設置場所に合わせた灰皿の種類
灰皿にはさまざまな種類があるため、どのようなシーンや置き場所で使うか、臭わないかなどでを考えて選ぶ必要があります。大きく分けると、室内、外、車のなかの3つです。灰皿のメーカーも、それぞれのシーンで使いやすい商品を開発して販売しています。
灰皿を選ぶときは、まずタバコを吸う場所を考えて、設置場所に適した商品を選ぶようにしてください。
▼卓上灰皿:机の上にサッと置ける
一般的に灰皿といえば卓上灰皿です。おもに室内におく灰皿で、リビングのテーブルや書斎のデスク、トイレのなかに置くこともあるでしょう。
卓上灰皿は種類が豊富なので、置く場所によってサイズを選べます。つねに室内においたままにするので、デザイン的に部屋にマッチしたものがおすすめ。
火が消しやすく洗いやすいなど、機能面でも使いやすい商品が卓上灰皿に用意されています。
▼スタンド式灰皿:屋外の喫煙スペースにピッタリ
家の外でタバコを吸うときに便利なのが、スタンド式灰皿。外だからといって吸い殻のポイ捨ては厳禁です。散らかるだけでなく、火事の原因にもなりかねないからです。
庭先やベランダで一服を楽しむ人もいるでしょう。そのような場合は、庭やベランダにあってもおしゃれ感のあるスタンド式灰皿が適しています。
仕事場などで従業員たちが休憩するシーンでは、大容量のスタンド式灰皿が必要です。
▼車載灰皿:車内に収まるコンパクトタイプ
車用灰皿には灰皿機能がついていますが、容量が小さくて使いづらいものが多いです。
そのため、さまざまなメーカーがカー用品として、車内にあっても違和感がないデザインのもの、携帯性のあるもの、運転しながらでも吸い殻が捨てやすいもの、車内に立ちこめる煙やニオイを防ぐものなどを発売しています。
自分が車内で吸うタバコの本数や捨てる頻度なども考慮し、社債灰皿を選びましょう。
灰皿の選び方
それでは、灰皿の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】素材
【2】タバコの捨てやすさ・洗いやすさ
【3】フタ付きかどうか
【4】デザイン
【5】火の消しやすさ
【6】容量
上記の6つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】素材をチェック
●ガラス製:頑丈でおしゃれなタイプ
ガラス製は固く頑丈で、熱に強い性質があります。また、シンプルで透明なため、高級感のある印象ももたれます。そのため、小物としておしゃれに演出できます。掃除もしやすく、そのまま水で洗うこともできますので、お手入れも簡単です。
●ステンレス製:錆びにくく、丈夫なタイプ
ステンレス製は、サビに強く、また、落としても割れないというメリットがあります。ガラス製は落としてしまうと割れて危険な場合がありますが、ステンレス製の場合はその心配はありません。こちらもシンプルな見た目で、どちらかというとスタイリッシュな印象を持たれます。とても使い勝手のいい素材です。
●陶器製:レトロなデザインが魅力
陶器製は、レトロでクラシックな印象を持たれる素材。また、重量もあるため、置いておく安心感があります。インテリアとしても活躍するイメージが強い素材でしょう。
【2】タバコの捨てやすさ・洗いやすさをチェック
タバコは吸った部分から灰になります。床を汚さないコツは、吸いながら灰を上手く灰皿に落とすこと。そのためには灰を落としやすい灰皿が必要です。
また、タバコの灰がこびりついてなかなか落ちなかったり、風で灰が舞ってしまい、余計な掃除が発生する場合があるので、灰皿はつねにきれいにしておきましょう。なお、こまめに吸い殻を捨てないと、タバコのニオイが部屋にこもってしまいます。
灰皿を選ぶときには、灰が落としやすい、吸い殻が捨てやすい、洗いやすいの3つのやすいが揃っているかチェックしてみてください。
【3】フタ付きかどうかチェック
タバコを吸う人にとって、灰皿に捨てられたタバコのニオイは気にならないかもしれません。しかし、タバコを吸わない家族や同居人にとっては迷惑でしょう。
タバコを楽しむためにはマナーを守らなくてはいけませんが、吸い殻を捨てる灰皿にも気づかいが必要です。その点、蓋付き灰皿なら、部屋の中に充満するニオイを防ぐことができます。
完全密閉タイプもあるので、灰皿を選ぶときには、ニオイのことも考えてふたつきを選ぶことも大切です。
【4】デザインをチェック
灰皿はいつも室内に置かれているアイテムのひとつですが、いかにも灰皿! な見た目よりはお部屋の雰囲気に合ったおしゃれな灰皿だと、お部屋の雰囲気作りにも役立ちます。
有名ブランドだとバカラ、ヤマギワ、ブルガリ、ヴェルサーチ、エルメスなどが人気でおしゃれな灰皿と言われているので、プレゼントしたら喜ばれること間違いなしです。
値段が高い=おしゃれではありませんが、気に入ったデザインを選んだほうが喫煙ライフが楽しくなりますよ。
【5】火の消しやすさをチェック
灰皿をおく目的は吸い殻を捨てるためですが、重要なのは火を消すことです。しっかり消さないと、いつまでも煙がくすぶって部屋中にニオイが立ちこめます。
また、火種が残っていると、火事の原因にもなり得るので危険です。灰皿を選ぶときは、まず火が消しやすいかどうかをチェックしてください。これが、灰皿選びで一番重要なポイントです。
【6】容量をチェック
大は小を兼ねるといいますが、ヘビースモーカーは容量の大きい灰皿が必要です。それほどヘビーな吸い方をしない人でも大容量タイプを選んでおけば、ひんぱんに吸い殻を捨てる必要がありません。
ちなみに、ヘビースモーカーが容量の小さい灰皿を使うと、吸い殻がこぼれて床に落ちたり、火種がほかの吸い殻に燃え移ったりする危険があります。
ただし、大容量タイプの場合、吸い殻を捨てる頻度は低いので、いくらふたがあってもニオイは漏れてしまいます。こまめに捨てることを意識し、タバコを吸わない人を不快な気分にさせないように気をつけましょう。
エキスパートのアドバイス
マルチライター&コンサルタント
機能と雰囲気で喫煙タイムをグレードアップ
私は業務として年間数十か所、全国で喫煙環境の調査をしています。タバコを吸うという行為は昨今なにかと不評ですが、きれいに整備された喫煙所は愛煙家にとってのオアシス。
これは仕事場でも家庭でも変わりはありませんよね。そして、その中心にあるのが灰皿です。「吸い殻を入れられればいいや」ではなく、機能や雰囲気にもこだわって選んでみましょう。休息時間の過ごしかたが少し変わるかもしれません。
灰皿のおすすめ商品
それでは、おすすめの灰皿をご紹介いたします。
▼おすすめ10選|卓上タイプ
▼おすすめ4選|スタンドタイプ
▼おすすめ4選|車載タイプ
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ商品の比較一覧表
▼おすすめ10選|卓上タイプ
さまざまな灰皿のなかから、室内で使用する卓上タイプの灰皿をご紹介します。一般的に使用される卓上タイプの灰皿は種類もデザインも豊富で、便利な機能つきの商品も多いです。選ぶときに一番迷うのが卓上タイプでしょう。
WINDMILL(ウィンドミル)『ハニカムキューブ』

出典:Amazon
Aolfay『灰皿 ふた付き ステンレス コンパクト』














出典:Amazon
ペンギンライター『ノンレット灰皿スクエア ブラック』




出典:楽天市場
渡辺金属工業『木樽灰皿 HiHi 035』

出典:Amazon
Baccarat(バカラ)『キャディックス アッシュトレイ(1712425)』








出典:Amazon
愛龍社『レトロドーム灰皿(AR-894)』








出典:Amazon
富士商『NEWスモークシャット F0800』










出典:Amazon
くば笠屋『琉球ガラス 海蛍灰皿』










出典:Amazon
KAKETE『灰皿 ふた付き』














出典:Amazon
FUPUONE『ふた付き灰皿 ステンレス製』










出典:Amazon
▼おすすめ4選|スタンドタイプ
最近は室内ではなくベランダや庭先でタバコを楽しむ傾向が増えています。そのようなシーンで便利なのが、スタンドタイプの灰皿です。
卓上灰皿に比べると種類は少ないですが、個性的なデザインの商品がそろっていますよ。

MERCURY(マーキュリー)『スタンドアシュトレイ』

出典:Amazon
ペンギンライター『クロームラインII』

出典:Amazon
渡辺金属工業『スタンド灰皿 HKD500』

出典:Amazon
山崎産業『スモーキング YS-310』






出典:Amazon
▼おすすめ4選|車載タイプ
続いては、車載用の灰皿です。ドライブしながらの一服は格別ですが、灰皿もお気に入りのものを設置したいですね。車についている灰皿ではなく、自分好みの車載灰皿をおけば、車内の雰囲気もアップしますよ。
PHOENIX『車 灰皿 LED 蓋付き』






出典:楽天市場
SEIWA(セイワ)『ラクすて ソーラーアッシュ(W837)』














出典:Amazon
星光産業『フラットソーラーアッシュ(ED-139)』














出典:Amazon
NAPOLEX(ナポレックス)『フレキアッシュ Fizz-883』








出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 灰皿の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの灰皿の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
タバコはマナーを守って心地よく楽しみたいものです。そのために灰皿は欠かすことができません。20種類の商品を紹介しましたが、機能的にすぐれているもの、インテリアになるようなすてきなデザインのものなど個性的な灰皿ばかりです。
室内だけでなく、庭先やベランダなどの屋外や車のなかに置く車載タイプのものなど、喫煙するシーンによっても灰皿を選ぶことができます。気持ちよく喫煙するためにも、お気に入りの灰皿を選ぶときの参考になれば幸いです。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
二輪メーカー脱サラ後、スキーや登山・アウトドア専門誌での企画・取材・執筆に加え、文芸出版社での文庫本解説・漫画評論などを手掛けてきたマルチライター。 同時に空気環境及び防災セキュリティ関連など硬めな領域でのコンサルタントでもあり、特に受動喫煙防止対策の測定コンサルとしては日本で唯一無二。 阪神淡路大震災ののち防災士・メンタルケアカウンセラー等の資格を取得、趣味は剣道・空手といった武道系と鉄道旅行。