フットヒーターおすすめ4選|オフィスや自宅で・パネルタイプやブーツタイプも

日本製 あったかマルチヒーター イエロー SB-MH801
出典:Amazon

「エアコンで暖房をつけても足だけがなかなか温まらない」、「足だけがとにかく冷えて仕方がない」、そんなときに使いたいのがフットヒーター。

勉強や仕事をするときに、熱で頭がぼーっとしないように足だけを温めるのにも便利です。オフィスで使いやすいタイプもあるので、冷え性の方冷え性の方におすすめの商品です。

本記事では、足元を温めてくれるフットヒーターの選び方、おすすめ商品をご紹介。通販サイトにおける最新人気ランキングのリンクもあるので、売れ筋や口コミも参考にしてください。


目次

この記事を担当するエキスパート

プロの家電販売員 兼 家電・ITライター
たろっさ

家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの現役家電販売員。 学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。 個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテスト等で表彰された経験を持っています。 家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物全てに精通しています。家電で分からないことはありません。 現在は家電ライターの業務も通して「全ての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力しています。

マイナビおすすめナビ編集部

担当:家電・AV機器、PC・スマホ・カメラ
加藤 佑一

「家電・AV機器」「PC・スマホ・カメラ」カテゴリーを担当する30代編集者。炊飯器を調べたのがきっかけで、家電やガジェット周りに興味が広がる。日々、ネット・雑誌から新商品をチェックするため、欲しい家電が増えすぎてしまう。現在はドラム式洗濯機購入のため貯金中。

◆本記事の公開は、2020年03月24日です。記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆価格、送料、納期やその他の詳細については、商品のサイズや色等によって異なる場合があります。◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆広告は「PR」と表記し明確に区別しています。

フットヒーターとは

 

フットヒーターとは、足元の温め専用に作られた暖房器具のこと。

足を入れて使うブーツ型、足を上に置くシート型、足の周囲を覆うパネル型など、形も種類もさまざま。多様なメーカ各社から、数多くの商品が発売されており、ポイントで使用できるため、とても使い勝手の良いアイテムです。

フットヒーターの選び方

それでは、フットヒーターの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。

【1】機能や形状
【2】発熱体
【3】電源コードの長さ
【4】安全機能


上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】機能や形状をチェック

まずは、フットヒーターをどのようなシーンで使いたいのかを決めましょう。自宅でリラックスする際に使うのか、オフィスでのお仕事中なのか条件によって、選ぶアイテムが変わってきます。

オフィスで使用しやすいのは、持ち運びや収納に便利なコンパクトなサイズのもの。足元を温めるだけではなく、ちょっとした暖房器具として使える2WAYタイプもあります。足湯のように、体の芯から温まる遠赤外線効果をセレクトすることも選択肢のひとつです。

自宅用の場合は、自分ひとりで使うのか、家族みんなで使うのかなどを考慮してぴったりのアイテムを見つけましょう。

【2】発熱体をチェック

 

フットヒーターを購入する際、さまざまな商品があるため、どの商品が自分に合った使いやすいものなのかを見極めるのが難しいと思います。そこで、まずは「発熱体」と「電気代の目安」を検討してみましょう。

石英管タイプ

耐熱性のある「石英管」と言われるガラスを使っており、ガラスの内側には渦巻状に固定された電熱線が固定され、この部分に、電気が通ることで発熱してくれます。

構造が比較的かんたん、低コストで作成できるものの、衝撃にとても弱く、間違えてコードに足を引っ掛け倒しただけで、故障になる可能性があり、使う際には細心の注意をしなければいけません。

ハロゲンタイプ

ハロゲンヒーターなどにも使用されていて、石英管タイプと似た構造をしていますが、ガラス内にハロゲンガスが注入されている点が、異なります。

スイッチを入れるとすぐに暖めることが可能で、高温なのがポイント。反面、商品電力が高くなる、あまり寿命が長くないなどの理由から、現在は主流ではありません。また、お子さんがいる家庭では、火傷などに気をつける必要があり、その場合には、あまりお勧めできるタイプではありません。

マイカタイプ

薄いパネル状素材のマイカを使用した暖房タイプの特徴は、即暖性にすぐれていること、面状なので温まり方が均一であることが挙げられます。

また、コンパクトなサイズの商品が多く、持ち運びやすい点も自宅やオフィスで移動しながら使う場合に、うれしいポイントです。

シリコーンゴムタイプ

シリコーンゴムを発熱体に使用し、耐熱性にすぐれたこちらのタイプは、柔軟性とさまざまな形状の発熱体に対応できるのが特徴。なお、シリコンゴムは均一に温めるパネル状工業用に利用されることが多いコード状の2つに分類されます。一般用にはほぼ使われることがないので、選択肢が少ない点は悩みどころです。

【3】電源コードの長さをチェック

 

買った後で後悔することとして案外盲点となるのが、電源コードの長さです。オフィスやデスクまわりならそれほど長い必要はありませんが、メーカーや商品によって、電源コードの長さは1m~3m程度のものまで、幅広い長さの電源コードがあります。使いたい場所の近くでコンセントがさせるなら、1.5mあれば問題ないでしょう。

ですが、近くにコンセントがない場合もあるので、そのような場合は3mぐらいあると安心です。なので、事前に設置したい場所からコンセントまでの距離をチェックしておきましょう。

【4】安全機能をチェック

熱を発するものなので、つけっぱなしで放置したり転倒したりすると危険です。故障などが原因で火事になってしまったり、つけっぱなしで低温火傷になってしまったりというリスクを回避するためにも、安全装置が完備されているものを選びましょう。

とくに設定しなくてもタイマーで自動に電源がオフになる機能や、万が一故障して高温になりすぎるのを防ぐヒューズ機能など、フットヒーターにどんな安全装置が付いているのかを購入前にしっかりと確認しましょう。

サーモスタット機能

 

あらかじめ設定した温度よりも高くならないように、自動的に電源のオンとオフを行ってくれるのが、サーモスタット機能です。温度調節が可能な暖房器具のほとんどに搭載され、好みの温度を設定しておくと、その温度を保ってくれるため、自分でオンやオフにする必要がない、便利な機能です。

また、設定した温度よりも高くなることが基本的にないので、ついうたた寝をしてしまい、火事に……を防いでくれるので、安心です。

ヒューズ機能

 

設定していた以上に温度が高くなってしまった場合、サーモスタット機能が作動してくれますが、万が一、不具合が発生し、サーモスタット機能が上手く作動しなくなった際、最後の砦になるのが、ヒューズ機能になります。

ヒューズ本体の一部は加熱されすぎると溶けてしまい、強制的に電気が通れなくなるため、1商品1回限りしか作動しません。また、ヒューズ機能が作動した後の商品は電源が入らなくなります。サーモスタット機能同様、ほぼすべての暖房器具に搭載されています。

エキスパートのアドバイス

プロの家電販売員 兼 家電・ITライター:たろっさ

プロの家電販売員 兼 家電・ITライター

使うシーンや環境をイメージしよう

どのようなシーンでの使用を想定するかが一番重要になってきます。フットヒーターとひと口に言ってもさまざまな形状があり、どこで使うか、なにをメインに考えるかでおすすめできるものは変わります。

自宅である程度リラックスできる状態で使用するなら、足を入れるブーツ型、勉強中や仕事中などで、デスクに向かっているときに使用したいならシートタイプ、ひとりだけでなく数人で使用するならある程度大きなパネル型など、さまざまな種類から一番適しているものを選びましょう。

また、消し忘れ防止の自動電源OFFや転倒時OFF機能などの安全性も配慮されているかどうか、も大事になってきます。

おすすめ商品の比較一覧表

画像
Alinco(アルインコ)『ヒーターブーツ(MCB006)』
Panasonic(パナソニック)『デスクヒーター(DC-PKD4)』
Fujika(フジカ)『スマーティ レッグホット(LH-2型)』
椙山紡織『ホットマルチヒーター(SB-MH801)』
商品名 Alinco(アルインコ)『ヒーターブーツ(MCB006)』 Panasonic(パナソニック)『デスクヒーター(DC-PKD4)』 Fujika(フジカ)『スマーティ レッグホット(LH-2型)』 椙山紡織『ホットマルチヒーター(SB-MH801)』
商品情報
特徴 ふわふわブーツ型にヒーター機能がついて温かい 家電販売員一押しの商品 座る・寝るのどちらでもふくらはぎまで温める 座布団にもつかえるコンパクトなマルチヒーター
サイズ 幅27×奥行28×高さ18cm (約)幅45×奥行30×高さ48cm (約)幅43×奥行38×高さ47cm ヒーター:幅38x奥行38cm、カバー:幅42x奥行42cm
コード長 1.8m 電源側約1.9m+本体側約0.6m
消費電力 9.5W 165W 186W 強:約12W、中:約7W、弱:約2W(1時間あたり)
安全装置 電源オートOFF 温度制御(サーモスタット) 二重安全装置(主電源、ヒーター) 切り忘れ防止タイマー
電気代 約4円/月(1日30分使用) 約4.5円/1時間 約5円/1時間 強:約0.3円、中:約0.2円、弱:約0.1円(1時間あたり)
商品リンク

※各社通販サイトの 2022年7月3日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2022年7月3日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2022年7月3日時点 での税込価格

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フットヒーターおすすめ4選

さまざまなシーンに合わせて選べるフットヒーターをセレクトしました。自宅のリラックスタイムに使うのか、オフィスや勉強などのデスクワークで使うのか、それぞれの用途にぴったりのアイテムを見つけてみましょう。

エキスパートのおすすめ

Alinco(アルインコ)『ヒーターブーツ(MCB006)』

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ふわふわブーツ型にヒーター機能がついて温かい

両足をすっぽりと包み込むブーツ型。足底部分にヒーター機能が付いていて、足元全体を包み込んで温めてくれます。ACアダプターを入れても500g以下と軽量なので、どこにでも持ち運びがらくらく

コンセントを繋いでスイッチを入れるだけで、ヒーターの熱でブーツ内がじんわりと温まります。温度調節は2段階で可能になっており、電源オートOFF機能を搭載しているので、切り忘れても安心。内側のカバーは取り外して洗濯ができ、清潔に使うことができます。

エキスパートのおすすめ

Panasonic(パナソニック)『デスクヒーター(DC-PKD4)』

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家電販売員一押しの商品

屏風のような形をしたパナソニックのマルチヒーターです。足元をすっぽりと包んで使用をすることができるため、前面や足裏だけでなく足元全体を暖めることが可能です。

椅子だけでなく座敷に座っている場合も背中に置いて身体を暖めたり、トイレのパネルヒーターとして使用したりなど、工夫次第でさまざまな使用ができます。足元全体をしっかり暖めたい方におすすめな製品です。

Fujika(フジカ)『スマーティ レッグホット(LH-2型)』

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座る・寝るのどちらでもふくらはぎまで温める

炭の遠赤外線で、足先からふくらはぎまでを効率的に温熱。お湯や水を使わないので、横にした状態での使用も可能です。座った状態でも寝転んだ状態でも使えるのがうれしいですよね。

膝やふくらはぎに当たる部分にはクッションパッド付で、ラクな体勢で全身までぽかぽかと温まるひとときを楽しめます。出力制御は1~9段階あり、分かりやすいデジタル制御方式でより正確な出力調整が可能。冷え方に応じて選べます。

椙山紡織『ホットマルチヒーター(SB-MH801)』

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座布団にもつかえるコンパクトなマルチヒーター

両足を入れられる切り込みの付いたクッションタイプ。足を入れて温めることはもちろん、座布団や湯たんぽなどとしてもマルチに使えます。カバー部分は丸洗いできるので、メンテナンスもカンタンです。

軽量でコンパクトなので、オフィスのデスクワーク中や、リビングや寝室で過ごすリラックスタイムなどで兼用できます。消費電力が少なく、省エネ設計です。

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする フットヒーターの売れ筋をチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのフットヒーターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

Amazon:電気足温器ランキング
楽天市場:足温器・フットヒーターランキング
Yahoo!ショッピング:フットヒーターランキング

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

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用途にフィットする商品を選ぼう

本記事では、フットヒーターの選び方、そしておすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?

紹介したフットヒーターは、さまざまな用途にフィットするように幅広いバリエーションのものをピックアップしています。この機会に、自分のライフスタイルに合ったフットヒーターを見つけて、寒い冬でもぽかぽかと温かい足元を満喫しましょう。

◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。

企画/制作/編集:マイナビおすすめナビ編集部