原点は映画館向けスピーカー
「JBL(ジェービーエル)」は、アメリカのカリフォルニア州に本拠を置く音響機器メーカーです。JBLの原点は映画館向けのスピーカー。その音響性能が評価され業界トップのシェアを獲得。世界各国の映画館に導入されています。
JBLはスタジアムやコンサートホール、レコーディングスタジオ向けの業務用機器を手掛けていますが、ホームシアタースピーカーやスマートスピーカーなど、家庭向けの製品も多数開発。民生品にもJBLが培ってきた高い技術力が活かされています。
ハイエンド向けで、高価な品揃えが多いイメージのJBLですが、最近では、上位モデルの技術が活かされたエントリーモデルも販売されるようになりました。また、AIスピーカーやポータブルスピーカーのラインナップが充実していて、オーディオ初心者にも好評です。
JBLスピーカーが支持される理由
JBLのスピーカーが多くのファンから支持され続けている、いちばん大きな理由は「音質」にあります。JBLのスピーカーは大音量で音楽を流しても、ノイズや音割れが無くクリアな音質が楽しめます。
冒頭でもお伝えしましたが、もともとJBLは映画館などで使われるスピーカーを製造していたこともあり、音量と音質を高水準で兼備したスピーカーを得意としています。
さらに、しっかりと低温も奏でてくれるので、ジャズ・クラシック鑑賞にも適したスピーカーと言えるでしょう。
JBLのスピーカーの種類を解説
SONYストア正規代理店「コール」徳島店店長の野田博之さんに、JBLスピーカーの種類について解説してもらいました。
JBLスピーカーの種類は以下。
【1】スタジオモニター
【2】ホームエンターテインメント
【3】リファレンス・ハイグレード
【4】ポータブルスピーカー
【5】パーティースピーカー
【6】ウェアラブルスピーカー
各スピーカーの特徴を押さえることで、自分の用途にあった商品を選べるようになります。一つひとつ解説していきます。
【1】スタジオモニター
音楽をやっている人だと、JBLのスピーカーと聞いて真っ先に頭に思い浮かべるのは、この「スタジオモニター」ではないでしょうか。その名前からもわかる通り、音楽スタジオでレコーディング時にサウンドをチェックするために開発されており、音質のよさには定評があります。
音楽制作の現場はもちろんのこと、多くの音楽ファンからも愛されているJBLの定番ともいえるスピーカーです。
【2】ホームエンターテインメント
JBLのホームエンターテイメントモデルにはさまざまなラインナップがあります。中でもプロ向けの優れた音響性能とファニチャーライクな仕上げ、優れたコストパフォーマンスにより家庭でエンターテイメントを楽しむための要素を集約した「ステージシリーズ」が好評です。
ステージシリーズは、コンパクトなブックシェルフ型から大型フロア型スピーカーまで、大きさも幅広いため、設置場所に合わせて選ぶことが可能になっています。
また、音楽を再生するだけでなく、機種によっては、本格的なAVマルチチャンネルシステムとして柔軟なアレンジができるのも特徴となっています。
【3】リファレンス・ハイグレード
リファレンス・ハイグレードは、JBLのもつ最新技術や最高のマテリアルを投入し、オーディオ再生の音質を追求して作られたJBLスピーカーの珠玉ともいえるシリーズ。
とにかく音にこだわりたい方、音響に妥協したくない方におすすめのシリーズです。
【4】ポータブルスピーカー
JBLではポータブルスピーカーのラインナップが豊富に揃っています。そのほとんどがBluetooth接続対応となっており、スマホやタブレットから接続することが可能です。
本体がコンパクトで、2.5時間の充電で12時間の連続再生ができたり、IPX7の防水仕様になっていたりして、いつでもどこでも気軽に音楽を楽しめます。
【5】パーティースピーカー
アクティブスピーカーのひとつであるJBLのパーティ―スピーカーは、その名の通りパーティ向けに開発されたスピーカー。LEDライトが搭載されており、音楽を流しながらライトショーを楽しむことができます。
パーティが日常に浸透しているアメリカメーカーならではの個性的なスピーカーといえるでしょう。
【6】ウェアラブルスピーカー
ウェアラブルスピーカーは肩に乗せて音響を楽しむことができる新しいスタイルのスピーカーです。
Bluetooth接続可能で、ワイヤレス使用が可能なため、使い勝手も抜群。テレビをもっとリアルなサウンドで聴く、夜、家族や隣の家に迷惑をかけずに音楽を楽しむ、電話会議など、さまざまな場面で活用できます。
JBLスピーカーおすすめ15選
それでは、おすすめのJBLスピーカーをご紹介いたします。
▼スタジオモニターはこちら
▼ホームエンターテインメントはこちら
▼リファレンス・ハイグレードはこちら
▼ポータブルスピーカーはこちら
▼パーティースピーカーはこちら
▼ウェアラブルスピーカーはこちら
▼おすすめ商品の比較一覧表
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
おすすめスピーカー1選|スタジオモニター
まずは、「スタジオモニター」のおすすめ品をご紹介します。
おすすめスピーカー5選|ホームエンターテインメント
つづいて、家庭でも迫力あるサウンドで音楽や映画が楽しめる「ホームエンターテインメント」のおすすめ品をご紹介します。

音楽も映画も桁違いにグレードアップ!
家庭で手軽に音楽や映画などのリアルサウンドを本格的に楽しむために作られたJBLのステージシリーズ。そのステージシリーズのなかでも「JBL Stage A120」は、ブックシェルフ型とコンパクトタイプで比較的お手頃価格のエントリーモデルになります。
高機能なツイーターとウーファーが、高音域から低音域までの音楽情報を再現。高級感ある木目調仕上げもインテリアになじみやすく魅力的ですね。家庭で本格的なサウンドを求める方におすすめのスピーカーです。
『ホームエンターテインメント(Stage A120)』 は、ピュアオーディオ用スピーカーとしてももちろんですが、ホームシアター用のリアスピーカーとしても、抜群のコストパフォーマンスです。
臨場感あふれる大迫力の音声、まるで映画館のよう
バータイプの「Bar Studio」は、HDMIケーブルでテレビに接続可能。ライブやスポーツ観戦など迫力ある音声をご自宅で楽しむことができます。
Bluetoothにも対応可能なので、スマートフォンやタブレットでの動画、音楽視聴にも。JBLサラウンドサウンドは特に映画視聴におすすめです。まるで映画館にいるような臨場感あふれる音声に包まれること間違いなしですよ。
木目調はインテリアとの親和性も○
コンサート並みの大迫力な音声を家でも楽しみたい、「Stage A130」ならその夢が実現可能です。JBLが開発した機能により、高音域から低音域まで幅広い音に対して対応できます。ライブ映像もこれ1台で、臨場感溢れるそのままの音を体験できます。
木製の見た目は、シンプルでインテリアに馴染みやすく、部屋の雰囲気を壊さずに使えますよ。
ライブの臨場感を味わうならコレ!
JBLステージシリーズの上位機種で大型のフロア型スピーカーです。JBLが開発した25mmアルミドーム型ツイーターと高駆動サブウ-ファーが、躍動感あふれる正確なサウンドと高品質の低音域の再生を実現させました。
また、黒と木目調のツートンカラーもリビングに高級感を漂わしてくれるでしょう。自宅で音楽も映画もすべてのサウンドを本格的に臨場感に包みこまれて楽しみたい方、高品質の音響を求めている方におすすめです。
おすすめスピーカー1選|リファレンス・ハイグレード
今度は、JBLの技術の粋を集めた「リファレンス・ハイグレード」のおすすめ品をご紹介。
おすすめスピーカー6選|ポータブルスピーカー
アウトドアファンに大人気!「ポータブルスピーカー」のおすすめ品をご紹介します。

『ポータブルスピーカー(FLIP5)』は、低域偏重、高域偏重の防水タイプのBluetoothスピーカーが多い中、全域にわたってバランスのとれた音色を奏でてくれます。
microUSB端子採用のものがまだまだ多い中、充電速度面でも有利で、信頼性の高い、USB Type-Cが採用されています。
おすすめスピーカー1選|パーティースピーカー
JBLの変わり種、「パーティースピーカー」のおすすめ品をご紹介します。
おすすめスピーカー1選|ウェアラブルスピーカー
最後に肩にかけて使う「ウェアラブルスピーカー」のおすすめ品をご紹介。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする JBLスピーカーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのJBLスピーカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ほかのオーディオ関連商品の記事はこちら
長い実績があるJBLのスピーカー
「JBL」は音響機器メーカーとしての実績が豊富で、商品ラインナップも多岐にわたっています。
まずは自分の使用する場面をイメージして、その場面に合うシリーズを絞り込んでみましょう。その後、予算と機能のバランスを見て選定するのがおすすめ。高品質でラインナップ豊富なJBLなら、きっとお気に入りのスピーカーが見つかると思いますよ!
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ソニーにてシステムエンジニアとして勤務後、徳島へUターン。ソニーショップと一級建築士事務所を運営する、株式会社コールの代表を務める。 店舗、Web、ブログ、SNSを使った、リアル&ネット融合型の運営を行っている。 得意ジャンルは、ホームシアターを中心に、映像、音響、カメラ、IT全般。 ソニー情報を中心に発信している、毎日更新ブログ「店長のつぶやき日記ハイパぁ。。。」は、15年目を迎える。