クラシック音楽向けスピーカーの選び方
それでは、クラシック音楽向けスピーカーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】音量の幅を表すダイナミックレンジが広いものを選ぶ
【2】左右のバランスが絶妙な定位のよいものを選ぶ
【3】再生周波数帯域に注目! 音域のバランスで選ぶ
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】音量の幅を表すダイナミックレンジが広いものを選ぶ
「ダイナミックレンジ」とは、小さい音から大きい音まで再現できる幅のことです。この幅が大きいほど音の強弱も幅広くなり、より迫力ある音が再生可能。クラシックスピーカーのダイナミックレンジは120dbほどがよいとされています。
【2】左右のバランスが絶妙な定位のよいものを選ぶ
スピーカーは左部分のLと右部分のR、それぞれに音が振り分けられています。オーディオにおける「定位」とは、どの音がどちらから聴こえてくるかを表現した言葉。実際に音を聞いてみなければ確かめられないものの、定位のよいスピーカーは臨場感があるサウンドを実現します。
【3】再生周波数帯域に注目! 音域のバランスで選ぶ
同時にたくさんの楽器が演奏されるクラシック音楽をスピーカーで聴くには、低・中・高音域のバランスが重要になってきます。このバランスを見極めるための指標が、「再生周波数帯域」という項目。単位は左がHz(低音)、右がkHz(高音)となり、それぞれ40Hz、30kHzが目安となります。
▼エキスパートのアドバイス
私の選ぶポイントはこの3つ!
1)全体予算
これから音響(スピーカー)にこだわる方は、アンプ・プレーヤーも視野に自分好みの音響を構築していきたいですね。そこで大切になってくるのが全体予算と比率。予算を決めてから組み合わせはじめると、予算がとびぬける心配がありませんよ!
2)メーカー
各メーカーによって音色が全然違ってきます。できるだけ多くのメーカーを聴き「好みのメーカー」を見つけていくのもひとつの選び方! メーカーを軸にアップグレードやダウンサイズなどを行なっていけばよりお気に入りに歩み寄れるかも!
3)耳障り・インテリア
大まかに言うと「サイズが大きいと、音域も広くカバー」する一品となりますが、最後の最後は「好みの耳障り」。スピーカーは長く長く家にいてくれる一品。予算・サイズをクリアした先は耳障り・インテリアと自分の感性に合ったものを選ぶと購入後の納得感が違ってきますよ!
クラシック音楽におすすめのスピーカー5選
性能・デザインともにこだわったクラシック音楽向けのスピーカーをご紹介します!
ウォールナットの木目デザインにも注目
圧倒的なレンジの広さが自慢のトールボーイ型3ウェイ4スピーカー。低音の広がりも厚みがあり、非常に重厚感のあるサウンドが響き渡ります。ウォールナット仕上げによる高級感のあるデザインも魅力的。音質・インテリア性ともに満足できる商品と言えるでしょう。長時間視聴していても、疲れを感じることがなさそうです。
上質サウンドながら小さめサイズで省スペース
独自のUni-QドライバーアレイとCFDポートを駆動部に搭載。それにより楽器の音がより「生」に感じられ、部屋全体に均一に広がります。小ぶりなサイズ感で省スペースなのも特徴のひとつ。本格的なサウンドを聴きたいけれど、大規模なオーディオシステムを構成するのは難しいという人にもおすすめです。どこにいても違和感なしに音を聴くことができるでしょう。
クリアで高密度なサウンド! JBL中最も低コスト
JBLで最も低価格で手に入るのがこの『STAGE A120』。高域の25mm径ツイーターと低域の114mm径ウーファーにより、クリアで高密度なサウンドを楽しめます。
JBLのスピーカーが2万円台というだけあって、高コスパとネット上での評価も高い上品な木製箱型デザインのブックシェルフ型スピーカーです。
技術・デザインともに洗練された重厚感
新開発のスピーカーユニット、新クロスオーバーネットワークの変更など、従来品に最新技術を施したスピーカー。キャビネットはユニットの性能を補完するために設計され、バランスよくナチュラルなサウンドを実現します。高級感に満ちた木目調のデザインも魅力的。シンプルな見た目ながらハイパワーなブックシェルフスピーカーです。
音声や楽器の音を限りなく忠実に再現
『707S2 2』は、本棚やスタンドを使って使用することを想定して設計されているため、小さめの部屋で使用するのが適したスピーカーです。
このシリーズのために設計された「カーボン・ドーム・トゥイーター」は、細部の音までより正確に、そして「コンティニュアム・コーン・ミッドレンジドライバー」は、楽器の音を限りなく高精度に再現することにこだわっています。
おすすめ商品の比較一覧表
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まとめ|スピーカーのバランス・再生周波数帯域に注目しよう
本記事では、クラシック音楽におすすめのスピーカーの選び方やおすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか。商品を選ぶ際は、下記のポイントを確認してみてください。
【1】音量の幅を表すダイナミックレンジが広いものを選ぶ
【2】左右のバランスが絶妙な定位のよいものを選ぶ
【3】再生周波数帯域に注目! 音域のバランスで選ぶ
左右のスピーカーのバランスや、再生周波数帯域に注目して選ぶことが大切です。音質にこだわったスピーカーで、臨場感あふれるクラシック音楽を堪能してください。
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ゲームキャスター・MC・NA・コミュニケーションコンサルタント。 東京タワーDJ・ディズニーチャンネルのお兄さん・MCを経て、2015年TokyoGameShowから各ブースのMC・実況を担当。 代表的な競技シーン実況はカードゲーム「Gwent世界大会」、FPSゲームは「OverWatch W杯」。 配信放送では「Hearth Stone」またサッカー元日本代表前園真聖さんをゲストに迎えて「NBA2K19」のバラエティ配信MC等幅広く活動。 「ゲームで皆が楽しい」をコンセプトに、笑顔の役に立ちたいとゲーミングステージに立っている。 ゲーム以外では「承認力」をテーマに上司と部下のコミュニケーションコンサルティングを企業講義。 大手電機会社より受託、製品のプロモーションディレクター(販売士)。 他にもVP・企業展示会ナレーター、ステージMCと稼働中! 今回のエキスパート取材案件も二つ返事で受託、今後も時間の許す限り楽しく自分と仕事を広げていく予定。 趣味は「バスケットボール・読書・ゲーム・断捨離・QOL向上の模索・美味しいお店探し」 モットーは「面白そうな事は全てやる」