カヤックとは? カヌーとカヤックの違いも解説
カヤックとは、カヌーの一種で、オープンデッキタイプのカヌーに対して、クローズドデッキタイプなのが特徴です。また、もうひとつの違いがパドルです。カヌーのパドルはブレードが片方だけなのに対し、カヤックは両方にブレードが付いているのが特徴です。
カヤックの種類 用途ごとに特徴が異なる
カヤックにもいくつか種類があります。まずは、どういったアウトドアシーンで使いたいかをイメージしてみましょう。その場面に適したタイプが見えてくるはずですよ。
インフレータブルカヤック 初心者におすすめ! 高いコスパと収納力が特長
LOGOS(ロゴス)『2マンカヤック』
インフレータブルカヤックは空気を入れて膨らますタイプです。安定性にもすぐれています。また、空気を抜けばコンパクトに折りたたみ持ち運びにも便利になります。コスパと収納性の高さから、初心者に向いています。
レクリエーショナルカヤック 湖など流れの穏やかな水上向き
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『カヤックボーイポーター 266EX(US0013)』
湖など波の穏やかな水上に適したカヤックです。安定性よりかは直進性を重視した構造になっているため、すいすい進み、水上散歩にはもってこいです。
シットオントップカヤック 安定感があり転覆しにくい
ライフタイム『ハイドロス85 シットオンカヤック(#90594)』
安定感があり、転覆しにくい構造のカヤックです。そのためフィッシング用として用いられることが多いタイプでもあります。カサゴなどを釣るために、エンジン付きボートでは侵入できないような浅場の岩礁帯をねらうのに重宝します。スペースも広めなので、クーラーボックスや釣り具を入れることもできます。
フォールディングカヤック コンパクトに収納できる組み立て式
FUJITA CANOE(フジタカヌー)『折りたたみカヌー AL-2-430ERCS』
収納性が高くコンパクトに組み立てられる持ち運び便利なタイプ。フレームがアルミやFRP素材のため、担いで持ち運ぶことができるほど軽く、コンパクトに折りたためます。ただし、ほかのタイプよりも強度が落ちます。
シーカヤック 潮や風の影響を受けにくい
mugenbo『シーカヤック』
海での使用に特化したリジッド(ハードタイプ)です。全長が長く狭めの幅により潮や風の影響を受けにくいのが特長です。南の島のパッケージツアーなどでよく体験できるアクティビティです。
リバーカヤック 上級者向け! 激流の川下りも可能
波きり性や直進性、さらには操舵性にもすぐれたバランスのよいカヤック。耐荷重は約180キロ、定員は2名。幅広いフィールドで活躍。
激流の川下りで使用する上級者向けカヤックです。船体が短く一体型のため、流れに合わせて自在にカヤックをコントロールできます。その分、乗りこなすにはやや経験が必要となります。また、岩にぶつかっても壊れないよう丈夫にできています。
キャンプ/釣りライター
分類の仕方はいろいろありますが、パドルで漕(こ)ぐ小舟を全般的にカヌーと呼び、そのなかでダブルパドルを使うのがカヤックで、シングルパドルを使うのをカナディアンカヌーという言い方をすることが多いようです。
大別するとカヤックは、川や湖に向いたリバーカヤックと、海に向いたシーカヤックに分けられます。さらにリバーカヤックも、静水でゆったり楽しむタイプや、急流下りなどにも対応するタイプなどに分けられます。
シーカヤックは波切り性をよくするため、細長い船体が特徴的です。購入する場合は、まず自分がどんなフィールドに漕ぎ出したいのかイメージすることが第一歩になります。
カヤックの選び方 用途に合わせて選ぶ
キャンプライターの中山一弘さんに、カヤックを選ぶポイントを教えていただきました。

Photo by Jeff Isaak on Unsplash
アウトドアライフをより豊かにしてくれるカヤック。購入するにはどんな点に着目すればいいのでしょうか。
素材 シーンに合わせて素材を選ぶ
Blufree『インフレータブルカヤック』
カヤックの素材にはゴム・FRP・ポリエチレンなどがあります。
・ゴム……浮力と耐衝撃性があり、転覆しにくい。
・FRP……軽量のため、スピードが出るタイプの素材に使われる。
・ポリエチレン……衝撃や擦れに強く、安価。
重さ 重さを確認
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『CSパックライトカヤック』
カヤックの取り回しやすさは形状でわかります。シーカヤックのように全長が長いものは直進性が高くなりますが、回転性能が悪くなります。逆に、全長が短いものは回転性能はよくなりますが、直進性は低くなります。海ならば長いもの、川ならば短いもの、湖ならばすいすい進むレクリエーショナルカヤック、といったように目的で選ぶとよいでしょう。
また、カヤックの横幅が広くなると安定性能はよくなりますが、その分、水野抵抗が大きくなり直進性は低くなります。そして、重量の重いものほど頑丈になりますが、これもまたスピードが落ちる要因となり、持ち運びにも不便になります。初心者の方は、極端に重いものや軽いものは避けたほうが無難です。
形状 断楕円形・ティアドロップ形など
Blufree『インフレータブルカヤック』
まず、カヤックのボトム(船底)の形状が前後で反りかえっているものほど回転性は高まります。
次に、横から見たとき、角張った形状ほど静かな水中では安定し、丸みがある形状ほど流れのある水中で安定します。
また、船首から船尾まで通る強度部材である「キール(竜骨)」と呼ばれる突起物がアルモデルなら、直進性がさらに高まります。
キャンプ/釣りライター
はじめてカヤックを購入する場合は、まず安定性のよいモデルを選びましょう。急流用などでは回転性を高めたモデルが使われますが、最初は直進性がよく、あまりクルクル回らないカヤックが安全に楽しめるモデルです。
これには船体の形状が大きく影響しますが、キールという直進安定性を高める構造がきちんと入っているものや、船体があまり細すぎない乗り降りもしやすいものがいいと思います。
船体の底面の形状も、横方向の断面でみたときに四角い感じのものの方が、安定性が増します。そこは曲がりにくくなることとのトレードオフなので、最初はオールラウンドタイプがいいでしょう。
海水浴やプールで遊ぶようなものは、「カヤックの形をしたおもちゃ」なので避けましょう。
1人乗りか2人乗りかで選ぶ サイズ・安定性・耐荷重・運搬方法を考慮
Advanced Elements(アドバンスドエレメンツ)『グリーンキングフィッシャー2 コンバーチブル』
カップルでカヤックを楽しみたい人などに向いている2人乗りですが、比較的にコンパクトな1人乗りに対し、2人乗りカヤックのサイズは一般的に長さ4m前後、幅が80cm前後あり、持ち運びにやや苦労します。ただし、安定性を考えるのであれば4m以上はほしいところです。
おすすめは、空気をふくらませるインフレータブルタイプ。または、パーツを分割して持ち運べるシットオンタイプ。組み立て・折りたたみ式のフォールディングタイプもおすすめです。
また、耐荷重も考慮しましょう。浅瀬に乗り上げてしまった場合も、頑丈な作りのカヤックであれば、衝撃やを最小限におさえることができます。
カヤックのルール シーカヤックでの海上操船での注意
Mazume(マズメ)『MZX コンタクトライフジャケット(MZXLJ-072,073)』
カヤックで川下りや海上操船する際には、必ずライフジャケットを着用しましょう。ライフジャケットは気象変化や落水から身を守ってくれるとても大切な装備です。
フォールディング(ファルト)カヤック 2選 組み立て・折りたたみ式
ここまで紹介した選び方のポイントをふまえ、キャンプライターの中山一弘さんと編集部が厳選したおすすめ商品をご紹介します。

Advanced Elements(アドバンスドエレメンツ)『グリーンキングフィッシャー2 コンバーチブル』






出典:楽天市場
タイプ | ファルトボート |
---|---|
全長 | (約)390cm |
収納サイズ | (約)長さ103×幅63×高さ25cm |
重量 | (約)19kg |
耐荷重 | (約)180kg |
定員 | 2名 |
安定性と積載力のバランスがよいカヤック
わたしはさっと車に積んで出かけたいときに、このキングフィッシャー2を愛用しています。名前のとおり、釣り道具を満載しても余裕のある耐荷重で、操舵性もよいモデルに仕上がっています。
先端部にアルミバーが入っていて波切り性がよく、船尾にスケグというフィン形状の突起があり直進性を向上させています。開口部が大きいので、初心者でも安心して乗れるタイプです。4気室で構成されるので、不意のパンクなどの際にもリカバリーしやすいでしょう。
成人男性2名で乗っても問題なく、幅広いフィールドにマッチするモデルとしておすすめです。アドバンスドエレメンツのカヤックは、日本ではおもにキャプテンスタッグやナチュラムの取り扱いになってます。

FUJITA CANOE(フジタカヌー)『アルピナ2-430』
タイプ | ファルトボート |
---|---|
全長 | 430cm |
収納サイズ | 長さ100×幅37×高さ34cm |
重量 | 14kg |
耐荷重 | - |
定員 | 2名 |
軽量かつ高強度なアルミフレーム採用の組み立て型
丈夫な船体布のなかに、骨格になる金属フレームを入れて組み立てる折りたたみタイプで、ファルトボートと呼ばれます。
フジタカヌーは50年以上の歴史があるファルトボートの老舗で、レジャーから世界各地での遠征まで、さまざまな場面で使われてきました。
アルピナ2は回転性と直進性のバランスのよい2人乗りですが、荷物を積んで1人でゆったり使う人も多いようです。そのため、同社製の2人乗りとしては、従来品より全長が少し短く、重量も軽量化されています。
船体布も2種類あり、耐久性がどれくらい必要かで選べるのもユーザーのニーズをよくとらえているメーカーならではです。オールマイティーで持ち運びもしやすいので、入門艇としてもおすすめです。
インフレータブルカヤック 7選 空気を入れて膨らますタイプ
続いてインフレータブルカヤックのおすすめ商品をご紹介します。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『CSパックライトカヤック』










出典:Amazon
タイプ | インフレータブル |
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全長 | (約)239cm |
収納サイズ | (約)長さ28×幅28×高さ13cm |
重量 | (約)1.8kg |
耐荷重 | (約)113kg |
定員 | - |
バックパックで持ち運べる軽さで新たなフィールドへ
最近はさまざまなメーカーが、より気軽に持ち運べる小型カヤックのラインアップを充実させています。このCSパックライトカヤックも、たった1.8kgでバックパックにも入るほどコンパクトに収納できるのが特徴です。
使用時にも最小限のサイズであるため、急流などには向きませんが、これまで車などで入れなかったポイントにも、担(かつ)いでいけるメリットがあります。
森のなかの小さな湖や、アプローチが難しい渓流などでも楽しめそうです(もちろん禁止エリアかどうかの確認は必要です)。
フロアを含めて3気室構造で安全性にも配慮されていて、サブ艇として使うのもいいでしょう。

LOGOS(ロゴス)『2マンカヤック』

出典:Amazon
タイプ | インフレータブル |
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全長 | (約)280cm |
収納サイズ | (約)長さ67×幅19×高さ35cm |
重量 | (約)8.3kg |
耐荷重 | - |
定員 | 2名 |
安価にとりあえず試してみたい人に
アウトドア用品でおなじみのロゴスが販売するモデルですが、カヤックとしては非常に安価なものになっています。
2人用ですが、実際に2人乗ると荷物が乗らない程度の大きさです。イメージ的には海水浴で使うようなもののちょっと上級クラスといった感じですが、安全な静水域で使うような目的ならアリでしょう。
構造的にゴムボートのようなものなので、風が吹くと水面を流されやすいところもあります。パッケージには軽いアルミ製のダブルパドルとポンプが付属するので、とりあえずこれだけで始められます。
もちろん、手軽なモデルといっても安全性に関することは変わらないので、ライフジャケットなどは必ず装備してください。値段の割には楽しめるモデルです。

AQUA MARINA(アクアマリーナ)『ベッタ VT 2人乗り』






























出典:Amazon
タイプ | インフレータブル |
---|---|
全長 | 412cm |
収納サイズ | - |
重量 | 16.5kg |
耐荷重 | 155kg |
定員 | 2名 |
安定性がよく長時間のパドリングも快適にこなせる
全長が412cmとインフレータブル型としては大き目で、2人でゆったり漕ぐことができます。角度調整可能で座りやすいシートが付属し、直進性を高めるフィンも2個付属するので、長時間のパドリングでも疲れにくいでしょう。船首と船尾の形状も、波切り性がよくグイグイ進んでいくイメージです。
また、独自のドロップステッチ構造をフロアなどに採用し、高い剛性と収納時のしまいやすさを両立しています。排水用のバルブもあるため、雨天の急流などでは船内の水量がコントロールできます。
価格的にも購入しやすいものですし、他メーカーとはちょっと違ったカラーリングも楽しめます。
インテックス 『カヤック ボート エクスクルージョン』
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出典:Amazon
タイプ | インフレータブル |
---|---|
全長 | 384×94×46cm |
収納サイズ | - |
重量 | 17.73kg |
耐荷重 | 180kg |
定員 | 2名 |
キャプテンスタッグ『カヤック ラグーン2』

出典:Amazon
タイプ | - |
---|---|
全長 | 幅190×奥行940×高さ680mm |
収納サイズ | - |
重量 | 14kg |
耐荷重 | 170kg |
定員 | 2名 |
インテックス『チャレンジャーK1』














出典:Amazon
タイプ | インフレータブル |
---|---|
全長 | 274cm×76cm×38cm |
収納サイズ | - |
重量 | 11.34 Kg |
耐荷重 | 100kg |
定員 | 1名 |
Blufree『インフレータブルカヤック』
















出典:Amazon
タイプ | インフレータブル |
---|---|
全長 | 長さ321x幅88cm |
収納サイズ | - |
重量 | 14kg |
耐荷重 | 180kg |
定員 | 2名 |
「カヤック」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする カヤックの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのカヤックの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
カヤックに関するQ&A よくある質問
中古のカヤックでも問題ありませんか?

問題ありません。5~25万円が相場ですから、極端に安いものは避けて手ごろな価格のものを選んで購入しましょう。ライフジャケットとパドルを予算に組み込むことも忘れないでください。
自宅での保管方法を教えてください。

自宅で保管する場合は、劣化を防ぐためガレージや倉庫など直射日光を避けて保管しましょう。
防水・UV加工が施されたDocooler『カヤック カヌー ボート ストレージカバーシールド』。
現地までの持ち運び方法を教えてください。

車にルーフキャリアをつけて運ぶ場合は、「1.1mまで」の制限があります。超える場合は許可申請が必要になりますのでご注意ください。
キャンプ/釣りライター
カヤックで問題になるのが、現地への持ち運び方と家で保管する方法です。カヤックは3~5m程度の長さがあり、リジット型(一体成型)の船体であれば、そのまま保管するスペースが必要です。
車に載せる場合もカヤック用のキャリアが必要になり、車の全長の110%までしか積めません。もし自分の車の全長が4mだとすれば、積めるカヤックの長さは4m40cmまでです。保管場所や車で問題がある場合は、収納性のよいインフレータブル型や、折りたたみ型(ファルトボート)が便利でしょう。
最近は組み立てがかんたんなも折り紙のような構造のものなど、選択肢も増えています。また、リジット型でも三分割できるなど、車載のしやすさを考えたものも注目です。
パドルは専門店で実際に体に合うものを選びましょう キャンプライターからのアドバイス
キャンプ/釣りライター
経験豊富な店員さんのアドバイスを貰う
カヤック本体と同じくらい大切なのが、推進力となるダブルパドルです。似たように見えますが、実は多くの種類があります。
水を掻(か)いて推進力にするブレードの形状と、全体の長さがわかりやすい分類になります。これは漕ぐ人の体格に合わせるのが基本なので、専門店で実際に相談しながら探すのが基本です。
このとき、左右のブレードの角度が30~45度くらい違うタイプがあります。好みにもよりますが、実際にパドルで漕いでみると、左右の手首を返しながら漕ぐので、こういうタイプが楽に漕げることが多いのです。
経験のある店員さんに相談しながら決めれば、まず失敗しないと思うので、積極的にアドバイスを貰ってもいいかもしれません。
なお、一日中漕ぐことを考えれば、予算が許す限り軽くてしっかりしたものを選びましょう。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2021/02/10 コンテンツ追加・修正のため記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 名原広雄)
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。 ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。 今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。 キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。