタイプがおすすめです。タバコを巻く際に必要となるローラーなども収納できるタイプもあり便利です。
渋い見た目のタイプから、ポップなものまであるので、自分好みを探してみてください!
【2】素材で選ぶ
タバコケースにはいろいろな素材が使われています。高級感のあるもの、スタイリッシュなものなど、素材によって印象はかなり違うでしょう。主に使用されている3つの素材について解説します。
使いこむほど愛着がわく「革製」
高級な質感を感じさせるのが革製のタバコケースです。革製の特徴は使いこめば使いこむほど、自然な艶が出て味わいが増します。長く使えるので、まるで自分の分身のように愛着がわくのが革製タバコケース。
値段は高めですが、革製品の本場であるイタリア製やハンドメイドのものなど、こだわりを発揮できるのが革製タバコケースの特長です。
丈夫でスタイリッシュな「金属製」
真鍮(しんちゅう)やアルミなど、金属製のタバコケースはハードケースになります。タバコを取り出すときのスタイリッシュなイメージと、メタリックな風合いが特徴です。
金属製は丈夫にできているので、ハードな運動をする人や、旅行や出張が多い人に適しています。タバコが折れないように保護できますし、汚れたときにも洗いやすいのがうれしいポイント。
デザインも豊富なので、お気に入りを選べます。
手にやさしくなじむ「木製」
革製とも金属製とも違う、独特の温もりや暖かさを感じさせるのが木製タバコケース。革製や金属製のように気軽に持ち歩けませんが、アンティークでレトロなデザインを楽しめます。
デスクに置いておくだけでインテリアにもなるのが木製のよさでしょう。誰にも触らせない自分だけの宝箱のような愛着がわきますよ。
「合成皮革製」は、レザーっぽい見た目と機能性を兼備
レザー調のデザインが特徴の合成皮革。本物の革と見間違うほどのPUレザーなどが代表的です。水に強く、雨に濡れてもしみることがないのでシャグを守ってくれますよ。
ただ、本革に比べて劣化しやすいので、1~2年ほどで買い替える必要があります。
水に強く耐久性の高い「シリコン製」
シリコンは、水に強く滑りにくいのが特徴。暑い夏の時期に、紙パッケージのタバコケースをポケットに入れておくとシワシワになってしまうこともありますがそんな心配もありませんよ。もちろん、雨が降っても大丈夫!
一方、ホコリやチリを吸着しやすかったり、長期間使っていると変色したりします。電子タバコの本体に採用されることも多いです。
【3】サイズで選ぶ
タバコは製品によって1本のサイズが異なります。いつも吸っているタバコのサイズに合わせて、タバコケースを選んでください。
レギュラーサイズの箱は縦88×横55×奥行23mmの大きさがポピュラーなので、このサイズを基準にタバコケースを選ぶのがポイントです。
ロングタイプを吸う人は大きめサイズを、複数のサイズをバラで収納したい場合は一番長いタバコを基準に選んでください。
【4】密閉性や防水性の高いものがおすすめ
タバコは水や湿気に弱いもの。雨で濡れてしまったり、手を洗ったりしているときにタバコケースを落としてしまったら大変。できれば密閉性と防水性の高いタバコケースを選びましょう。
ボタンなどの留め具が付いているものや、ステンレスなどの金属製、水に強いPUレザーなどがおすすめです。ケースの画像だけで判断できない場合は、商品説明に「防水対応」と書かれているかチェックしてみてください。
タバコケースのおすすめ14選 ヴィトンやヴィヴィアンなどの高級ブランドも!
ここからは、おしゃれなタバコケースを厳選してご紹介します。素材や収納方法の違うタバコケースを厳選しました。人気の高級ブランドなど、プレゼントにおすすめのものもありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
こちらからすぐチェック!
▼おすすめ4選|おしゃれな見た目の「バラ入れタイプ」
▼おすすめ8選|パッケージのまま収納する「箱入れタイプ」
▼おすすめ2選|手巻きタバコにぴったりな「ポーチタイプ」
▼おすすめ4選|おしゃれな見た目の「バラ入れタイプ」
パッケージからタバコを1本ずつ移して収納するタイプです。薄いものが多く、ポケットに入れておいても膨れにくいですよ。映画に出てくるようなおしゃれな見た目なのも大切なポイント!
アメリカ海兵隊のロゴがクール!
真鍮製のアンティークなゴールド調のタバコケースです。表面にアメリカ海兵隊のロゴデザインが彫刻してあり、アーミーファンには見逃せない貴重なタバコケースでしょう。
作りは頑丈で、ポケットにもコンパクトに収まるサイズ。おとなのおしゃれとして、クールにタバコを楽しみたい人には満足度の高い製品ですね。
メンズにおすすめ! おしゃれなメタリックがクール
スリムサイズのタバコが20本収納できるタバコケースです。アルミ製でメタリックな質感が大人っぽい雰囲気。丈夫で長く使える素材です。
手ごろな値段なので、気軽に使えるものを探している方におすすめ。商品によって対応するタバコサイズが異なるので、購入の際は注意が必要です。

キングサイズのタバコも収まるサイズ
タバコをパッケージのままではなく、バラして収納するタイプのタバコケースです。長さ85ミリのキングサイズのタバコが20本収納できるので、レギュラーサイズも大丈夫です。
ウェーブの形状になっているためタバコを収めやすく、持ち歩いても動かないので葉が散らかりません。シルバーのメタリックなデザインはおしゃれ感もあり、女性にもおすすめ。愛煙家へのプレゼントにも使えるステキなタバコケースです。
シンプルながらノスタルジックな味わい
ストールは1912年創業のドイツのメーカーです。シンプルながら高級感があり、どことなくノスタルジックな味わいを感じさせる逸品です。
キングサイズ(85mm)のタバコなら18本、レギュラーサイズ(70mm)なら24本収納できます。サイズや銘柄の違うタバコを一緒に入れたい人におすすめです。
▼おすすめ8選|パッケージのまま収納する「箱入れタイプ」
タバコを買ってそのまま入れるだけというお手軽なタイプです。大きさによってはライターも一緒に収納できるのでポーチ感覚で使うことができます。
やわらかい質感でカラーも選べる
重さわずか24gのやわらかい合皮製タバコケースです。カラーはシックなブラックからピンクなどの鮮やかな色まで9色展開。
名入れサービスも行なっているので、プレゼントにもぴったりです。メンズ・レディース問わずよろこばれるでしょう。収納できるタバコもソフトからロングサイズまで対応しており、ライターも入れられます。
クロコダイルの型押しがかっこいいタバコケース
イルビゾンテは革製品で人気のイタリアブランドです。こちらは、クロコダイルの型押しレザーがデザインされたタバコケース。開け閉めはフラップ式になっており、出し入れしやすいです。
ブランド品ながらリーズナブルなので、長く愛用できるものを探している人におすすめです。また、プレゼントにも喜ばれるでしょう。
男性も女性も愛用できるイタリアンレザー
イタリアンレザーのソフトタッチのタバコケースで、使い心地にすぐれています。鮮やかな色合いのステッチとジップテープがアクセントになっているおしゃれなデザイン。ユニセックスで愛用できます。
タバコの長さは110mmまで対応しており、20本入りのタバコ1個分が収納できます。革製なのでゆとりがあり、ライターも一緒に入れられますよ。
経年変化を楽しめる本革ならではの魅力
オイルドレザーを使用した重厚感たっぷりのタバコケース。本革の魅力は、なんといっても経年変化を楽しめること。使うごとに手になじんでいき、ツヤ感や革の表情が増していきます。
フラップ式なので、収納するタバコのサイズに合わせて調節が可能です。長く愛用できるものを探している方にはこちらがおすすめです。

革製の独特の風合いが魅力
イタリア製牛革を使ったタバコケース。洗い加工を施しているので、使いこんだような独特の風合いがあります。素材がやわらかいのでタッチ感がとてもソフト。ステッチと馬蹄型をアレンジした素押しがアクセントになっています。
ロングサイズにも対応していて、ライターも一緒に入れられます。チャック式なので開け閉めがしやすく、ファスナーの引き手にもクラシカルなこだわりが。男女問わず使えるおしゃれな革製タバコケースです。
メッシュのデザインが斬新
アルミ製でメッシュデザインが印象的なタバコケースです。20本入りのBOXが収納でき、ソフトパッケージのタバコもそのまま入れられます。
フタの開閉はマグネット式になっているので取り扱いやすく、外観がメッシュなので中身を確認できるのがポイント。アルミ製なのでタバコの折れを防げます。個性的なデザインのタバコケースを探している人におすすめです。
タバコケース以外の用途でも使える
こちらはヴィヴィアンのメタルORBが印象的なタバコケースです。などの電子タバコや、メイクグッズも収納できます。
厚みがしっかりあるので、ちょっとした小物ケースとして持ち歩くのに便利ですね。品のあるデザインで、彼女や女友達へのプレゼントとしてもおすすめの一品です。
ベルトループで腰まわりに装着可能
硬質牛革を使用したレザー製のタバコケースです。天然素材を使って、ハンドメイドで作られた製品。アンティーク調の打ちかけ留めが特徴的で、渋いおとなの味わいがあります。
ベルトループで腰まわりに装着でき、持ち歩きにも便利です。タバコケースをスタイリッシュに携帯したい人にふさわしい逸品です。
▼おすすめ2選|手巻きタバコにぴったりな「ポーチタイプ」
シャグ(タバコの葉)やペーパー、フィルターなどをひとつのケースにまとめて収納できるのがこちら。くるくると巻いて収納するロール式が主流です。
本革の魅力を堪能できる!
シャグや紙巻、フィルター、ライターなどをまとめて収納できる本革のケースです。サイズはS、Mの2種類を展開。Sサイズでも十分入りますが、シャグを多めに持っておきたい、その他の小物も入れたいという方にはMサイズをおすすめします。
使っていくうちに経年変化で味わいが増すので、ぜひ一度手に取ってみてください!
イタリア製のコンパクトタイプ!
中に仕切りやペーパーホルダーが備わり、区分けして収納することができる手巻きタバコ専用ポーチです。二つ折り式でコンパクトに収納できるので、小さいバッグにも入れやすく重宝しますよ。
イタリア製のレザーを使用しており、自分だけの味わい深い色合いに育てていってみてください!
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする タバコケースの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのタバコケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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大事なタバコはケースに入れてクールに持ち歩こう 喫煙環境コンサルタントよりひとこと
マルチライター&コンサルタント
バッグやポケットにタバコを無造作に入れておいて、クシャクシャにしてしまった経験を持つ愛煙家は多いはず。葉っぱのカスがこぼれてポケットを汚してしまうこともありますね。
でも、タバコケースを使えばそんな心配はありません。大事なタバコを守るためにも自分に合ったタバコケースを活用してみましょう。
ここでは至福の喫煙タイムを優雅に、そしてクールに演出できるものをまとめてみました。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
二輪メーカー脱サラ後、スキーや登山・アウトドア専門誌での企画・取材・執筆に加え、文芸出版社での文庫本解説・漫画評論などを手掛けてきたマルチライター。 同時に空気環境及び防災セキュリティ関連など硬めな領域でのコンサルタントでもあり、特に受動喫煙防止対策の測定コンサルとしては日本で唯一無二。 阪神淡路大震災ののち防災士・メンタルケアカウンセラー等の資格を取得、趣味は剣道・空手といった武道系と鉄道旅行。