ひらがなおもちゃのデビューはいつから? クリスマスプレゼントにもおすすめの「ひらがなおもちゃ」
ひらがなの読み、書きをいつから子どもに練習させようか悩みますよね。ひらがなの読み書きを練習する前に、まずは「おもちゃ」でひらがなに興味を持ってもらうとスムーズです。
ひらがなのおもちゃは、対象年齢もさまざま。大きな木のピースのパズルなど、1歳から遊べるものもあれば、タブレットのようになっていて本格的にお勉強ができるおもちゃも販売されています。ひとつの目安としては、3歳になるといろんなタイプのひらがなおもちゃを楽しめるようになります。
「読み」「書き」は、いつまでにできなくてはならないということはありません。しかし、4歳~5歳になると絵本にもさらに興味がでてきて自然とひらがなに触れるようになってきます。興味を持ってきたら、おもちゃだけでなく練習ドリルなども取り入れて見ましょう!
3歳で興味を示し、4歳で簡単な絵本を読めるように
”ひらがなのお勉強”というと少し固いですが、ひらがなを覚えてほしいなぁと思って「あいうえお絵本」を買ったのは子どもが2歳の頃でした。ただ、最初の頃は読み聞かせをしても興味を持ってくれませんでした。しばらくしまっていた絵本ですが、3歳になるとよろこんで興味を示すように! 50音を覚えることができたのは3歳半頃でした。(Mさん/3歳女の子)
ひらがなのおもちゃの選び方 子どもの教育研究者に聞く
子どもの教育研究者の鈴木邦明さんに、ひらがなのおもちゃを選ぶポイントを3つ教えていただきました。
素材のおすすめは「木製」
遊び道具は、子どもの手にたくさん触れるものです。場合によっては、舐めてしまうような子どももいるかもしれません。そういったことを考えると、素材にはこだわりたいですよね。
とくにおすすめなのは、木製のもの。手触りがとてもやわらかく、あたたかみを感じることができます。角などの面取りがしてあることなども、安全面や使い勝手に大きく影響を与えますのでチェックしましょう。
飽きない仕掛けで長く遊ぼう!
年齢が小さければ小さいほど、「楽しみながら学ぶ」ということが大事です。この時期に少し無理やりな感じで勉強をさせてしまうと、子どものなかで「勉強はつまらないもの」というイメージができあがってしまいます。それはその子のその後の学び、とくに意欲面に大きな影響を与えるでしょう。
これは、ひらがなだけにいえるでことではありません。しかし、とくにすべての学びの基礎となる言葉「ひらがな」の習得においては、楽しみながらひらがなに親しんでいくことが大切です。
お風呂の時間で遊べるものなら自然に取り入れられる
なにかを覚えるということにおいて、お風呂の時間を上手に使うことができるグッズはとても便利です。体が温まり、リラックスができている体の状態は、子どもの学びによい影響があるといわれます。
なかには、お風呂に入ってしっかりと体を温めることが好きではない子どももいるかもしれません。しかし、こういったグッズがあることで、お風呂の時間が今までとは少し違ったものになるでしょう。
ひらがなおもちゃ7選【1歳・2歳向け】 パズル・木のつみき・タブレット・人気のキャラクターも!
ここまで紹介した選び方のポイントをふまえ、子どもの教育研究者の鈴木邦明さんならではの視点で、おすすめの商品を選んでいただきました。
みんな大好きアンパンマンとつみきでもじ遊び
みんなが大好きなアンパンマンのキャラクターたちが、イラストで描かれている木のつみきです。日本で作られた木のおもちゃで安心感があり、子どもが最初に遊ぶつみきとして最適な商品です。
積み木の表面にはものの名前とイラストが、裏面にはひらがなとカタカナ、ローマ字が書かれています。ピースを置いて遊べる「ことばあそびシート」が付属しているので、文字のピースを上に並べて言葉を覚えていきましょう。男の子も女の子も楽しめるおもちゃなので、出産祝いや誕生日・クリスマスプレゼントとしてもおすすめです。
ディズニーキャラクターと遊びながらことばに触れる
文字パーツからびっくりパーツがでてきて、遊びながらひらがなやカタカナに触れ、自然とことばを覚えられる知育玩具です。
遊んで、いじって、見つけて、喜びにつながるわくわく感は、子どもの好奇心を刺激してくれます。並べて積み重ね、ごっこ遊びやパーツを組み合わせた遊びなど、さまざまな遊び方を楽しみましょう。2歳くらいからの誕生日・クリスマスプレゼントにおすすめです。
木の香りとぬくもり溢れるあいうえお積み木
高知産ヒノキで作られた、柔らかく軽い木材の「あいうえおつみき」。ヒノキはリラックス効果があり、独特の香りが人気。安全に遊べるよう、表面はなめらかで角も丸みがつけられています。文字やオリジナルのイラストは彫り刻んであるので、塗料が剥がれる心配がなく、遊ぶほどに味がでてきます。
一般的な積み木は表裏2面のタイプが主流ですが、本商品はキューブ型で6つの面に文字や絵が入っています。積み木では同じ文字が複数はいる言葉は作れませんが、6面であれば想像力を働かせて自由に言葉作りができます。

ブナの木で作られた手触りのよいひらがな積み木
手で作業をすることが好きな子どもにおすすめの積み木です。片面には「あり」や「いぬ」などの子どもに身近なイラストがあり、もう一方の面には大きく「ひらがな」が1文字書かれています。さらに、「ひらがな」の面には、小さく「カタカナ」「ローマ字」も書かれており、自然と身につけることができそうです。
材質は国産のブナの木を使用しており、塗料に関しても、安全基準を満たしたものを使用しています。また、角を削っており、手触りがよく、安心して使える積み木となっています。
サイズは5.4cm×5.4cm×1.35cmで、子どもの手にも扱いやすい大きさです。
楽しく音声を聞きながら学習できる!
いつでもどこでも遊びながら学習できる「あいうえおタブレット」。単3乾電池2本で稼働するので、持ち運びもしやすく便利です。
ひらがなとカタカナ合計92の単語の言葉を収録しており、遊びながら語彙力を増やせます。シンプルでお手頃価格ですが、機能としては十分な商品です。

お湯をかけると隠れている字が出現
バスタイムを有意義に過ごすことができるアイテムです。お風呂好きな子どもに、とくにおすすめします。
この商品のすぐれているところは、お湯の温度を利用して、イラストの名前の文字が見えたり、消えたりするところです。「変化」は子どもの興味を持続させます。
子どもは遊びながら、ひらがなや言葉に自然と親しんでいきます。「きゃ」「きゅ」「きょ」や「じゃ」「じゅ」「じょ」などが書かれているシートもあり、幅広く活用ができます。
遊びながら文字や数字に触れさせる
表にはひらがな、裏には数字が書かれた磁石のコマを、ひらがなが書かれている盤に並べて遊ぶ「磁石あいうえお盤」。盤の裏には、数字1~50まで書かれています。ひらがなのところに同じひらがなのコマを並べるというシンプルな遊びですが、磁石がくっつく感覚が楽しく、子どもが夢中になって遊びます。
一枚の盤の表と裏で「あいうえお」「数字」が一緒に学習できるのもうれしいですよね。
ひらがなおもちゃ8選【3歳・4歳・5歳向け】 ミッフィー、アンパンマン、ディズニーで楽しくお勉強!

積み木で名前などを作ることができる
こちらは、「つみき」と「ひらがな遊び」が一緒にできるので、積み木が好きな子どもにとくにおすすめです。6面のうち、ひとつの面にイラスト、それ以外にはひらがなが書かれています。
濁点、半濁点、小文字などもそろっており、つみきを組み合わせてさまざまな言葉を作ることができます。自分の名前や身近にあるものの名前などを遊びながら作ることで、ひらがなに親しんでいくことができるでしょう。
サイズは一辺が3cmの立方体で、材質が木ということもあり、子どもの手にも扱いやすいです。
日本おもちゃ大賞 2021大賞受賞!
図鑑の絵をペンでタッチするとアンパンマンや仲間たちが言葉をおしゃべりをして教えてくれます。文字がわからなくても、絵を見て耳で聞いて覚えることができますよ。日本語2000語以上、英単語800語以上、二語文370文以上を選べるモードがあります。
ペンに向かって何か声を出して話すと、自分の声が録音できる機能も!
ミッフィーの積み木をしながらひらがな学習
世界中で愛されているキャラクター、ミッフィーの世界観がたっぷりと描かれている木製の積み木です。表面にはミッフィーのイラスト、裏面にはひらがなの書き順・カタカナ・ローマ字が書かれています。積み木なので高く積んだりドミノのように遊んだりしながら、楽しくもじ遊びができます。積み木には数字や色も描かれているので、あわせて覚えられるのがうれしいですね。木の箱に収納できるので片付けやすい商品。
ミッフィーのイラストと色合いがおしゃれで、インテリアとしても活躍してくれます。
大好きなトトロと一緒にひらがなを覚えよう
ジブリ好き、となりのトトロ好きにはたまらない、トトロと一緒にパズルをしながらひらがなを楽しく覚えられる商品。葉っぱの形のピースもジブリらしく、やさしい色合いがかわいいです。
型にはめていくタイプのパズルなので、小さいお子様にもパズルに慣れ親しみながら遊べて使いやすいです。ピースをめくると、ことばがでてきます。トトロの話に出てくるものがたくさん描かれているので、自然とひらがなとことばをイメージしやすく、楽しく覚えられます。
ディズニーパズルで楽しくひらがなをマスター
男の子も女の子もみんな大好きなディズニーピクサーの仲間が描かれている、48ピースのパズル。ピクサーのキャラクターの動きや絵がひらがなで書かれており、子どもにとってイメージしやすくなっています。
さまざまな形のピースをはめるので、小さなお子さまは大人の方と一緒に、慣れてきたら一人で挑戦して達成感を味わえます。ピースの下にはひらがなの書き順も書いてあるので、あわせて覚えられます。専用カバーが付いているので、お片付けもバラバラにならず便利です。

磁石式なので試行錯誤しながらひらがなに触れられる
ひらがななどの言葉にはあまり興味がないけれども、アンパンマンなどのキャラクターには興味があるという子どもにおすすめです。かわいらしい絵を見ながら、ひらがなに触れることができます。
また、マグネットを使用しているので、かんたんにつけたり動かしたりすることができます。書いたり、細かい作業をしたりすることがまだ難しい子どもでも、マグネット式のものを使うことで、楽しみながらひらがなに親しむことができますよ。
シート内に文字を並べて言葉を作るスペースが設けられており、自然と言葉作りができるようになっています。
どこでもおけいこできるマグネットボックス
箱を開くと、絵札50枚と文字札112枚が収納できるようになっており、ふたの裏がマグネットを貼れるボードになっています。ペタッと貼り付けてはとって、何度でもくり返し遊べます。
絵札に書かれた言葉を文字札を使って並べたり、文字札で自由にことばを作ってことばあそびをしたり、しりとりやなかまあつめをしたりとさまざまな遊びができます。付属の「あいうえおシート」を使えば、さらに遊びの幅が広がりますよ。おでかけするときにも持ち運びしやすいのがいいですね。
見て聞いて遊びながら学習できるマジカル図鑑
はじめての日本語学習や英語教育にぴったり。正しい発音や文字を勉強している感覚ではなく、楽しくディズニーキャラクターたちの絵をタッチペンで触れながら覚えていきます。小学校前に覚えておきたい単語(日本語1,100語以上、英語950語以上、キャクターボイス250語以上)を収録しています。
本体とは別に「あいうえおポスター」が付属しています。タッチするとキャラクターボイスで再生してくれるのも、子どもが喜ぶポイント。長い間楽しめるおもちゃなので、誕生日やクリスマスプレゼントとしてもおすすめです。
「ひらがなのおもちゃ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ひらがなのおもちゃの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのひらがなのおもちゃの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほか知育玩具のおすすめを紹介
子どもの教育研究者からのアドバイス [まとめ]
ひらがなとの出会いはすべての学びのスタート
ひらがなとの出会いは、子どもにとって非常に重要です。なぜならひらがなは、その後のさまざまな学びの基礎となるものだからです。
この出会いを大切にすることで、その後の学びへの意欲などにも違いが出てくる可能性があります。ひらがなを含めた言葉に興味を持てば、それが本を読むことにもつながっていきます。
子どもの興味関心などを観察しながら、適切なグッズを選んであげたいものです。
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神奈川県、埼玉県の公立小学校に22年勤めた後、短大、大学での教員養成、保育者養成に移り、現在に至る。 現在は、大学での講義を中心に、保護者向けに子育て・教育、教員向けに授業方法・学級経営などのテーマで執筆、講演などに幅広く活躍中。